土佐ネタ日記」カテゴリーアーカイブ

トウキョウノソラニモ

土佐ネタ日記

新宿駅東口より


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南口付近より


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高島屋デパート前


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プロムナードデッキ


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神宮の森


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ケヤキの上にも月


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霧が立ち込める森の中


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こんな眺めが見られて、本当に幸運でした。

今朝7時前、新宿駅東口に降り立ちました。
早朝の大都会は、不思議な静けさに満ちていました。
歩く人もまばらで、歩道のずっと向こうまで見通せる風景は、何だかこの世のものではないようにも見えました。

見上げると、快晴の空に下弦の月がかかっていました。
当たり前のことなのですが、とてもとても不思議なことに思えます。
あの瞬間、中天に月がかかっているのに気付いた人が、果たして何人いたでしょう。
そして巨大な人工構造物に埋め尽くされた空間も、人がいないと何だか大自然の中に居るように見えて来るから不思議です。

結局、会津行きのバスが出るまでの2時間半、また明治神宮で過ごしました。
でも、今年はちょっと印象が違ったと言うか、私の中に違った感覚がありました。

神と向き合うためには、静かに一人で居ることもまた大切なのだと・・・。
今日は、ビルの谷間と神宮の森の中に、同じものを見たような気がした私です。


さて明日から、職場復帰です。
キビタン市場の食工房オンラインショップも、すでに稼働しています。

またがんばります。
ではでは。

フルサトノヤマハアリガタキカナ


度々、お墓の写真ですみません。



 私の原風景・カシヤマ


 


ふるさとの川には、こんな橋も見られます。


一昨日はあの後、親戚の家に挨拶に行き、それから母方の祖父母の墓にお参りしました。

祖父母とも、私が小学校に上がる少し前に相次いで亡くなり、その葬儀の様子は今も記憶に残っています。
当時はピカピカだった石塔も、今ではすっかり色も変わって苔が生えています。

その分だけ、私始め子々孫々の記憶からも遠ざかって行っているのですね。
子の中で生きているのは、もはや私の母だけです。

そして私の子ども達にしてみたら、この墓にお参りする機会は、まず無いことでしょう。
それでも、ここから命が受け継がれて、自分たちに至っているという稀有なる計らいを、感じ取ってもらえたらいいなと思っています。
若い頃、先祖や血のつながりの重さに思いが至ることの無かった私ですが、いつの頃からかないがしろには出来ないと自覚を深めています。


そしてふり返って眺める遠くの山は、この地に生まれ育った者たちの原風景です。
カシヤマ(樫山)と呼ばれるその山は、いつも青く霞んで見えていました。

あの尾根に立てば遠くに高知市が見えると、そして昔はそこを越えて高知まで歩いて往復していたのだと、小さい頃からずっと聞かされていました。
じゃあそんならと、中学生の時友だちと二人で、当時開通したばかりの山越えの道路を40km余り、歩いて高知市まで行って帰って来たことがあるのですよ。

ここを故郷とする誰もが、いろいろな記憶の原点として心に刻んでいるに違いないこの山を眺めて、啄木の歌を実感を持って思い出した私です。


フルサトノ ヤマニムカイテ イウコトナシ フルサトノヤマハ アリガタキカナ



今日はこの後、バスに乗って東京へ、そして未だ雪深い会津へと帰ります。

大田口カフェ・Mississippi 藤島晃一

昨日から今日にかけて、生まれ故郷の土佐町方面に移動しておりました。
いろいろとみやげ話もあるのですが、今日は道中立ち寄ったカフェといつも立ち寄る本山町のMississippiの藤島君のお話しを・・・。


 



