石竹花

石竹花

ちょうど逆光で、しかも前に自分の車をとめてしまって、外観写真は今一です。


石竹花

なかなか味わいのある筆、お知り合いの先生にかいてもらったとか。


石竹花

入り口より店内を望む


石竹花

店内奥より入り口方向に向かって


石竹花

大きな丸太をくりぬいて作った椅子が、ユーモラスで温かく感じられます。


石竹花

こんな蔵書に目が留まった私
他にも、貴重な蔵書多数

「石竹花」これを「なでしこ」と読むこと、ご存知でしたか。
私は、知りませんでした。
でも、食工房開店当時からのお客さまが、おとなりの西会津町でカフェを始められ、店名にあてがわれた「石竹花」の三文字を「なでしこ」と読むことをその時初めて知りました。

早いもので、そのお店が出来てからもう四年目にもなるのですが、今日は連れ合いと二人でオーナーさんのお顔を拝見しに行って来ました。
私は、先日に続いて二度目、連れ合いは初めての訪問でした。
いつもは、週末だけの営業だそうですが、平日の今日、電話で連絡して無理を言って開けていただきました。

このお店は、カテゴリー的にはブックカフェということになるのだと思いますが、書棚と沢山の蔵書がまず来店者の目を捕えます。
そしてよく見て行くと、蔵書の数もさることながら、質の高さに感心させられます。
興味深い、面白い、珍しい、貴重な希少な本が沢山。
貸し出しもしてくださるということで、連れ合いは早速三冊も借りて来ました。

それから肝心のメニューの方は、コーヒーや紅茶などの飲み物の他、自家製の笹団子や蒸しパン、そして特製チキンカレー(ネパール風)もあります。

今日は、私たちの他にお客さまはいないので、コーヒーと笹団子をいただきながら、オーナーさんと心行くまでお話しを交わして、それから飯豊山の見える山道を通って帰って来ました。
満足、満足。

まず何は無くても景色がご馳走の西会津町、エッと思う山里にひっそりとたたずむ小さなカフェ、絵になってます!
オーナーさんのブログもご覧いただけますよ。 <こちら>

獏の空の下から・・・

10年余り前まで、電気も電話も引けない、郵便配達も宅配便も来ない、それはそれはとんでもない山奥に14年間暮らしていました。

このブログの過去記事の中でも時々取り上げましたので、以前私たちが山奥で、今時珍しい暮らしをしていたらしいことは、すでに多くの方がご存知かなと思います。

10年過ぎて、もう少し語ってもいいのではないかな・・・という気がして来ましたので、これから折々に触れて行こうと思っています。

さてそんな山暮らしの中で、私たちはずっと通信を出し続けていました。
個人的な内容も少なくないので、何から何までブログネタにしようとは思いませんが、一度は多くの方に向けて発信した通信ですし、少しずつまたリバイバル公開して皆さまにご高覧いただくことにしました。

私たちが山暮らしをしている間に、実はちょうど世紀末でした。
20世紀から21世紀へ、この大イベントが世界中を騒がしくしている最中私たちは、全く静かに山の中で違った時間の流れの中で過ごしていました。
そのことは、当時の通信にも書き留めてあって、今読むと、またあの時間の流れが心の内に蘇ります。

今みたいにインターネットはなかったし、その分本はよく読んでいたなぁ・・・。
毎号、必ず読書感想文が入っていましたから。
そしてそんなゆったり流れる時間の中でも、本当にいろいろ沢山のことをしていた側面もあって・・・、ま、追々ご紹介して行きます。

それでは、当時の通信「獏の空の下から・・・」のpdfファイル、先ず一つご覧ください。
「獏の空の下から・・・7号・2001年1月」

百姓市 2014

百姓市

画像上クリックで拡大表示が開きます。

今年も百姓市の季節になりました。
生産者一同、何度か集まって今年の開催について協議しました結果、今年も開催する運びとなりました。

店長の板橋君が、先ほどチラシの印刷を頼みに来ましたので、一足早く拝見しました。
早速、web上で一番乗りにここで紹介いたします。

ただ一つ残念なのは、食工房は人手不足のため現場への出店が出来ないことです。
まことに申し訳ありませんが、事情をお汲み取りいただき、百姓市へご来場の際は食工房へもお回りいただければありがたいと存じます。

オープニングは、6月29日(日)午前11時です。
皆さまのご来場、一同心よりお待ちしております。

★百姓市のブログ開設! <こちら>

アールグレーティーケーキ

アールグレーティーケーキ

見た目は地味ですが、香りは最高!

