三々五々、ご来店感謝

本日は、雲が多いながらほど良い晴天で暑くもなく、お出かけには絶好でした。
おかげさまで食工房にも、三々五々お客さまが見えました。
度々お出でくださる方、お久しぶりの方、初めての方、いろいろな方のお顔を拝見いたしました。

おかげさまで、店頭の商品も大分少なくなりました。

ご来店くださいました皆々さま、まことにありがとうございました。

この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。

インドのコーヒー

左から SC-07 SC-11 SC-01


インドのコーヒー

トリュシューラ SC-01


インドのコーヒー

トリュシューラ SC-07


インドのコーヒー

ガンジス  SC-11


インドのコーヒー

コーヒー粉に熱湯を注いで落ち着かせ、上面のアクをすくい取ってカッピングの用意が出来たところです。

さて本日は予定通り、インドのコーヒーのカッピングをやりました。
ご来店のお客さまは多かったのですが、カッピングへのご参加はなく、私一人で純粋な業務としてやらせてもらいました。

それでインドのコーヒーの一番の特長というのが、別名ハニープロセスとも呼ばれる発酵過程を伴う点にあり、このおかげでロースト香に甘い芳香がプラスされます。
よく似ているのが、モカ・イルガチェフェ・ナチュラルと東ティモール・レテフォ10マリアーノです。

そして、カッピングではかなりガツンと来る苦みがありますが、実際にドリップフィルターで濾して飲むと、意外なほどやわらかくてあっさりとした苦みです。
とてもスムーズに喉に落ちて行きます。

今日の3種類の中では、SC01の番号が振られているものが、最も甘い芳香が濃厚で苦みもやわらかく酸味もフルーティーだと、これは私の評価です。
インドには、まだこの他にも沢山の産地と銘柄があるようですが、うちの仕入れルートにに乗っていませんので、それらは今のところ入手は出来ません。
それでも今回のサンプルの中の1つは、以前試すことの出来たインドのコーヒーとよく似ていますので、一度仕入れてみようかな・・・と思っているところです。
どうぞお楽しみに。


過去記事再録二題

ブログの欠点と言うか宿命として、時間と共に過去に書いた記事が埋もれてしまうことは避けられません。
今朝、昔の記事を読み直していました。
まるで他人が書いたものを読むような、不思議な感覚がありました。
そして自分の記事に相槌を打つという、これまた変な感覚。
それはどんな記事だったか・・・。
お付き合いください。
2008年9月の記事二題です。

見せかけの自由選択と自己責任

「見せかけの自由選択と自己責任」。
今、そしてこれからの時代を、象徴的に言い表そうとするならこういうことになると、私は思っています。
本来なら、自由選択と自己責任、それは個人の生き方として、社会のあり方として、一つの理想かも知れません。
しかし今の社会で、否世界で、本当に自由な選択が可能なのか、あるいは許されているのか、それが確実に保証されなければ、あとに続く自己責任を問うことは出来ませんね。

今この国では、規制緩和の名の元に何もかもを競争に委ねようとしています。
「自由競争」と言う言葉が、如何にも説得力のある響きを持って語られますが、その自由とはどういう意味なのでしょう。
全ての人に平等なチャンスの下に競う、と言うのが本来の意味でしょうか。
それならそれでいいかも知れませんが、本当にチャンスは平等なのでしょうか。
そうじゃないことは、もうバレバレですね。
かなり嫌味な言い方ですけれど、自由競争の「自由」とは、勝つためにはどんな手段を使おうと「自由」、勝者がさらに勝ち続けるために、どのようにルールを変えるのも「自由」、そんな風にしか思えません。

今ますます、「金」の力で全てが動く社会になりつつある中、政治はもはや経済に対して干渉する力を失っているように見えます。
そんな時代に私たちは、何の保護も規制もないところに投げ出されて、自由とは名ばかりの選択を次々と迫られ、自己責任だけが問われることになりそうな気がしています。
そんな時代の到来を感じる今、自分にとって「幸福」とは何か、実は一人一人の幸福論が、この世界の命運を分けているのだと気づいた私です。

自分の命は自分で守る

今の私たちにとって、最大の関心事の一つは「心身の健康」、そしてこれから先をどうやって健全に生きのびて行くかということじゃないかと思います。

一昨日、「見せかけの自由選択と自己責任」という記事を書きましたが、それに関連して今そしてこれから先の時代に、最も重みのある響きを持つキーワードは、「自分の命は自分で守る」ということになると思います。

