印刷物を出す楽しみ

紙版・飯豊の空の下から・・・

二つ折りの作業をするのも仕事か、それとも仕事じゃないかそれが問題?
いいえ、私には問題ありません。

今日、紙版・飯豊の空の下から・・・ を印刷し、封筒に入れて発送しました。

このところ少しペースが乱れていますが、だいたい毎月一回どのくらいの部数印刷しているかと言うと、何だかんだで400~500部ほどにもなります。

個人宛に封筒に入れて発送しているのは100通程度ですが、お取り引きいただいているお店などに20部くらいずつ配布をお願いしている分が数か所、あとは食工房の店頭からお持ち帰りになる方の分が意外に多くて150~200部以上あります。

インターネットで見ているのでいらないと仰る方も稀にはいらっしゃいますが、実際に紙版をご覧になると欲しくなるみたいです。
初めていらした方が、バックナンバーをあるだけお持ち帰りになることも珍しくありません。

そんな私たちの通信ですから、製作・編集や印刷・製本などの作業は、仕事という側面もありつつ半分は楽しみでもあります。
作業していて一番うれしい気持ちになるのは、刷り上がったものを二つ折りして耳をそろえる時です。

プリンターのコストや紙代がかかりますが、私にはこれが趣味や道楽みたいなものですから、惜しいと思うことはありません。
逆に、皆さまにそのような道楽にお付き合いいただいているので、感謝の気持ちをもってお届け、お渡ししています。

どうぞこれからもよろしくお付き合いください。

紙版・飯豊の空の下から・・・

飯豊の空の下から・・・

高さは2m超、重量は3~4トンはありそうです。

今日は、とても暖かい一日でした。
季節が一ヶ月ほど先に進んだようでした。

畑の雪は、ほぼ無くなりました。
もう少し乾いてきたら、作業開始です。

一方家の玄関先には、大きな雪の山がドッシリと座ったままです。
その高さは2mをはるかに超えています。
それでも、多分今月中には融けて消えてしまうのですから、自然の営みは本当にダイナミックです。

今日は、飯豊山も雲がかからず全景を見せていましたので、いつもの撮影スポットまで出かけて来ました。
ヘッダー画像は、今日の撮影です。
飯豊の空の下は、すっかり春になりました。

飯豊の空の下から・・・

そして今日、紙版・飯豊の空の下から・・・ が出来上がり、pdfファイルを公開しました。
いつものように、バナーをクリックしてご覧ください。
印刷したものも、明日以降発送の予定です。

さてさて、こう暖かくなると、山の獣たちも活発に動き出すでしょう。
今のところ畑に何もないので近づいて来ませんが、油断は禁物ですね。

ここ数日、杉の落ち葉を焚いています。
監視カメラも設置しました。
それから一発だけ、ロケット花火を打ち上げました。
戦いの狼煙を上げ、戦闘開始の合図を送ったというわけ。

そしてまた明日は、定休日明けパン焼きの日です。

忙しい上にもさらに忙しくなる春、その元気も出て来るのが春です。

線量計購入

2台目の線量計を購入しました。
震災直後の2011年5月に1台目を購入して、早や6年になります。

当時は、とにかく物が無くて購入に苦労しました。
何しろ非常時相場と言ったらいいのでしょうか、価格があり得ないほど高価でした。

性能や品質に多少の不満や不安があっても、とにかく手が届くものを探しに探して、やっと手に入れたのがRAE社のDoseRAE2 PRM1200でした。

当時の価格で、6万円しました。
※現在、Amazonで26000円で買えます。

後で解ったことですが、価格はともかく性能的にはまあまあ使えるレベルでした。

しかしそれにしても、当時の混乱ぶりは今思い出してもため息が出ます。
ただ一つ言えることは、我々は全く無知で何の備えもなかったということです。
必要に迫られて必死で勉強したおかげで、危機への対処の仕方をずい分と学びました。

さて、震災後6年が経過する中で、すっかり下がった線量をより正確に把握するために、より高感度高精度の線量計が欲しくなっていました。

しばらくご無沙汰している間に、放射線関連の器材は格段に豊富になり、Amazonなどで簡単に購入出来るようになっていました。
そしてこの6年間の経験から学んだおかげで、沢山ある機種の中から目的に適い且つ良心的なものを選ぶのに、迷いはありませんでした。

