日別アーカイブ: 2020年10月9日

熊出没に対応する日々

今日は、やっと箱罠が設置されました。
と言っても、これで二度目。

それというのも、連日新たな足跡が見つかっており、、毎日住民課に電話をかけていました。
うるさがられたことと思いますが、仕方がありません。
おまけに今朝、あと一頭いると思っていた他にもう一頭いる証拠が見つかり、朝一で電話しました。

その甲斐あってかどうか分かりませんが、今日の午後、高野地区の外れに箱罠を設置していただきました。
その時、私も区長と一緒に立ち会ったのですが、罠設置の作業リストを見せていただいて驚きました。
山都町管内のいたるところに設置が予定されており、その数は9ヶ所に及びます。
今朝も、二頭捕獲したばかりだとのこと。

猟友会の方々は、ほぼ毎日招集がかかり、休む暇はないとのことでした。
皆さん仕事は現役引退した方ですが、猟友会の出動は基本ボランティアですから、自由な時間を拘束されるのはお気の毒と言う他ありません。

そんなお話を伺うと、例えば獣害対策レンジャーのような組織を、行政が整備して事に当たる体制が、すでに必要な状況だと私は思います。

それにしても、熊はどのくらいいるのでしょうか。
捕っても捕っても、年々増えているのじゃないかという実感があります。

自然保護や動物愛護の考え方は、本当に今のやり方でいいのか?もっとよく考えなくてはならないと、私は思っています。