この格差の時代にあって、個々人の命の守り方もいろいろ違ってくると思います。
例えば、病気という脅威に対して、ある人は望める限りの高度な医療に委ねようとするでしょう。
一方、その機会に恵まれない人もいて、その場合は命の覚悟を迫られることもあるかも知れません。

この国で、それもこれから老齢期を迎える私の世代の者は、必ずしも福祉に頼るわけに行かず、自分の命を自分で守るしかないところに投げ出されることになるだろうと思っています。
その時、十分な資産を蓄えている人には、いくつかの選択肢があるでしょう。
でも、私のように毎日を食いつなぐのが精一杯の人間には、多分選択の余地はありません。

私にとって、残される一つにして最高の希望の道は、この母なる大地の懐に身を委ね、寄り添い、己の命に覚悟を決めて生きることです。
だから、食と健康のこと、生活習慣と健康のこと、自然の営みと成り立ちについて、諸々勉強することに対して貪欲なことでは、誰にも負けないと思っています。

そうやって勉強したことが、ひょっとして多くの方のお役に立つことがあるかも知れない、発表しようかと思うこともあるのですが、そんなことをして明日にもぽっくり死んでしまったら説得力も何も無く、ただの恥さらしですから、やっぱりもう少し勉強が足りるまで、今はまだ黙っていようと思います。

そうですね、もし私がいい死に方をしたら誰かに拾い上げてもらえるよう、書き残しておこうかなと思っています。
その前に、先ずはその逆にならないよう、心がけなくてはなりませんね。

秋雨前線

天気図

明日9月10日朝の気圧配置
はるか南方の熱帯低気圧が気になります。


気象衛星

本日午後の気象衛星画像
台風の卵の熱低の大きさが半端ないです。

日本の南海上に前線帯が発生して、明後日あたりから秋雨模様になって来るようです。
そう言えば今日も不安定な空模様で、気が付くと外で雨が降っていて、その様子が時雨が降るような様子でした。
もちろんまだまだ気温が高いですし、まわりも緑が濃いですから、寒々とした光景ではありませんでしたが。

さらにはるか南方には、熱帯低気圧も発生したようです。
この後、間違いなく台風になって発達し日本に接近して来るでしょうから、全く油断は出来ません。

そんなお天気模様も災いしたのか、本日はご来店のお客様は五本指で足りる数に止まりました。

明日はまたパン焼きの日です。
地元産の小麦を自家製粉して篩った粉で、また試作をします。
試食も出来ますので、ご興味のある方は、ぜひご来店ください。


インドのコーヒー・カッピングセッション

インドのコーヒー豆のサンプルを3銘柄取り寄せました。
焙煎して、カッピングの用意が出来ています。
明後日9月11日(日)午後から、これらのコーヒーの評価をするためのカッピングをやります。
一般の方のご参加も受け入れますので、ご興味のある方はご来店ください。
インドのコーヒーの他に、もう何種類か追加するかも知れません。
奮ってご参加ください。
前もってご連絡いただけるとありがたいです。
☎ 0241-38-3102

この後、涼しくなるかも・・・

天気図

明後日9月9日朝の天気図
冬によくある気圧配置では・・・?

また台風が接近中です。
小さくて、それほど強くもない台風ですが、すでにある前線を刺激して、日本各地で雨が多く被害も出ています。

それでもここ会津では、比較的穏やかな方だと思います。
明日以降、前線が東に離れていくと、西または北寄りの風が吹いてお天気はスッキリしなさそうですが、涼しくなりそうです。
日中の暑さも、そろそろ終わりにして欲しいものだと思っていましたので、明日以降大分楽かも知れません。
パン焼き作業も、調子良く出来るでしょう。

それから、昨日のブログの記事にはしませんでしたが、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」9月号を公開しました。
下のバナーをクリックしてご覧ください。

デスクワーク、疲れます!

一昨日と昨日、空いた時間は全てIIDEの編集に充てていました。

PCの前に座って画面を睨み、手はマウスとキーボードを動かすだけ。
画像の編集では、特にマウスの微妙な動きを要求されますから、時間が経つうちに首も右手も固まってしまいます。

否、その道のエキスパートと言うか手慣れた人だったら、そんなに疲れもしないのだと思いますが、私はダメです。
一昨日の夜は、いつの間にか呼吸が浅くなっていたらしく、突然目眩がして驚きました。

一定時間ごとに、ストレッチをしたり外に出て歩いたりして、酸素を供給する心がけを忘れないようにしなくてはならないのですね。
しかしその甲斐あってと言うのも変ですが、昨日のうちにほぼ終わらせることが出来ました。