国道32号線、吉野川沿いのこのあたりは、ラフティングのメッカです。



灯油ランプの横でネオンサインが光る入口



いろいな雑貨でにぎやかなカウンターまわりのセンスもなかなかのもの



古いものをうまく利用していい味を出している店内



レザークラフトの表紙のメニューは、ショップカードもはさんであり、持ち帰れるようになっている。



暖房は、まきストーブ



お手製のビスコッティを売っていたので、サンプル購入



出会いの記念におみやげにいただいた、名物碁石茶入りクッキー




国道32号線を香川県に向かって北上して行くと、私の生まれ故郷土佐町のある嶺北地区に入ります。
吉野川と穴内川が合流するあたりが大田口。

そこにその名も大田口カフェという名のお店があることは、実はもう3年以上も前から知っていました。
インターネット上でいろいろと糸を辿っているうちに、偶然発見したのがこの大田口カフェ。

オーナーのブログを度々覗いているうちに、すっかりお店のことを知ったような気になっていた私です。
何しろ、そこは私の生まれ育った地域ですから。
訪ねたことはなくても、様子は分かるのですね。

で、昨日土佐町に辿り着く前に、大田口カフェに立ち寄ったというわけです。
最近、けっこう人気のスポットになったようで、私が立ち寄った時にも先客が何組が食事をしていました。
私もせっかく福島からやって来たのですから、ご挨拶をして名刺とパンだよりをお渡しして、お近づきさしていただきました。

若い方の意欲溢れるお店とその活動ぶりは、ブログを除いていただきましょう。<参照>

それでねぇ・・・。
ぜひともメニューの写真は撮ろうと思っていたわけですが、オーナーさんとお喋りしているうちに忘れてしまい、ハッと気づいた時にはすでに食べ終えようとしていました。・・・・残念。

ま、「大田口カフェ」で検索すれば、こちらを訪ねた方々の絶賛の記事がいくつもヒットしますから、メニューの写真もご覧になれるはずです。






 



ピーターバラカンのコメントが刷り込まれたジャケット裏面



こちらはタイトルが入っている表側



ディスクのレーベル面、あれっ!どこかで見たことありますね。



高知新聞にほぼ一面使って紹介された藤島晃一
ご覧になりたい方は、食工房へご来店を。


さて、そのあとはいつも立ち寄る本山町の Mississippi へ。

もちろん店は開いていましたが、これもまた何時かと同じく絶妙なタイミングだったようです。
つい先日まで、連れ合いと一緒にUSAのMississippi に出かけていたというではありませんか。

今回の旅は、出来上がったDVD(昨年もちよっと触れています。<参照>)を携えて、そこに登場する人たち、つまり前回 Mississippi を旅した時に出会ったブルースマンたちに再会して、それを手渡すための旅だったと・・・。

その完成したDVDを1枚あずかって来ました。
会津でもプロモーションしたいと思って・・・。

早速近々に上映会をやりたいですね。そのつもりです。

このDVDが出来た経緯は、つい最近の高知新聞にも詳しく紹介されています。

それによると、この映像は元々は、NHK BSの番組「ピーター バラカン・音楽紀行」の中で放送するために、藤島君がピーターバラカンから依頼されて取材したものだったということ。

ところが、放送される前に番組自体が終了してしまったために、お蔵入りとなり、その後藤島君のもとに返されたという次第。(もちろんこの話は、すでに本人から聞かされてはいましたが。)

そこで藤島君は、これを全編ノーカットでところどころに字幕を挿入して、作品に仕上げたというわけ。
私は、編集中のそれをすでに一度見ています。
なかなのものです。

“Ya’ll Go Down South”とタイトルされたこのDVD、1枚3500円にて発売中です。

それから、FACEBOOKやっている人は、藤島晃一で検索を!
すごいサプライズがあるはず。

さてさて、あっという間の6日間。
明日の夜には、こちらを発たねばなりません。

一足先に春


庭に、キンカンが成っています。



お隣の庭に咲く、サクランボが成る桜の花



日当たりの悪い北側でも、ノースポールが咲いています。


さすが南国土佐と言うだけのことはありますね。
今日も穏やかな晴天で日中は気温も上がり、上着どころかセーターもいらないほどでした。
聞けば、梅はもうとっくに咲いて散ったとか。
菜の花も咲き、ソメイヨシノではありませんが、桜も咲いています。

