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麦が伸び始めた

麦ラボ

中島第2圃場のライ麦です。
最終的には人の背丈を越えるほどに成長します。

今日はもはや初夏の暖かさでした。
時折寒さが戻ることもあるものの、全体的には季節の進みが早く感じられます。

この一週間くらいの間ですが、麦の茎立ちが始まりました。
写真は、中島第2圃場のライ麦ですが、その他の麦も皆丈が延びて生育の良いところは高さも40cmを超えて来ています。

しかし昨年の豪雨災害のために、どの圃場も馬糞堆肥の投入が出来ず少量の化成肥料のみの施肥なので、収穫の頃にどのような状態になっているのか予想が付きません。

どんな状況でも植物は必ず実を付けますので、そこそこの収穫はあるものと思っていますが、どのくらい・・・となると、穫れて見ないと分からないというのが正直なところです。

ま、案じても仕方がありませんので、天の計らいに任せておきましょう。
我々は、草取りなど地味でも出来ることをコツコツやるだけです。

麦畑の様子

麦ラボ

定点観測 23.04.03


麦ラボ

定点観測(広範囲)2023.04.03
中島圃場、第1~第8まですべてが視界に入っています。


獣害対策

トレイルカメラというものです。
32Mpxの高解像度画像、4Kビデオの撮影が可能です。
しかもバッテリーの消費も最小限で、なかなか優秀です。


獣害対策

電池切れの心配から解放されるためにソーラーシステムを追加しました。
ソーラーパネルに5200mAhのリチウムイオンバッテリーパックが内蔵されています。


獣害対策

設置場所は、このようなところです。
先日、立木を伐採しています。

久しぶりに定点観測です。
麦の緑色が濃くなって来ました。
丈も伸びて、次第に地面が見えなくなって来ました。

ただただ、無事の収穫を祈るのみです。
今のところ獣の害はありません。

ただし、油断するわけには行きません。
電気柵の設置を進めています。
監視カメラも設置しました。

こうした獣害対策は、農家にとっては圃場防衛であり、そのための費用は防衛費とも呼ぶべき出費です。
もはや生活費の中のそこそこの割合を占めるに至っています。

さて、明日と明後日は食工房は定休日です。
店はお休みです。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

明日もさらに晴天が続くようですので、引き続き電気柵の設置作業です。
手間暇はかかりますが、品質の良いライ麦やスペルト小麦、希少価値のある国産デュラム小麦など、それらの収穫が何より楽しみです。

小麦サラダの素、新発売

小麦サラダ

小麦サラダの素 500g 新発売! 550円

先日ご紹介しました小麦サラダですが、インスタグラムでもご紹介したところ、多くの方から反響がありました。

そして今日、件の小麦サラダの素の販売の準備が出来ましたので、皆さまにお知らせ申し上げます。

この製品は、食工房が自前の圃場で収穫したスペルト小麦を、精麦機で15%ほど精麦したものを粒のまま袋詰めしたものです。

容量は500gで脱酸素剤を封入しています。
賞味期間は製造日より6ヶ月となっています。
価格は、1袋550円です。

★用い方について
事前に30分間くらい水に浸してから茹でてください。
20倍量の水で茹で時間は沸騰してから15~30分、お好みの柔らかさになるよう調整してください。

サラダにする時は茹で汁は使いませんので、ザルなどで濾して水切りします。
茹で汁は風味もあるし栄養成分も溶け出していますから、捨ててはもったいないです。

スープベースとして使います。
例えば、コンソメキューブ(コンソメスープの素)などで味付けし、パセリを散らして胡椒を一振りすれば、上等なスープが出来上がります。

また、ゆでた小麦もそのままスープの具材にすることも出来ます。
ひき肉や玉ねぎを炒めたものを加えて、さらに煮込みます。

そして、白米と一緒に炊飯することも出来ます。
ライ麦ごはんの素と同様、また違った風味を楽しめます。

ぜひお試しください。

春を待つ麦畑

飯豊の空の下から・・・

庭の一角に咲いた福寿草


麦ラボ

定点観測 2023.02.28
積雪深30cmを切りました。
部分的に露出したところもあります。


日当たりの良い場所は、早くも雪が消えて地面が見えて来ました。

庭の福寿草のつぼみがが開き始めました。
今日あたりは日差しも一日中あり、気温も上がりました。

麦畑を覆っている雪も少しずつカサが下がって来ており、一部では地面が露出して麦が姿を現した箇所もあります。
こうなると、白い雪と違って熱を吸収する地面の周辺からどんどん雪融けが進みます。