そんなわけで今日は、朝から外仕事で汗を流そうと決めていました。
畑で終わった夏野菜の後片付けと家の周りの草刈りなどをやりました。

ここ数日、毎日猛暑なので、こまめに休憩を取りながら水分も補給しながら、夕方まで一日体を動かして大汗をかき、下着を二回取り替えました。
夕方は、風呂場を洗いながらついでにシャワーで体を洗い流しました。

しかしそれにしても、体を動かすこと汗を流すことの何と気持ちのいいこと!
暗くなってからは、またPCの前に座って作業中ですが、体を動かした後というのは、デスクワークの能率も上がるのですね。

しかし明日はもう、食工房の仕事が待っています。
その前に、朝の体操とジョギングだけは、手を抜かずにキッチリとフルコースやりますよ!

大麦ビスケット、ご好評いただいております。

大麦ビスケット

直径約4cm、厚み約5mm 12枚入り

店頭にて、大麦ビスケットのサンプルをお配りしております。

本日は、多くの方がその場で召し上がり、すぐにご感想を返してくださいました。
その結果は、概して好評。

甘さや食感について、こちらからも質問を投げてみましたが、甘さについては十分、食感については硬いという感じはしないとのお答えが多く、安心しました。

実は、大麦は、そのままだと胚芽やフスマの部分のにおいを好まれない方もありますので、これをいかにしてキャンセルするかが一つの課題でした。
糖分に洗糖(グラニュー状の粗製製糖)を使用し、合わせてスパイスとバニラオイルを効かせたことで、逆にとてもあか抜けてしかもコクを感じる風味になりました。

まだまだもっと多くの方に試食していただきますので、明日以降も店頭にてサンプルをお配りいたします。
また、モニター募集については、ご協力いただける方は、まずご連絡ください。
お電話でもファックスでもメールでも、何でも結構です。
折り返し、製品一袋をお届けいたしますので、こちらで用意する様式に沿って、ご感想やご意見をお願いいたします。

明日も、多くの方のご来店をお待ちいたしております。

秋の気配

日中こそ暑いものの、朝夕は涼しいのを通り越してひんやりと冷たさを感じるこの頃です。
蝉の声もいつの間にか聞かなくなりましたし、夜はコオロギの声が聞こえてきます。

コーヒーも、日中でもアイスよりホットを選びます。
やっぱり、秋なんですね。

畑では、ナスがまだまだ勢いを保っていて、毎日沢山取れます。
「・・・・、秋ナス、・・に食わすな。」でしたっけ。
それだけおいしいってことですね。

もうすぐいい季節がやって来ます。
でも、その前に台風の季節をやり過ごさなくては・・・。

今度は、12号が西日本へ・・・。
高知の実家の心配をしなくてはなりません。
とは言え、遠い東北の地より、何事もないことを祈るのみです。

食工房、明日もパンを焼いて皆さまのご来店をお待ちしております。
なお、店頭にて、大麦ビスケットの試食品を差し上げております。

大麦ビスケット

大麦ビスケット

直径約4cm、厚み約5mm 12枚入り


大麦ビスケット

直径約4cmほどの薄い円盤状のビスケットです。

大麦ビスケットの製品版(試食用)をつくりました。

販売の前にモニターを募集して、ご感想やご意見をいただきたいと思っています。
近々、正式にモニター募集を告知しますので、よろしくお願いいたします。

このビスケットは、小麦粉は使わず大麦の粉だけを使っています。
カリカリ、サクサク、硬過ぎず、かと言って脆くもなく、プチプチと粒々感もあり、食感がとてもいいのが特長です。

風味の方は、食工房テイストにはまっています。

店頭にて、いつでも試食出来ますので、どうぞお楽しみに。

あとは価格ですね。

IIDE30編集中

今日は一日中、台風のニュースが流れていました。
この時間、青森県から日本海に抜けたのではないかと思われます。

こちら会津の喜多方市、私が居住する山都町あたりでは、大きな被害もなく川の増水もありませんでした。
雨雲レーダーの画像を見ていて分かりましたが、飯豊山が強大なブロックとなって、雨と風を防いでくれたようです。
山の向こう側は、大雨だったはずです。

今回は、こちらが地の利に恵まれましたが、もし風向きが逆だったらこちら側が大雨に見舞われたわけで、何が幸いするかはその時々の運だと言えます。
被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

さて雨模様の今日一日、IIDE・通刊30号の編集に打ち込んでいました。
このところ何かと忙しく、機会を逃しそうでしたので、良い機会になったと言っては怒られるかも知れませんが、おかげさまでかなりはかどりました。
まだもう少しかかりますが、今週末か来週明けくらいには出せる予定です。