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この子達の幸せのために

食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ ミスク チノンゴ村の子どもたち


食工房の自家焙煎コーヒー

エチオピア イルガチェフェ ナチュラルプロセス風景


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今日は大方一日、コーヒーのプロモーションのための画像編集やテキストの編集をして、ラベルや価格表、また商品紹介のパンフレット、webページなどを作成していました。

コーヒー豆の出荷元のホームページに公開されている生産国各地の写真を見ていると、どこの国々もどちらかと言えば貧しい国が多いのですが、子どもたちの表情はとても純粋です。
日本にも、昔はこんな表情の子どもたちがいたのだった・・・と、複雑な気持ちになります。
若い女性たちも、いわゆるスレていなくて清々しい。

一方、この人たちの生活の如何は、コーヒーの売り上げにかかっているのですね。

フェアトレードと言う言葉、聞いたことがありますか。
公正貿易と訳せば良いのでしょうか?
経済格差と資金力を武器に、相場を操作し安く買い叩く巨大多国籍企業に、いいように牛耳られて来た生産者たちを守るために、正当な報酬が得られる価格を保証する取り引き、それがフェアトレードと呼ばれます。

食工房に入荷して来るコーヒー豆の大半は、フェアトレードで輸入されるものです。
価格は安くありませんが、それは現地の人たちに正当な報酬を差し上げるための当然の価格です。

おいしいコーヒーを飲んで国際貢献が出来る、それもフェアトレードのいいところです。
これからは、コーヒーを召し上がる時は、どうぞこの子達の顔を思いだしてくださいね。

一日、一日が過ぎて行きます

時間が経つのが速いと感じることに変わりはありませんが、今年は何かが違います。
そうです!今年は食工房のオリジナルカレンダーがあるので、それを眺めて今日はどうなってたのかな?と確認して、ちゃんと予定通りに一日が終わったかどうか、ふり返るということをしています。

明日は定休日で、ちょっと一休みで朝寝か昼寝か・・・?
でも、天気予報では明日は大雪と言っていますから、除雪で汗を流すことになるかも知れません。
別にカレンダーに合わせて行動しようなんて思っているわけではありませんが、予定通りでも予定通りじゃなくても、何だか面白いのですね。
作った自分たちが多分一番楽しんでいる、食工房オリジナルカレンダーかも知れません。

さて、明日と明後日は定休日で休業、その間にコーヒー豆が入荷して来ます。
ボリビアのリオコリとコロンビアのスィート&フラワーズ、そしてエチオピアのイルガチェフェ・ナチュラルの3銘柄です。
届きしだい焙煎して、売り出しです。
どうぞお楽しみに。
「食工房おいしいブレンド」も復活出来ると思います。

一方、エクアドル産ビルカバンバは、販売終了です。
ちょっと私の好みに合わなかったという理由で・・・。
ご了承ください。

パンにもお菓子にもそしてコーヒーにも、命をかけてます。

もちろん、深煎りも悪くない!

食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ・ビフィヤヒルズ農協 カンガ村産/フルシティーロースト
500円/100g


食工房の自家焙煎コーヒー

エクアドル ビルカバンバ/フルシティーロースト
500円/100g


食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ・ミスク農協 チャニア村産/フレンチロースト
550円/100g

ここしばらく、皆さまにはミディアムローストあるいはやや浅い煎り加減のコーヒーをお勧めして来ました。
世の中では、コーヒーのサードウエイブ到来!と、それまでの深煎り志向から浅煎りへと志向が変わりつつあります。
そんな流行り廃りに流されたわけではありません。

前にも申し上げたと思いますが、浅煎りの方が生豆の素性がより顕著に反映されるので、それだけ生豆の選定がシビアになります。
どちらかと言うと深煎りはごまかしが効く、とも申し上げました。

しかし、やはり素性の良い豆は、浅煎りでも深煎りでもいい味を出すことに違いはありません。
食工房は、焙煎を始めた当初は、深煎り志向でした。
私も、そして多くのお客さまも、酸味がない方が好みに合っていました。
七輪に炭火を起こして、金ザルで焙煎していた時も、二はぜが終了するまでしっかりと焼き込んでいたものです。

