この夏一番の暑さ、明日は雨に

ここ数日、日ごとに最高気温が更新され、本日は、この夏一番の暑さとなりました。

さすがに、家の中のどこにいても暑い!
尤も、山間の中にある広々とした一戸建ての住居でそれですから、直射日光に照らされる外がどれほど暑かったか知れません。

そんな日中の暑さを予想して、今朝は早朝6時前から農作業をしていました。
そして8時前にもなると、もう暑くて汗が流れるようになり一旦終了。
夕方を待ちました。

少し暑さが和らぎ始めたのが午後5時前。
それから暗くなって来る午後7時頃まで、また農作業でした。

このところの晴天続きで、やっと圃場が乾きトラクターで耕うん出来るようになり、一方明日は雨との予報に、またしても今日しかないタイミングでの作業となりました。
おかげさまで、圃場の整備は確実に進んでいます。

明日は雨模様とのことですので、店舗改装を進めます。
業者さんにお願いしているところ以外の部分、わずかな作業ですが、それをやることになります。

臨機応変の毎日、ま、自分には向いていると思っています。

猿の行方

この前、中島地区に猿の群れが出没し、近所のおばあちゃんの畑が酷く荒らされ、食工房の畑のかぼちゃにも被害が出たことを報告していますが、ここ数日猿の気配は無く、落ち着いています。

猿はどこへ行ったのでしょう?
実は、それが把握出来ています。

と言うのは、喜多方市の獣害対策事業の一環として、猿の群れの中の一匹を捕獲し発信器を装着して放しているのです。

喜多方市内に存在するとされるいくつかの群れの内、現在4つの群れが電波探知によって行動を補足されています。
その位置情報を、一日一回、喜多方市のホームページに公開するようになりました。
アクセスすれば、グーグルマップ上に猿のアイコンが表示されて、その日猿がどこにいたか知ることが出来ます。

この情報と実際の目撃情報を照合すると、猿の群れの行動範囲や先々の予測が出来る可能性があるのですね。
これは、とても良い取り組みです。
今度から、私が発信している獣害対策マップにも、電波探知による猿の位置情報をコピーして表示していますので、ご覧になって見てください。

で、良い取り組みではあるのですが、ただ一つ大きな問題があって、市の事業であるだけに調査は平日のみ、土日と祝祭日は情報が得られません。

猿に休みは無いのに・・・、この前被害が出たのも月曜日で、最低一日前(日曜日)の情報があれば防ぐことが出来ただろうと思うと、何とも悔しい話です。

今のシステムは、車で移動しながら二ヶ所以上の地点で発信機の電波を受信し、発信源を特定する方法です。
早々に、GPS発信機に付け替えて、リアルタイムで私たち市民も直接位置情報を得られるようにしてもらえれば、猿の被害はほぼ完全に防ぐことが出来ると思っています。

電気柵やネットで囲うのも一つの対策になりますが、第一に大変な手間暇と経済的負担を伴います。
また、それだけでは十分ではありません。

やはり、猿の行動に直接介入して、群を人里から遠ざけるよう圧力をかけ続ける必要があります。
そのためにも、位置情報をリアルタイムに捕捉することが欠かせません。

例えは、猿の群れが出没する前に先回りして待ち伏せして、追い払いをかけることなどが出来れば、猿はその場所をとても手強い敵がいる場所と認識するようになって、容易に近づけなくなるはずです。

