今や市中でほとんど手に入らなくなったアルコール消毒液ですが、それに代わるものがあるはずと、いろいろ調べているうちに見つけたのが、次亜塩素酸水というものでした。
水道の滅菌用として使われている次亜塩素酸ナトリウムは、漂白剤としてまた除菌消臭剤として家庭でも使われており、ウイルスを不活化させる働きがあることから、調理業務の現場でもよく使われています。
しかしアルカリ性が強いので、手洗いなど身体に直接触れる使い方には適しません。
この次亜塩素酸ナトリウムを酸で中和してpH6.5~7.0の中性にした水溶液が次亜塩素酸水です。
次亜塩素酸ナトリウムよりさらに強い殺菌力やウイルス不活化力があり、低濃度でも効果が減少せず、しかも身体に対して安全だとされています。
次亜塩素酸水についての詳細は、以下のリンクより参考資料を見てください。
<参照1> 「次亜塩素酸水」
<参照2> 「いつかここに」
さてこの次亜塩素酸水を家庭で簡単に作ることが出来ると言うので、紹介されている方法でつくって見ることにしました。
材料の次亜塩素酸ナトリウムは食品添加物として容易に入手可能ですし、炭酸水も飲料水ですからこれも入手は容易です。
あとは、pH試験紙またはpH計、保存容器やスプレーボトルなどを用意します。
今日はそれらが揃いましたので、早速調合して見ました。
薄めずに使える範囲で最高濃度の250mg/ℓのものを10ℓつくりました。
これを霧吹きに入れてアルコールと同じように使います。
アルコールと違って短時間に蒸発しませんので、少し待ってから濡れた手をティッシュペーパーで拭きます。
もう少し濃度を下げれば、口の周りや鼻や喉に向かってスプレーしてもいいみたいです。
詳しいことは、<参照2>のブログ「いつかここに」を詳しくご覧になってください。