今思い出しても、あの頃のコーヒーもおいしかった・・・。

ここに来て、またいろいろと勉強していますが、生豆の特質に合った焙煎という考え方もあるのですね。

浅煎りコーヒーのフルーティーな酸味も、もちろんいいのですが、強烈なロースト香の深煎りコーヒーもまたいいものです。
これからは両方揃えて、皆さまのお好みに合わせてお勧めして行こうと思っています。
今週は、深煎りコーヒーの試飲もあり、かも知れませんよ。

さて、明日からしばらく寒い日が続くようです。
雪も降るようです。
雪の中、押してご来店ください。
ポイント2倍です。

寒い一日、雪の中、ご来店感謝

カッピング

カレー用に用意したステンレス製のカップが、ちょうど役に立ちました。
挽き豆を入れて、熱湯を注いで準備完了です。


カッピング

カッピング用のスプーンがありませんので、カレー用のスプーンや計量スプーンなどを総動員しました。


カッピング

特にトラブルもなく、無事終了。

本日は、この冬初めて雪国らしい景色になりました。
日中も寒く雪が降り続く中、それでも三々五々ご来店を賜りました。
お運びくださいました皆さま方に対し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

さて本日は、予告しましたとおり、アフリカのコーヒー豆のサンプル8銘柄の大試飲会をやりました。
最初、いつものようにドリップ抽出して普通に飲んでいただくつもりでしたが、何しろサーバーの数もカップの数も全然足りないし、時間をかけて順番に口に入れていたのでは、比較も出来難いですから、急遽やり方を変えて業界で行われているカッピング方式にしました。

皆さん初めての経験なので、戸惑いながら、しかし大変意欲的に挑戦してくださいました。
今回は特に記録は取らず、特に印象に残った銘柄を覚えておいてもらい、あとでそれらをドリップ抽出して全員で試飲しました。

共通して投票の多かった2銘柄+私の選んだ1銘柄の3銘柄でしたが、フィルターを通すだけでこれほど味が変わってしまう(欠点が消えて、おいしく飲みやすくなっている)という事実に、皆さん一様に驚かれたようです。
そしてそれれぞれに、お好みの豆が見えて来たようで、お帰りの際それぞれご自分の選んだ豆をお買い求めくださいました。

来年は、また違うサンプルを用意して、やりたいと思っています。
コーヒー好きの方、ぜひぜひご参加ください。


明日は、年内最後のパン焼きです。

明日は、年内最後の営業日です。
そして、臨時にパンを焼きます。
お正月もパンを切らしたくない方、どうぞご来店ください。
発送出荷も承りますので、ご注文はお早めに。

明後日から来年1月7まで、食工房は年末年始休業に入ります。

マラウイ4銘柄・ルワンダ3銘柄+コンゴ

コーヒー豆

マラウイ 4銘柄 一つだけ少し深炒り加減にしてみました。


コーヒー豆

ルワンダ 3銘柄 + コンゴ 1銘柄

アフリカのコーヒーを合計8銘柄、サンプルを取り寄せました。
マラウイ4銘柄、ルワンダ3銘柄、それにコンゴ1銘柄です。

一昨日と昨日で焙煎し、早速テイスティングをしています。
と言うか、狙いは的中で、マラウイのコーヒーがなかなかいいので、速攻で発注しました。

ルワンダもコンゴも悪くありませんが、またの機会に。

で、マラウイのコーヒーは、環境配慮型有機栽培で生産されていて、オーガニック認証を取得中です。
私の経験から言わせてもらえば、やはりオーガニックであることは最重要な要素です。
コーヒー豆は、あくまでも一農産物に過ぎませんから、そしてそれは果実であり種子ですから、そういう視点で眺めると、生命としての健全性が最終的に秀逸な風味に還元されると思っています。
米であれ、豆であれ、その他野菜果物、何でもがそうであるように・・・。

あと一つマラウイのコーヒーで触れておかなくてはならないのは、主力の品種がゲイシャという品種であることです。
ゲイシャと言っても、日本語のゲイシャ(芸者)とは何の関係もありません。
たまたま現地でそういう名前だったというだけです。

しかしそのゲイシャのキャラクターはとても秀逸で、特にパナマ産のものは、超高値で取引されています。
その特長は、やわらかい酸味にあります。
苦みを包み込むような、暖かさを感じるような、そのおかげでとてもマイルドな味わいです。

