今日は午前中、ジャガイモの収穫をしました。
これはあくまでも自家用で、食工房のパンや焼き菓子の材料にするものではありません。
尤も、これはと思える良いアイディアが生まれた時はその限りではありませんので、しっかり研究心を沸かせて4種類の品種を作付けしました。
ワセシロ、ダンシャク、トヨシロ、ピルカ、それぞれ特長があり、今回はそれもよく分かって面白かったです。
画像を見てお分かりいただけると思いますが、長さにして5~6mほどの畝を4筋、植えた種芋の数は60個くらいです。
そこから、正確ではありませんが80kgを下らないじゃがいもを収穫することが出来ました。
そして量が満足だっただけでなく、質も良く大きさが揃っていたこともうれしい結果でした。
今年のじゃがいもは、こちらで畑をやり始めて以来最高の出来でした。
この結果を得るために留意したことなどを書き留めておきます。
先ず、種芋の選別は徹底的にやりました。
大きさだけでなく健全性を見ました。
病気などが入っていないかについても、よく観察しました。
一方圃場は、元肥として完熟堆肥をたっぷり投入しました。
次に、生育が揃うよう、また少雨でも持ちこたえられるよう、種芋を植え付ける深さを幾分深くしました。
それから、間引きは一株3本程度残すのを目安にしました。
その後追肥(元肥と同じ完熟堆肥)を施し、除草を兼ねて土寄せをしています。
また、生育当初から早速テントウムシダマシがやって来て食害を及ぼし始めましたので、見回りと捕殺を日課として食害を防ぎました。
ある程度成長してからは、虫の害も減り、ほとんど構うことは無くなりました。
一方、晴天続きで雨が降らず、気温も高めの時期が続いたため、追肥の効きも今一つで成長も鈍り、このまま終わってしまうようでは残念なことになると思っていた矢先、一転して低温多雨の日が続くようになり、元気を取り戻したじゃがいも君たちは、待ってました!という勢いで成長を遂げました。
当然、畝間には雑草も出て来ましたので、折々に手で引き抜いて除草していました。
そして生育期も満了の今月半ばを過ぎる頃から、次々と葉が枯れ始め収穫期を迎えました。
これらの対応とお天気の移り変わりが、この収穫に結び付いたと考えています。
麦にはハラハラのお天気模様でしたが、じゃがいもには必ずしも悪くないお天気でした。