プライドと責任

今日のパン焼きが無事終わり、パンの出来も上々でした。
この雨の中、お客さまも三々五々お出でになりました。


ところで食工房のこの一年を振り返ると、やはり長引く不況の影響が出たのか、売り上げは昨年には若干及ばないかも知れません。
しかし今月12月だけは、ギフトのご依頼を例年より多くいただき、売り上げも何とかラインに達しそうです。
これも一重に皆さまのご愛顧の賜物と、感謝申し上げます。

おかげさまで今月は毎日のように全国のあちらこちらに向けて、食工房のシュトレンやパン、その他焼き菓子などを、気持ちを込めて送り出しました。

と言うことは、私たちの与り知らぬどこかで、お名前もお顔も存じ上げない方が、食工房のパンやお菓子を召し上がっていらっしゃるかも知れないということになりますね。

気に入っていただけたかな?喜んでいただけたかな?思いがけず見知らぬ方から、「ギフトにいただいておいしかった。」とわざわざご連絡をいただくこともありますが、翌年また同じ方から同じようにご依頼をいただいた時になって初めて、「ああ、良かった。」と実感出来るのですね。

何をやってもそうかも知れませんが、この仕事も息の長い仕事だと思っています。
同じものを同じように造り続けること、一方で少しずつでも向上して行くこと、この二つにプライドと責任を自覚して臨まなければならないと、まあやっと気が付いた私です。


直接間接に、食工房のシュトレンがおいしかったと、伝わって来ます。
全くありがたいことです。
来年も、益々精進いたします。
あと二日、28日まで営業です。
コーヒー一杯無料サービス中!
皆さまのご来店をお待ちしております。



また仲間が増えました。 フィンランドの妖精「トントゥ」です。