そして、マラウイのゲイシャは、大変リーズナブルな価格です。
今回入荷分は、ゲイシャ100%ではなく他の品種も混ざっていますが、それでも十分ゲイシャのキャラクターが出ています。
そんなわけで、マラウイは定番に決まりです。

あとまだ続けてサンプルをオーダーしています。
いろいろ挑戦して行きますので、どうぞご期待ください。


アフリカのコーヒー、大試飲会

12月27日(日)午後

27日の日曜日、この日は特大シュトレンの切り分けおふるまいもあります。
併せて、今回取り寄せたサンプルの試飲をしていただけます。

量がないので、ある程度お集まりいただいた時点で、一回だけいれておしまいになると思います。
一度に8銘柄味見していただきますので、少しずつになります。
どうぞ、奮ってご参加ください。


《再録》週慣・コーヒー通信 2007年4月17日
「私とコーヒーの出会い」

今でこそコーヒーを商売のネタにしている私ですが、レギュラーコーヒーを自分で入れて飲むようになったのは、大人になって独り立ちしてからのことです。

昭和20年代後半生まれの私、しかも育ったのは四国の山奥の小さな村、喫茶店もなければ日常コーヒーを嗜む人などいるわけもなし、意外にも私とコーヒーの付き合いは、中学生の頃にインスタントコーヒーから始まりました。
かの有名なネスカフェは、その頃四国の山奥の小さな村に初めて出来たスーパーマーケットの店頭にもちゃんと並んでいました。

牛乳を沸かしてインスタントコーヒーと砂糖を溶かして飲むというのが、飲み物の中では一番気が利いているという感じでしたね。
「カフェ・オーレ」なんて言えば聞こえは良かったでしょうが、そんな呼び名は聞いたこともありませんでした。
今は「コーヒー牛乳」がレトロ感覚にマッチしてウケたりするのですから面白いですね。

その後、ジャズ喫茶に通うようになったりして、レギュラーコーヒーの香りと雰囲気にすっかり浸ってしまい、以来、豆から挽いてコーヒーを入れるという手順を踏んでみたくなったのでした。

手回し式のコーヒーミルとネルドリップフィルター、それにホーローのポット、実はこれが自分で稼いだ金で買った最初の所帯道具と言えるものでした。
そしてコーヒー豆は、コロンビア、モカ、ブラジルの三種類。

今思うと最初からコーヒー通を気取っていたようで、何とも愉快な思い出です。

コーヒー通信

今も、食工房のカフェスペースで活躍しています。

コーヒー焙煎再開に、うれしいお声かけ

このブログとIIDE(紙版・飯豊の空の下から・・・)紙上で、コーヒー焙煎機の入手のことやコーヒー焙煎再開のお知らせを申し上げましたが、ここ数日来、お電話、ファックス、お手紙、メールなどで、次々とうれしいお声かけをいただいています。

曰く、「(コーヒー焙煎を)止めないでくれて良かった!」「新しい焙煎機、良かったですね。期待しています。」「早速注文します。」「食工房のコーヒーが、私の唯一の楽しみだったので・・・」などなど。

これほど熱い反応が返ってくるとは思っていませんでした。
軽はずみに看板を下ろしたりして申し訳なかったと、深く反省しております。

道具一つでまたやる気になったというのも、これまた軽はずみなのかも知れませんが、今度は腰を据えて本気でパン屋と両立させて行きたいと思っています。
どうぞどうぞ、よろしくよろしく、お願いいたします。

コーヒー焙煎再開キャンペーン

コーヒー

今度から店頭にディスプレーして販売に臨みます。

今月と来月(1月)そして再来月(2月)いっぱい、コーヒー焙煎の再開を記念してキャンペーンを実施します。
この期間は、店頭にてコーヒーの試飲サービス、そしてコーヒー豆を思い切った割り引き価格にて販売いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
またカフェスペースにて、おいしいコーヒーの入れ方のワークショップ、映画「おいしいコーヒーの真実」の上映などを開催します。(別途、日程をご案内します。)
どうぞよろしくお願いいたします。

食工房の自家焙煎コーヒー

ただ今、コーヒー焙煎再開記念特別価格になっています。
※期間限定です。(2月の末まで)

