投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

フードプロセッサー

食工房

フードプロセッサー Cuisinart DLC-NXPLUS
ボウル容量 4.2l 370wモーター

下ごしらえの重要さは、どんな場面でも言われることだと思いますが、食工房の製造現場では製品づくりの本工程以上に重要なことが多々あります。

もうずっと以前に一度このブログでも取り上げていますが、それがミックスナッツです。

パンやお菓子の材料としてナッツ類はよく用いられる材料です。
クルミやアーモンドは中でもよく使われる材料です。

ナッツを使う時、どんな形で使うかは風味や食感を大きく左右します。
粒のまま、あるいは粉、また粗砕き、スライス、半割りなどなど、いろいろです。

どちらかというと、それぞれ単品で用いられることが多いようですが、食工房のナッツの使い方は、4種類のナッツをミックスしたものを使います。

現在、アーモンド、カシュー、ヘーゼル、クルミをすべてホウル(原形)かつ生で仕入れ、混ぜる前にそれぞれ別々にローストし、別々にフードプロセッサーで粗砕きしたものを最後に混ぜ合わせて、ミックスナッツとして下ごしらえしておきます。

何故そうするのかについては、過去記事をご覧ください。<参照>

今日も、この作業でフードプロセッサーが大活躍しました。
いつもなら、ロボクープ社の大型のフードプロセッサーを使うのですが、今日は量が少なかったのと、最近オークションで入手したCuisinart社製のDLC-NX Plusを使いました。

これに付いていたギザ刃の働きを確かめて見たかったのです。
結果、微粉になる部分が少なく、ほど良い粗さに砕けてOKでした。

このフードプロセッサーという機械は、食品加工の現場では欠かすことの出来ない重宝な機械です。
食工房では、大きいものから家庭用の小さなものまで、計4台揃えています。

いずれも、一週間の内に一度以上出番が回って来ます。
まさに、食工房の風味と食感を支えていると言えます。

そして現在、ミックスナッツが用いられるメニューは、ミックスナッツロール(パン)、シマリス君の朝ごはん(マフィン)、ナッツクッキー、どろんこクッキー、ココアケーキ、ブラウニー、そしてシュトレンです。

晴れを待っています

今日は曇り時々雨の微妙なお天気、明日はさらに悪く雨がちの一日となりそうです。
外仕事はずっと滞ったままです。

来週明けからはお天道様マークが並んでいますが、さてその通りに晴れてくれるでしょうか。
祈る気持ちで、晴れを待っています。

明日はもうほぼ雨と確定しているようですから、朝からしっかりと食工房のつくり仕事に集中します。

いろいろ下ごしらえ的な仕事が沢山溜まっています。
それらはどれも皆、食工房のこだわりの味わいや食感を生み出すための、必要不可欠な工程です。

明日は、写真撮って置いて、少し詳しく紹介して見たいと思っています。

ではでは。

ご来店、お待ちしております

昨日、クマ出没の報告をしておきながら、今日はそんなところへお出でくださいか?と訝る向きがあるかも知れません。

店の営業のことを考えたら、獣害のことなんかこちらの関係者内の情報に止めて、黙っていた方が良いに決まっています。
そこを敢えてご報告に及ぶのは、例えば、クマの駆除に対する異常なまでの反発があることや何としてもクマを保護しなければならない的な世論が相変わらず幅を利かせていることなどに対する抗議の気持ちが働いているからです。

私が思う獣害対策の肝は、多くの人の獣に対する認識を改めることや関わる法令の改正です。
獣害の先進地である私たちの居場所の現実を知って置いていただきたい、何故なら、それは今後どこと言わず広範な場所の現実となるはずだと思うからです。

もちろん、本当に危険な状況なら、正直に「来ないでください。」と申し上げます。
皆さまがお出でになる時間帯なら、安全性はほぼ確保されていると思っています。
そこに、昼夜私たちは暮らしているわけですし。

