晴天続く模様

今日は、先日までの雨とうって変わってピカピカの晴天になりました。
しかし、太平洋高気圧の張り出しによるものではなく、逆に梅雨前線がずっと南下したことによる晴天でしたから、暑さも今一つ迫力が無く、その分過ごしやすいと感じました。

この後も、明日明後日くらいまで晴天が続くようです。
猛暑にならなければいいなと思っていますが、どうなりますでしょうか。

さて、明日のパン焼きから、大麦パンを再開します。
小麦丸もそのまま続行で、パンの種類が増えます。

作業スケジュールをうまく組まないと、パンの出来に影響しますので、明日はいつもより緊張感が増すことになります。
体力勝負になると思います。

午前11時頃から順次焼き上がり、全品目が揃うのは午後2時前頃になります。

皆さまの、ご来店をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

IIDE編集中

月末恒例の広報編集です。

何も、ここまでの物を出す必要があるのか?と思うのが普通でしょう。
かと言って趣味とも違いますし、仕事と言うには必要を満たしていない部分もあれば、必要を超えている部分もありますし、要するにこれが私達流のやり方なんですね。
お付き合いくださる皆さまには、いつも感謝申し上げております。

さて、昨日までの豪雨も一旦終息して、明日から数日は晴れ間が見えそうです。
東や南の海上に、台風や熱帯低気圧があって日本列島を窺っていますので、決して油断は出来ませんがとりあえず一安心というところです。

今日は、雨が上がった合間に、ほんのひと時畑の草刈りをしましたが、ちょっと手が出せない間に、全くすごいことになっていました。
人里の景観は、不断の努力なしには維持出来ないことが、今更のようによく分かりました。
この先も、夏が終わるまで、草刈り草刈りまた草刈りですね。

それでは、また編集作業に戻ることにします。

雨の中、ご来店感謝

昨日も今日も、雨と言うかもう豪雨。
ご来店のお客さまはほとんどないものと覚悟していましたが、それでも来てくださる方はいらっしゃるのですね。
ありがとうございます。

今日なんか、台風並みの雨で、増水した川の流れの速さは、本気で怖いと感じました。
お帰りは大丈夫だったでしょうか。

今もまだ降り続いています。
これから明日いっぱいくらいまで、油断の出来ないお天気が続くようです。

とにかく無事を祈ります。
それしか出来る事がありませんので。

食工房、明日と明後日は、定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

今年の麦事情

ライ麦

ライ麦圃場全景
素晴らしい出来です。

今年の麦の収穫が、全て終わりました。
千咲原、渡部圃場のライ麦と小麦、大江農場の小麦、高郷町・小林農場の大麦が、それぞれ無事に収穫され、間もなく入荷します。
今年は、ライ麦が約450kg、小麦が約250kg、大麦は約100kgほどを確保出来ました。
ちなみに大麦は、今年はモチ麦です。(麦にも、ウルチ種とモチ種があります。)

また、精麦機の導入も実現することになりましたので、これまでの全粒粉だけでなく、精白された粉も使えるようになります。
地元産小麦100%の食パンにも挑戦してみたいと思っています。
その他、一部麺加工にも回して、小麦麺を再開します。
一方、皆さまに多大な人気をいただいている大麦(丸麦粒)の販売も再開します。
大麦パン、大麦ビスケットも再開になります。
暑い夏、どうぞ麦食で健康づくりしてください。

大麦(丸麦粒)販売再開!

大麦

大麦・丸粒、1袋300g入り300円
多過ぎず、ちょうどいい量じゃないでしょうか。


大麦

2017年産大麦(丸粒)
今年度は、モチ種を作付け収穫しました。


明日7月24日より早速売り出しです。
店頭だけでなく、オンラインストア でもお求めいただけます。

300g(脱酸素包装)1袋 300円

被害の少ないことを祈ります

今度は東北です。
今夜この時間にも、東北北部で集中豪雨。

明日は、こちら会津でも豪雨の可能性が予測されています。
やっぱりなー・・・と思いつつも、被害は少なく・・・と祈らずにはいられません。
どの方面も、くれぐれもご用心ください。

それにしても激しいですね。
これから先、いつもこうした状況と付き合って行かなくてはならないのでしょうか。

そう・・・、これが温暖化ってことだったんだ。
あとが続きません。

こう暑いと・・・

今日はまた、昨日にも増して一段と暑い一日でした。
午後の配達の折、冷房なしで行こうと思いましたが、思い止まりました。

と言うのも、私はサウナにでも入っている気分でいればいいのですが、熱い車内は商品のために良くないと気が付きました。
そこでやはり冷房のお世話になることに・・・。

しかしどこに行っても、暑い、暑いと、それしか出て来ませんね。
パンは売れません。
涼しくなり始める頃まで、少な目の仕込みでロスを減らして耐えるより仕方ありません。

