確定申告

私のように自営業をしている者にとって、この時期の一番のイベントはと言えば、ほとんど間違いなく「確定申告」でしょう。

最近は、パソコンと会計ソフトを使って記帳し、決算はほとんど自動的に終わってしまうので、ずい分楽になりました。
それでも、昨年末の棚卸しから始まって帳簿の点検を全て終えるまでに、つい先日までかかりました。

もちろん、そればっかりやっていたわけではなく、日々の忙しさの合間を縫って少しずつ進めていました。
それもやっと終わり、今日決算と所得申告の試算をしました。

昨年は、ドゥコンディショナーが壊れて買い替えとなりましたし、コロナの影響で売り上げ低迷が続きましたから、やはり思った通り赤字決算となりました。

所得税や市県民税を払うことも無く、国保税も最低ランクの課税で済むのはいいのですが、それで喜んでいるわけには行きません。
売り上げが少なければ、諸経費や固定費の割合が大きくなって経営が立ち行かなくなります。

やはり、税金を払うくらいの所得を目指さないと事業とは言えませんね。
何とかがんばるしかありません。

また一週間が

時間の経つのが早いです、本当。
歳のせいもあると思いますが、それはもう仕方がありません。
明日と明後日は、定休日です。

それにしても、オミクロンの影響があるのだと思いますが、人の動き方が変わって来ましたね。
皆、外に出ないし、遠くに行かないし、しーんとしてますね。

食工房も、人が来ないことに慣れてしまって、たまにご来店のお客さまが入って来られると、気持ちの切り替えが大変だったりします。

でも、うれしいんですよ、本当は。
だから、お帰りになった後、来ていただけて良かったなぁと、感謝の気持ちを噛みしめています。

春もそう遠くないはずですが、あともう一回くらい寒さと雪に見舞われるでしょうか。
その後は、暖かい日の方が多くなることでしょう。

早くコロナ禍が収まってくれますように、祈る気持ちで感染対策を確かめながら過ごす毎日です。

集落の会計のお仕事

当行政区の会計役を任されて早や4年が過ぎようとしています。
1期2年ですから、2期務めました。
今年は役員改選の年に当たりますので、そろそろ交代してもらいたいと思っています。

明日は、一年の締めに当たる内割精算の日で、朝から集会所に詰めて皆さんのお出でを待ち、出納業務に当たります。

準備は今日までに終わりましたので一安心しているところですが、その昔パソコンも無かった時代には、電卓片手に手書き帳簿と睨めっこしていたのですね。
時間もかかったでしょうし、訂正が必要となった時はどれほど大変だったことか、想像に難くありません。

増してや電卓も無かった時代は、算盤を使っていたわけで、決算の時は朝から一日集会所に役員が集まって作業に当たり、下手をすると泊まり込みなんてこともあったとか・・・。
当然、食事賄いもあり、終われば打ち上げの一杯もあったそうです。

今は、私一人でPCでサクサクとこなしています。
そこそこ時間はかかりますが、いかにもあっさりとしたものです。

そして明日、払い出しと集金が終われば、これでいよいよ決算です。
当集落の会計年度は3月~翌年2月までで区切っていますから、今月末が一年の締めと言うわけです。

ま、このようにして楽は出来るようになりましたが、手書き帳簿も並行して記帳しています。
皆が皆パソコンが出来るというわけでなく、交代引き継ぎとなった時に困らないようにするためです。

しかし、もう一期と言われた時には、さすがに手書き帳簿の廃止を提案して了承してもらうつもりです。
いかが相成りますか・・・。

少しずつ春が近づいている

立春を過ぎても、まだ2月の内は寒さが厳しくドカ雪が降ることもあります。
それでも季節は、確実に春に向かって進んでいることは間違いありません。

それが分かるのは、日中日差しが高く明るくなってきているからです。
今日は、暗くなってから星空も眺められましたが、星座の位置も同じく季節の進行を告げていました。

そうした季節の動きを感じているのでしょうか、雪の上には動物たちの足跡がそこらじゅうに見られます。

先日は、サルの群れを見かけました。
川の向かいの山の上でしたから追い払いはしませんでしたが、群の中には子ザルもいて、こんな寒さと雪の中でも、どこかしらで凌いでたくましく生き延びているのだな・・・と、妙に感心させられました。
ま、だからと言って、畑に近づくようなら容赦はしませんが。

さてさて、明日もまたパン焼きの日です。
明日は仕込みが少ないので、再びライ小麦のパンを試作して見ます。
どんな出来になるでしょうか?
楽しみです。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

意外にも降雪の一日

南岸低気圧の影響で、関東、東海方面は大雪との予報が伝えられていましたが、会津方面はほとんど影響はない見込みでした。
しかし、朝の内は降っていなかった雪が間もなく降り出し、午後にかけてもずっと降っていました。

ただ、量的には僅かなものでしたから、このあたりの相場からすれば「サスケネー(何も差し支えなしの意)」程度でした。
ただ、やはり寒かったですね。
雨じゃなくて雪が降っていたんですから。

それはまあいいとして、今日もいい具合にパンが焼けました。
お客さまも、ここしばらくはなかった数の方がご来店くださいました。
まことにありがたく、あらためて厚く感謝を申し上げます。

それにしても、コロナ禍の動向も本当に先が見えなくて困ります。
三回目のワクチン接種も、私たちは今月末の予定ですが(これでも遅い!)、娘たちはまだいつになるのか分かりません。

喜多方市内でも、ずっと二桁台の新規感染者が続いていますから、全く油断がなりません。
とにかく、基本的感染対策を抜かりなく実行すること、私たちに出来ることはこれ以外ありません。

ま、ま、がんばりたいと思います。

がんばりましょう!