今や、人の作った農作物に依存して数を増やしている野生の猿たちの状況が、とても健全だとは言い難く、ぜひとも我々の賢明な対応で元に戻さなくてはなりません。

換気扇の設置

食工房

ただ今、店舗改装中
店内は、久しぶりにおが屑にまみれました。


食工房

外壁はアルミ製サイディング、内壁は杉板、そして間に改造前にあったケイカルボードの壁が残っています。


食工房

外壁の開口部 ジグソーでカット
薄いアルミのパネルは、木工用の刃で十分切れます。


食工房

換気扇枠をはめ込んだところ
もうあと1cmくらい板の幅があれば、もっと見た目が良くなったのですが・・・。


食工房

換気扇本体を取り付けたところ
原材料室に取り付けてあった換気扇が不要と分かったので、こちらに流用することに。


食工房

やっぱり素人細工だと分かってしまいますが、それはもう仕方ありません。

今日は、また梅雨に戻ったかのような雨の一日となりました。
いつもならパン焼きをしているところでしたが、店舗改装のため休業中です。

今日から、改装工事に取りかかりました。
まずは、換気扇設置です。

レジ台を置く場所のすぐ上に、換気扇を取り付けることにしました。
こうすることで、お客さまにとっても店員の私たちにとっても、飛沫などが即座に排出されるので安心です。

この工事は、特に難しくありませんので、業者に頼まず自分でやる事にしました。
実際には、難しくないとは言っても工程手順はそれほど簡単ではありません。

一旦出来上がった建物に手を入れるのは、別な意味で注意が必要です。
換気扇を取りつけるのですから、壁に大きな穴を開けなくてはなりません。
壁の中には、柱や横桟、また電線などが配置されていますから、穴をあけることで構造を壊すようなことにならない位置を確認しなければなりません。

かと言って、どこでも良いというわけには行きませんから、まずはハンマーで壁板を叩いて音を聴き、柱など芯と呼ばれる部材の位置の当りを付けます。
次に、この辺と決めた範囲のどこかに、内部を覗けるくらいの小さな穴を開けて壁の中を確認します。
それで支障がないか、あっても対策が可能か、諸々判断の上、所定の寸法に広げていきます。

今日は、電線の位置が思いがけないところにあって、(自分で工事したはずでしたが、忘れていました。)
危なく電線を切断するところで、冷や汗ものでした。
幸い被覆に擦り傷が付いたくらいで済んだので、事なきを得ましたが。

内壁と外壁開口もズレることなく開いて、換気扇の取付枠もピッタリ納まり、換気扇本体を取り付けて作動させるところまでやって、今日の作業はお終いになりました。
明日、外側にフードを取り付け、枠の周りをコーキングして仕上げます。

そして次は、今ある商品棚の解体撤去です。
まだ新調してから二年にもならないのに、もう早や壊すことになるとは思いませんでした。
それも、新型コロナウイルスがきっかけになるとは、全く想像も出来ませんでした。

今度はガラスショーケースを挟んでお客さまと対面することになります。
狭い店内が一層狭くなって、多分一度に一人または一組ずつしか入れません。

いつのことになるか分かりませんが、経営に余裕が持てるようになったら、建て増ししてもう少し広い店内にしたいと思っています。

工事終了まで、まだしばらくかかります。
休業、ご了承ください。

とにかく、感染するわけには行かない

このところ明らかに感染が拡大している新型コロナウイルスですが、人によっていろいろなことが言われるので困ります。

その一つに、感染者は以前にも増して大幅に増えているが、重傷者や死亡者の数は圧倒的に少なく、恐るるに足りないという見解があります。

従って、医療崩壊のリスクも少なく、緊急事態宣言を出す状況にはないとする考え方も理解出来なくはありません。

しかし実際に感染してしまった人にとっては、これは確率の問題ではありません。
指定感染症なのだから、検査も隔離も治療も全て無料で受けられるのだし、重症化しても高度な治療をそれも無料で最後まで受けられるのだから心配ない、でしょうか?
そうではありませんね。

もし感染したら、それこそ大変です。
私と連れ合いはすでに高齢者ですから、重症化のリスクは小さくありません。

そしてわが家の場合、家族の誰か一人でも感染すればば全員が濃厚接触者となり、店は営業休止、収入は途絶えます。
隔離となれば、家も留守にしなければなりません。
だから、まずそんなことにならないように気を付ける、もうそれに尽きるわけです。

今、世の中、経済社会活動と感染防護の両立を目指しているわけですが、私に言わせれば、とてもじゃありませんが多くの方の認識が不足しているように思います。

先ず、街を歩いても、消毒液を持参している人など、自分以外に見たことがありません。
スーパーマーケットなどでも、店頭で小まめに消毒している人ばかりではありませんし、マスクをしていない人も一定割合います。

