投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

健康寿命

昨日は、平均寿命のことについて触れましたが、もう一つ重要な概念があったのですね。
それが、健康寿命です。

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立して健康に生活できる期間を指すと定義されています。
現在は、男性72.7年、女性75.4年だそうです。

と言うことは、73歳の私は、すでに平均を越えて健康な寿命を授かっている状態だということになります。
全く、ありがたいことだと思いますし、なお油断せずさらにその状態を維持出来るよう、いっそう精進したいと思います。

平均寿命

最近、家族の中で平均寿命のことが話題になることがありましたので、今日はちょっとそのことについて考えてみたいと思います。

人が何年生きるかは、個々人によって大きな差がありますから、平均寿命を言ったところで何にもならないという考えもあるかも知れません。

しかし、私のような高齢者にとって、これから先の人生を思い描く時、自分の人生があと何年くらいあるだろうかということは、何となくでもいつも頭の片隅にあるものです。

あと何年と考える時、一つの目安になるとしたら平均寿命でしょう。
日本人の平均寿命は、2023年時点で男性が81.09歳、女性が87.14歳でした。

ということは、私は今73歳8か月ですから、平均寿命まで生きられたとしたら、残りあと7~8年ということになります。
10年もないわけですね。

では何か終活と言えるようなことを考えたり実行したりしているか?と言えば、何も出来ていません。
この前も申し上げましたが、今現在差し迫った状況に対応するだけで精一杯の毎日です。

一生現役!と宣言しているのだから、それでいいのかも知れませんが、それでも終わり方は考えて置きたいと思うのですね。
でも、今はまだちょっと終わりは見えていないというのが、私の実感ではあります。

さてさて!
明日はまた早朝3時起きしてパン焼き仕事です。

気力が保てる限り、体が動く限り、がんばりますよ!

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

クマ出没の季節

獣害対策

1頭目のクマ
多分昨年もやって来てカメラのにおいを嗅いだ個体です。

獣害対策

2頭目のクマ

獣害対策

画像クリックで拡大します。

毎年6月のこの季節、桑の実が熟す頃ですが、一方でクマも繁殖期を迎えます。
クマたちの行動半径はいっそう大きくなり、普段は好んで出没しないような箇所にもやって来ることが多いのですね。

これまでの例でも、6月は一年のうちでも最もクマの出没が多い季節です。
これに次ぐのが10月です。

今年は、6月になってすでに10日ですが、昨日までに5ヶ所に設置したトレイルカメラは、5/18と5/21以来、もうずっとクマの姿を捉えていませんでした。

そして昨日の夜、否、本日未明、国道459号線を隔てた山側のp4地点と名付けたカメラポイントで、時間をおいて2頭のクマが現れました。

先に現れた個体は、迷うことなく歩いて行きましたが、約30分後に現れた個体は、においを嗅ぎながら追いかけるように進んで行きました。
繁殖に関係しているかも知れないし、そうではないかも知れませんが、確実な事は全く分かりません。

カメラが反応して撮影が始まった映り出しの位置からすると、2頭目のクマは1頭目とは違う方向からやって来たようにも見えます

今後、撮影箇所や撮影数が多くなるだろうと予想しています。
そうなれば、個体識別も可能になり、危険予測も出来るでしょう。

これから桑の実が本格的に熟します。
山の中にも桑の実は沢山ありますが、子連れのクマなんかは、オスを避けてわざわざ人里に近付く習性がすでに身に付いているようですし、さらにその母グマの動きを知っていてオスも後を追って人里にやって来るという動きが、近年定着して来ています。

クマたちにとって、人間はもはや警戒に値しない存在になりつつあるのかも知れません。

明らかにまずい方向に進んでいると、危機感を募らせている私です。

今週のご来店御礼

本日は、食工房の営業の一週間の週末でした。

平日の今日も、三々五々ご来店のお客さまがお見えになり、閉店時に残っていたのはみのりのパン・1/2カット一個のみでした。
ほぼ完売ということで、私たちにとってはうれしいことではありましたが、最後の方にお出でくださった方は、ほとんど品物が少なく選択肢の無いお買い物になってしまったのではないかと、それだけが気がかりです。
このあたりは、なかなか難しいところですね。

というわけで、明日と明後日は定休日です。

また木曜日から再開となりますので、よろしくお願いいたします。

本日、多数ご来店感謝

本日は、穏やかな晴天に恵まれ、少し汗ばむくらいの暑さもありましたが、午前中から次々とご来店のお客さまがお見えになりました。

皆さま、店の前に設置したテントの下のテーブルと椅子をご利用になり、サービスコーヒーを召し上がりながら、ゆっくりとくつろぎの時間を過ごして行かれました。

直ぐ近くの麦畑を見に行かれる方もあり、それぞれに満足していただけたのではないかと思っております。

おかげさまで、パン屋焼き菓子も、良く売れました。

この場を借りまして、改めてご来店の御礼を申し上げます。

そして、店頭コーヒーサービスが殊の外、皆さまに喜ばれていることに私たちも大変気を良くしているところです。

食工房は、飲食店の営業許可は取得しておりませんので、コーヒーも焼き菓子もすべて試飲試食名目のお振舞いです。

この方法なら、何を出してもおとがめを受けることはありませんので、この夏のどこかで、日時限定の特別企画で、何かとんでもないことをやろうかな・・・と、今頭の中に思い浮かんだところです。

