今日もコーヒー焙煎を

コーヒー

本日もコーヒー焙煎を・・・。
その前に欠かせないのが、悪豆拾いです。
写真では全く判別出来ないと思いますが、20%くらい落ちます。


焙煎機

昨年11月末にやって来た焙煎機、もうすぐ一年になります。
今のところ故障もなく調子良く稼働しています。

毎週水曜日は、パンとスコーンマフィンの下準備そしてコーヒー焙煎と、スケジュールが決まっています。
午前中のうちに生豆の選別作業を済ませ、午後から焙煎という段取りです。

並行して、酵母の段取りも進めます。
娘たちは、スコーンやマフィンの計量、バター切りなど、それからパンの粉の計量をします。
その間、酵母の面倒も見てくれています。

一方コーヒー焙煎は、何だかんだと言いつつ続いています。
昨年、本式のコーヒー焙煎機に変わってから大方一年、以前とは銘柄も違うし焙煎も変わりました。
きっと、以前のポン菓子焙煎機の方が良かったのに・・・、という方もいらっしゃると思いますが、後戻りすることはないと思っています。
今の方がいいと納得していますから。

それからあと一つ、最近の食工房テイストの新しい境地として紹介しておきたいのが、発酵過程を伴う精製法でロースト香に甘い香りが乗っている豆です。
例えば、モカ・イルガチェフェ・ナチュラル、東ティモール・レテフォホなどがそれに当たります。
近々入荷を予定しているインドのコーヒーもそうです。

酸味系でやわらかい苦み、スムースに喉を通るのが特長です。
あぁ、この嗜好、私の歳のせいかも知れません。
パンチが効いたのより、マイルドな方が良くなっちゃったということなのでしょうか・・・。

そこで思い出すのは、焙煎を始めた頃のことですが、深炒り一筋で酸味を嫌っていましたね。
もちろん、私も若かった!

でも、お客さまのオーダーがあれば、もちろん深炒りもやります。
酸味が切れて、パンチの効いた苦みがピリッと来るコーヒーも、それはそれで悪くないですからね。

食工房の自家焙煎コーヒーを、今後ともよろしくお願いいたします。

ジャム、新顔追加

やまひろファームのジャム

すでに発売の4品目に加えて新たに追加です。
ピオーネ・巨峰とジューシー葡萄のスィーツジャム
スコーンでもパンでもどちらでも良さそうです。


やまひろファームのジャム

ジャムが3本入るギフトボックスです。
ジャムの発売を記念して、限定50箱、箱代を無料サービスします。

先に発売の4品目に加えて新たにもう1品目追加です。
「ピオーネ・巨峰とジューシー葡萄のスィーツジャム」
長い名前ですが、それだけ込める思いがいっぱいだったのですね。

ヤマヒロさんのジャムの1つの大きな特長は、香りの良さにあります。
以前ハーブガーデンでお仕事をされていたそうで、さすが香りに対する感覚が並ではないと感心させられます。
ですから、このジャムを例えば紅茶に溶かすと、甘みも備えた素晴らしいフレバリーティーになります。

食工房のスコーンとやまひろファームのジャムそれに紅茶、ぜひお試しください。
これ以外あり得ない!と納得していただけるはずです。

まず私の一押しは、生キャラメルとアップルオレンジスィーツジャムです。
スコーンと最高の組み合わせです。

それから、今回のジャムの新発売を記念して、ジャムが3本入るギフトボックスを用意いたしました。
限定50箱を無料サービスにて提供いたします。
中身商品代のみでお求めいただけます。

ご依頼先への発送も承ります。※別途送料をご負担ください。

ご注文、ご用命をお待ちしております。

ゆっくりさせてもらっています。

風邪を口実に、今日は頑張るのを止めてゆっくりさせてもらいました。
寝ている間に熱も出たようで、汗をかいてその後はスッキリしました。
夜になって、ちょっと何か出来そうな気もして来ましたので、軽く体操して早めに休みます。
ではでは。

風邪

風邪引きました。
久しぶりです。

尤も、以前から申し上げているように、感染症は完全には防ぐことが出来ません。
人と接触する以上、風邪に感染することはあると思っていなくてはなりません。

まあそれはそれとして、この一年間くらい生活に支障が出るような病状に見舞われることがなかったので、今回ちょっと横になって休んでいたい・・・と思う状態は、本当にしばらくぶりの感覚です。