春が近づいています。
今年の麦の出来はどんなでしょうか。
まだそれを占うには時期が早過ぎますが、期待は膨らみます。

圃場は静かに眠っています

麦ラボ

定点観測230211
道路以外は全て雪に覆われています。
積雪深は、平均40cmくらいあります。


麦ラボ

視野には、中島第2圃場、中島第8圃場、中島第1圃場が入っています。

この季節、圃場は雪の下で静かに眠っています。
昨年は、真冬に雪を漕いでイノシシがやって来ましたが、今年はそれもなく全く静穏です。

夏の間は藪で全く何も見えない所も、この季節は端から端まですっかり見通せます。
あそこの木を伐っておくといいのだけど・・・とか、あのへんちょうどけもの道になりそうな地形だね・・・とか、あそこが防御のポイントだね・・・とか、本当は雪の季節にいろいろ手を打てればいいのですが、なかなかそうも行きません。

でも、思い切って、木を2~3本切るかも知れません。
獣たちに対し、あたりの風景に人間の関与と変化を感じさせることは、獣害対策上最も重要なポイントです。
今年も、いろいろ作戦を考えています。

初雪でした

麦ラボ

定点観測2022.12.06


麦ラボ

電気柵設備を除雪車に壊されないよう、目印を立てておきます。
ここには、地中線が埋設されています。


麦ラボ

定点観測2022.12.07

昨日から降り出した雨が深夜に雪に変わり、今朝は一面の銀世界になっていました。

その後日中はまた雨になりましたが、積もった雪が消えるまでにはなりませんでした。
そのまま明日にかけてみぞれまたは雪で経過するようですから、明日の朝はさらに白くなっていることでしょう。

昨日は緑色がきれいな麦畑でしたが、今日はモノトーンの暗い空の下、白い雪に埋もれていました。

さて、明日はまたパン焼きです。

おかげさまで、収穫の恵みパンセットが完売となりました。
多くの皆さまにご利用いただきました。
この場を借りて、御礼申し上げます。

明日は、多分雪空の下、雪の日ポイント2倍が適用になると思います。

皆さまのご来店をお待ちしております。

おいしいは、畑から始まる

私たち日本人は、お米のおいしさにはうるさいのですね。
一頃、そして今でも、コシヒカリは断トツの人気銘柄です。
新米の味わいにこだわる傾向も、しっかり根付いています。

一方、パンに関して小麦の品種や銘柄にこだわることがあるだろうかと思った時、さっぱりそうした情報に触れることはありません。
製粉会社でも、小麦の品種を明確にすることなどほとんどありませんし。

ま、それは置いて。

食工房では、自前の圃場でライ麦やスペルト小麦などを収穫して、パンの原材料として使用しています。

で、今年のライ麦とスペルト小麦の作柄が大変良好で、その恩恵がパンの風味にはっきり現れているのですね。
特に配合割合の高い、プンパニッケル、スペルト小麦丸、堅焼き黒パンなどで、それを感じます。
穀物のおいしさと満足感が今までとは違う感じがしています。

毎日の食事でそれを感じながら思うことは、おいしいパンを焼くには良い粉が必要、良い粉を挽くには麦の出来が良くなくては、そのためには畑の土を肥やさなくては・・・なのですね。

