大きな画面に拡大して見ると、詳細な動きがよく分かります。
№4カメラが度々クマの姿を捉えていることは、すでに報告申し上げています。
それとは別の場所に、№1カメラを設置してクマの出没を待っていました。
否、本当は出ない方がいいに決まっていますが、何と言ってもそこはクマが最高の優先度でマークしている場所です。
それは、国道の防衛ラインをこちら側に渡ってさらに進入したあたりになります。
畑地が広がる高台ですが、その一番外れの場所のあたり一帯に桑の大木が沢山あります。
その桑の実を食べに、今頃の季節、クマがやって来るのが定番です。
昨夜午後10時半過ぎに親子連れの3頭のクマが現れました。
あいにくこの場所は夜霧が発生しやすい場所で、カメラの映像はぼやけていますが、それでもクマと分かる黒い影が激しくくわの木の枝を揺すっている様子が映されています。
で、この子グマの方ですが、生後2年を過ぎた所謂二年子で、今まさに親離れするタイミングです。
昨年もそうでしたが、どういうわけでしょうか、母グマはこのあたりに子グマを置いて行くのです。
昨年は、子グマを2頭捕獲していますので、場所的に空きになっているということなのでしょう、今年は昨年とは別な母グマが子を離しに来たものと見ています。
引き続き監視を続けて、クマの動向を掴みたいと思っています。
それもあって、今日、カメラポイントを一つ増やしました。
本当!カメラ代を泥棒に請求したいところです。
さて明日は如何に?