物騒な事を言う・・・と思われるかも知れませんが、それが私たちの現実だと受け止めていただければ幸いです。

明日もいつものように、おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

クマ出没

獣害対策

2025.05.22 22:25 クマ出没



獣害対策

同地点の日中の様子
早朝 05:24 リスが駆け抜けていった。


獣害対策

p6 カメラ設置ポイント
画像クリックで拡大します。

今度は、集落の中に出て来ました。
もはや定番ポイントとなった感のある、屯所向かいの墓地への上り口です。
周辺に空き家が2軒ありますが、一方居住宅も3軒あります。
ゴミステーションも直近です。

このクマは、先日私が直に目撃したジュニアクマに、ほぼ間違いないと思われます。
この集落内エリアに住み着いている可能性大です。

いずれ駆除要請を出すつもりですが、もう少しの間動向を追います。
近所の方々とも情報共有しています。

明日はパン焼き

パンを焼くこと、それは少なからぬ人に喜んでいただくための、今私に出来る私の大切な仕事です。
そうして皆さまに喜んでいただくのが、私の喜びです。

楽しい・・・と言うのとはちょっとだけ違います。
私にとって、仕事は楽しみになっています。
でもそれだけかと言われたら、返事はNo!です。
少しですが、苦しみも伴っていると言った方が当たっています。
全部ひっくるめて、私の生きる喜びなのですね。

今日また何故こんなことを申し上げたのかと言えば、わがふるさと高知の偉人(そう呼ぶのを本人が是とするかどうかは別にして)であるやなせたかしの伝記「やなせたかしの生涯・アンパンマンとぼく」を読み終えたからです。

折しも今、NHKの朝ドラで「あんぱん」を放映中ですね。
私も毎回見ています。
パン焼きの日は見れないので、NHKプラスで見逃し配信ですが。

そこで思っていることは、私のパンがアンパンマンのような力を秘めたパンだったらいいな、そうだ!そうなるようにがんばろう・・・です。

今、少しだけですが小豆があるので、あんパンも焼いています。

そして明日も、皆さまのご来店をお待ちしています。

雨降ってクサる

いやいや、今日は晴れて欲しかった。
せめて曇りでもいいから、降らないで欲しかった。

それがザーザー降りの雨じゃありませんか。
外にはやること一杯あるのに、家の中に居たって落ち着かなくて何も手に付きません。

否、それにしても雨が多過ぎます。
もう早や梅雨入りの様相です。

ライ麦が倒れた箇所が発生しています。
まだ穂が軽い段階なのに、この前の大風でごっそりやられました。

これも、雨が多くて茎が軟らかかったのが一つの原因です。
こんな年もあるのだな・・・と、気落ちしています。

ま、でもこの後どうやって立ち直るか、マインドリセットしなくてはなりません。
踏まれてかえって強く育つ麦のように、立ち直りたいと思います。
とりあえず、今日はおしまいです。

田植え続々終わる

まわりの水田は続々と田植えが終わり、風景が変わりました。

瑞々しいとはまさにこの事かと思わせる、しっとりとした景色に心が和みます。

一方麦畑は、一足早く実りの季節へと進んでいます。
あと一ヶ月もする頃には、水田には新緑の苗が育ちそのとなりで麦が黄金色に実ります。
麦秋ですね。

我が集落では、私が麦を作るようになって以来、新緑と麦秋のコントラストが見られるようになりました。
他の地域では、あまり見かけない我が藤沢の自慢の風景です。

そしてこれが最後にパンになるところまで実現しているのですから、実に目出度いことだと自画自賛している私です。

ところで、ここに写真の一枚でもあればと思うのですが、カメラも持っているのに、無いのは時間なのですね。

今日も半日外にいて作業していたのに、写真を撮影するということに気が回りませんでした。
畑の様子や作業の様子を事細かに報告するブロガーやユーチューバーも沢山いて、私もよく見せてもらっていますが、皆さんどうやってカメラを回す時間を生み出しているのか、それが知りたいですね。

明日と明後日は、食工房が定休日ですから、畑の写真の一枚でも撮れればいいなと思っています。

ではでは。

クマ、来ました!