つまり、おいしいは、畑から始まる!ってことです。
食工房の自前ではありませんが、小豆も大麦もエゴマもすべてその例に漏れません。

今回は、おいしいかぼちゃをいただきましたので、今度出来るかぼちゃあんぱんもやっぱり畑から始まっているおいしいなんですね。

それから今日は、例の少年たちが播いた小麦がいい具合に育って、少年たちに教えながら麦踏みをやりました。

二週間前に種を播いて、何も無かったところにちゃんと麦が育っているのですから、彼らのそのうれしさや驚きは、はたで見ていても分かります。

来年夏には、必ずや収穫の成功体験に導いてやりたいと思う私です。
そして、畑ってすごいな、いいな、と思う気持ちが芽生え育ってくれることを願っています。

本当は、おいしいは、そんな子どもたちが育つところから始まるのかも知れません。

麦ラボ

弟君は、両足で2列踏みに挑戦


麦ラボ

お兄ちゃんは、確実に踏み残しが無いよう1列ずつ踏んでいます。


麦ラボ

終わった後の達成感と自信が見えるようですね。

小春日和

麦ラボ

定点観測20221026
第2圃場のライ麦がはっきり筋になっているのが分かります。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
昨日麦踏をして、1日が経過したところ


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
麦踏み後1日経過


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中島第4圃場 南部小麦
麦踏み後4日経過



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中島第5圃場 ライ麦
昨日(10/25)麦踏みしました。


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中島第6圃場(手前)、第7圃場(後方)
いずれもスペルト小麦


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中島第8圃場 スペルト小麦


★画像の中で、中島第4圃場以外はすべて8月の豪雨災害で泥水に浸かっています。

何度もこのタイトルを使っていますが、今日もまさに小春日和と呼ぶにふさわしい穏やかな晴天に恵まれました。

正直、屋内で仕事なんかしたくないと思いました。
麦踏みしてお茶飲んで、また麦踏みしてお茶飲んで、そうやって一日が過ぎれば最高だなと。

でも、そうも行かなかったのではありますが。
麦畑の写真だけは撮って来ました。

朝も、日中も、そして夕方も、今日はしみじみここの暮らしがありがたいと思う一日でした。

明日は、また定休日明けの木曜日、パン焼きです。
収穫の恵みパンセットのご注文をいただくようになって、仕込み量が多くなっています。

気合いを入れて手際よく進めないと、パン生地の発酵に追い付かれてしまいます。
がんばらなくては・・・。

皆さまのご来店も、お待ちしておりますよ!

麦踏み始まる

麦ラボ

定点観測221019 中島第2圃場のライ麦が育って来ました。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦 近影


麦ラボ

高野第2圃場 デュラムⅡ
麦踏みを終えました。


麦ラボ

踏まれて地面に横たわった麦
ここから、たくましく起き上がって旧に倍する勢いで成長します。


食工房

プレミアムスコーンのバター切りの準備です。
これで1ロット、5個入り×16袋分の材料です。


食工房

食工房畑で収穫した南部小麦の粉です。
おいしそうなクリーム色をしています。

麦が育って来ました。
一番先に播いたデュラム小麦は、麦踏みをする状態になりましたので、今日の午後、上の娘と二人で踏みに行きました。
狭い圃場なのですぐに終わりましたが、これから次々と麦踏みが続きます。

さて、明日はまた定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
収穫の恵みパンセットも、明日から出荷が始まります。
それに合わせて、漉乃あん丸(あんパン)も再開です。

私の明日の楽しみは、自前の南部小麦のパンがどんな出来になるかです。
そして、この小麦粉を使ってスコーンの準備もしています。
これは明後日に焼きます。

食欲の秋です。
いろいろと食べる楽しみが待っています。

皆さまのご来店、お待ちしております。

本日の麦畑

麦ラボ

定点観測 20221015
中島第2圃場は、ライ麦が成長しています。
中島第3圃場は、完全に草藪になってしまいました。


麦ラボ

定点観測(広範囲)20221015


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦
葉の色が緑色になりました。


麦ラボ

ライ麦近影


麦ラボ

ライ麦近影 降雨後

赤っぽかったライ麦の葉色も、すっかり緑色に変化しました。
順調に成長しているようです。
その他の麦たちも、すべて発芽し成長を始めています。

明日は、杜カフェパンマルシェ

先日ご案内した横浜市内でのイベントは、明日(10/16)開催となっております。
大勢の皆さまのご来場を、お待ちしております。

食工房

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