実家の玄関先には、プランター植えのノースポールが咲いていました。
冬咲く花だそうですが、それでも雪国会津では考えられない風景です。
キンカンも成っていて、柑橘類の実が成るのもやはり南国ですねぇ。

もうすっかり雪国に馴染んだと自信を持っていましたが、今日外を歩いていて気持ちの良い陽だまりを通りかかった時、「ああ、いいな!」と何かを思い出すような感慨に襲われた私です。


さて、お知らせがあります。

食工房のオンラインショップが、いよいよ明日3月1日開店いたします。
URLは、明日食工房のホームページ上に公開いたしますので、どうぞアクセスして見てください。

これを記念して、3月いっぱい送料割引きサービスを継続いたします。

どうぞよろしく!

本日は、その準備のため、会津の自宅とこちら高知の実家の間で、ビデオチャットを使って打ち合わせをしていました。
こちらのPCから注文して、自動返信メールが届くことを確認したり、各注文画面の動作に不備がないかなど、調整にも時間を割きました。

皆さまにご覧いただけるのは、明日の10時と言うことになっています。
それまでは、お待ちいただかなくてはなりません。
どんなサイトになっているか、どうぞお楽しみに。
スタッフMさんの尽力による成果です。

さて明日は、全国的に南風が吹き荒れるとか。
会津でも雪解けが進むことでしょう。

こちら私は、今は亡き父の墓に詣でます。

無事到着


JR四国運行のドリーム高知1号・高知駅に到着 



 橋上駅となった高知駅・骨組みは土佐の杉を使ったエンジニアリングウッドです。



何年か前にもご紹介した eki cafe ・まだ健在です。 



路面電車のりば・何かすごくモダンな雰囲気! 



まず目に入るこの看板が面白い! 拡大してご覧いただけます。 



車両は思いっきりレトロですよ! 
今時路面電車の新型車両は作ってないですから。
 



ノッチとブレーキのハンドルは古いものそのまま
 メータ類はハイテク物です。



 こちらが乗車口・ICカードリーダーが光ってます。
でも、現金で乗る人のために整理券発行機も設置されています。



 料金は、市内のかなり広い範囲が190円の均一料金
しかも、交差点のはりまやばしで乗換券をもらって乗り換えることが可能です。



二路線が交差するはりまやばし交差点
路面電車が交差するのは、全国でも珍しい。
学生時代、雨の日にここをバイクで通過するのは、怖かったです。
 


 


 路面電車が走る道路の走り方・運転免許の学科試験では難問だそうですね。
これ見て、何かヒントになるでしょうか。
それにしても、次々と電車がやって来ます。


昨日、会津を出る時も、大変気持ちの良い晴天に恵まれ、何の支障もなく無事に新宿まで辿り着くことが出来ました。

そのまま夜行バスに乗り換えて、今朝高知について見ると、これまた雨が上がったばかりでしたが、暖かくスッキリとした晴天。
それだけでも気分の良い、滞在一日目を迎えた私です。

高知駅から実家までは、けっこう距離があるのですが、雨ならタクシーのつもりだったところ、路面電車を使って最寄りの停車場まで行き、そこから2kmばかり歩きました。

で、話は戻って、その路面電車がやっぱり何と言っても素敵なのです。
全国の都市の中で、路面電車が運行されているところは、もうほとんど珍しくなりましたが、その中にあって高知の路面電車は、最も成功している事例じゃないかと思います。

あちこちで廃止された路線から、使われなくなった車両を次々と購入し、補修改造改装してどんどん投入しているのです。
ドイツやオランダなど外国からも車両を集めていると言いますから、その意欲は半端ではありません。

