圃場は静かに眠っています

麦ラボ

定点観測230211
道路以外は全て雪に覆われています。
積雪深は、平均40cmくらいあります。


麦ラボ

視野には、中島第2圃場、中島第8圃場、中島第1圃場が入っています。

この季節、圃場は雪の下で静かに眠っています。
昨年は、真冬に雪を漕いでイノシシがやって来ましたが、今年はそれもなく全く静穏です。

夏の間は藪で全く何も見えない所も、この季節は端から端まですっかり見通せます。
あそこの木を伐っておくといいのだけど・・・とか、あのへんちょうどけもの道になりそうな地形だね・・・とか、あそこが防御のポイントだね・・・とか、本当は雪の季節にいろいろ手を打てればいいのですが、なかなかそうも行きません。

でも、思い切って、木を2~3本切るかも知れません。
獣たちに対し、あたりの風景に人間の関与と変化を感じさせることは、獣害対策上最も重要なポイントです。
今年も、いろいろ作戦を考えています。

明日、またパンを焼きます

雪が降っています。
今夜一杯降り続く見込みです。

逆に、明日の朝までには止むようです。
そして日中は曇りのち晴れの予報となっており、気温も上がるようですので、春めいた陽気になるかも知れませんね。

明日はまた、パン焼きの日です。

ご好評いただいている柚子きんとん丸ですが、明日でお終いです。
一方、小豆のあんばん「漉乃あん丸」が再開となります。
明日は、両方お求めいただけます。

皆さまのご来店をお待ちしています。

パンが焼けると、やっぱりうれしい!

今朝は、3時に起きて外に出ると雪でした。
その後も日中ずっと降ったり止んだりしていました。
そして、寒かったですね。

一方、ちゃんと温度管理している作業場は、暖かく快適です。
酵母種もパン生地も調子良く発酵して、パンの出来も安定しています。

一つ一つ焼き上がる度に、嬉しさが積み重なって行きます。
やっぱりパンが焼き上がる瞬間はいいものです。

今日は、お客さまも次々見えましたので、それぞれ焼き立てをお渡しすることが出来ました。

あぁ、これでいいんですよね。

明日もがんばります。
明日は、スコーン焼きです。

ウクライナの戦況に、心が痛む

毎日、ウクライナ戦争の状況を注視しています。

多くの国々から支援を集めて戦うウクライナと孤立を深める中で自軍の兵士の命さえ省みず猛進するロシア、もうすでに恐ろしい数の人の命が失われています。

私的には、ぜひともウクライナに勝利して欲しいと願いますが、そのためにどれほどのロシア軍の兵士が死ななければならないのか、当然のことながら少なからぬウクライナ軍の兵士の命も失われます。

私が、ウクライナ戦争が悲惨だと思うのは、ロシアが確信的にウクライナを占領しようと考えており、ロシアの意に添わないウクライナ人はすべて排除することが目的だからです。
つまり、ウクライナという国家を完全に消滅させたいというのがロシアの本音でしょう。

であれば、ウクライナとしては応戦しないわけには行きません。
そして絶対に負けるわけには行かない・・・。

そこでまた心が痛むのは、先日EUの高官が語ったように、「ウクライナ人が自らの自由、独立、ウクライナの領土一体性のためだけでなく、私たちが世界を理解する基本となっている価値のためにも戦っていることは、皆が理解すべきだ。この観点から、私たちは、彼らは私たちのためにも戦っていると言うことが出来る。」と、まさにその通りだと思うからです。

そこでは、多くの武器弾薬のみならず、ありとあらゆるインテリジェンスも活用されつつ戦いは進行しているのであり、生身の人間が死んだり負傷したりしているのですね。

遠い日本から、もちろん支援は惜しみませんけれども、直接結果に関与することが何も出来ない私たち日本人は、ただ心を痛めるばかりです。

さて、明日はパン焼きです。

どうやって元気を出しましょうか。
否、そんなことではないでしょう。
淡々と自分の目の前にある課題をこなして行かなくては、支援も叶いませんから。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしています。

明日と明後日は定休日です

早いもので、また食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日となっております。
毎度申し上げて恐縮ですが、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

相変わらず寒い日が続いていますが、それでも日差しはもう春を思わせる明るさで、日中少しは気温も上昇します。
明日は、特に予定はありませんが、こまごまとした用足しで一日が終わると思います。

この頃、何と言うか、戦時下のウクライナのことを想像しては、何事もなくありふれた日常がことさら貴重な事に思えてなりません。
そのありがたさを噛みしめながら、一日を過ごしたいと思います。

集落の会計の内割勘定

今日は、本業の食工房の仕事以外の用事がいろいろありました。

先ず午前中は、お葬式に参列でした。
当集落内の方が 亡くなられました。

私がここに移住して来てからでも、世帯数は50超から39にまで減少しています。
出て行かれた方もありましたが、大方は誰かが亡くなられて世帯消滅となっています。
地方の寒村の現状は、まさにこんな状況です。