食工房のメニューは、各品目何度も切り口を変えてご紹介に及んでいますが、今日はアールグレーティーケーキをプロモーションさせていただきます。

アールグレーティーケーキ、その名のとおりアールグレー紅茶の茶葉を細かい粉末にしてケーキ生地の中に入れて焼きます。

アールグレー紅茶の香りの主成分はベルガモットというハーブの精油です。
これを紅茶に浸み込ませてあるのですね。

とてもいい香りがするのですが、焼き菓子にアレンジするのはけっこう難しいのです。
揮発性が高いので、オーブンの中で高温にさらされる焼き菓子の中にこの香りを残すのは、至難の業です。

バターや植物油に香りを結合させて高温でも揮発しにくくするとか、なるべく低温で焼き上げるとか、出来る工夫はそれなりにいろいろあるにはあります。

食工房では、それに加えてスパイスワークを併用します。
アールグレー紅茶の香りと相性が良くて、補完するようなキャラクターのスパイスを微量使います。

あとは、メレンゲ、卵黄・油脂ミックス、粉(紅茶とスパイスも入っている)をミキシングする際に、ちょっとした裏技を使います。

うまく膨らませることは、食感を良くすることが一番の目的ですが、沢山空気を含ませれば、香り成分がケーキの外まで飛ばないで留まれることにもつながります。

そんなノウハウの結晶のアールグレーティーケーキ、まだの方は、ぜひ一度お召し上がりください。

アールグレーティーケーキ 小パウンド型 1本 1400円

明日は、試食もございます。

今年は、無事のようです?!

何の話しか?ですって。

昨年の今頃と言うか少し前、体調を崩して寝込んだことは、未だに記憶に新しい私です。

今年は、絶対にその轍は踏まないと固く決心して、元旦から毎日体操とジョギングを続けて来ました。
最近は畑の水やりも加わって、運動不足はないと言って良い状況です。
そのせいか、やはり調子がいいのですね。
以来、体調を崩すことがありません。
と言うか、小さな変調は当然ありますが、大きく体調を崩して寝込むようなことは、今までのところありません。

実は一昨日から昨日、ちょっと体の調子が変だな?と言う感じがして、夜中に熱っぽくなって寝汗を書きましたが、昨日は朝から少し用心してペースダウンして仕事をするうちに、体調が戻って来ました。
昨日の夜も早めに寝て、今朝体操をしながら体のあちこちに気を配って見ましたが、回復していて大丈夫でした。

昨年のあの時に比べると、体力の底が上がっている実感があります。
畑に精を出せるのもそのおかげだし、そうやって好循環が生まれるのですね。

今日の夕方雨のやみ間に、近所のおばあちゃんからひまわりの苗を沢山いただいて、畑の周りに植えました。
おばあちゃん曰く「青木さん、高野の畑を花でいっぱいにすんべぇ。」

いいですねえ、その心意気。
こんなことでも、元気が出ます。
ありがたや、ありがたや。

畑

かぼちゃです。
これで3枚目、同じ苗を撮っています。


畑

さつまいものつるが伸び始めました。


畑

少しずつ時期をずらして植えているとうもろこし
今夏は、たっぷり楽しめそうです。


畑

じゃがいもも、今一番の育ち盛り。
毎日、二十夜星テントウ(テントウムシダマシ)を潰しに見回っています。


畑

ほぼ作物で埋まりました。
満足、満足!

約束どおり

別にお天気と約束したわけではありませんが、今日の雨はやっぱり「約束どおり」の雨でした。
西日本のそれも私の郷里の高知ではとんでもない大雨になったようですが、こちらの今日の雨は、本当に「植物たちの世話をしに来たよ!」って感じの優しい降り方の雨でした。

パン焼きで忙しい木曜日ですから、畑の水やりに時間を割いているわけには行かないところ、これは助かりました。
あとで畑に行って見たら、かぼちゃもとうもろこしも、じゃがいももサツマイモも、どれも皆、あっと驚くほど一目見てわかるくらい伸びていました。

ニュースによれば、東北南部まで梅雨入りしたと言っていましたが、まあそのとおりになりそうです。
多分これで、畑の水やりからは解放されそうです。

明日も涼しい一日になりそうで、スコーン焼きには好都合。
いい計らいに乗っています。

萩原久子展 “スウェーデンふたたびの会”