まあしかし、対応が早かったと言うか、今までの経験からこのままだとああなるこうなるを予測しよく考えて行動するようにしたので、経過は悪くないようです。

今日は、午前中は普段通り仕事して、午後から横になって休みました。
二時間も寝ているとずい分楽になって、「あぁ、良くなった!」と思えるのですが、そこで無理してはいけないのですね。
分かっているので、コーヒータイムを楽しんでからまたゆっくり過ごしました。

明日も、仕事は半日にして養生しようと思います。


パスタパン

パスタパン

もう少し気持ち良く生地が伸びて欲しかったところです。
風味は、ねらい通りでした。

昨日パスタ用デュラム小麦でパンを焼いて、一日経った今日、風味や食感がどうなっているか確かめてみました。
パンの出来としては、窯入れのタイミングが少し遅れて最高ではありませんでしたが、サクサクとした口当たりで食べやすく、これはイケる!と思いました。
デュラム小麦のパンづくりを、もっと研究してみようと思っています。

初霜降りる

畑

籾殻を燻炭にしているのでしょう。一晩中煙がたなびいています。
煙のにおいは、人里であることの証。
野生の獣たちに無言のメッセージを送る大切なシグナルです。


畑

枯草の山の上に霜が降りていました。
残っていた最後のかぼちゃも、これでいよいよお終いです。


畑

芋掘りも終わり、畑に放置している芋蔓の上にも霜が降りました。
こういう情景に、冬が近づいていることを感じますね。


畑

今年もライ麦を蒔きました。
種を切らさないことが、何より重要!


畑

ライ麦が逞しく成長しています。
ライ麦は、本当に強い植物です。


畑

大根が生育中。
まあ何とか間に合うでしょう。
冬の間、大根くらい買わずに済ませたい。


畑

白菜が生育中
蒔き遅れていますので、間に合うかどうか微妙です。
何とか頑張って・・・。
青菜の状態でも食べますけどね。


畑

ニンジンも食べ頃です。
コスモスがきれい!


畑

カナダ産のライ麦の中に、異物として混入していたデュラム小麦。
これで3年目の栽培です。


畑

広島県の試験場から回って来たデュラム小麦(瀬戸デュール)です。
雪国での越冬力の試験を頼まれて蒔いたものです。


畑

品種改良のための試験栽培は、覆土が厚過ぎたのかほとんど芽を出しませんでした。
・・・、研究所の先生自らの作業だったので何も申し上げませんでしたが、やはり土を被せ過ぎでしたね。
生えてきたのは、数本です。
あとはスギナなどの雑草。

今朝、当地ではこの秋初めて、霜が降りました。
畑を見に行った娘が報告してくれましたので、すぐにカメラを持って写真を撮って来ました。

今年は畑の写真もほとんど撮れていなくて、毎年の記録として残しておきたい情報も残せていません。
今朝は、一通り撮影しました。

大根や白菜そして麦は、これから育つものであるだけに、霜は全く平気のようです。
残っていたかぼちゃやは、この霜でクシャクシャです。
そろそろ麦踏みをしようかな・・・。

パスタパン

左側がデュラム小麦のパン生地、右側は小麦粉のパン生地です。


パスタパン

バゲットの形に成形したところ。


パスタパン

表面には、篩の目を通らなかった粗いフスマ混じりの粉を振りました。


パスタパン

すごくおいしそうに焼き上がりました。
バターとミルクの香りにパスタの香りが合わさって、初めて味わうパスタパンです。

一方、暖かい食工房の作業場では、今年うちの畑で試験的に収穫したデュラム小麦を粉にしたものを使って、パスタパンを焼きました。
量が少なかったのと、性質が今一つ分からなかったので、北海道産の強力粉・ゆめちからを混ぜて無難な線で試しました。

それでも色ははっきりわかるほど黄色くて、においもスパゲティーを茹でている時のようなパスタのにおいがしました。
あと、バターとミルクを入れてこねましたので、とても優しい風味になりました。