どうぞお楽しみにしていてください。

収穫まで、あと一ヶ月

麦が順調に成長しています。
5月は雨が多く、風も吹いて先行きを心配しましたが、このところは雨は降っても比較的少雨で、晴れまたは曇りのお天気が続いています。
麦の登熟期には好適な気象条件です。

収穫まであと一ヶ月ほどとなりましたが、問題は刈り取り時期のお天気です。
そのころに雨がちだったりすると、品質が悪くなってしまいますし、第一作業が捗りません。

今年は、種類も増えましたし、収量も多くなります。
乾燥機のローテーションが上手く回せるか、今からイメージトレーニングしています。

あと一つは、機械が最後まで壊れないことを願います。
昨年みたいに、コンバインが動かなくなったら、今年の被害は去年の比では済みませんから。

・・・と、いろいろ思案の種は尽きませんが、収穫の喜びを獲得するためには一つ一つ乗り越えていくしかありません。

今月半ばには、念願のトラクターが納車になりますし、堆肥散布機、リアキャリアなど作業機も購入予定です。
これだけの投資をする以上、後には引けませんね。

麦に助けてもらうしかありません。
そして何より皆さまのご愛顧が頼りです。 
どうぞよろしくと、お願い申し上げます。

白い花と麦畑

初夏の白い花

ヤマボウシが咲いています。
初夏の頃は、こうした白い花が沢山見られます。


麦ラボ

麦の穂が、膨らんで来ました。
見える範囲近くの3枚は南部小麦です。


麦ラボ

南部小麦です。
この場所に良く合って、無理の無い成長ぶりを見せてくれています。


麦ラボ

ライ麦の丈が伸びて来ました。
もう人の背丈を超えています。

初夏の今頃は、白い花が沢山見られます。

その中で、庭に植えて愛でられる花の一つが「ヤマボウシ」です。
近所のお庭で、今花盛りです。

そして、麦畑も穂が膨らみ始め、少しずつ緑色から黄色味をおびて来ました。
収穫まで、あと一ヶ月余りとなりました。

これが、食工房のパンになります。
うれしいですね。

ここ数年の間に、散歩コースの両側が家の麦畑になりました。
毎日、喜びを噛みしめながら散歩しています。

そして、明日のパン焼きへと気持ちが充実して行きます。
明日は、堅焼き黒パン・特大を5本焼きます。
5本とも、ご注文分です。

これが、ライ麦畑と直結しているという実感を味わいながら、仕込み作業をしている私の心の中をご想像ください。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

早や一週間

ついこの前、明日と明後日は定休日とお知らせしたような気がするのですが、早や一週間が過ぎたのですね。

冷静に思い返せば、決してあっという間ではなく、密度の高い時間でした。

それを早いと感じるのは、振り返ったり反芻したりする機会がないまま突っ走っているからかも知れません。

もう残りあと何年か分かりませんが、人生の終わりに向かって秒読みが始まっていると言うのに、これではいけませんね。
と言っても、現状どうにもなりませんが・・・。

と言うわけで、明日と明後日は定休日です。
そして明日は、いや明日も、雨模様がほぼ確定です。

頭を切り変えて、通信の編集をやりましょうか。
こちらも、追われているのでした。

それでは皆さま、ごきげんよう。

イノシシ警報

油断していたわけではありません。
余裕が無かったと言った方が当たっています。

電気柵の完成が間に合っていないのですね。
まだ、具体的に作物に被害は出ていませんが、畑に侵入されたことは確かなので、明日の晴天を逃すことなく作業を完遂させたいと思っています。

願わくは、明日の朝まで被害が発生しないことを祈ります。
ではでは。

昨年の今頃

一年前の今頃のブログ記事を読み返しています。

昨年の今頃は、クマ出没のラッシュでした。
毎夜のように、複数のクマが複数の個所に出没し、その様子を複数のトレイルカメラがそれぞれ捉えていました。

その状況を、「ここはまるでサファリパーク・・・」と申し上げています。
今改めて思い返すと、それがどれほど危険な状況であったか・・・、全く冷や汗タラタラです。

で、今年はどうかと言うと・・・。
今のところは!ですが、至って静かです。

これまでに捉えられたのは、クマ2頭の映像がそれぞれ1本ずつ、それのみです。
いずれの個体も、その後の動向は掴めていません。

皆、どこへ行ってしまったの?と思うくらい、6台も設置してあるトレイルカメラは、その姿を捉えることが出来ません。
でも、今のところは・・・です。

もう少し先まで観察を続けないと分かりませんが、本当にクマたちがここを幾分なりとも敬遠しているとしたら、それは大成功と言わなければなりません。

まあでも、もう少し時間が経たないことには結論は出せません。
やはり、終わりはない戦いなのだと、自覚を新たにしている私です。

ちなみに、イノシシのことについては触れませんでしたが、今 p4地点に毎夜出没中です。