高野通信」カテゴリーアーカイブ

店主の日々雑感など諸々

今のところ、風邪も引かずに

この年末も、毎度のごとく超忙しいのですが、去年まではいたスタッフさん1名が欠けたにもかかわらず、逆に多いくらいの仕事を順調にこなしています。
兎にも角にも、体力ですね。

例年この時期に一度くらいは風邪を引いて難儀をしている様子が、このブログにも書き残してあったりするのですが、今年は今のところ大丈夫です。
多分・・・ですが、今年は年初から体力維持を心がけて、運動を欠かさずに過ごして来たことが効いているのではないかと思います。
このまま健康で一年を終わりたいものです。

まあでも、インフルエンザの感染だけは気をつけていないと・・・。
そしてどんなに忙しくても、体操やジョギングにちゃんと時間を取るべきですね。
その分必ず、元は取れますから。

「おっさん今日も走る」

IIDE編集モード

さあ、明日から12月です。
師走です。
師も走るくらいですから、下々の私などは走って走って走り抜かなくてはなりません。
体力勝負です。
今日はもう、気持ちが悪いくらい暖かでしたが、この後明日以降グングン気温が下がって行く予想です。
明後日は雪が確定的です。

この年末は、風邪引かないようにしたいですね。

さて、これからIIDE編集モードに入ります。
ブログは、お休みになるかもです。
もちろん余力があったら、書きますが・・・。
ではでは。

いよいよ、雪の季節始まるか!?

天気図

11月29日午後3時現在の天気図
お天気の動きが速いですね。


天気図

24時間後・11月30日午後3時
ちょっとだけ晴れ間も見えるかも知れませんが、あまり期待は出来ません。


天気図

明後日・12月1日の予想図
この一日後から雪になるパターンですね。
あまり考えたくないけど、凄いことになりそうな・・・。

今日は、雨時々曇りのお天気でした。
明日、一時的にお天気が持ち直すようですが、その後はもうずっと雨から雪になり週末まで雪の予報が出ています。
天気図を見ても、3日後くらいから強力な冬型の気圧配置になりそうです。
まずこのあたりでも、まとまった降雪は免れないでしょう。

もう明後日から12月ですし、何年前だったか・・・、12月の初めにいきなり一週間雪が降り続いて、あっという間に1mを超える根雪になったことがありましたが、そのパターンになって欲しくないですね。

そうなったら人間も大変だけど、山の鳥や獣たちはいっそう大変なことに違いありません。
凍え死んだり飢え死にしたりする者が、沢山出ることになりますから。

この界隈の猿の話ですが、近くの知り合いの報告によると、60頭はいるとのこと。
数年前、40頭いると報告されていたのですから、もう1.5倍の数に増えたのですね。

人里で、作物や誰も取らない柿などにありついて、餌が足りている証拠です。
しかし、こんな増え方は、猿にとってもいいことではありません。
いつかは破局を迎えざるを得ませんから。

さしあたり今度の雪がどの程度か・・・、猿の分まで心配しなくてはならないのは、いささかやりきれません。

食工房、明日はまたシュトレンです。

アクロバットのように多忙な一日

今日は、まずシュトレン54本の仕込み。

それから藤沢集落の収穫祭の会場へ。
おばあちゃんたちの小豆で造ったあんぱんを届けました。
皆さんで試食してくださいと。

戻ってシュトレン作業続行。
午後、すべて焼き終えて冷却中に、今度はスコーン焼き。
会津中央乳業さんからご注文でした。

終わって、下の娘は配達に。
その間、いろいろと片付け作業をしながら、帰りを待ちました。

その後、シュトレンの仕上げ作業をして、また冷却中です。
まだ終わりません。

で、昨日の花火は、やっぱり猿だったと言うわけで、朝のうちに速攻で火を起こし作業の合間を縫っては落ち葉や小枝をくべに行きました。
竹があったので火にくべて、パンパンと威勢のいい音も立てました。

熊と違って冬眠はありませんから、しかも集団ですから、戦いはむしろ雪の季節を迎えるこれからが本番です。
居付かれたら、もう落ち着いて過ごすことなんて出来ませんから、腹をくくって対峙するしかありません。

しかし、どんなことになるやら、想像も付きません。

正に小春日和

小春日和

朝晩の冷え込みに比べて、日中の暖かさは正に小春日和


小春日和

白菜がまだじわじわと育っています。


小春日和

大根もいつの間にか太くなって来ています。


小春日和

風車がなくなりました!

