雪が少ないのがいいとばかりは言えない

雪国の人たちは、皆口を揃えるように「この冬は、雪が少なくていい。」と言うのですが、麦畑の様子を見ていると、そうとばかりも言えないぞと思うのですね。

今冬は、あろうことか根雪になりません。
雪が降っても、次また降るまでにあらかた融けて消えてしまうのです。
温暖化で雪質も変わり、みぞれ混じり雨混じりだったりするので、それも良くありません。

麦も雪の下に隠れたり出たりを繰り返しています。
圃場は、ビシャビシャで所々水たまりも出来ています。
もともと田んぼだったところを転作していますので、水はけが良くありません。

土壌改良をしていますが、地形的な制約は如何ともし難いのですね。
まあ仕方がありませんが、麦の出来には多少の影響があります。

冬になったらドッと降って根雪になり、春になったらサッと融けて乾いてくれるのが理想です。
まあそんなことを言っても始まりませんので、祈る気持ちで見守っています。
この先どんなお天気模様になるのか、春を迎えてそして夏に向かう頃、ひたすら順当であることを願う私です。

さて、食工房は、明日と明後日は定休日です。
時間が経つのが早くてまいります。

まあでも、獣たちも今のところ静かだし、少しは休めるかな・・・と思っています。

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