明日はパン焼き

雪も一旦峠を越えて、しばらくの間は降雪もない模様です。
その後また寒くなって冬に戻るとの予報もありますが、ここ数日は落ち着いていられそうです。

ただ今、圃場は優に1m以上の積雪の下になっています。
イノシシに掘り返される心配はまずありませんが、雪の下ではネズミたちが好き放題に活動しています。
麦にも多少の害が及ぶかも知れません。
しかし手の出しようもありませんので、ここは幸運を祈るのみです。

さて明日はまた、定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
仕込みは今日の内に終わっています。

明日は午前3時に起きて作業場へ。
とりあえず雪の心配はありませんので、気を削がれることなく集中出来ると思います。

この頃、スペルト小麦の香りに感激しています。
本当に、この麦は風味絶佳なのですね。

昔は、固い外殻を剥くのがよほど大変だったので、現在の小麦に品種改良された経緯があるのですが、現代では、私もすでに経験済みのとおり米用の籾摺り機で対応出来ますから、これからまたスペルト小麦が復活して来るのではないでしょうか。

食工房では、スペルト小麦を存分に使いこなしています。
何しろ自給自足体制を確立しましたので。

明日も、おいしいパンが焼けることでしょう。
皆さまのご来店をお待ちしています。

ワインケーキ

食工房

直径18cm ワインの赤い色を感じる仕上がりになっています。

もうずっと以前から長いお付き合いをさせていただいてる、食工房のお得意さまでもある知人から、ワインをいただきました。
熟成の効いた赤ワインでしたが、これがまた特別いい香りがしましたので、娘たちはこれでワインケーキを作ってみたいと、使ってもいいかと許可を求めて来ました。
この香りなら、きっと素晴らしいケーキが出来るだろうと、私も乗り気でOKしました。

少し前に一度目の試作をして、風味共に相当良い出来だったので、レシピの一部に手を加え新調したクグロフ型を使って二度目の試作をしたのが一昨日でした。
一度目の試作では、卵のにおいが少し気になったのですが、二度目ではきれいに消えてくれました。
ただ、スパイスの香りが前に出て、ワインの香りが隠れてしまいましたので、さらにもう一度試作を重ねることにしています。

で、ワインが無くなったら、同じものを購入するか他の物も試してみるか、これもまた興味が尽きません。
昔、私が自家製していたカシスのワインを仕込むというのもありかも・・・。

さらにスパイスワークでも雰囲気ががらりと変わるので、レシピの選択肢が多過ぎて大変です。
基本レシピはドイツのものを参考にしていますが、オリジナリティーも追及してみたいし、今のところどこに着地することになるのか、完成までの過程を大いに楽しみたいと思っています。
※すべて娘たちの気持ちを代弁しているつもりです。

うーん、何時頃、皆さまにも召し上がっていただけるでしょうか・・・?
でも、必ず皆さまの前にお目見えすることは間違いありませんので、どうぞお楽しみにしていてください。

明日と明後日は定休日です

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
今夜は、当集落の会計事務の集中作業がありましたので、ブログ記事は定休日のお知らせのみといたします。
雪と寒さとオミクロン、どちら様もご用心ください。

お菓子づくり

食工房の主力製品は何と言ってもパンなのですが、焼き菓子類もそれに劣らぬ地位を占めています。
パンが命(体)の養いだとすると、お菓子は心の養いだと言えると思っています。

ですから、本当はどちらが主とか従という関係ではありません。
どちらも精魂を傾けて取り組む仕事だと心得ています。

で、娘たちが、昨年あたりからお菓子づくりに開眼して、自分たちで独自にレシピを考えて新しいメニューを開発しようとしています。
昨年末の「栗のパイ」などもその一つですが、必ずしも定番にするのではなく、季節季節にあるものを使って、また皆さまに喜んでいただけるタイミングなども考えているようです。

何より、自分たちもそれを楽しみながらやっているようで、お菓子づくりはつくり手の心を養い、出来上がったものは今度は召し上がる方の心を養う、そういうものでありたいと願う気持ちが、側で見ている私にも伝わって来ます。

食工房に、また新たな境地が開けて行くような喜びを感じている私です。

で、今何を造っているか・・・、それはまた近々別な機会に。

この冬一番の大雪

今朝は午前3時に起床、身支度をして食工房の作業場に向かいました。

作業場へは、母屋から駐車スペースにしている庭を挟んで向かい側まで10m余りを歩きますが、積雪が40cm以上あり長靴が埋まってしまうので、雪ハネという道具を使って除雪しながら進まなくてはなりませんでした。

この雪では、お客さまは道路から中に入ることも出来ませんので、開店時間までにはきれいに除雪せねばと、時間のやりくりを思案しながらまずは仕込みにかかりました。

で、生地を捏ね上げて発酵待ちの時間になって、第一回目の除雪作業に。

朝食も取らなくては体が持ちませんから、除雪はこうした作業の合間を縫って30分くらいずつ小刻みに進めるしかありませんでした。
とりあえず2回の作業で、どうにか中に入っていただけるまでになりました。

その後、パン焼き作業と後片付けも終わって午後になってからもう一度集中的に作業し、やっと中でUターン出来る広さを確保することが出来ました。

明日にかけてもまた同程度の降雪があるかも知れないとの予報が出ていますので、今朝の積雪を残さないようにして置きたかったのです。
そうしないと、溜まった雪は、機械を使ってもどうにもならないほど除雪が困難になってしまいます。

今日は、ほとほと疲れましたが、もうこの後は心置きなく休むことが出来ますので、ほっと胸を撫で下ろしているところです。
明日の朝は如何に?

ちなみに、この大雪の中、お二人の方にご来店いただきました。
この場を借りて、改めてご来店の御礼を申し上げます。

なお明日も、平常通り営業しております。