このところの雨続きで、植物たちの成長の著しいことには、全く目を見張ります。
言わずもがな、頼みもしないのに雑草の伸びる勢いは目下最高潮です。
電気柵の下やまわりも、ちよっと油断をしているとすぐに伸びてきた草が接触して漏電してしまいます。
毎日追いかけられています。
否、追い付かれてしまったかも知れません。
しかし一方、この雑草もタイミング良く刈り払うことが出来れば、畑に投入して緑肥とすることが出来ます。
草の種類によって、さまざまな効能もあるみたいです。
尤も、そのタイミング良くと言うのが難しいのですね。
草が成長して、やがて花を付け種が出来るわけですが、刈り払いは花が咲く直前の体力を使い切る頃がベストです。
そうすれば、再生を抑制することも出来ます。
緑肥として使えるボリュームも最大となるわけですね。
それで来年から試そうと思っているのは、麦を緑肥用として畑の中のあちこちに播いておくことです。
その他の雑草の抑制につながりますし、邪魔になったら刈り取るなり引き抜くなり、あるいはすき込むことも出来ます。
ある時は日陰を作るために用い、またある時は乾燥防止のための敷き草としても役に立ちます。
いずれも最後は肥料になってくれますので、良いことずくめです。
植物というか作物のもう一つの使い方に気がついた私です。
百姓は草との戦い!だと、おばあちゃんたちの教えですが、私はこの戦いに勝つ方法を工夫するのもまた楽しみと捉えています。