私は、この夏はどんなに暑くても半ズボンにサンダル履きで出かけることは、絶対にしないと決めています。
これは医療関係者から聞いたことですが、足元の汚染は特別気にした方が良いと言っていました。
飛沫も埃も、皆、下に落ちますからね。

家に帰って来たら、靴を次亜塩素酸水で消毒し、靴下は次亜塩素酸水を吹き付けてポリ袋に入れて洗濯待ち。
ズボンも履き替えて、脱いだものは靴下同様の措置で洗濯待ち。

玄関を入る前に手指消毒はもちろんですが、家に入ったら洗面所に直行しさらに手と顔を洗い、うがいもします。
特別長時間の外出の時は、そのまま風呂に入って全身を洗います。
ま、そうやって考え得る限りの防御をしているわけです。

世の中が緩む方向に動いている今だからこそ、個々人はいっそう緊張を高める必要がある、というのが私の見解です。
そしてこれは、今後数年間続くものと思っています。

店舗改装を決意したのも、そうした考え方に基づいてのことです。

さて皆さまは、どのような感染防止対策をしておられますか。
ご意見ご感想などありましたら、ご教示ください。

明日からしばらく休業

いつもなら、明日と明後日は定休日とお知らせするところですが、明日からしばらくの間臨時休業することをお知らせいたします。

すでに一度お知らせしていますので、皆さま先刻ご承知のことと思います。
店内の改装をするために、当面二週間全面休業いたします。
その後、コロナの状況や改装工事の進み方によっては、休業期間を延長いたします。

二年前、移転事業を敢行した時のことを思い出しています。
予定通りに行くことはよほど難しいことなので、今回はどうなることでしょう。

ガラスショーケースなどの製作は、すべて業者さんにお願いするので、大体予定通りに進むものとは思っているのですが。

一方、この休業期間中に、秋の麦播きに向かって圃場の整備も進めます。
今日も午後から半日、炎天下の下で草刈り作業に汗を流しました。

全く物凄い汗が流れますね。
サウナの中ってこんな感じかな?と思うくらい。(実は私、サウナは未体験です。)

明日も、一日農作業の予定です。
汗をかく幸せってあるな・・・と思っています。

梅雨明け発表

長かった雨の季節が終わりを告げました。

今日、東北南部も梅雨明けが発表され、一気に暑くなりました。

実は、すでに昨日から雨は降っていなくて、空いた時間はすべて草刈り作業に費やしています。

今日も、食工房の仕事を半日で終わりにして、上の娘共々畑に出て農作業でした。

一番暑いお昼過ぎから夕方遅くまで、熱中症すれすれの状態をコントロールしながらの作業でした。
尤も、木陰で休んでいる時間と実際に作業している時間は50%:50%くらいでしたから、ずい分のんびりとしたペースです。
否、そのくらいじゃないと、危ないのですね。

汗の出方が半端ではありませんでした。
しかし、それだからこそ、終わった後の爽快感がありますね。
アルコールを嗜む習慣のない私ですが、今夜はビールをいただきました。

で、今週半ばから休業に入るわけですが、大方外で汗をかいていることと思います。
願ってもない健康法になることは間違いありません。

店舗改装の手配も着手しています。
暑く忙しい夏、一昨年の夏を思い出します。

店舗改装を検討中

来週から都合二週間ほど休業いたします。
その間にやることは沢山あります。
農作業がまず優先項目ですが、もう一つ、コロナ対策の一つとして、店舗を改装しようと考えています。

皆さまご存知の通り、食工房の店先は大変手狭です。
お客さまとの距離も取れませんし、配置の悪さもあって、レジ周りに仕切りを設けることも出来ません。

そこでまず、商品棚の形式をオープンラックからガラスショーケースにしようと考えています。
お客さまは直接商品に触れられなくなりますが、この情勢ではその方がかえって良いのではないかと考えます。