今日の日中は、寒さが緩んで正に小春日和というにふさわしい上天気でした。
パンを焼きながら、外の気持ち良さそうな様子を見ていると、どうしても外に出たくなって仕方がありませんでした。
で、ちょっとの間に飛び出して、写真を撮って来たというわけ・・・。

今日は、どこに行っても気持ちが良かったでしょうね。
食工房にも、三々五々ご来店のお客さまが見えました。
酵母の調子も上々でいい具合に焼きあがりましたので、皆さまに喜んでいただけたのではないかと思っています。

そうそう!今日は朝から獣追い払い用の花火の音が何度も聞こえていました。
すぐ近くだったようです。
どこだろう?誰だろう?猿が出たんじゃないか?と噂していましたが、わざわざ確かめに行かなかったので何だったかは不明。

午後、時間を取って、裏の林で火を焚きました。
落ち葉がいっぱいあるので、燃やすものには困りません。
まだまだ込み合っている林なので、今日もついでに立木を一本倒しました。

少しずつ風通しが良くなって、カラッとして来た裏の林、見通しも良くなって獣たちにはきっと居心地の悪い場所になったことでしょう。
逆に私たちには、気持ちの良い空間になりました。
外でお茶もいいですね。
早速やってみましょう。

11月23日午後3時の予想図 日本列島は、北海道以外は小春日和の一日となりそうです。

11月23日午後3時の予想図
日本列島は、北海道以外は小春日和の一日となりそうです。

さて、このお天気は明日まで続きそうです。
どこに出かけても、気持ち良く過ごせると思います。
飯豊山も真っ白です。

いいでのゆに浸かりに・・・、いかがですか?
そしてお帰りには、食工房にお立ち寄りを!

ご来店お待ちしております。

床下

床下

これでは、たまったものではありません。


床下

間に大引き1本追加。
両脇の大引きには、コンクリートブロックとゴムのスペーサーで支えの束を追加。


床下

ちょっとしたことなのですが、こうして刻みを入れて部材同士を組んでおくことは補強の基本です。
奥に見える大引きは、向かい合った部材に組み合わさっていないどころか、離れていて隙間が出来ていました。


床下

根太に使った材料は、2×4です。
今回は、入念な摺合せをする時間が無かったので、ゴムや金属板のスペーサーで高さを合わせています。

我が家はいわゆる古民家で、それも老朽化が進んであちこちガタが来ています。
借家故に、修繕はいちいち家主にお願いするしかないわけですが、細かいところは自前で修繕しながら何とかこの十年過ごして来ました。

床下は特にシロアリの被害が酷く、これまでにも何度か手入れをしているのですが、半年余り前から居間の一角の根太が折れたらしく畳が沈んで上に乗れなくなってしまいました。
それから今日まで、なかなか手が出せずよほど耐えかねていたのですが、今度の正月休みに孫たちがまたやって来ると言うので、いよいよ何とかせざるを得なくなりました。

ちょうど雪囲いも首尾よく終わったことだし、今日の休みにやらなかったらあとはチャンスが無くなると思い、畳を上げてみました。
いやはや、びっくり仰天でした。
畳二枚分の範囲の根太3本が、全て腐って折れていました。
それにしても、大して太くもない根太を一間(1.8m)飛ばして間に大引きを入れないとは、もうガッカリするような造作です。

そこで修繕ついでに、大引きを1本追加して、周辺の大引きにも束を足して補強しました。
しかし、あっちもこっちもガタガタなので、水平なんか出せるわけもなく、そのままなりに造作して元に戻しました。

床下

畳を敷いて元に戻れば、どこをどうしたのか全く誰も知らない床の下です。

畳をはぐったのがお昼前。
午後からホームセンターに材料を買いに行って、帰ってきたのが3時過ぎ。
そこから工事を始めて、完了は午後6時過ぎでした。

工事中は、それこそ頭も体も火が付いたようにカッカとして、寒いどころか汗をかいていました。
あぁ、そのせいでしょうか、今頃になってグッタリです。
これで、孫たちが来ても大丈夫!
と言うわけで、あとはコタツに入ってくつろぐことにいたします。
ではでは。

初雪が降りました。

初雪

初雪です。
この程度では、交通の支障にはなりません。
ご来店の方、ご安心ください。


初雪

このままでは、畑の大根と白菜が雪の下になってしまいます。
気ばかり焦っても、どうにもなりません。

今朝窓を開けてみたら、外はすでに白くなっていました。
そして、大きなボタ雪が降りしきっていました。

うわーっ、こりゃ大変だ!と、にわかに気が引き締まりました。
と言うのも、雪囲いがまだ全然出来ていないからです。

尤も、日中には雨に変わって、ほとんど積雪というほどにはなりませんでしたが・・・。
その空の下を、ツグミの群れが飛び回って餌を探していました。
カラスたちも、寒そうに杉の木の枝に隠れるようにとまって、「カア、カア」と切なそうに鳴いていました。
でも、人間たちが採らない柿がまだまだ鈴なりになって残っていますから、当分は食うものには困らないでしょう。

しかし、寒いだろうな・・・。
それなりに適応しているのでしょうけれど、寒さの中で餌を探すのは命がけでしょう。

そう言えば、熊の気配は遠のいたみたいです。
親子の熊がいたことは確かなのですが、冬眠場所を探してどこかに移動して行ったようです。
もうこれから先は、冬眠場所と決めた場所から遠出することはないでしょう。
今、体力を消耗すると、命取りになる可能性がありますから。

さてこれでもう、落ち葉焚きも出来なくなりました。
あとは薪ストーブを焚きたいと思っているのですが、薪は一冬分には到底足りないくらいしかありません。
何しろ忙しい毎日ですからね。
薪作りも出来ませんでした。

そして畑の大根と白菜も、生育が間に合いませんでした。
幾らかは収穫して食べられると思いますが、冬の間の保存野菜には多分なりません。
残念!

