イノシシが動き回っている

相変わらずイノシシが動き回っています。

昨夜から今朝にかけて、そこそこ強い降雨となっていましたが、イノシシが出て来て歩き回った痕跡が沢山見つかりました。
仕掛けて置いた監視カメラにも、番いと思しき成獣2頭の姿が映っていました。

ほとんどの獣たちは、雨の最中には出歩かないで雨宿りしていることが多いのですが、イノシシは全く気にもしていないようです。
だいたいが泥浴びが大好きなのですから、濡れることなんか平気なんでしょうね。
麦畑の電気柵の直近にもやって来たようです。

一方で、昨年の今頃あれほど私たちを悩ませた熊は、全くと言って良いくらい出没の痕跡が見つかりません。
バックヤードで一体何が起こっているのか、真相が分かるのはいつになるでしょうか。
そう言えば、猿も来ません。

しかし、最近になって、鹿の鳴き声と思しき音をよく聴くようになりました。
伝え聞いた話ですが、目撃情報もありますので、いることは確かです。
もし鹿が畑に害を及ぼすようになるとしたら、今計画している電気柵は、最初から計画の練り直しとなります。

全く、次から次へと新たな試練が降りかかって来ます。
一昨年は猿、昨年は熊、今年はイノシシ、そして来年は鹿かも知れません。
いやはや、たまりません。

さてさて、明日は定休日明けの木曜日、パンを焼いて皆さまのご来店をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

紙版・飯豊の空の下から・・・ №68 10月号公開

通信の編集が終わり、pdfファイルを公開いたしました。
いつものように、記事の末尾に設置してあるリンクバナーをクリックしてください。

シュトレンのご予約受付開始のことなど、いろいろお知らせしています。
多くの方にご覧いただければ幸いです。

長期予報の言った通り、10月も半ばを過ぎ来週あたりから一気に気温が下がるようです。
秋が深まります。

食べるものが、いつも以上においしく感じられる季節ですね。
冬に備えて体が対応している、自然の理に適った変化だと思います。

食工房のパンも、皆さまに喜んでいただけるよう、ますます心を込めて焼きますので、ご愛顧のほどどうぞよろしくお願いいたします。

サプライズパンセットのオンラインストアでの販売も、間もなく開始となります。
お見逃しなくご利用いただきますよう、ご案内申し上げます。

それから、今回一押しでご案内しようと思っていた小麦麺ですが、出来上がって来たのが先月17日、以来告知宣伝するまでもなく次々と売れて、もはや在庫も僅かとなってしまいました。

残念ですが、また来年のお楽しみということで、どうぞ悪しからずご了承ください。

ちなみに、明日もう一日定休日休業をいただいて、明後日木曜日から営業再開です。

IIDE編集、追い込み

「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の編集が、最終工程に入りました。

とにかく忙しい毎日の中、いろいろな事を寸刻みに継ぎ足しながら、それぞれ時間に間に合うように完了させて行かなくてはなりません。

実は、電気柵設置補助事業への申請に向けた準備も、そうそう一気には進まず、思い悩んで眠れない夜もありましたが、今日市役所に行って交渉した結果、ほぼこちらの希望通りに実現出来そうな目途が立ち、胸を撫で下ろしているところです。

昨日の種まきの完了もそうですが、やれば出来る、必ず最善の結果が出ると強く信じて努力することですね。
それでも結果が出ない時は、今はその時ではないと納得も行くものです。
「腹をくくる。」とよく言いますが、物事を成し遂げようとする時、「覚悟」はまず何より重要と思い至った私です。

ちなみに、明日と明後日、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんように。

種まき完了、百姓4年生進級

麦ラボ

高野第1圃場 播種前の様子


麦ラボ

高野第1圃場 デュラム小麦を播種
奥は高野第2圃場で、同じくデュラム小麦を播種


麦ラボ

高野第1圃場 播種完了 デュラム小麦
電気柵が間に合いませんので、テープを張り巡らして獣の侵入を防ぎます。
電気柵のような効き目はありませんが、何もしないのに比べればいくらかでも牽制出来ます。


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高野第1圃場(手前)と高野第2圃場(奥) 播種完了 デュラム小麦


麦ラボ

中島第5圃場 播種作業中


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中島第5圃場 ライ小麦1、ライ小麦2、デュラム小麦2、デュラム小麦3を播種
ライ小麦1以外は、食味テスト用に試験栽培


