今日は、電撃的に一日だけの晴れ、やりたいことはいっぱいあったのですが、何を優先するか一つか二つしか選べません。
結果、食工房の中の仕事を半日、後はスペルト小麦の籾摺りと決めました。
今年から籾摺り機は屋内にセットし、もみの排出だけを外にして、雨が降っても機械が濡れることの無いようにしました。
作業のレイアウトがこれまでと変わるので、最初だけ混乱しましたが、直ぐに慣れてこの方がずっとよくなりました。
今日は、スペルト小麦の他に、先に収穫を終えていた南部小麦もクリーニングのための籾摺りをして、ゴミの無いきれいな原穀を得ることが出来ました。
結果を申し上げると、スペルト小麦は作付け面積を減らしたにもかかわらず増収で、30kg×13袋=390㎏+軽量残り約7㎏で計397㎏、選別下は約6㎏ほどでした。
スペルト小麦の種子用は、この中から取り分けます。
南部小麦も増収で30kg×4袋+計量残り約10kgで130㎏、選別下は極小量でした。
こちらは、種子用として別途10kgを先に取り分けてあります。
スペルト小麦も南部小麦も、ともに品質は良好のようです。
実際にパン生地をこねて見ないと分かりませんが、タンパクは多いように見受けられます。
楽しみです。
あとは、デュラム小麦の始末だけが残りました。
コンバインの故障で躓き、バインダーで刈って稲架に干したのは良かったのですが、その後度々雨に打たれ、コンバインの修理完了後はライ麦とスペルト小麦を優先したため後回しになり、その間にすっかり状態が悪くなってしまいました。
モノになるかどうか、はっきり言って絶望的です。
ただし、コンバインの故障の直前に作業した分がごくわずかですがあって、それは品質も申し分ないので、種子用として残すことにしました。
以上、今年の麦の収穫は、これで概ね終了となりました。
何はともあれ、めでたい一日が終わりました。