毎年の今頃、歳の神という祭事があります。
本当は1月15日(小正月)の行事だそうですが、近頃のご姿勢では日曜日じゃないと人が集まれないというので、最寄りの日曜日に行われるのが通例となっています。
実は、一週間前の日曜日に予定されていたのですが、その数日前からの大雪、さらに当日も降雪が続いていましたので、一週間延期になり今日行われたという次第。
地面に太い竹又は木の柱を立て、その周りに稲藁や豆ガラあるいは茅などを縛り付けて円柱状の大きなご神体を作ります。
そこに、一年間お世話になった神社のお札や縁起物、役目の終わった正月飾りなどを収め、火を放って燃やし供養するというものです。
今日は夕方暗くなった頃を見計らって開始の宣言があり、区長のあいさつなどの後点火となりました。
この歳の神の火と煙に当たると、一年間の無病息災が約束されるとということになっています。
大変ありがたい神聖な火なのですね。
氷点下の寒さの下でしたが、顔が火照る熱さの中でたっぷりと煙を浴びて来ました。
これで一年間大丈夫!という気になるから不思議・・・。
明日からまた気持ちも新たにがんばれそうです。