月別アーカイブ: 2024年7月

明日と明後日は定休日です

明日7/9(火)と7/10(水)の2日間、食工房は定休日のため休業しております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

本日は天気予報のとおり、断続的に豪雨となり川はいつもになく増水し、3年前の大洪水の時を思い出して落ち着きませんでした。
しかし、夕方になって止む時間が多くなり、すこしだけ安心しているところです。
明日も引き続き雨模様の一日となり、強く降る時間もあるようです。

今日は、食工房の中の仕事を半日、あとは昨日の籾摺り作業で使用した機械の清掃、収納場所に移動、その他細々と片づけ作業に時間を費やしました。

明日は、定休日で時間はあるのですが、雨の予報ですから外で作業することも出来ず、強制的に休養となりそうです。

尤も、そういう時こそ広報「飯豊の空の下から・・・ 」の編集にとりかかるチャンスなのですが、どうなることでしょうか。

明日になって見なければ分かりません。

スペルト小麦の籾摺り2024

麦ラボ

今年からこのレイアウトです。
これなら、急な雨にも慌てることはありません。

麦ラボ

ライ麦2024


麦ラボ

スペルト小麦2024 籾摺り前原穀


麦ラボ

スペルト小麦2024 籾摺り選別済原穀


麦ラボ

南部小麦2024 クリーニング前原穀


麦ラボ

デュラム小麦2024

今日は、電撃的に一日だけの晴れ、やりたいことはいっぱいあったのですが、何を優先するか一つか二つしか選べません。
結果、食工房の中の仕事を半日、後はスペルト小麦の籾摺りと決めました。

今年から籾摺り機は屋内にセットし、もみの排出だけを外にして、雨が降っても機械が濡れることの無いようにしました。
作業のレイアウトがこれまでと変わるので、最初だけ混乱しましたが、直ぐに慣れてこの方がずっとよくなりました。

今日は、スペルト小麦の他に、先に収穫を終えていた南部小麦もクリーニングのための籾摺りをして、ゴミの無いきれいな原穀を得ることが出来ました。
結果を申し上げると、スペルト小麦は作付け面積を減らしたにもかかわらず増収で、30kg×13袋=390㎏+軽量残り約7㎏で計397㎏、選別下は約6㎏ほどでした。
スペルト小麦の種子用は、この中から取り分けます。

南部小麦も増収で30kg×4袋+計量残り約10kgで130㎏、選別下は極小量でした。
こちらは、種子用として別途10kgを先に取り分けてあります。

スペルト小麦も南部小麦も、ともに品質は良好のようです。
実際にパン生地をこねて見ないと分かりませんが、タンパクは多いように見受けられます。
楽しみです。

あとは、デュラム小麦の始末だけが残りました。
コンバインの故障で躓き、バインダーで刈って稲架に干したのは良かったのですが、その後度々雨に打たれ、コンバインの修理完了後はライ麦とスペルト小麦を優先したため後回しになり、その間にすっかり状態が悪くなってしまいました。
モノになるかどうか、はっきり言って絶望的です。

ただし、コンバインの故障の直前に作業した分がごくわずかですがあって、それは品質も申し分ないので、種子用として残すことにしました。

以上、今年の麦の収穫は、これで概ね終了となりました。

何はともあれ、めでたい一日が終わりました。

明日はパン焼きです。

麦の収穫で翻弄された感のあるここ数日でしたが、今日はライ麦を雪室に預けて来ました。

そしてスペルト小麦も乾燥中で、ここ数日のうちには籾摺り工程も終わらせ、来週には雪室に入庫出来る予定です。

その他、先に収穫を終えていた南部小麦の調製も並行して取りかかりますので、秋にはまた自家産の粉を使って食パンが出来る予定です。

それから、スペルト小麦を使った古代小麦麺も出来る予定です。

危なかった百姓6年生及第の見通しが、これでやっと見えて来ました。

その安心感と自負心に裏付けられて、パンや稼業にも一層力を注いで行けます。

明日も、いつものように土曜日のパン焼きです。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

麦刈り終わる

今日は、パン焼きの後、最後に残っていたスペルト小麦の刈り取りをやりました。
昨日は豪雨、今朝は上がって曇り、その後晴れる予報が出ていましたので、圃場の乾き具合次第で麦刈りが出来るかも知れないと、一応心づもりはしていました。
今日を逃すとまた雨続きの予報でしたから、祈る気持ちで時々空を見上げていました。
風も吹いていましたので、午後になると圃場も乾き、曇ったり晴れたりたまに今にも降りそうになったりと不安定な空模様の下で、とにかく作業を開始しました。
結果、最後まで何とかお天気が持って、明るいうちに刈り取りは終わり乾燥機に投入しました。
今日はもうクタクタです。
もう後が続きません。
ではでは。