店内のレイアウトも根本的に変更して、狭くても安全を確保出来るよう工夫します。

まだ思い付いたばかりで、まずは業者さんに見積もりを取ることからですが、意欲的に進めたいと思います。
補助制度もあるようなので、活用出来るものは申請して活用するつもりです。

そのようなわけで、場合によって休業が延びるかも知れません。
その時はまたその時ということで、ご了承ください。

このところの感染者の増加、第二波はより手強いのではないか、次々と新たな対応に迫られています。

梅雨明けが近いようです

西日本各地の梅雨明けが発表されました。

天気図を見ていると、関東東北各地でも、来週のうちには梅雨明けとなりそうです。
日差しが戻って来て、今度は一気に暑くなるのでしょうか。

農家にとっては良いお天気ということになります。
ここしばらく手が出せなかった外仕事が一気に忙しくなりそうです。

ところで、急な告知になりますが、来週後半(8月6日)からしばらくの間(8月20日頃まで)休業いたします。
一部、前金をいただいている方の定期便の出荷のみ継続しますが、それ以外の営業を全休といたします。

8月には入れば、当地域には首都圏からの帰省客を中心に大勢の人が流入して来る可能性が大きく、このところの新型コロナウイルス感染症の新規感染者の増加の状況を見ていると、そうした人の動きの中で安全に営業を維持出来る確信がありません。

ここ一二週間は、さらに感染者が増え続けるだろうと思いますし、その後はそれをも上回るペースで増加するかも知れません。
人の動きが少し落ち着くまで、新規感染者が減少傾向に転じるまで、慎重に行動したいと思っています。

なおこの決定も、状況次第で臨機応変に変更して行きますので、当ブログにて最新情報をご確認いただければ幸いです。

とりあえず明日は、平常通り営業しております。

世界一おいしいとうもろこし

食工房の作業場のすぐ裏に自家用菜園があります。
きゅうりやトマト、なすにネギなどなど、毎日の食卓に重宝しています。

そして今一つ力を入れているのがとうもろこしです。
何しろ、家族全員の好物なものですから。
今年も、100本くらいは植えています。

ところで、とうもろこしは、もがれて茎から離れた瞬間から劣化が始まり味が落ちるものだそうで、遅くても45分以内に加熱調理すれば理想的と言います。

でも、そんなこと言っていたら、野菜売り場で買うとうもろこしはどうなっちゃうの・・・?
ま、それは今考えても仕方が無いので、これは家のとうもろこしの話しです。

食べ頃になったら、まずお湯を沸かして蒸し器をセットしておきます。
それからとうもろこしをもいで来て皮を剝き、さっと洗って蒸し器に入れます。
畑から5分以内に鍋の中です。

今年は、投入した堆肥がとても良い組成で、落ち葉や麦のフスマがたっぷり入っていたことが功を奏したのでしょうか、日照不足にも負けずすごく甘みのある味です。

蒸している最中は、蜂蜜みたいな甘い匂いが立ち込めます。
いやいや、熊に嗅ぎつけられたら大変です。

それにしても、作物は肥料で育つものであることを実感します。
つまりそれは、良い土壌ということにつながるわけです。

作物を育てる前に土を育てるのですね。
麦の圃場も、こんな風に育てて行きたいと思っています。

麦の残留放射能検査結果

麦ラボ

2020年産ライ麦原穀 残留放射能検査結果


麦ラボ

2020年産スペルト小麦 残留放射能検査結果

2020年産のライ麦とスペルト小麦の残留放射能検査結果が出来ましたので、この場にご報告申し上げます。
予想通り、検出限界一桁ベクレル台での不検出で、全く問題なしの結果です。

未だに福島の農産物に放射能の懸念をいう人がいますが、もうそろそろ黙っていただきたいと思います。

もちろん、食工房のお客さまの中には、そのような方は存じ上げません。
よく理解してお付き合いしてくださっていることに、いつも感謝申し上げております。

なお今後ともよろしくお願いいたします。