麦ラボ

中島第5圃場 今年は、試験栽培区になりました。


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦
順調に発芽成長しています。


麦ラボ

南部小麦近影


麦ラボ

中島第6圃場 ライ麦
今年から新たに作付けが始まった圃場です。


麦ラボ

中島第6圃場 ライ麦発芽 近影


麦ラボ

中島第6圃場 ライ麦 播種5日目


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中島第2圃場 ライ麦
播種13日目 どんどん青みを増してたくましく成長しています。


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦
2週間後には麦踏みをすることになりそうです。

本日、全ての圃場の種まきが終わりました。
これで、やっと百姓4年生進級が確定いたしました。

先に播いたライ麦やスペルト小麦は、どんどん青みを増して成長中、緑の絨毯のようになりつつあります。

明日以降、お天気が崩れるようなので、ちょうど良い水分補給になり発芽が促されると思います。

収穫の時とはまた違った趣ですが、大きな安心感を味わっています。
このうれしい気持ちと、皆さまへの感謝の気持ちを込めて、サプライズパンセットを発売予定です。
詳細は、後日発表いたします。

何はともあれ、ちよっと一息入れたいと思います。
ではでは。

感染者数、減って来ましたね

他でもありません、新型コロナの新規感染者数が、このところどんどん減少して来ています。

今一その理由が分からないのだそうですが、それでも、まず一番の理由はワクチンでしょう。
接種率は、もはや先進国でもトップクラスに躍り出ましたから。
これは大きいと思います。

あと、そもそも国民一人一人の対策のレベルが、諸外国に比べて高いのじゃないでしょうか。
まあ、一部に全くしょうがないレベルの人もいないわけではないでしょうが、そういう人たちの分までカバー出来る段階に達しつつあるということだと思います。

ワクチン接種に関しては、3回目の接種の目途はすでについているようですから、しかるべき時が来たら、スムーズに接種が進むでしょう。

ワクチン接種が済んで、その上で基本的な感染対策をしているのであれば、どこに出かけて何をするのも、それほど大きなリスクはないと考えてもいいのではないでしょうか。

終わって見れば、多分我が国は、世界の中でもコロナ対応の優等生との評価を受けるでしょう。

もう少しの辛抱と思います。
今度の冬を、大きなピークを作らず、そこそこの感染者数で乗り切れば、そこから先はもう大丈夫でしょう。

ただし、次の新たな感染症が現れなければの話ですが・・・。

ま、ま、何はともあれ、がんばりましょう。

今のうちに

長期予報の言う通り、気温の高い日が続く10月前半です。
しかし、来週にはお天気の流れが変わって、以後急降下で秋が深まりそうです。

あと3箇所残っている種まきを、何とか終わらせたいと思っています。
面積としては大したことは無いので、やればすぐに終わります。

圃場の準備も出来ていますし、あとは少しの時間を捻出出来るかどうかだけです。
でもまあ、最優先でやらなくてはいけませんね。
そして、百姓4年生進級を果たさなくては・・・。

一方、相変わらずイノシシが動き回っているようです。
大きな栗の木の下で栗を食べている様子が、監視カメラに映りました。

掘り跡がないので、熊かな・・・と思いましたが、イノシシでした。
そういうこともあるんですね。
いつでもどこでも掘り返しているわけでは無いのですね。

尤も、さすがに電気柵は突破出来ないでしょう。
おいしいさつまいもを、あげるわけには行きませんよ。
もうすぐ私たちが芋掘りです。

かぼちゃあんぱん再開

かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円


かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。

明日のパン焼きから、かぼちゃあんぱんの製造を再開します。
もう、敢て何も説明しなくても、皆さまご存じのかぼちゃあんぱんです。

で、今年のかぼちゃはとても出来が良く、かぼちゃあんのお味も、それはそれはおいしく出来上がりました。
これから年末までの季節限定商品です。

ぜひぜひ、お見逃しなく!
ご堪能いただければ幸いです。

明日の午後、2時くらいには焼き上がっているはずです。

皆さまのご来店をお松しております。


本日の麦畑

麦ラボ

中島第5圃場(未定)と第6圃場(ライ麦、今シーズンから新規に作付け)


麦ラボ

電気柵ユニット№2
ここでも、DIYが物を言っています。
これでも、メーカーのセット品より安く上がっています。
耐候プラボックスに全て収納し、保護は完璧です。
メーカーセット品に付いていない、チャージコントローラーも入っています。


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦
昨年に引き続き、ここは南部小麦の指定席になりました。