それが、岩崎通信機が出しているSV-2000という機種です。
今は、こういうものもAmazonで購入出来るのですね。
私も、Amazonを利用しました。

早速使用してみましたが、反応の速さと正確さは素晴らしいと思います。
先行のDoseRAE2と並行して測定しましたが、ほぼ同じ数値が出ていますのでまずは不要な疑いを抱くことは避けられました。

DoseRAE2に関しては、これまでに様々な場所(モニタリングポスト)で測定し、その場所の公式な数値と対照して精度を確認して来ています。
その経験から、今回のSV-2000は大丈夫と判断しているわけです。

それにしても、このあたりの環境放射線量は、格段に低くなりました。
震災前の線量がだいたい0.04~0.05μSv/hであったと言われていますから、0.06~0.07μSv/hは、誤差の範囲と言っても良いくらい平常値に近いと評価出来ます。
こんなことが分かるのも、線量計あってのことです。

国が原発推進を止めない以上、あるいは仮に原発廃止だとしても、もうすでに大量の放射性廃棄物を抱え込んでいるのですから、放射能に関する学習と備えは必要だと思っています。

線量計

家の庭に出て測定中


線量計

左側DoseRAE2 右側SV-2000
両者とも、ほぼ同じ値を示しています。
車のボディーの上に置いています。


線量計

家の中での測定
外よりは大分低くなっています。

IIDE編集中です。

なかなか進まなくて困っていましたが、昨日あたりからやっとやる気になりました。
余りにも忙しいと、こういうことはどうしても後回しになるし、時間があってもまず休みたい気持ちが優先してしまいます。
何事もほどほどに・・・がいいのは分かっていても、そううまく行かないのが世の常ですね。

まあでも、今週は時間がうまく取れました。
明日明後日の定休日の間に、うまく行けば終了するかも知れません。

Creema 一年間の感想

クリーマ

食工房のカネリプッラのページ

ハンドメイドマーケットプレイス”Creema”にフーズカテゴリーがスタートして、1年が過ぎました。
食工房も、このスタート時点から出品することが出来、一年経ちました。

それより1ヶ月ほど前、事務局より直接出品のお誘いをいただき、出品のための準備を進めていました。

インターネットでの販売は、先行してSTORES.jpにオンラインストア を出店していましたが、新規顧客の獲得に難しさがありました。

“Creema”の場合は、トップページは多数の業者の作品(製品)の人気順ランキングが表示されていて、興味を引かれた商品からそのお店に誘導される仕掛けになっています。
また、商品やお店がどの程度人気なのか、商品のお気に入り数やお店のフォロワー数も表示されており、購入した方々の商品レビューもすべて一覧出来ます。
初めてのお客さまにとって、その商品やお店のことを事前に知ることが出来ますので、初回購入のハードルはグンと低くなるのですね。

この一年間、”Creema”でご購入いただいたお客さまは大半が新規の方です。
その数は、正確ではありませんが300人前後になっていると思います。

一回きりという方が多いのですが、リピートしてくださる方もそこそこあり、多い方は毎月一回以上続けてご購入くださっています。
一年経過した現在、新規とリピーターの比率はだいたい6:4くらいです。

“Creema”のおかげでこの一年間、新しいお得意さまが一挙に増えて、通販のウェイトが格段に上がりました。
そんなわけで、業務のかなりの部分を通販対応に費やすようになっています。

荷造り梱包に関しても、リサイクル段ボール箱では間に合わず、箱を購入するようになりました。
パッキンに利用していた古新聞紙も、若干問題があると判断し、事前にご了解いただいている常連の方を除いて、ボーガス紙のロールを使うようになりました。
いずれ、この方向に統一するのも止むを得ないと考えています。

商品を梱包する場合の気の使い方として、未使用の梱包材を使用するのが、業界の常識なのですね。
食品の場合は、なおさらでしょう。
例えばAmazonでお買い物をする時、リサイクルの箱に新聞紙で包んで・・・というのは、見たことがないしあり得ませんね。