でも、少ない仕込みでも、かける手間ひまは同じですし、気を抜くわけには行きません。
明日のパン焼きに備えて、酵母のメンテナンスも、怠りなくやっています。
明日は、3時起きです。

夏なんです

今日も暑かったですね。
梅雨明け宣言も出て、晴れた空にギンギラギンのお天道さま!
こうなると覚悟が決まって、かえって暑さを楽しもうって気になります。
午後、配達に出かけましたが、窓を開けて冷房は使わずに走りました。
決っして涼しい風とは言えない風が窓から吹き込んで、体中から汗が吹き出しましたが、でも気持ちが良かったですよ。

「夏なんです」はっぴいえんど

今日も汗をかきました

コーヒー焙煎

古い機械ですが、いい仕事します。
要は、メンテ次第!

ほど良くあるいは十分にと言った方が良いかも知れません、体を動かすこと運動することがどれほど健康上重要なことであるか、もう私などがくどくど申し上げるまでもありませんね。

今日、朝はまず一時間ほどかけて全身を隈なく動かす体操をし、その後2kmの距離を速足で歩きました。
朝食前に一汗かいたおかげで、調子よく一日のスタートを切りました。

午前中は、コーヒー焙煎のために豆の選別作業をして、それから焙煎。
午後は30分くらい昼寝をして、焙煎の続きを。

食工房畑

今年もとうもろこしが大きくなって来ました。
楽しみです!


食工房畑

キュウリの花です。
なんてかわいい!


食工房畑

ミニトマトです。
かわいい!ユーモラス!


食工房畑

一見何が植わっているのか分かりませんが、かぼちゃです。
まるで緑の海。
かぼちゃあんぱんまで、あと2ヶ月。

午後3時を過ぎて、少し日差しが弱くなり始めた頃から、畑に出て作業しました。
とうもろこしのまわりを網で囲いました。
アナグマ君のご馳走にされてはたまりませんからね。

今、畑では、絹さや、インゲン、グリーンピースが盛り、そしてキュウリが穫れ始めたところです。
トマトはもう少しすれば赤くなり始めます。
ナスも間もなくです。
とうもろこしも、あと二週間くらい。
じゃがいも掘りも、もういつでもOK。

近所から、ニラやアスパラをいただくこともあり、この季節の食卓は新鮮な野菜で満ち溢れます。
体にエイヨー(栄養!)。※土佐弁

と言うわけで、午後も大汗をかきました。
額から滴る汗が目に入り、染みて痛かったこと!
手は土まみれでどうにもなりません。

明日は、パン焼きです。
暑いと思いますが、パンは売れ難いと思いますが、逆にポイント2倍は間違いなし!
ご来店をお待ちしております。

ふくしま健民カードを持っている方、忘れずにご提示ください。
特典がありますよ。
食工房は、ふくしま健民カード協力店です。

雨上がって、夏の宵を楽しむ

昨夜から今朝にかけて、会津では雷を伴った豪雨に見舞われていました。
降れば豪雨の例えは、今回もまた当たってしまいました。
もはや日本全国どこでも、豪雨による災害の危険を免れ得ないのかも知れないと、思い知った次第。

しかし当地では、その雨も午前中には上がり、午後からは晴れ間も見えて来ました。
梅雨前線が南下したということで、夕方にはひんやりと涼しい風が吹きました。

夕暮れ時、外に椅子を出して涼みました。
遠くに近くに、ヒグラシの声が響いて、気持ちの良い時間を過ごしました。
尤も、蚊は少しですがいるのですけどね。

それで一つ気が付いていることがあります。 
近頃、街灯も家の明かりもLEDになって、虫が寄って来ないのですね。
何でも、LEDは紫外線を出さないので、昆虫は反応しないのだそうです。

昔は、明るくすれば必ず虫が集まって来て大変だったものですが、今は煌々と明るくても虫が飛び回っていないのです。

やがてそれが当たり前と言うことになるのでしょうが、私などには何だかとても不思議な光景です。

まあしかしそのおかげで、夏の宵は快適です。

食工房、麦ラボ(麦の研究室)

