商売は、どこも厳しいようです

毎週金曜日は、販売をお願いしている業者さんに納品に回っています。

今月に入ってからというもの、オミクロン株の感染急拡大の影響でしょうか、各業者さんからのご注文はガクンと減りました。
一時的にご注文を休止される業者さんも出ています。
聞いてみると、コロナ禍以降で経営の状況は、今までで一番厳しいと言います。

また、知り合いのラーメン屋さんは一時休業を決断されたらしく、いつもならお仕事に出ている時間、家でお子さんの相手をしていたり・・・。

これって、単にオミクロンの感染力を恐れているとかの話ではなく、実際にお客さまの中に感染者や濃厚接触者が発生していて、来たくても来られない状況もあると理解しなくてはならないようですね。

否、もはやどこで誰が感染しても不思議は無いと思える状況ですから。
我々も気を付けなくては・・・と思いつつ、本当に防ぎ切れるのか?と一抹の不安も過ります。

何しろ私も連れ合いも高齢者の一角ですから、いかにオミクロンのリスクが低いとは言え、軽んじるわけには行きません。
まだまだ当分先まで油断は禁物と言うことで、がんばって耐えるしかありません。

ちなみに、食工房は明日も平常通り営業しております。
明日は、パン焼きの日です。
焼き立てをお買い求めいただけます。

皆さのご来店をお待ちしております。

今、かかりたくないコロナ

オミクロンの感染力が凄いですね。
福島県でも、昨日600人を超え今日も580人余、喜多方市内でも二桁の人数が出るようになりました。
いよいよ身近なところにまで感染が広がって来ていると感じます。

オミクロン自体の重症化や死亡のリスクは比較的低いと認識していますが、指定感染症2類なので、感染したら隔離か自宅待機の対象となり仕事が出来なくなりますから、生活上の死活問題となります。

出来ることはすべて実行して、何としても防御しなくてはなりません。
お客さまをお迎えする時、また自分が外に出る時、すべてを感染の可能性がある機会と捉え、事前の対策を講じておこうと思います。
マスク、手指衛生、3密回避、そして次亜塩素酸水の活用が肝になると考えています。

こうして高い緊張感を維持するのは大変なストレスになりますが、ここ一ヶ月か二ヶ月で、また違った局面が見えて来るのではないかと思っています。

とにかく、今は、かかりたくない!

一年前は、大雪だった

一年前のブログを読み返していたら、2月4日(木)パン焼きの日の朝に大雪で、暗いうちから除雪作業に時間を割いたことが書かれていました。

そして今年は、明日また似たようなことになりそうな天気予報が出されていて、心の準備をしている私です。

一方、一年前の今頃でしたが、食工房自家畑産のライ麦の在庫が残り少なくなり、購入仕入品に切り替えると予告を出しています。
そんなに早く無くなっていたのですね。

比べて今年は、まだまだ余裕があります。
雪室に預けてある在庫は十分です。
多分、一年間回ると思います。

スペルト小麦はさらに量があり、今年の収穫期の時点で残余が出る見通しです。
こんな時、余るのは・・・と考えがちですが、足りなくなるよりはずっといいことです。
やっとここまで来たか!と感慨も一入です。

スペルト小麦は、全粒粉を販売もしていますので、ぜひご利用ください。

明日はいつも通り、定休日明けパン焼きの日です。
雪と寒さとオミクロン、条件は最悪ですが、めげずに開店しておりますので、ご来店よろしくお願いいたします。

パスタづくり成功!

麦ラボ

蕎麦打ち台で生地を延ばしたところ


麦ラボ

蕎麦打ちの要領で切り出しました。


麦ラボ

この黄色こそがデュラムの特徴です。


麦ラボ

シーフードミックスを使ってスープ仕立てです。
トッピングは、スモークドパルメザンチーズを削り下ろしたもの。

以前購入して試した押し出し式のパスタマシンが、どうも芳しくありませんので、今日は蕎麦打ちの要領でやってみました。
うまく行きました!