そんなわけで、以前なら空き箱の再利用、古新聞紙の再利用を何の迷いもなくしていましたが、今では食工房も世間並な対応になりつつあります。

いいんだか、悪いんだか・・・、ちょっと微妙です。

シュトレン、大丈夫でした。

シュトレン

完全密封包装ではないので、少しずつ水分が抜けて表面にひびが入っています。


シュトレン

袋から出したところ。
一旦染み出した水分が、その後乾いたような跡が見えます。


シュトレン

表面の砂糖のコーティングは、まあ十分と言えるくらい役割を果たしているようです。


シュトレン

ちょっと水分が抜けて乾いた感じになっていました。

今日は予定通り、長期保存中のシュトレンを出して、切り分け試食しました。

だいたい予想通りだったとは言え、相変わらず素晴らしい香りとうっとりするような味わいは、シュトレンならではのものがありました。

さすがに少しながら水分が抜けて、しっとり感は無くなっていましたが、乾き気味のサクサク食感も悪くはありませんでした。

まあ、この季節まで室温において変質は見られなかったのですから、シュトレンというものがそれだけ長期保存に耐える食品だということなのですね。
感心いたしました。

実は、もう一本残してあります。
明日も同様に試食をやりますので、今日お出でになれなかった方、よろしかったら明日ご来店ください。

シュトレンの試食をやります。

シュトレン

表面にひびが入っています。
中はどんな状態でしょうか?

長期保存しておいたシュトレンの試食を、明日と明後日、二日に分けてやります。

もちろん大丈夫だと思っているから、皆さまにも声をかけるわけですが、ノーリスクと言うわけではありませんので、この点はあらかじめご了解ください。

実際に切って見て、変質しているようだったら、試食は中止です。
公開テストだと思っていただく方がいいかも知れません。

ちなみに昨年は、全く問題ないどころか、大変おいしくいただきました。

興味のある方は、午後2時頃にご来店ください。
立ち会ったくださった方には、コーヒーサービスいたします。


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庭の春

福寿草

かわいいお日様の子どもたちです。
私には、陽の光を浴びてうれしくて燥いでいるように見えます。


福寿草

福寿草の花弁は、本当に光るのですね。


福寿草

木漏れ日に光る一輪
神々しいまでに美しい。


福寿草

ブランコの下は、福寿草の花園


アズマイチゲ

こちらはアズマイチゲです。
白い花びらが、星のように光っています。


アズマイチゲ

まだ融けきらぬ雪の下から、早やアズマイチゲのつぼみが顔を出しています。


水仙

雪を割って伸びて来るのは、水仙の芽です。

今日は、暖かい一日になりました。

曇りがちな空ではありましたが、そこそこ日差しがあり、庭の福寿草がそこここに咲きました。

アズマイチゲも一部開花し始めました。

まだまだ残雪もあるのですが、日当たりの良い場所は一足先に春になっています。

仕事が手際よくはかどりましたので、写真を撮ることが出来ました。

夕食には、フキノトウ味噌が出ていました。

やっぱり、うれしいですね。

元気が出て来ます。

取り急ぎお知らせのみ

明日は定休日明け、パンを焼きの日です。

みのりのパンだけお休みします。
土曜日に焼く予定です。

それ以外、全種類焼きます。

他、クッキー類が、いろいろ揃っています。
スコーンもあります。

コーヒー豆は、ほぼ全銘柄用意しました。

お天気も、そこそこよろしいようです。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

IIDEもやらなくちゃ!

IIDEこと、紙版・飯豊の空の下から・・・ の編集をしなくてはいけません。

3月号は、間に合いませんでした。
これから、3月4月合併号で編集を始めようというところです。

ブログをご覧いただいている方からすれば、紙版を作る意義がどの程度あるのか疑問符が付くかも知れません。

しかし世の中には、パソコンもインターネットも、生活の中に取り入れていない方が案外いらっしゃるのです。

実際、お送りした通信をご覧になって、それから食工房にお電話やお手紙でご注文くださる方が、今でも数名いらっしゃいます。
そしてそれは、年配の方ばかりとは限りません。

オンラインストア は便利でいいけれど、お手紙に直筆で品目を記していただくご注文 は、今時かえって新鮮で心がふるえます。

それに昨日の話しではありませんが、これは印刷物という形となって残るものですから、私たちの願いにも適う部分が大きいのですね。

少し気持ちを新たにして、取りかかりたいと思います。