月別アーカイブ: 2022年7月

はい、猛暑日でした

我が家の最高最低温度計、今日は最高温度が35℃を記録していました。
猛暑日ですね。

まあ、確かに暑かったのですが、昨日よりは楽な感じがしました。
湿度が下がったからだと思います。

で、今日は、混むなワクチンの4回目の接種を受けて来ました。

あれ、24日だったのでは・・・?
はい、以前そのように申し上げました。
ところが、それが私の勘違いで、実は31日今日だったと言う話。

注射自体はあっという間に終わりましたが、その後の副反応はやはりありますね。
それも本当に人によって千差万別のようですが、私は腕の痛みと倦怠感が襲って来て、次の日一日くらいはちょっと辛い、否、かなり辛いかも。

ですから、仕事は休んだりしています。
娘たちがカバーしてくれますので、そこは安心していられるのではありますが。

というわけで、明日の様子次第で臨機応変に仕事に臨みたいと思います。

暑かったです!

うーん、予報通り、ピカピカの晴天、ギンギラギンのお天道様、ここまで来るといっそどこまで暑くなるんだ?よし付き合ってやろうじゃないか、って気分になりますね。
夏なんだもの、こうじゃなくっちゃ!

と思ったら、さらに上手がいました。
暑い盛りの午後3時、これから夕方までハウスの中でキュウリの収穫作業だと言う方が、軽トラで出かけて行きました。

いや、何ほど暑いことか!想像を絶しますよ、夏のビニールハウスの中。
やはり、早朝と夕方に、とは行かない場面もあるのですね。
恐れ入りました。

かく言う私も、その後電気柵沿いに除草剤散布作業をやりました。
噴霧器背負って、暑かったですよ!

明日も暑い一日になるのだとか。
さあ、最高気温は何度まで行くか、楽しみにしていましょう。

ご来店のお客さま、もう間違いなくポイント2倍適用になりますので。

猛暑が続くようです

少し前まで、雨がちで涼しい日が多かったのですが、昨日あたりからまた暑くなって来ました。
今日はもう、午前中からグングン気温が上がって、夕方になってもまだ30℃を超えています。

明日以降もしばらくの間猛暑が続くようです。
これからが本番の真夏なんですね。

でも、晴天の時はこのあたりでは夕方以降急に気温が下がりますから、夜から朝にかけては過ごしやすいのです。
ですから、ここいらの農家の方々は、早朝に何時間か農作業をしたら、日中の暑い間は家の中で休んで、夕方からまた日が暮れるまでの間農作業をする、そんなサイクルで生活するのですね。

食工房は店を開けていますので、そういうわけには行かず、日中の暑い時間帯にパンが焼き上がることもあり、作業場は時に40℃に迫る猛暑となります。

焼き上がったパンが冷めないので苦肉の策で、粗熱が取れたらその後ドゥコンを利用して強制冷却しています。

まあ、人間の体はそれでも暑さには慣れて行くのですが、パンは正直なものですから明らかに日持ちが悪くなります。
この夏は、さらにもう一段、賞味期間の短縮を考えなくてはならないようです。

で、明日はまたパン焼きの日です。
焼き立てをお求めいただければと思います。

堅焼き黒パん、小麦丸などハード系のパンとカネリプッラ(シナモンロール)は、午後2時頃の焼き上がりとなりますが、それ以外は大体お昼頃までに焼き上がっています。
お目当ての品物によって、ご来店時間を調製いただければ、焼き立てを差し上げられるはずです。

皆さまのご来店をお待ちしております。

おいしかった!

今日のパン焼き、ちゃんと出来ました。
一つか二つ、冷や汗もののミスをしそうになりましたが直前で回避、焼き上がりはどれも満足の行くものでした。

で、本日の夕食に今日焼いたばかりの堅焼き黒パンを主食にしました。

いろいろな思い入れは全部捨てて、それでもお腹の底からこのパンを大歓迎している自分の体がありました。
おいしかったです。

夏こそパン食!それもありと納得出来る主食のパン、それを目指して来ました。
うん!これなら自信を持っておすすめ出来ます。

これから一年間、いつでもこのパンを食べられると思うと、うれしくて仕方がない私です。
これは、麦の勝利だ!

