定休日の今日、晴れれば外で畑の片づけなど体を動かそうと思っていましたが、案外グズグズと雨が降ったり止んだりを繰り返すので、それならとデスクワークに切り替えて、しばらく手が出せずにいた「紙版・飯豊の空の下から・・・」 の編集に取りかかりました。
遅くとも年内には皆さまにご覧に入れられるよう、今週のうちに目鼻を付けたいと思っています。
というわけですので、これにて。
毎度申し上げますが、明日火曜日12/3と明後日水曜日12/4の2日間、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
毎年の倣いですが、年末の忙しさも佳境に入り、ほとんど休む暇はありません。
しかし、この忙しさがあるからこそ、何とか経営も回るという一面です。
そしてこれも、皆さまのご愛顧のおかげですから、この一年間の感謝の気持ちを込めて、一つ一つの商品を送り出しております。
シュトレンも続々出荷、また店頭にてお引き渡ししております。
その場での販売もしておりますが、次第に数が予約数に近付いて来ておりますので、余剰が無くなれば店頭販売は予告なく終了となります。
ご予約は、12/15まで受け付けておりますので、確実にご入用の方はお早めにご連絡ください。
食工房のかぼちゃあんぱんをご存知の方は、少なからずいらっしゃると思います。
かぼちゃあんぱんは、食工房のこの季節の売れっ子商品一つだからです。
ところが、これを知らない人の前に出すと、全く見向きもされず売れないという憂き目にあうことになります。
いつだったかイベント出店の折、かぼちゃあんぱんを並べて立ち寄る人ごとにお勧めしましたが、一つも売れませんでした。
これでは全部売れ残ってしまうと危機感を持った私は、数個を切り分けて試食用に出し、とにかく口に入れてもらいました。
どなたもあまり気乗りがしない様子で、仕方なく口に入れるという風に見えましたが、召し上がった後は劇的に反応が変わり、では一つとお求めになる方が続出しました。
中には、二度目のご購入のために戻って来られるお客さまもありました。
その時、「うーん、やっぱりなー・・・。」と思った私、改めてかぼちゃが良いイメージを持たれていないことがよく分かりました。
否、それが薄々分かっていたので、実はネーミングに悩んだ経緯もあるのです。
しかし、かぼちゃが素材であることを隠しても仕方がないし、奇をてらった変な名前を付けるのもいやだし、ここは素直に「かぼちゃあんぱん」で行こうと、娘たちとも相談して決めました。
それにしても、この判で押したような同じ反応を見ても分かるように、かぼちゃは如何にもリスペクトされない食材の一つなのですね。
ちょっと残念と言うか、哀しいというか・・・。
そのかぼちゃを使って、飛び切りのおいしさと食感を創りたいとの想いから生まれたのが、食工房のかぼちゃあんぱんなのです。
おかげさまで、一度でもお試しくださった方からは、好評以外の声は聞こえて来ません。
ちなみに、中に入っているかぼちゃあんは、蒸したかぼちゃをフードプロセサーでペースト状に加工し、ミルクとバターを加えて滑らかにし、砂糖で甘みを補充し、最後にシナモンとカルダモンを効かせて上品な風味に仕上げています。
クリーミィで上品な風味の食工房のかぼちゃあんぱん、まだの方はぜひ一度お試しください。