麦ラボ

中島第5圃場 未定
昨年、ライ小麦を作付けしましたが、今年は変更を考えています。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
葉色がすっかり緑色になりました。


麦ラボ

遠目にもくっきりと緑色の筋が見えます。
とてもきれいです。


麦ラボ

中島第3圃場 スペルト小麦


麦ラボ

スペルト小麦近影
ライ麦と違い、最初から緑色の芽を出して来ます。
発芽3日目です。

IIDE、あと少しのがんばり

IIDEこと、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の編集をしています。
テキスト原稿は、あと少しのがんばりで終わります。

並行して、先に書けたところにカミさんがイラストを描いています。
表紙の絵も出来ました。

何と言うか、やっぱり紙版はいいなと思います。
今週中には出来そうです。

毎日毎日、やる事が多くて時間がいくらあっても足りませんが、それでも今日は、日中予定していたことは全て完了しました。

この後は、デスクワークを少しやって、後は明日のために休むってことですね。
ではでは。

気持ちの良い晴天

昨日も今日も、まさに秋晴れというら相応しい気持ちの良い晴天でした。
朝からお昼過ぎまでは食工房の製造仕事をし、午後からは外に出て畑仕事をしていました。

麦の種まきがまだ残っています。
面積は大きくありませんが、種類は4種類+試験栽培数種で、そこそこ手間がかかります。

いずれの圃場も、電気柵で囲わなくてはなりませんので、種を播くだけと比較して単純に3倍の時間がかかります。
そのくらい獣害対策は手間暇がかかるということです。

まあそれも仕方が無いと割り切って、秋晴れの空の下で汗をかく気持ち良さを味わっています。
明日は、南部小麦、ライ小麦、ライ麦(追加)、試験栽培品種などを播く予定です。

それが終われば、あとはデュラム小麦で最後です。
来週には、終了出来ると思っています。

一方、先に播いたライ麦は、早や葉色が緑がかって来ていて、どんどん生育しています。
スペルト小麦は、ようやく発芽が揃ったところです。
これからグングン伸びて来るはずです。

いずれも、電気柵のおかげで荒らされずに済んでいて、今はそれが一番うれしいですね。
この実感、皆さまにも分かって欲しいと、切に思います。

さて、食工房の営業の一週間も終わり、明日と明後日はまた定休日です。
早いですね!あっという間の一週間。

コロナもずい分収まって来たようです。
感染対策の徹底、あともう少しの辛抱かと思います。
今ここで緩まないよう、ピリッと気を引き締めてまいりましょうか。

去年の今頃

一年前の今頃は、相次ぐ熊の出没に、ピリピリと緊張しっ放しの毎日でした。

9月から出没が続き、監視カメラにも映りました。
10月2日には、箱罠に熊が一頭かかっています。
それから、至近距離で柿の木に熊が上り下りする様子が、仕掛けて置いた監視カメラに映りました。

以来ずっと冬眠の季節まで、安心することが出来ずに一年が終わりました。
さらにおまけがあり、真冬の雪の中で熊の出没騒ぎも。
全く熊に関しては大当たりでした。

で、今年も春先、初夏の頃と、何度か熊の痕跡を確認していますが、去年あんなに騒いだこの季節になって、何だかピッタリ静かです。
栗もいっぱい成っているのに、食べに来た形跡がありません。

尤も、この後まだまだ熊の出没の可能性は濃厚ですから、いつ何時現れるか、それは分かりません。

イノシシも、ひと頃に比べて出没頻度が下がりました。
以前はほとんど間を開けずに毎日のように出て来ていましたが、ここ4~5日現れていません。

しかしこれも分かりません。
決していなくなったわけではありませんので。

そのような状況の下、この中島地区の耕作者6人で団体を作り、獣害対策の補助金をいただくための準備をしています。

圃場と周囲を含めた一帯を、ぐるっと一まとめに電気柵で囲って、獣を寄せ付けない環境づくりを目指します。
作物を守るためにも、日々の生活の安全を守るためにも、必要不可欠な対策です。
幸い全員の方の協力をいただけることになり、まずは順調なスタートです。

そうやって対策をすれば、獣たちは出て来なくなり、対策が手薄なところへと移動して行きます。
直接数を減らすことは出来ませんが、今のところそれより他に出来る方法がありません。

それでも、何もしないよりはずっといいので、がんばっているところです。
獣害は、やがて全国的に大きな社会問題となることは間違いないだろうと思っている私です。