生地はなめらかで弾力があって切れにくいですから、いくらでも薄く延ばせます。
手打ちそばより少し太めに仕上がりましたが、食感も風味もばっちりOKでした。

生パスタらしいほど良いやわらかさとスムーズな口当たりは、乾麺では味わえないものです。
麺のコシも十分で、このデュラム小麦がデュラム小麦としての特性を不足なく備えていることが確認出来ました。

次は、どこかの製麺業者さんと提携して会津産のパスタを商品化したいですね。

まずは、デュラム小麦の作付けを増やさなくては・・・。

またまた、忙しくなります!

お知らせ、大麦の出所変更など

いくつかお知らせ事項を掲げておきます。

★大麦の出所が一時的に変更になります。

これまで、同じ喜多方市内の農家さんが収穫したもののみ使用して来ましたが、在庫切れで入手出来なくなりましたので、代わって農業法人・白銀カルチャー(新潟市)から仕入れた原穀を使用します。
品質に関しては同等品であり、製品の出来にも問題はありません。
大麦コーヒー、大麦ビスケット、大麦パン、大麦丸粒の4品目が対象です。

★自家産、地元産の農産品を改めてご紹介

藤沢集落のおばあちゃんたちが作った小豆 250g入1袋350円
初めてご紹介して以来7年間、ずっとご好評いただいている貴重な小豆です。
アクが少なく、早く煮えます。
食工房のあんパンも、この小豆を使って餡を自家製しています。

ライ麦ごはんの素 500g入1袋490円
食工房自家産のライ麦を精麦しています。
雑穀ごはんの材料として、白米と一緒に炊飯出来ます。
プチプチ食感をお楽しみいただけます。

スペルト小麦全粒粉 500g入1袋550円
食工房自家産のスペルト小麦を全粒粉に自家製粉しました。
製粉前にクリーニング精麦していますので、安心してお召し上がりいただけます。
スペルト小麦のすばらしい香りを生かして、パンづくり、お菓子づくりにお役立てください。

さて毎度申し上げておりますが、明日と明後日(2/1、2/2)は定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

静かな日々

オミクロン騒ぎが始まってからというもの、人の動きがぱったりと止まってしまったようです。

食工房にご来店くださるお客さまも、極少数または0の日もあり、至って静かな日々が過ぎています。
もちろん、この状況の中をお越しくださった方々には、心より感謝を申し上げております。

それにしても、国は、一体どうする気なんでしょう?
何と言うか、見えてこないんですよね。

ま、こんなところでこぼしていてもどうにもなりませんから、出来るだけの対策をしながら仕事に精を出すしかありません。
暇なようでも、実はやる事はいくらでもあります。

今日は、ビスケット2種類とアプリコットケーキを焼き、デュラム小麦のセモリナ粉の調製と大麦の精麦、娘は小豆あんを炊いていました。

単純にパンとお菓子を焼くと言っても、元になる材料から作っていますから、2倍3倍の手間になります。

ま、退屈することはありません。
明日も忙しい一日になる予定です。

明日もいつもどおりに

コロナの状況が日増しに凄いことになって来ました。
来週には、10万人超が現実のものとなるでしょう。

でも、落ち着いて欲しいですね。
どんな時でも、感染症に対して取るべき行動は同じです。

まずは感染源から遠ざかること、また感染源の取り込みは呼吸と飲食と接触ですから、そこにバリヤーをかける、つまりマスクやパーテーションや手指消毒や換気などです。

次亜塩素酸水の噴霧は有効だと思うのですが、認知されていなかったり誤解されていたりで一向に普及しません。ただし、食工房では採用しています。

あとは、オミクロン株なら、感染してもその時はその時とある程度の覚悟も決めています。

ま、それだけのことをすべて吞み込んだ上で、いつも通り食工房の仕事をします。

明日は、パン焼きの日です。
お昼前くらいから順次焼き上がります。
全て揃うのは、午後2時頃になります。

皆さまのご来店をお待ちしております。

一年前も危機的だった

他ならぬコロナ禍の話題です。
今また爆発的とも思える感染拡大で、全国的に大混乱の様相を呈しつつある我が日本ですが、感染者の数こそ比較になりませんが、一年前も実は危機的でした。