で、私も含めて地元の人間は、この路面電車のことを単にデンシャかあるいはトデンと呼ぶのですね。
実は、土佐電気鉄道というのが正式会社名なので、土電=トデンとなるわけです。

トデンもある時期斜陽の陰りが見えたこともあり、路線縮小もあったのですが、今は残った路線でかえって盛り上がっている様子です。
眺めていると次から次へと違う型の車両がやって来て、さながら走る電車博物館です。

それより何より一番重要なことは、地元の方々に本当によく利用されているということです。
今朝ちょうど通勤通学時間帯だったのですが、乗り降りするお客さんを見ていると、ほぼ全員がICカードを使っているのですね。

乗り降りの際の素早さはもちろんですが、停車中のわずかの合間にも、千円札を出してカードにチャージしてもらう人もいます。
その手間の速さと言うか簡便さは、全くストレスフリーな快適そのものに見えました。

博物館から出て来たような古めかしい車両の中も、細かいところを見るとハイテクの技が凝らされています。
こういうところは、さすが土佐人の頭の軟らかさですね。

皆に愛され利用されるからこそ残る・・・。
そこでまたさらにお客さまを喜ばそうと、パフォーマンスを上げるトデンの心意気ですね。

単に古いものを保存しているのじゃないのですよ。
使い続ける・・・その環境を工夫して行くことが、まさに文化ですねぇ・・・。

高知に来たら、先ずトデンに乗って見いや!



 



高知で食べる、喜多方ラーメン



細麺と言うには、ちょっと太い・・・と思った私。


さてそのあとお昼時のこと、高知に喜多方ラーメンの店が出来ちゅうよ!
と聞いて、食べに行ってみました。

喜多方ではお馴染みの坂内食堂。

それでまた面白かったのは、面の太さに太麺と細麺の二種類あって、どちらにしますか?と聞かれたこと。

あれ!喜多方ラーメンって太打ちちぢれ麺が売りじゃなかったの?と思いましたが、そんなら一つ試してみようと細麺にしてみました。
思ったほど細麺ではありませんでしたが、喜多方ラーメンにしては確かに細い!

フーンと思いながら食べながら周りを見ると、けっこう皆さん細麺にしているじゃありませんか。
こういうところ、やはり地域による好みの差ってあるんでしょうかね。
近々、こちらの地元のラーメン屋に行ってみようと思っています。

というところで、滞在一日目もおしまいです。

明日は、高知と会津の間でオンラインで仕事をしなくてはなりません。

それこれ含めて、また明日ご報告を。

ゆずふりかけ


やっぱり馬路村、先を行ってます!



今回も一本!やられました。



香りと味の完成度は、もちろんハイレベル。


土佐のお土産に何がいいですか?とスタッフのMさんに聞いたら、迷わず馬路村の柚子の皮入り七味唐辛子「パッと馬路村」<参照>と答えました。

それではと、今回10個も買って来ようと高知市内の直売所へ出かけました。
お土産物コーナーでは、彼の馬路村の物産がかなりの面積を占めており、やはり高知で一二を争う存在感濃厚な馬路村だけのことはあると感心いたしました。

お目当ての「パッと馬路村」はすぐに見つかりましたが、その横から「ゆずふりかけ」の文字が目に飛び込んで来ました。
鰹節にゆずの組み合わせなら、これはもう土佐そのものです。
早速、3袋ばかりカゴに入れていました。

そして、その時は気付かなかったのですがあとでよく見ると、またしても一本やられました。

うまいこと言いますね。


「かつおのうまみに、さっぱりとしたゆずの香り。アクセントに柚子独特の苦みを少し残しました。」


調味には苦労したということですね。


香りを生かそうとすれば、苦みが残る。
苦みを消そうとすると、香りも消えてしまう。
バランスはもちろん大事ですが、どうしても少し苦みが残る・・・。
そこでこの台詞が出て来たということですね。


やっぱり、土佐は面白い!


