実は今日が初めてではありませんが、今し方そぼ降る雨の中、ひぐらしの鳴き声が印象的に聴こえました。
私の中では、ひぐらしは夏の始まりを告げる声、子ども時代うれしい夏休みが始まる頃の記憶に繋がっています。
今、ちょうど麦刈りが終わって一安心している時に、ひぐらしの声はやわらかく労を労ってくれるのですね。
昨日までに、調製の終わったライ麦、南部小麦、スペルト小麦をすべて雪室に入庫完了しましたので、なおいっそう感無量です。
さて、その充実した気持ちを胸に、明日はまたパン焼きです。
今日の仕込みで、昨年度産のライ麦はほぼ使い切りました。
今年度産のライ麦がすでにあるのですが、前にも申し上げた通り、購入品のライ麦全粒粉を用意済みなので、そちらを使い切るまでお預けです。
この際、自家産との違いを再確認したいと思っています。
明日もおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。