食工房の中に、いつの間にか麦の研究室が出来ていました。
上の娘が、カナダから輸入されたオーガニックライ麦の中に異物として混入していた、小麦らしき種子を鉢植えして育て、種を増やし始めて早や4年目。
最初2粒しかなかった物も、4年目の今年、2kg収穫出来たものもあります。

一方、ライ麦と南部小麦の地元産も定着して来ました。
大麦も、地元の方から入手出来るようになって、早や3年目。
今、麦がとても面白い!と感じています。

日本は、お米の国だと言われるのですが、麦だってなかなかどうして、活躍の場は米よりもむしろ多いくらいです。

大麦は、主食用にも使われますが、何と言ってもビールでしょう。
小麦は、パンやお菓子に。

そして日本の食卓に欠かせない醤油は、大豆と小麦が主原料です。
うどんやソーメンなどの麺類もありますね。

そして、デュラム小麦から造られる、スパゲッテイーやマカロニなど(パスタと総称されます。)も人気の食品です。
あと、小麦で忘れてはならないのは、ウィスキーでしょう。
スコッチは小麦から、バーボンはトウモロコシやライ麦から造られます。

とうもろこしは、別名「唐麦」のも言いますので、麦の仲間と言っても良いのですね。
コーンフラワーのマフィンは、とてもおいしいそうですよ。

食工房は、パンと焼き菓子の店が本業ですが、原材料の小麦やライ麦などに関心を深めるうちに自分でも育ててみたくなり、皆さまもご存じのようにすでに取り組んでいます。

パン屋の仕事を、商工業の立場から見るだけでは、半分しか見えないのだと思います。
農業の立場からパン屋の仕事を見れば、また全然違って見えるでしょう。

食工房は、もっともっと農業に近づきたい!きっとパンづくりにもお菓子づくりにも、貴重な示唆が得られると思っています。

麦ラボ

脱穀後の麦ガラですが、なかなかきれいです。
店に飾っておきますので、ご来店の際にご覧ください。


デュラム小麦、長いノゲを持ちとても華やかな姿をしています。


麦ラボ

品種は不明ながら、中東の品種かも・・・。


麦ラボ

ライ麦、清楚な感じです。
美しい!


麦ラボ

超大粒の小麦、色は飴色、デュラム系かあるいはライ小麦?


麦ラボ

小麦ですが、品種は不明
カナダからやって来た。


麦ラボ

小麦、ノゲが長い、硬質小麦のようです。


麦ラボ

南部小麦、穂の色が濃い茶色で、他のものとははっきり違うので見間違えることはありません。


麦ラボ

いつの間にかこんなに沢山集まってしまいました。

今年の食工房畑のライ麦

麦ラボ

足踏み式脱穀機をセットしたところ
周りに飛び跳ねるので、パネルとシートで覆いました。
これが、大変うまく行きました。


麦ラボ

2017年産、食工房畑のライ麦


麦ラボ

デュラム小麦、二年目の今年は大変良い出来でした。

昨年、刈り遅れによる穂発芽で品質を落としてしまったことに懲り、昨年の種まきの際には、上の娘が種子選別を徹底的にやりました。

そして、一昨年ばら蒔きしたのを、昨年は筋蒔きに戻し極薄蒔きして、蒔いた種がわずかに隠れる程度に覆土も施しました。

結果、発芽率が良かったことは言うまでもありませんが、発芽が完全に揃ったことや苗の生育も不揃いなくとても順調だったことに、改めて種の品質の重要さを思い知った次第。
麦踏みも2回、春には除草を兼ねて畝間を耕す中耕を実施しました。

最後の刈り取りは、倒伏と穂発芽を警戒して、少し早めの刈り取りとなったため、ハザ掛けによる天日乾燥で追熟を待ちました。

約10日間ほど経って、実の充実と乾燥を確認して、昨日の脱穀に漕ぎつけたというわけです。
その結果、2坪ほどの面積から5kgの収穫がありました。

これを1反=10a・300坪に換算すると、何と750kgにもなるのですね。
12.5俵(1俵=60kg)です。(ちなみに、昨年の収穫は1反=10a当り450kgでした。)
そして収量が多いだけでなく、品質も昨年よりずっと良いのです。

もちろん、狭い面積に集中的に手をかけていますから、大きな圃場で同じ成績が出るとは限りませんが、最大でそれくらいの可能性があるということですから、ライ麦は全く素晴らしい作物だと言えますね。
否、小麦だって大麦だって、可能性としては同じだと思いますね。

麦の研究に深入りして行きそうです。
今後、デュラム小麦(パスタ用品種)とスペルト小麦(古代小麦)の作付けを定着させたいと考えています。