一方、集落としての活動はまだ維持しており、会計役の私は、この時期内割精算のための勘定が重要な任務です。
今夜は、区長さんともう一人役員の方に手伝ってもらいながら、集落各員に対し請求と支払い通知を行う準備を済ませました。

この次の日曜日が内割精算の日となっており、それまでに支払いの金額を揃えて各員宛に封筒に入れて置きます。
それが済んだら、年度末の決算書作成に取りかかります。
3月の定例総会まで、何だかんだと忙しい日々が続きます。

最高気温0℃

今日は、否今日も、寒い一日でした。
最高気温が0℃でプラスになりませんでしたから、真冬日ってことですね。

まあでも、慣れて来るって大したものだと思います。
寒いには違いありませんが、次第に苦ではなくなるのですね。

何と言うか、当たり前に対応しています。
今日も腹巻にカイロを入れて温めていました。

日中は、降雪もほとんどありませんでしたが、夕方になって一時ドッと降って、あっという間に10cm超の積雪になりました。
明日の朝、除雪することになります。

あとは、いつもと変わりなく、皆さのご来店をお待ちしております。

なお、ご来店の際は、道中凍結路面にご注意ください。

適度の運動というのが、意外に難しいらしい

高齢者が健康な体を維持するために、適度の運動が何より大切というのは分かります。
勢い、がんばって運動すればするほどいいと錯覚しそうですが、それが危ないようですね。

若い時なら、どんどん負荷をかけて鍛えることが出来ますが、高齢になるとそうは行きません。
筋肉でも関節でも血管でも内蔵でもその他何でも、体の組織そのものが老化して劣化して来ていますから、その状態に応じた適度の負荷というものを測らなければならないのですね。

かと言って、無理をしないようにと、いつも手前手前で止めるというのも正解ではないようです。
ちょっと痛かったり、ちょっときつかったり、少し負担になるその加減が難しいみたいですね。

幸いなことに情報社会の今では、YouTubeチャンネルなどで、貴重な情報が沢山上がっていますから、いろいろ漁って自分にとっての正解を見つけるための参考にすることが出来ます。
賢く体を動かして、健康維持に努めたいと思います。

さて明日は、午前3時起きでパン焼き仕事です。
午前中はダーッと長い休憩はなしで作業しますので、午後は昼寝をするなどして埋め合わせします。
おいしいパンを焼くために必要な集中力が途切れないようにするためにも、健康な体は何より大切です。

年寄りは、体を冷やすな

最早70歳を過ぎた私は、間違いなく高齢者の一員です。
まだまだ体は達者に動く方だと思いますが、それでも殊更気を付けていることがあります。
それは、体を冷やさないようにすることです。

何しろ瘦身なので、冷えやすいという一面は如何ともし難いものがあります。
特に、内臓が収まっている胴部分は、しっかり体温を保っていないと大変なことになりますが、お腹にほとんど脂肪なんか付いていない私は、ちょっと油断しているとすぐにお腹を冷やして消化不良を起こします。

否、もう少しでも体に厚みが欲しいと願うのですが、若い時から食べても食べても身になりませんでした。
年を取った今では、食自体も細くなって来ていますから、あとは冷やさないように気を付けるしかありません。

余談ですが、着ぶくれしてちょうどいい体形に見えるくらいなので、冬の方が健康そうに見えるらしいです。
夏に薄着でいると、「また瘦せたんじゃない?」などと言われてしまいます。

その夏でも、涼しくて気持ちが良いからと調子に乗ると、必ず腹をこわしてしまいます。
意外と夏の方が油断出来ないのです。
冬は、厚着してさらに腹巻にカイロも併用すれば、先ず大丈夫です。

あとは、私も気が付いていますが、やはり大切なのは運動することですね。
運動して体を温めるのが、一番のような気がします。
食欲も増しますし、それが好循環が生まれる元かなと思っています。

獣たちは、どこで何をしている?

春から秋まで、何かと獣たちの害に悩まされるこの場所での暮らしですが、冬の間は畑に作物もありませんし、住居に侵入を許すほどこちらも油断してはいませんので、雪に閉じ込められる状態となった今は、獣たちの気配も遠のいています。

クマはもちろん冬眠しているはずなので休戦中。

一方、一面の雪の原となった畑や林の中は、獣たちの足跡だらけです。
何をしにどこからどこへ行くのか分かりませんが、ただ通過しているようです。

足跡の主は、大きさや形と足跡の付き方から見てキツネまたはタヌキだと思われます。
イノシシやカモシカの足跡は・・・と探してみるのですが、今のところ見つかりません。
秋の頃に鳴き声を聴いたニホンジカも、ひょっとして…と思うのですが、足跡を見たことはまだありません。

皆、どこにいるのでしょう。
そして何をしているのでしょう。

ところが、サルだけは、少し前ですが群れでやって来たのですね。
渋柿がすっかり熟して甘くなっているのを狙ってやって来ました。

サルは、動くとしたら明るい日中ですし、群で行動しますから、見つかりやすいということでしょうね。

もうあと二ヶ月ほどして雪融けが進む頃になれば、その他の連中もきっとまた現れるはずです。
そしてクマも冬眠から起き出して来たとなれば、また戦いが再開となります。