獣害対策

2025.05.17 21:02 p4地点にて撮影
体長1m超の大きな個体です。


この個体は、昨年もこの場所に来ています。
カメラに思いっ切り近づいて、レンズを覗き込んだ奴に違いないと推測しています。
獣害対策

撮影地点情報
画像クリックで拡大表示します。

今シーズン、トレイルカメラを仕掛けて3週間余りが経ちました。
この間、イノシシの姿は早くから捉えていましたが、クマの姿はずっとありませんでした。

そして昨日あんなことを書いたばかりの今日、早速カメラはクマの姿を捉えていました。
場所は、国道を渡った後ろの山の中の農道です。
私が付けた地点タグでp4と呼んでいるところです。

とうとう来ましたね。
昨夜21時、一回通り過ぎて行っただけの映像、どこから来てどこへ行ったのか、これだけでは分かりませんが、今後度々姿を現すと思っています。
これからクワの実が熟すと、それを食べにクマがやって来るのです。

このエリアに何頭のクマがいるのか?それぞれのプロファイルは?さあ、調査開始です。

出来れば、カメラの数をもっと増やしたいですね。
ま、少しずつ進んで行きます。

獣害対策のこと、備忘録を兼ねて出来るだけ詳しく報告しますので、皆さまも関心を持ってご覧ください。
これから、獣害に関してどんなことが起こるか、一緒に見て行きましょう。

クマのニュース、増えてますねェ

クマの出没ポイントP4地点
今年は、まだ現れません。
今朝は未明の頃、シカが2頭現れました。
こいつらも、実はとてもヤバい相手です。

ネット上でニュースを拾っていると、クマ出没のニュースがいつも複数上がっています。全部が全部新着ニュースではないにしても、ほぼ毎日1件以上は報告されています。

そこで思うわけですが、こうしてニュースに上がって来るのは一部にすぎないだろうということです。

というのは、実際私やまわりの人たちの日常を振り返ると、クマを目撃するということは度々あるわけで、ではその度に警察やメディアに通報するかと言えば、まず100%しないですね。

その代わり、部落の中に限っては、しっかりと情報共有しています。

他所の部落の事情は分かりませんが、似たようなところもあるとするなら、クマ出没の現実はニュースが報じる数をはるかに超えて存在しているということです。
人的被害が出た時などを除けば、ほとんど表に出ることが無いというのがクマ出没に関わる現状ではないかと思います。

状況はどんどん悪くなりつつあります。
今、私がこんな記事を書くのは、はっきりとそれが分かるから、何より自分が被害に遭いたくないからだと申し上げておきます。
そして、誤った動物愛護の考え方が、この状況を生み出して来たのであることも・・・。

毎日毎日、余暇はすべて獣害対策に・・・。
何ともやり切れません。

田植え始まる

このあたりでも、続々田植えが始まっています。

家は麦作ですから、穂が出た麦の成長を見守っているところなので特に大変ということもありませんが、まわりの農家さんは代掻きから田植えまで、一年のうちでも一番大変な季節です。

そして、この田植えが終わっ頃から、夜になると蛙の鳴き声がにぎやかに聴こえてきます。
もうほとんど切れ目なく環境音になっていますから気にもなりませんが、実はものすごい音量です。

これが一匹か二匹だと間を置いてカリカリコリコリと大きな音を立てるので、夜の間ずっと寝ていられません。
以前、蛙の鳴き声で眠れないという話を、このブログに書いた記憶があります。

それが無数のカエルたちの声が重なって連続音になると、ほとんど気にならないというのも不思議な話です。
そしてまた不思議なのが、時々風の息のように一斉にピタッと静かになる瞬間があるのですね。
ほんの数十秒くらいのことですが完全に無音になった後、また一匹二匹と鳴き始めすぐに大合唱になります。
こうして、山里の夜は更けて行きます。

さてさて、明日は夜も明けやらぬ午前3時に起き出して、パン焼き仕事です。
いつものようにおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

田植えの終わった水田と麦の穂、山里の初夏の風景を見にいらしてください。