麦踏み、芋掘り

麦ラボ

片足1列ずつ、一度に2列踏みながら進みます。


麦ラボ

娘たちに踏んでもらいました。
向こうでしゃがんでいるのは、発芽したばかりのカラスノエンドウを発見し抜いているところです。


麦ラボ

麦踏みが終わったばかりの中島第4圃場 南部小麦

変わりやすいお天気が続く中、今日は久しぶりに良く晴れました。

日中、ちょうど踏み頃になった二つの圃場の麦踏みをやりました。

世の中には麦踏みローラーという便利な道具もあるのですが、使い勝手その他いろいろ考えて、まだ導入していません。
いつものように2本の足を使って2列ずつ踏みます。

娘2人と一緒に3人で踏むと、小さい圃場は大して時間もかからずあっけなく終わってしまいます。

その後、さつまいもを収穫しましたが、昨日、あまり期待はしていないと申し上げたその予想をはるかに裏切る不作でした。

太いのは1個だけ、あとは指のように細い芋が少しだけ、3畝50株掘ってそれだけですから、如何にこの夏の猛暑がきつかったか分かります。
乾燥には強いはずのさつまいもの葉が枯れるのですから。

そんなわけで、これで柚子きんとん丸も休止確定です。
ここも、かぼちゃあんぱんにがんばってもらいましょう。

今日はその他、農業委員会に就農申請を提出しました。
農業者になるのは、法的手続きがいろいろと複雑で、幾つもの書類を整えなくてはなりませんでした。
ま、これで晴れて農業者になれることは、ほぼ確実となりました。

もうすでに5年の実績もありますし、まわりの農家さんとも交流が深まりつつあります。
農村が自分の心地良い居場所になって行くのを、実感として感じられる今日この頃です。

夏の猛暑の影響あれこれ

今年の夏の猛暑は今までにないものでした。
加えて雨が降らない日が続き、圃場は土ぼこりが舞う有様でした。

そしてその影響は、今頃になっていろいろなところに出ています。
食工房に直接及んだ影響としては、今年は小豆の収穫ほぼ見込めない状況になりました。

小豆のあんパンは、しばらくの間お休みということになりそうです。
袋詰めの小豆の販売も休止になると思います。

食工房には直接かかわりはありませんが、大豆などもダメみたいです。

一方、かぼちゃが沢山取れましたので、当分の間かぼちゃあんぱんにがんばってもらいましょう。

まわりの畑を見渡すと、酷いのは里芋ですね。
湿地を好む作物ですから、乾燥が強かった影響で枯れてしまった畑も見られます。

また水田も、水が回り切らなかった箇所では、実が入らず立ち枯れ状態で稲刈りを諦めた所もあります。

さつまいもは、まだもう少し期間があるので最後にどうなるかまだ分かりませんが、雑草の勢いに負けてしまったので、あまり期待はしていません。

麦については、猛暑の前に収穫が終わり猛暑の後になって種まきでしたから、種まきの時期がずれた以外に影響はありませんでした。

今年は南部小麦がそこそこありますので、これから製粉して食パンを焼く予定です。
収穫の恵みパンセットの中に入れますので、どうぞお楽しみに。

というところで、明日と明後日は定休日でお休みです。

麦踏みをやることになると思います。

シュトレンのご予約受付中です

何と言ってもまだ実感が湧きませんが、いつものことながら年末はあっという間にやって来ます。

クリスマスにちなんだ焼き菓子なので、今から予約・・・?ということになるのですが、こちらとしては、材料の調達や製造スケジュールの都合上、出来るだけ早くご注文が確定していた方が好都合なのです。
手前の勝手を申し上げて恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

ご予約は、食工房オンラインストア、ハンドメイドマーケットクリーマなど通販サイト上で、あるいはEメールやお電話、ファックスで直接ご連絡いただくか、またお葉書や封書なども歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
詳細は、<こちら>をご覧ください。

さて、今日はあいにくの雨模様、しかし明日にはまた回復して来るようです。
平日になりますが、皆さまのご来店をお待ちしております。

食工房の営業の一週間最終日ということで、パンは割引価格にて販売いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

今日もクマ

獣害対策

空き家2軒の間の小道を下って来たところです。
ここから車道を渡った後、どちらに向かったかは分かりません。


獣害対策

日中撮った写真で、現場を再現して見ました。



獣害対策

ここは集落内の居住区域です。

パン焼きは順調でした。
早朝3時から作業を始め、一段落して休憩中の頃、集落内にクマが現れていました。
私もご近所の誰も何も知らないうちにクマは集落内に侵入、でも、トレイルカメラがちゃんとキャッチしてましたからね、クマさん!