この後、どの程度暖かい日が戻って来るかその次第によっては、二回目の麦踏みが出来ないまま冬を迎えることになるかも知れません。
いずれにしても、もう間もなく畑の作業は終了。
来春までお休みです。

さてそんな中、明日も皆さまのご来店をお待ちしております。
少しでも雪が降れば、ポイント二倍になります。
道中、くれぐれもお気をつけておいでください。

長い一日

今日は忙しかったです。
長い長い一日でした。

その間、外はずーっと冷たい雨。
何時、みぞれ混じりになるかと思える雨でした。

でも食工房の作業場は、薄着の袖を腕まくりしてちょうど良いくらい。
そしてその中で、一日ずっと汗をかくほど全力投入して仕事していました。
パン焼きって、案外重労働なんですよ!
終わって配達に出かける頃は、もう早や薄暗くなっていました。

雨の中を回っていると突然、田んぼの中の道を、傘をさして自転車を漕いでいる人とすれ違いました。
風も強いのに、あれでは顔は濡れなくても半身ずぶ濡れだなぁ・・・と思いながら、帰り道を急ぎました。

でも、気の毒だなとは思わなかったんですよ。
甚だ手前勝手な想像なんですが、何と言うか、いいなぁ・・・と思ったんです。

私だって、集落の中なら歩いて出かけるし、自転車もありです。
雨が降っていたって関係ありません。
そうやって家にたどり着いて、濡れた体を乾かして、温かいお茶だったり、ご飯だったり、そしてお風呂だったり、そりゃあ幸せを感じる瞬間ですよ。

昔、車なんて無かった時代には、蓑笠つけて濡れそぼって外を歩いて出かけたのです。
辛かったに違いないけれど、だから囲炉裏の火がことさらにありがたかったし、菜っ葉だけの汁でもうれしく思えたのです。

否、そんな昔と比べようと言うのではありません。
ただ、雨風激しい寒い晩に、傘をさして自転車を漕げるって、素敵だな!と思っただけ。

明日は、雪になるところもあるらしいです。

時雨降る夜もまた・・・

今日は、曇りながらモヤッとした暖かい空気でした。
風はほとんどなく、この後のお天気の崩れを予感させる夕暮れ時でした。
そして先ほどから雨が・・・。
明日は、雪にこそならないまでも、冷たい時雨が降る一日になりそうです。

この時期の夜の雨は、心細い気持ちにさせるのものですが、この頃は逆に何だかとても安堵感を覚えるようになりました。
年齢を重ねたからでしょうか。
否、誰もがそうなるというものでもないでしょう。

不思議ですが、私は、時雨降る夜がとても愛おしい・・・。
その雨音は、挽歌のようにも聞こえます。
すべての終わるモノたちへの挽歌。
いつか、私のためにもそれは奏でられる時が来る・・・。
死ぬんだったら、今頃の季節がいいな・・・と、しばし感傷に浸る私です。

さて、明日はまた忙しいパン焼きの日。
頭の切り替えは、得意です。
ではでは。

半日、山仕事

今朝は、この季節らしく冷え込みました。
霧は出ておらず、代わりに真っ白に霜が降りていました。

パン生地をこねた後、外をジョギングした時、空気が冷たくてマスクをした方が良かったな・・・と思ったくらい。
そして日中は、そこそこ暖かくなって気持ちの良い晴天でした。

私は、午前中で食工房の仕事を上がらせてもらい、あとを娘二人に任せて外へ。
裏の林の中に伐り倒したままになっている木を、薪になるように玉切りしたり小枝をまとめて邪魔にならない場所に置いたりしながら、一方で落ち葉や刈り払らわれたまま残っている笹や草の残骸を集めて燃やしました。

山暮らしの時以来、久しぶりに山仕事をしている気分でした。
いやはや、体力を使いますね。
以前に比べると、この頃チェーンソウが重く感じられます。

それでも昔取ったきねづかですね。
一旦エンジンがかかれば、危なげなく使いこなせる自分に、ちょっとだけ安心しました。
そして夕方までにかなりの範囲が片付いて、いかにも見通しが良くなりました。
煙も出ているし、多分熊は近づけません。

その代り、私は、今夜はもうすぐに寝ないと持ちません。
ではでは。
明日は、今年初のシュトレンを焼きます。