今日は一日曇り空でした。
それでもお昼前後は寒さも緩み、地面も乾き始めましたので、麦畑の様子を見に行きました。
冬の間、写真を撮ってもお見せしたくなるような情景はなく、ただ記録するだけの写真でした。
今日は、久しぶりに目にした麦畑でしたが、驚いたのはもう早や緑が差して来ていることでした。
あれだけ畑が水浸しになっていたのに、たくましく再生し丈を伸ばし始めたものもあります。
その光景を眺めながら、どんどん元気がみなぎって来るような気持になりました。
麦は、本当に不屈の象徴なのですね。
画像を見て、皆さんも元気になれたらいいなと思いながらシャッターを押していました。
そしてふと見ると、はやくも梅の花が咲いていました。
いつもなら4月にならないと見ることも出来ない梅の花です。
まだほんの咲き始めのはしり程度で、咲いていたのは数本の枝だけ。
でも、とてもうれしかったです。
真っ白な明るい曇り空を背景に、透けて見える梅の白い花びらが印象的でした。
もうずっと以前、20年以上も前のこと、阿武隈の山中で山暮らしをしていた頃、同じような空の下で春の光に透ける梅の花を見上げていました。
それを思い出して、二重にうれしかった・・・。
そして、たくましく蘇る麦も可憐に咲く梅の花も、何か私たちにメッセージを伝えているような気がしました。
そう考えると、コロナウイルスも何か大切なメッセージを伝えようとしているのかな・・・と、ふと思った私です。
紙版・飯豊の空の下から・・・ №60 2020年弥生号 公開
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