焼き立ては、外側はパリバリと硬く中はモッチリ・・・。
これで一日置いて、明日どんな食感になっているかですね。
明日またご報告に及びます。

★店頭にて試食も出来ますので、ご来店の際はご遠慮なくお召し上がりください。

日本国内では栽培が難しいと言われていたデュラム小麦(別名パスタ小麦、マカロニ小麦とも呼びます。)ですが、会津でも問題なく育つことが確認出来ました。
今年は、加えて広島県の試験場から回って来たデュラム小麦の試験種を栽培しています。
雪国で無事に越冬栽培出来るかどうか、試験を依頼されています。

これらがうまく行けば、ラーメン、蕎麦に続いて、喜多方パスタも仲間入り出来るかも・・・です。
面白いことになって来ました。


№31 神無月2016年10月号をご覧いただけます。

寒くなりそうです

食工房

新発売の大麦ビスケットとフルーツジャムも並んで、にぎやかになりました。

昨日までの数日間妙に暖かい日が続いていましたが、今日すでに冷たい風が吹き始め、明日はお天気は晴れでも気温は低く、寒い一日になりそうです。
いよいよ、暖房がありがたく感じられる季節になって来ました。
よく見ると、あたりの紅葉も始まったようです。

これからは、パン屋の作業場は暖かい天国です。
製品の賞味期限も長めに設定出来ますので、ずい分気が楽になります。
このまま順調に寒さが増して行けば、来月からシュトレンをつくるのに好都合なのですが、そううまく行くかどうかは分かりませんね。

相変わらず忙しい毎日ですが、パンがおいしく焼ければそれだけで元気にしていられる私です。
単純ですね・・・。

明日も、3時起きしてがんばります!と言うか、それほど気負っているわけでもありません。
気持ちの方は、至って淡々としたものです。

そして皆さまのご愛顧が、何よりの支えです。

明日もご来店、お待ちしております。

大麦ビスケット、オンラインストア でも

大麦ビスケット

新発売以来、ご好評いただいています。

大麦ビスケットを新発売して一週間経ちました。
ご好評いただいております。
すでに、3週連続製造しています。

本日、オンラインストア にも品揃えいたしましたので、ご利用よろしくお願いいたします。
★食工房オンラインストア https://shokuko.stores.jp
★食工房 in “Creema” https://www.creema.jp/c/shokuko/item/onsale

ここで、大麦ビスケットの食感の決め手にもなっている、大麦について触れておきます。

大麦の穀粒は、米やその他の穀物と同様、硬い外皮に覆われた中に薄くて柔らかい内皮に覆われた胚乳が収まっています。
内皮に覆われた粒の片方の端に胚芽があり、ここが種子として発芽に関わる一番大切な部分です。

米の場合、収穫時に脱穀により先ず、外皮に覆われたままの穀粒「籾」が得られます。
これを籾摺り工程を経て外皮を取り除いたものが玄米です。
玄米は、ご存知のようにご飯に炊いて食べることが出来ます。

一方麦の場合、小麦、ライ麦、裸麦は、脱穀時に同時に外皮が剥がれて、米で言うところの玄米の状態が得られます。
玄米に対して玄麦と呼ぶこともあります。

さて大麦ですが、これが一筋縄では行きません。
大麦の穀粒は、硬い外皮にしっかり覆われていて、脱穀時に取り除けないばかりか、米に比べても格段に強靭であるため、籾摺り機ではきれいに剝くことが出来ません。
その名も精麦機と言う機械にかけて表面を削りながら剥くのです。

精麦機の中では、回転する金剛砂のローラーと金網の間の隙間を麦粒が落下しながら揉まれつつ表面を削られる仕組みになっていて、何度も循環させて少しずつ外皮を取り除いて行きます。
麦は、米に比べて割れやすいので、強い圧力をかけて一度に剝いてしまうことが出来ないのです。

この時、好みの精麦度合いで止めることにより、玄麦に近いものから白麦まで任意の品質の精麦を得ることが可能です。
食工房では、精麦の際、出来るだけ玄麦に近い状態にしてもらいました。
これを脱酸素包装して保管しています。
※精麦は、すぐに酸化変質して風味も栄養成分も壊れてしまうため、保存が難しい。
毎回使う分だけ開封して製粉機にかけ、粗挽きの大麦粉にしてビスケットや大麦パンの材料に使います。