SASHIKO展

画像上クリックで拡大表示が開きます。

かれこれ30年余り、親しくおつきあいいただいている萩原卓・久子ご夫妻。
奥さまの久子さんは、有名な刺し子作家である他、前衛書道家でもあります。
ご主人の卓さんは、画家でいらっしゃいます。

この度、久子さんのご実家のある静岡県藤枝市にて、入魂の個展を開催されますので、皆さまにもご紹介申し上げる次第です。
実は昨年から今年初めにかけて、北欧スウェーデンのストックホルムにて3ヶ月間 SASHIKO展 を開催されたのですが、その時展示されたものやその時の写真など、また新たに製作されたものも展示されます。

お近くの方、また期間中この方面にいらっしゃる方、ぜひお立ち寄りください。

SASHIKO 萩原久子展 ~スウェーデンふたたびの会~

2014年6月6日(金)~12日(木)10:00~18:00

会場 侘助 静岡県藤枝市青木1-10-14 TEL 054-641-0609

村松八百蔵商店(久子実家) 静岡県藤枝市駅前1-8-19 TEL 054-641-0405

二つの会場のうち、侘助では販売出来るものを中心に、村松八百蔵商店では展示が中心で作家本人も在店しています。

雨のにおい

mugi

ライ麦って背が高くなるんですね。
穂が出てからあとでも、30cm近く伸びたと思います。


畑

乾燥を防ぐために、次々青草を敷いています。

どうやら明後日あたりから雨が降り出しそうです。
その後数日、曇りまたは雨の予報が出ています。
畑は、もう限界まで乾いています。
でもこれで助かるかも知れません。

きっと植物たちが雨を呼んだのですね。
「雨は下から降る。」という捉え方があるのですよ。

今日畑にいたら、吹いて来る風から雨のにおいを感じました。
と思ったら次の瞬間、雨蛙が鳴きました。
まだまだ降ってくる気配もないというのに。
でも、もう少しの辛抱。

明日、明後日は、定休日にて・・・

食工房の営業の一週間が終わり、今日は私にとって週末です。
IIDEの編集も、間もなく終わりますので、何となくでも気が楽です。

食工房、明日と明後日は定休日です。
毎度申し上げておりますが、お間違えのないよう、よろしくお願いいたします。

それから事後報告になりますが、先日雷に対応してIT機器の電源や接続を切りましたが、その後復旧時にファックスの電話線だけが外れたままになっていました。

先週の金曜日から今日まで、ファックスが通じなかったはずで、その間にファックスを送信された方は、エラーになったのではないかと思います。

全く迂闊なことで、申し訳ありませんでした。
今後、十分注意いたします。

さて、今日も晴天の暑い一日、さらにこのままもう一週間もこのお天気が続きそうです。
毎日朝晩、水やりをしていても、苗の育ちは進まなくなって来ました。
じっと耐えているのが分かります。
何か対策しないと・・・。思案中です。

おいしい穀物クッキー「パタポン」

パタポン

炒り玄米粉とライ麦黒焼き粉の香ばしさがうれしい!


パタポン

ポテトチップの薄さに挑戦!
すごく食感が良くなりました。


パタポン

パタポン
15枚入り・一袋・320円

炒り玄米を粉に挽いて、それから黒焼きしたライ麦も粉に挽いて、小麦粉と一緒にこねて薄~く延ばして焼き上げたおいしい穀物クッキー、それが「パタポン」です。

食工房のメニューとして初めてお目見えして以来、時を追って薄くなり続けているパタポン。
当初は10枚入りでしたが、今では15枚入りです。
パリパリ、サクサクの食感を楽しめます。
だいたい、成形ポテトチップスの厚みくらい。

そして、もうこれ以上薄くすることが出来ないところまで来ました。
延ばす時使っている機械のローラーの間隔が、これ以上狭くならないからです。

砂糖もその他の甘みも一切加えていませんので、本当に素材そのままの味です。
その分、香ばしさが引き立ちます。
いろいろ何でもトッピングしてお楽しみください。
アイスリームを乗せるといいかもです。
ソフトクリームだったら、スプーン代わりにすくって一緒に食べてもいいかも知れません。

地味で目立たないパタポンですが、意外に底堅い人気があるのですよ。
まだ召し上がったことのない方、ぜひ一度お試しください。

15枚入り 1袋 320円