ゴールデンウィークこそ働く農家

一年のうちでも特別長い休暇のゴールデンウィークですが、多くの人がレジャーに繰り出すのを横目に、野良着で泥にまみれているのがこのあたりの農家さんたちです。

まずは、田植えの前の堰さらいが大仕事です。
同じ水路を利用する農家さんたちが組合を作っていて、連休の中の一日か二日、招集をかけて作業をします。

川の上流に堰があって、そこから延々と1~2km次々と田に水を落としながら末端まで流れて行きます。
その間をよどみなく流れるようにゴミを取り除き、また傷んで水が漏れるような箇所を修繕するのです。

大勢でなければ出来ない仕事です。
ゴールデンウィークは、皆が顔を揃えられる良い機会なのですね。

前後して田起こしも始まっています。
苗床も作って田植えに備えています。

もうじき田に水が入ります。
蛙の鳴き声がにぎやかに聞こえてくることでしょう。
そして田植えですね。
一年のうちでも一番忙しそうにしているのが今頃じゃないかなと思います。

麦は、今は見ているだけなのですが、それでも草取りや追肥、そして獣害対策のための電気柵設置など、結局暇はありません。

まあでも、いつも言いますが、決して悪いもんじゃありません。
私もそうですが、まわりの皆さんも何だかいそいそと動き回っていますから。
春は、一年のうちで一番いい季節かも知れません。

コメントを残す