しかし、それからどこへ行ったかは、皆目見当も付きません。

そして、先日のクマとは別個体のようです。
体格体形歩き方などが違っています。
それにしてもいるんですねぇ。

今日は土曜日、明日は日曜日だし、役場への報告は明後日月曜日になります。

と言うわけで、今日も夕方の一時、付近の刈り払い作業をやりました。

ご来店、お待ちしております

昨日焼いたかぼちゃあんぱん、好評のうちに今日までに売り切れました。
明日また焼きます。

通販サイトには、お一人で7個ご注文くださった方もいらっしゃいます。
明日のために、少し多めに仕込みをしています。
その他、定番商品も揃えて皆さまのお越しをお待ちしております。

明日と明後日の二日間、この山都町の街中では、「新そばまつり」も開催されています。
また道草通りでは、同時開催の「観光物産まつり」も開催中です。<参照>

この方面にお越しの方、少し足を延ばして食工房にもお運びいただければ、たいへんありがたく幸いです。


日は短く、獣時間は長く

今、暗い時間(明かりを持たないと歩けない)と明るい時間(明かりを持たなくても歩ける)が大体同じくらいになっています。

暗くなると、ほとんど同時に獣たちの動きが活発になります。
かと言って、皆が皆夜行性と言うわけではなく、人間と出遭いたくないので暗い時間を選んでいるのです。

人間がほとんどやって来ることのない山奥などでは、日中も平気で活動しています。
サルだけは夜は目が利かなので、暗い夜は移動しないようです。

一方、満月に近い月明りのある夜は、獣たちはとても活発に動き回ります。
今夜は新月に近く月明りはありませんので、獣たちの動きも限定的かと思います。

それでも、多くの獣たちが動き回っている様子を、トレイルカメラが毎夜捉えています。

私が注意を払っているのは、クマとイノシシです。
出没を捉えたときは、必ず獣害対策担当に報告しています。

さて、設置した箱罠にクマを捕らえることが出来るかどうか、設置期限がやって来る明後日までが山場です。

寒い朝

昨日から晴れた影響で放射冷却が進んだようです。
早朝3時に起きて外に出て見ると満天の星空、真正面にはシリウスが輝いていました。

そうです、真冬の頃の星空でした。
上方にはオリオン座の星々も。

そして気温もこの秋一番の冷え込みとなりました。
部屋も、初めてストーブを入れました。

食工房では、オーブンを予熱し室内を暖めました。
ついこの前まで、冷却・・・とか言っていたのに、あっという間に逆転です。

でも、仕事場は快適です。
夜が明けたばかりの頃が一番寒いはずなのですが、その頃は食工房の仕事場は暑さを感じて、軽装で袖まくりして作業しています。

今日も、作業は順調にはかどり、パンの出来も上々でした。
久しぶりのかぼちゃあんぱん、あんを包む工程も手が覚えていて何のストレスもありませんでした。

食工房の仕事も続けているうちにすっかり手慣れて、いつものことがいつものように進むことが何よりまず一番です。
しかしこれも、いくら手慣れたからと言って、絶対に油断出来ないポイントがそこここにあります。
いつも通りで退屈なんてことはあり得ないのです。

さて、今日一番のお客さまは、昨日お電話でご予約いただいた方でした。
一度いらした時点で全部焼き上がっていなかったので、再度ご来店いただくという不手際でご迷惑をおかけしてしまいましたが、お勤め先がすぐ近くでそこからのご来店だったのが幸いでした。

そしてふと気が付けば、ずい分日が短くなっており、午後6時の閉店時にはすっかり日も暮れてしまっているのですね。

本日のご来店に感謝しつつ、また明日のご来店に期待しつつ、店を閉める私でした。

かぼちゃあんぱん再開

かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。


かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円

明日のパン焼きからかぼちゃあんぱんの製造を再開いたします。

今年は幸いなことにかぼちゃが豊作で、沢山収穫いたしました。
自前の畑でとれたかぼちゃを使って、かぼちゃあんぱんをつくることが出来ます。

お味は、もう皆さまご存じのとおりです。
かぼちゃは、どちらかと言うと地味で目立たない素材ですが、食工房はそこに魔法をかけました。
もう幾度となく、多くの方を驚かせて来たかぼちゃあんぱんです。