ライ麦のクリーニング、選別も完了

昨日刈り取ったライ麦を、夜通し乾燥機にかけて水分調節しました。

そして朝から、今度は籾摺り機を出して来てセットし、クリーニングと選別の工程に取りかかりました。

ライ麦は、本来脱穀時に外皮も剥けて飛びますので、本来籾摺り工程は不要なのですが、剥け残った外皮や茎、その他一緒に刈り込んで混ざってしまった雑草の残骸などがあって、そのまま製粉機にかけることは出来ません。
そこで、クリーニングの工程が必要になります。

これに籾摺り機がちょうど良いわけで、それもジェットファン式なら穀粒へのダメージも少なく、理想的です。
食工房は、スペルト小麦のためにそのジェットファン式の籾摺り機を用意していますから、これがいい仕事をしてくれました。

その後に来る選別工程で、未熟果や破損粒をふるい分けてきれいに粒が揃った仕上がりにするわけです。

選別機も、これまでは知人から借りた(事実上無償譲渡)ものを使用していましたが、いよいよ寿命が尽き重要部分が損傷して使用不能になりました。

そこで、やはりオークションで程度の良いものを探し、運良く入手することが出来ました。

この二つの工程を通した後、選別機付属の自動計量器で30kgずつ袋に詰めました。
あとは、いつものとおり町の低温倉庫「雪室」に預けるのみです。

結果、30kg×14袋で420㎏プラス計量残り8kg、それとは別に種子用として20㎏を取り分け、選別下が10kgほどでした。
トータルで460㎏弱ですが、これに収穫を諦めた倒伏状態の麦の幾分でも回収していれば、多分600㎏を超えたものと思います。

さて、これでいつでも使える状態になったわけですが、蔵出しはもうしばらくお預けです。

というのは、昨年から実施しているカビ毒(DON)の残留検査を受けるからです。

また今回、こうも首尾良くライ麦の収穫が完了するとは思ってもいませんでしたから、別途ライ麦全粒粉を手配済です。
これが入荷して来る段取りなので、一旦それを使い切ってから自家産のライ麦に復帰します。

まあこの際、購入品のライ麦(ドイツ産)全粒粉とどのくらい風味等に差があるのか、皆さまにも実感していただけるのではないかと思っています。

ライ麦の収穫終わる

今日は朝一番で、コンバインの修理に業者さんが来てくれました。

はからずも、午前中に修理が完了しましたので、曇り空ではありましたが圃場も乾いており、早速ライ麦の収穫作業に取りかかりました。

一部ひどく倒伏していて、収穫を諦めざるを得ない部分もありましたが、概ね順調にはかどり、夕方までに乾燥機に投入することが出来ました。

品質、収量については、この後判明するものと思いますが、まあまあ悪くないのではと思える状態です。

まあ今日のはからいで、どれほど安堵したことか、お察しください。

残るはスペルト小麦ですが、明日からしばらく雨模様のお天気が予想されており、これまたどうなることか分かりません。

決定的に手遅れになる前に、何か善いはからいがあることを願っています。

営業の一週間が終わりました

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日の二日間、定休日となっております。

麦畑は、収穫作業中断のままです。
コンバインの修理が完了した時点でどうなっているのか、全く予想がつきませんのでその時になってから状況に合わせて動くことになります。

他にもやることはいくらでもありますので、いかに頭を切り替えられるかがポイントです。
気がかりが取れないうちは、他のことでも何でも先に進めないのが人の常ですからね。

ま、ま、明日は明日の風が吹くとやら、臨機応変は苦手ではないはずの私、何とかなるでしょう。
何とかします。
ではでは。