そして大麦には、小麦のようなグルテンも含まれていませんし、デンプン質も糊気がなく、いわゆる粘着性や結着力がありませんので、水を加えて生地を練ってもなかなかまとまりません。
形を作ることがそもそも難しいのです。
焼いても固まる力が弱いので、崩れやすかったり割れやすかったりです。
これをどうやってあのビスケットの形にして、あの食感が出せているか・・・。

多くは語れませんが、形を見ればアイスボックス成形法だとお分かりになるでしょう。
一度凍らせているのです。
それから、砂糖は熱すると溶けて冷えると固まる性質があると言えば、これもヒントになるでしょうか。

これ以上は申しません、企業秘密です。

大麦ビスケット、何分よろしくお願いいたします。

ジャム入荷

ジャム

左上から、生キャラメルとアップルオレンジスィーツジャム・ブルーベリージャム
奥会津のブナの森のはちみつとキイチゴたちのジャム・みつ桃とメープルスイーツジャム

通信「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の紙面でお知らせしていたジャムが、入荷しました。

この度、会津坂下町でジャムやフルーツソースなどの製造を幅広く手がけている、「やまひろファーム」さんの沢山のメニューの中から、食工房のパンやスコーンにマッチするものを選んで、食工房のオリジナルラベルで売り出します。
★ラベルの絵柄は、連れ合いの真知子の作になります。

今回、先にラベルが出来上がった4品目が新発売となります。
あとまだ2品目予定しており、間もなく追加する予定です。

どれも一つ一つが違う個性を持っていて、それぞれ甲乙付け難い逸品です。
価格はいずれも一個600円です。

食工房の店頭にて、あるいは通販にてお求めいただけます。
パンやスコーンをおいしく召し上がるための、とっておきのパートナーとしてお役立てください。

食欲の秋、本当ですね。

堅焼き黒パン

堅焼き黒パン・大
後方は、みのりのパン
酵母の力が、麦をパンにする!

秋は、食べる物が何でもおいしく感じられます。
冬に備えてエネルギーを蓄えなくてはならないからでしょうか。

ハイテクの時代になっても、体は自然の営みから外れることは出来ないようです。
そんな体の要求に応えて口に入れるなら、やはり体に良いものを摂りたいものです。

さて食工房も、ここに来てにわかに皆さまからご注文が相次ぐようになりました。
夏の間、そして暑さが尾を引いていた9月の頃は、このままでは・・・と心配になるくらいの売り上げでしたが、この調子で盛り返してくれれば何とかしのげるかな・・・と、胸を撫で下ろしているところです。

自分で言うのも何ですが、この頃しみじみパンがおいしいと思うのですね。
食欲の秋、理に適っていて本当にその通りだと思っています。

冬が早いかも知れない・・・

秋とは言え、まだいくらか暖かさが残っている感じがしますが、冬の訪れは早いかも知れません。
と言うのは、このところカメムシが沢山家の中に入って来るのです。

毎年今頃、彼らは越冬のため場所を探して家の中にも入って来ます。
古民家は、至る所隙間だらけですから、気が付くとカメムシが室内に侵入しています。
今年は、それがいかにも急に一気にやって来たという気がしています。

渡り鳥たちも、先陣をを切ってジョウビタキなど小鳥の姿が見られるようになりましたし、この間までいたサシバなどは、南の方に行ってしまったようです。

そう言えば、今朝、娘がジョギング中にカモシカに遭遇しました。
体高が大人の胸くらいもある大きな成獣で、毛並みもツヤツヤ、角も立派だったとか。
落ち着いて対応したから良かったものの、隙を見せたり慌てて逃げたりすれば襲って来たかも知れない危険を感じたそうです。

その場所は、片側は小高い山で、反対側は川に向かってなだらかな、全くの集落の中で家が立ち並んでいるところです。
それも時間帯は午前9時過ぎ、こんな時間にどうしてこんな場所にいるの?と、これは相当問題です。
熊じゃなくて良かった・・・。

さて今日は月曜日、食工房の営業の一週間の終わりです。
この一週間も、ご来店ご利用ありがとうございました。
明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんように。
ではでは。