むしろ変にコロナ慣れしてしまった感のある今よりも、多くの方の危機感は高かったかも知れません。
福島県は対象地域ではありませんでしたが、東京など大都市圏は緊急事態宣言が発出されていました。

今回のオミクロン株による感染急拡大に対しては、蔓延防止等・・・措置で対応する方針のようですが、いずれにせよ行動自粛を求める方策は最早効果が上がらないと見るべきかも知れませんね。

今日のニュースで、専門家の方が「デルタ株でもオミクロン株でも、皆さんのやるべき感染対策は全く同じで何も変わりません。」と言っていたのが印象に残りました。
どの道拡大は止まらないと思いますが、いくらかでもペースを緩やかにするために、個々人の感染対策が要になると私は考えます。

最終的には、この新型コロナはいつかインフルエンザ以下のリスクの風邪のような病気になって、人類の間に定着することになると思いますから、そのうちだれもが一度や二度はかかることになるものと捉えています。

手早いワクチン接種の用意と経口治療薬の開発が主力になり、検査はあっても無くても良い程度の優先度になるはずです。

その傾向がいくらかでも見て取れるオミクロン株の動向ですから、まずはワクチン接種が最優先だと思うのですが、多くの方が検査へと殺到するのはいかにも解せません。
今は、感染対策は個々人に委ね、限りある医療資源は、まずワクチン接種に注ぐべきです。

私と連れ合いは、今日やっとのことで3回目の接種の予約をすることが出来ましたが、2月の末の接種になるとのこと、多分その頃には今回の第6波はピークアウトしてしまっている可能性があります。

その間もに感染しないように、自分で対策するしかありません。

計量のたびに感じる幸せ

ここ二三日、曇りまたは晴天の空模様で寒さも和らぎました。
冬の中休みでしょうか、久しぶりに陽だまりの暖かさも味わいました。

そしてそれも今日までらしく、夕方から曇って今度は雨が降り出しました。
この後それが雪に変わるかも知れないと言うことで、また冬の寒さが戻って来るようです。

さて食工房の私たちはと言えば、いつものように淡々と明日のパン焼きの準備に精出していました。

その主な作業で粉の計量があるのですが、ライ麦全粒粉やスペルト小麦全粒粉を計る時、シール容器から取り出した粉を秤に乗せたボウルの中に入れながら、いつもいつもしみじみと幸せを感じている私です。

娘たちも同じことを言います。
一生けん命育てた麦だもの・・・、おいしいパンになぁれ!と言いながら作業しています。
この満足感を何と表現したら良いか分かりませんが、だからパンに込める以外ないのですね。

明日は、寒さと雪とオミクロンで、ご来店は厳しいかも知れませんが、皆さまのお越しをお待ちしております。

集会所会館の除雪そして

昨日は、当集落の集会所で選挙の際は投票所にもなる大きな建物「相川会館」の屋根上に溜まった大量の雪を下ろすことになり、そのために数名の方にお願いして臨時人足を招集し、朝から作業していました。
数台の除雪機を歩かせられるくらい広くて平らな屋根ですが、1メートル近い堅雪となった積雪は思いの外手強く、大変な作業でした。

その作業も半ば終わった頃、集落内で除雪作業中に落雪に巻き込まれて人が埋まったかも知れないと知らせがあり、一同作業を中断して救出に駆け付けました。

ほどなく発見救出したものの、すでに時間が経過していたらしく心肺停止の状態で救急搬送されました。
そして今日、残念ながら死亡確認の報がありました。

昨日は、作業の疲れもありましたが、その事故のショックが大きく、その後は何も手が付きませんでした。

雪国では、除雪は欠かすことの出来ない日常的作業ですから、時に死の危険と隣り合わせの局面はあるものとして注意を怠らないこと、それを誰もがいつも心に留めています。

それでも事故は起こるのですね。
その間の悪さと言うか運命のいたずらと言うか、それがショックでした。
どうして、あの方が亡くならなくてはいけないのか・・・と。
まだまだ当分の間、この衝撃は消えそうにありません。

さて、明日と明後日は、食工房は定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。