今年も年末までの限定メニューとしてリリースいたします。
明日は早速店頭に並ぶはずですので、どうぞお楽しみにご来店ください。

焼き上がりは、午後からになります。
皆さまのご来店を、お待ちしております。


麦畑の様子をご覧ください

麦ラボ

定点観測 2023.10.11


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦


麦ラボ

中島第5圃場 ライ麦


麦ラボ

中島第6圃場 スペルト小麦


麦ラボ

中島第7圃場 スペルト小麦


麦ラボ

中島第8圃場 ライ麦


麦ラボ

猫じゃらしも、見た目は可愛いのですが、畑の中に生えられると厄介です。
背景は、中島第2圃場


クマ出没

獣害対策

夜が明けて明るくなってから撮影されたのは初めて
夜露でレンズが曇っていたのが残念ですが、それでもクマの姿をはっきり捉えています。


9/24 夜に出没した個体と同一と思われる。 <参照>

獣害対策

カメラ設置場所と被写体等の位置関係を示しています。

野生との付き合い方

今日、たまたま見つけたこの動画を見て、「いや、全くそのとおり!」と思いました。
秋田犬を連れて歩く途中、度々クマに遭遇するというこの方は、クマとの距離感をとてもよく理解しているとお見受けします。
犬を伴っているからこそ可能な対応とも思いますが、基本的な認識は正しいと思います。

野生との付き合い方で最も重要なのは、相手の性格と自分の能力を考え合わせて、最適の距離感を保つことです。
それは、クマでもイノシシでもサルでも、基本的に同じでしょう。

そして、例えば相手がクマだったとして、クマにもいろいろな性格を持つ奴がいますから、それぞれにその場その場で対応が異なることになります。

私の場合は、犬はいませんし体力も自信がありませんから、クマとの距離感は、まず出会わないことが第一です。
幸か不幸か分かりませんが、私はまだ生きている野生のクマに出会ったことはありません。
(※檻の中に捕らわれたクマなら、一度ならず見ています。)

一方、クマの出没の痕跡を確認することは度々あります。
逆に、私が気づかないうちにクマに私の姿を見られたことがあったかどうか、それは今一つ分かりません。

ただ確かだと思うのは、私が明確に縄張り宣言をしていることを、クマは承知しているということです。
その圧力を感じ取っていることは間違いありません。
ただし、向こうも向こうでこちらに対して圧力をかけて来ているわけで、そこは勝ち負けで決まる世界です。

そして、イノシシに対しても、似たような対応になっています。

一方サルは、ちょっと違っています。
サルに対しては、如何に強く見せるか、強い相手だと勘違いさせるかに注意を払います。

まず、威嚇します。
こういう場合、最初が肝心です。

動画の投稿主も言っていますが、何もしないで立ち去ることは、逃げることでありつまり敗北です。
相手は、勝った!と認識します。
次からは、より大胆に近づいて来ます。

その点、このあたりにいるサルに対しては、ある意味成功していて、サルたちは私や娘たちの姿を見ただけでパニックになって逃げて行きます。
もちろんそこに至るまでには、地道な努力を続けて来ましたし、本当は弱いことが絶対にバレないように細心の注意を払っても来ました。

ここの集落では、女性やお年寄りや子供たちに対しても、サルは手出しして来ません。
皆、それなりの抵抗をしているからです。
それでも、もちろん油断は禁物です。

こうした認識がいかに大切かということを、今回のこの動画は物語っているのではないかと思いました。

明日と明後日は定休日

連休を含む食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日休業となっております。

今週も、沢山のお客さまにご来店いただきました。
大変ありがたく、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。

そうこうしているうちにも季節は足早に進んで行くようで、この次はもう最低気温が一桁台になるとの予報もでています。
過ごしやすい季節はあっという間に過ぎてしまうのでしょうか。

ま、ま、それでもまだ、私の大好きな小春日和が何度となくおとずれることと思います。
そんな日には、やわらかい日差しを浴びながら、来るべき冬への支度などに汗を流したいと思います。

麦たちも、順調に生育しています。
お天気の良い日に写真を撮って、ご紹介いたします。

ではでは。

シュトレンのご予約、受付開始

シュトレンのご予約を受け付けています。
今年も、スペルト小麦全粒粉を入れた生地をベースに、一層味わい深いシュトレンをつくります。
お口に入れる前から食べ終わって後まで、次々と香りや味わいをお楽しみいただけます。
クリスマスはもちろんですが、冬の間のお楽しみとして長く楽しめる、そして栄養豊富な滋養食としても価値のあるシュトレンです。
ご予約は、12月15日まで受け付けていますが、締め切り間際に集中すると対応しきれませんので、出来ればお早めにお願いいたします。

1個     3700円
1/2カット 2070円(店頭直販のみ)

★+150円で、ギフト用に使える化粧箱に入ります。
★ご依頼先へのギフト直送も承ります。送料の他、梱包代として+150円ご負担ください。
★ご予約、ご用命は、お電話、ファックス、メールなどでお申し込みください。 TEL 0241-38-3102 FAX 024138-3104
食工房オンラインストアあるいはハンドメイドマーケット・クリーマでもご購入いただけます。
★Webショップでは、1/2カットサイズは取り扱いません。ご了承ください。