雪が多いせいでしょうか、獣たちの動きが見られません。
キツネだけは、人家の近くにいてたまに昼間でも見かけることがありますが、大きな獣(クマ、イノシシ、カモシカ、日本ジカ)は、足跡も含めて出没の痕跡が見つかりません。
尤も、皆さん決していなくなったわけではありませんから、またいずれ姿を現すことは間違いありませんが、今はほんの一瞬かも知れませんが、静かに平穏無事に過ごせています。
それでも、深夜午前3時に作業場に移動する時は、明るいライトと音の出る道具を持つことを忘れません。
つまり、ここはそういう場所なのです。
春が来るのはうれしいし、待ち遠しい気持ちもありますが、また獣たちとの戦いが再開されることになりますから、うれしくない気持ちも半分・・・。
でも、毎年そうやって四季が巡って行きます。
そうでなくては、麦も収穫の時を迎えることが出来ませんものね。
私たちは、ただ必要な対応をして行くだけです。