明日は、新ライ麦のパンを

麦ラボ

中島第2圃場にて
ライ麦を播く私

一昨日の記事ですでに触れていますが、今日の仕込み作業でその新ライ麦の全粒粉を計量している時、しみじみと込み上げて来る喜びはやはり特別でした。

先ず、少しだけ残っていた昨年産の全粒粉を、プンパニッケルに使うザワータイク用に計量の途中わずかに足りなくなり、そこから新ライ麦の粉になりました。
以降、ライ麦入り角食パン、堅焼き黒パンの粉をそれぞれ計量しました。

思い返せば一年前の今頃、暑い最中に草を刈り、堆肥を撒き、トラクターで耕耘して圃場を整備していました。
その後、種蒔きまでに数回耕耘し直してそれから種蒔き、麦踏みでした。

一冬越して春からは、再生して来た麦の間に混ざって生えている雑草、特にカラスノエンドウなどマメ科の雑草の幼生を摘んで歩いたり、周辺の雑草対策をしたり、管理のためにすることは沢山あります。

電気柵の維持管理もずっと付いて回ります。
厄介なのは、降雪期までに完全撤去し、雪融け後は除草対策をしてまた最初から設置し直さなければならないことです。

そして、収穫期の頃のお天気に対応して臨機応変に必要な作業をすること。

こうした苦労の一つ一つが、今この目の前にあるライ麦全粒粉に凝縮しているのだと思うと、何か込み上げてくるものを感じます。
喜び、嬉しさ、幸せ、すべての言葉を用いてもなお表現し切れません。

明日は、最後の工程のパン焼きでしくじらないよう、油断しないで臨みます。
ま、失敗するなんて思っていませんが。

そして、皆さまのご来店をお待ちしております。

ライ麦、新麦へ

麦ラボ

2022年産ライ麦原穀
状態は、大変良好です。

今週のパン焼きから、ライ麦が新麦に切り替わります。

何と!今回初めて自家産のライ麦て完全に一年間回ることになったんですね。
結構際どいところだったのですが、今年の麦の収穫が順調に進んだおかげです。

画像を見ていただいて分かる通り、今年のライ麦は大変きれいです。
粒ぞろいがいいし、熟度も適切です。
収穫の頃、晴天が多かったのが幸いしていると思います。

やつぱり農業は自然相手、お天気次第になるのは止むを得ません。
今回は、幸運だったということで。

今日は、その原穀を全粒粉に挽きました。
収穫直後で、酵素活性が非常に強いと思われますので、水分を加えて生地にした時どんな反応が出るか、楽しみでもあり若干不安もあります。
いずれにしても、これも貴重な経験なると思います。

プンパニッケル、堅焼き黒パン、ライ麦入り角食パン、それぞれどんな出来になるでしょうか?
28日(木)のパン焼きから登場です。

なお、明日と明後日は、定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

おつまみカレー 新発売!

食工房

おつまみカレー 新発売!
75g 1袋 360円


食工房

おつまみカレー サクサク、サクサク、食べ出したら止まらない!

食工房のカリーマサラの風味がそのまま生きてます。
うま味は、鶏がらスープとラードとバターで。

サクサクと口当たりは軽くても、味わいは濃厚さらに思いっ切りスパイシーに仕上げました。
あとはビールがあれば・・・。

食工房のメニューとしてはちょっと異色かも知れませんが、これもちゃんと私たちのレパートリーの一角ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

これから先、夏の暑さがうれしくなるようなパンチの効いたお味の”おつまみカレー”で、ビールなどお楽しみいただければと思います。

1袋75g入 360円にて新発売!

草刈り、草刈り、また草刈り

このところの雨続きで、植物たちの成長の著しいことには、全く目を見張ります。
言わずもがな、頼みもしないのに雑草の伸びる勢いは目下最高潮です。

電気柵の下やまわりも、ちよっと油断をしているとすぐに伸びてきた草が接触して漏電してしまいます。
毎日追いかけられています。
否、追い付かれてしまったかも知れません。

しかし一方、この雑草もタイミング良く刈り払うことが出来れば、畑に投入して緑肥とすることが出来ます。
草の種類によって、さまざまな効能もあるみたいです。

尤も、そのタイミング良くと言うのが難しいのですね。
草が成長して、やがて花を付け種が出来るわけですが、刈り払いは花が咲く直前の体力を使い切る頃がベストです。

そうすれば、再生を抑制することも出来ます。
緑肥として使えるボリュームも最大となるわけですね。

それで来年から試そうと思っているのは、麦を緑肥用として畑の中のあちこちに播いておくことです。
その他の雑草の抑制につながりますし、邪魔になったら刈り取るなり引き抜くなり、あるいはすき込むことも出来ます。