コーヒー焙煎、本格再開

コーヒー焙煎

排気ダクトはファンヒーターをコタツにするときに使うものを流用。
室内に煙がこもらないので、ずっと快適になりました。


コーヒー焙煎

排出口から焼き上がって、さらに冷却された豆が出て来ます。


コーヒー焙煎

トマトペースト1号缶の空き缶を、かれこれ20年余り使っています。
炒り豆が、約1kg入ります。


コーヒー焙煎

ブラジル セラード樹上完熟・晩秋摘み ミディアムロースト

新しく手に入れた焙煎機が、稼動開始しました。
欲を言えば、もう少しノウハウを詰めたいところもありますが、あとは営業運転しながらレベルアップして行きます。
一応合格点はいただけるものと思っています。

今日は、ブラジルのセラード樹上完熟・晩秋摘みの生豆を、ミディアムローストとフルシティーローストにしました。

今までのポン菓子焙煎機でやったのとどこが一番違うかと言うと、直火式の焙煎機では、豆の持ち味が損なわれることなくストレートに出るところでしょうか。
これは一方、良くも悪くもという一面があって、それゆえになおさら生豆の品質の重要さが増すことを意味しています。

今日も思い出していましたが、昔、七輪に炭火を起こして、その上に生豆をステンレスのザルに入れてかざし、木のしゃもじでかき混ぜながら焙煎していた頃の焼き上がりに良く似ています。

今までのローストに馴染んでいた方は、今度はちよっと違うぞ!と首をかしげる瞬間があるかも知れません。
でも、いずれ必ず良さを分かっていただけると信じています。

明日も、店頭コーヒーサービスにて、試飲していただけます。

皆さまのご来店、お待ちしております。
明日も、お天気は概ねよろしいようです。

コーヒー焙煎機

コーヒー焙煎機

生豆2kgまで焙煎可能
これまでの約2倍量になります。


コーヒー焙煎機

ここが排出口
焙煎の終わった豆が、冷却されて出て来ます。

コーヒー焙煎機がやって来ました。
専用の機械を手に入れたのは、これが初めてです。

皆さますでにご存知の通り、今まではポン菓子機を改造してコーヒー焙煎をやっていました。
これがなかなか上手く行くので、かれこれ20年以上も使いこなして来ました。

しかしこの度、町内の知り合いから焙煎機を譲っていただける話しが舞い込み、二つ返事で飛びついたというわけです。
価格は、何と!一桁万円でマッチング。

今日それを運んで来ました。
そして、内部を掃除して試運転してみました。

最初から営業運転は不安がありますから、選別で落とした豆を使って・・・。
火力と時間の兼ね合いを覚えるには、まだ少し時間がかかりそうです。

専用機なのですから、今まで使って来たポン菓子焙煎機よりいい結果が得られなくてはならないはずですが・・・、ポン菓子焙煎機がなかなかいい仕事をするので、すぐに勝てるかどうかは分かりません。
新たなノウハウを見つけなくてはならないでしょうね。
まあ、これが私の楽しみなのですから、いいのですが・・・。

そんなわけで、また忙しくなるじゃないか・・・と、自分でも呆れている私です。

さて、食工房の一週間が終わりました。
明日と明後日は、定休日。

私は、雪囲いの設置を仕上げなくてはなりません。
娘たちは、半日休日返上でスコーンを焼きます。
カミさんは、荷造り発送が数件。

この時期、結局休みはありません。

セラード・樹上完熟豆入荷

コーヒー豆の話しです。
納得の行く銘柄が見つからないとご報告申し上げていましたが、ダメなら自家用でもいいというつもりで、セラードの樹上完熟豆を仕入れました。

この豆のキャラクターは、もうすでに十分承知していますので、欠点豆の多さだけが気がかりでした。
まあ20%以下ということはないだろうくらいの覚悟でした。
この豆は、選別さえしっかりやれば、決して悪くないどころかなかなかイケる口なのです。
期待半分、不安半分の気持ちで入荷を待ちました。

届いたのは2014年度収穫の物、まあまあいいんじゃない・・・ということで、早速焙煎してみました。
まあ、特に言うことなしの90点というところ。
ミディアムローストとフルシティーローストを用意しました。

と言うわけで、皆さまからのご注文をお待ちしております。

それから明日は、パン焼きの木曜日です。
地元産新ライ麦のパンが出揃います。
ライ麦入り角食パン、堅焼き黒パン、プンパニッケルですね。
どうぞよろしくお願いいたします。