ある時は日陰を作るために用い、またある時は乾燥防止のための敷き草としても役に立ちます。
いずれも最後は肥料になってくれますので、良いことずくめです。

植物というか作物のもう一つの使い方に気がついた私です。

百姓は草との戦い!だと、おばあちゃんたちの教えですが、私はこの戦いに勝つ方法を工夫するのもまた楽しみと捉えています。

明日またパン焼きを

明日土曜日は、週二回のパン焼きの後半戦になります。

仕込みは今日のうちに始まっています。
何しろ足掛け二日に渡るパン焼きの工程です。

昨日の麦の話ではありませんが、パン焼きもそれはそれで広範且つ奥の深い仕事です。
それを極めようなど、全く気が遠くなるほどの道程です。

麦作りにパン焼き、正直抱え込み過ぎと言えなくもありません。
でも、パン屋は麦のことを是非とも知って置くべきだと思いますし、麦農家はパン焼きのことを知って置くべきだとも思います。
本当は両者が深く交流し合い、率直に意見を交換出来れば良いのですが、その機会はほとんどありません。

だから両方やることになったわけで、そのおかげで実に多くの知見を得ることが出来たと思っています。
そして知ってしまったからには、もう後戻りは出来ません。

明日も、自分の麦をどこまでおいしいパンに出来るか、精魂を傾けようと思います。

皆さまのご来店、お待ちしております。

あれは何だったんだろう

麦ラボ

ライ麦原穀
左から順に、正常粒、穂発芽粒、穂発芽直前粒、麦角菌汚染粒、正常粒

2014年7月に「麦拾い」というタイトルの記事を書いています。<参照>
状態の悪いライ麦原穀の目視手選別に辟易しているという内容の記事なのですが、自ら麦を作付け収穫するようになった今、改めて当時を思い出しながら、あれは何だったんだろうと複雑な感慨の念に囚われる私です。

当時、食工房が入手先としていたのは、オーガニックの製パン製菓用の素材を輸入販売している有名な専門業者でした。
ドライフルーツなどは、市販品とは一線を隔す秀逸な品質を認めていました。
オーガニックのライ麦原穀を入手出来るのは、そこ以外知りませんでしたし、食工房はその業者さんに全幅の信頼を置いていました。

それが、件の記事にあるように、全く酷い状態の原穀が提供されたわけです。
では、それ以前は問題が無かったのか?と言えば、そうでもありませんでした。

しかし当時は、オーガニックは何物にも勝る最善の計らいだと信じていましたから、とにかく無農薬、有機栽培で出来たものが最高であり、多少の虫食い跡や病害痕、カビの発生などは、それが自然の産物である証拠だと好意的にさえ受け取っていました。
ですから当初は、何でもそのまま丸ごと全体をいただくのが自然食の本義だと、疑うことなく製粉機にかけていました。

それが、件の状態の悪い原穀を目にした時、さすがにそのまま製粉機にはかけられないと、初めて疑いを持ちました。
その結果、麦拾いに至ったわけです。

今だから言えますが、あんなことをしなければならないものを出して来るなど、認識のある業者のすることではありません。
そもそも、廃棄すべき品質のものでした。
要するに、自分も無知であったことを証明しているだけのことでした。

そしてその後、麦角菌汚染のことを詳しく調べ始めると、穀物に生じるカビ類の中には強い毒性を持つものが少なくないことも分かりました。
実際に麦を作付け出荷している農家さんなら承知していることですが、例えば赤カビ発生粒が混入した場合は、その圃場から収穫された麦は全量廃棄と規定されています。
麦角菌汚染粒が発見されるなど論外です。

そうした被害を出さないために、入念な種子選別や種子消毒が必要です。
栽培中も必要に応じて、1回または2回の農薬散布も求められます。

否、そんなことも何も知らずに先に麦作りを始めてしまった私ですが、幸いにも収穫された原穀の状態は今のところ至って良好です。

しかし、年々会を重ねるに連れ、何時病害が侵入するかも知れず、これからはそうしたことにも注意を払って行こうと思っています。

4回目の収穫も終わり、これから5回目の作付けに向けて圃場の整備に取りかかります。
病虫害対策も視野に入れなくてはなりません。
また収穫された原穀のカビ毒検査を受けることも検討中です。(何しろ高額の費用がかかりますので。)

こうして見ると、農業は、毎年一年生と言っても過言ではないような・・・。
否、プのロ仕事は何でもそうなのかも・・・。
がんばります!