ちなみに、熱いご飯にふりかけると、ホワッとゆずの香りが漂って苦みも本当にいいアクセント、ご飯が進みます。


   3.4g×6袋 180円

福島へ帰ります。


実家の庭には、キンカンが鈴成りです。
会津では、連日雪が降っているとか・・・。


今日と明日、あと二日こちらに居て、明日の夜福島に向けて出発です。


高知は確かに私の生まれ故郷であり、その実感はこの先死ぬまで失われることはないと思っています。
それでも私は、出来れば福島の会津の地に骨を埋めたいと願っています。
土佐と会津では、気候風土も庶民性も何もかもが正反対ですが、私には違和感はありません。
こうして歳を取って来ると、会津の、何事にも忍耐を以て臨むスタンスが、しっくりして来るようです。


今私は、二つの故郷を持っているような実感があります。
そして前にも申し上げましたが、そのおかげで、あり得ないほど視野を拡げてもらったと思っています。


その経験を少しなりとも生かして人の役に立てられるとしたら、福島の方が舞台かなと思います。


否、決して何かが出来ると自惚れているわけではりません。
還暦まで無事に好き放題に生きさせてもらいましたので、ちよっとくらい恩返しが出来ないものかと思っているだけです。


ですから私は、福島へ帰ります。


ああ、丸々一週間の休暇をいただいてしまいました。
この後は、またしっかりとがんばります。
食工房、どうぞよろしくお願いいたします。

福島は遠い・・・

ご存じのとおり、今、高知に来ています。

昨日は母がめでたく退院となり、忙しく過ごしていました。


さてこの数日間、こちらの人たちと接しながら、福島は遠い・・・と感じることしきりです。

今朝のテレビでは、食品の新たな残留放射能基準について放送していましたが、こちらでは地産地消で解決する話で、何も問題はありません。

福島では、個人で線量計を持っている人は珍しくありませんし、今やホームセンターで1万円以下で常備販売しています。
食品類の検査は、県はもちろんのこと各自治体の各地区に検査機器を設置してあり、持ち込めば無料で検査してもらえます。
その他NPOを含む複数の民間の団体も、独自に検査機器を導入し無料あるいは有料で検査を引き受けています。
いずれも、新基準の100Bq/kg以下のレベルまで検出可能な態勢です。

それだけ危機意識があるし、またそういう環境なのですね。


さて今回私は線量計を携えて来ましたが、福島、栃木、群馬、埼玉、東京そして四国内を通過して高知の我が家まで辿り着く間、やはり・・・の予想通りに線量が変化して行きました。


どこがどのくらいだったか、詳しいことはここでは申し上げませんが、四国内では、福島では見たことのない数値が出ました。

0.03μSv/h・・・悔しいことですが、これが現実です。


屋外でも、0.05~0.06μSv/h以上にはなりません。
これは、全くの自然放射線レベルですね。


先日、生まれ故郷で昔の同級生たちと歓談の折、私の造ったシュトレンやパンなどをたくさん注文してくれたその友人たちは、私の造ったものはともかく、わざわざ福島の米や野菜、果物などを買うことはないと言っていました。


地産地消・・・、最も推奨されるべきこのことが、福島ではしてはいけないことのように言われるのは、正直ものすごく悔しいです。


彼の藤島晃一が言いました。


「福島の人間は、何故もっと怒らないんだ!」
「あんな、やられっ放しでええがかえ!」
「東電とか政府の役人とか、奴らと刺し違える覚悟するくらいの奴はおらんがか!」
・・・と。


対する私は、「いや・・・、そんなに簡単じゃないんだ。」と答えるのが精一杯でした。

実家に戻ってから、昔、どんとがボ・ガンボスというバンドで歌っていたあの歌を聴いたら、思わず込み上げて来てました。 ちくしょォーー!!

よかったらアイコンをクリックして、聴いてみてください。


[office src=”https://skydrive.live.com/embed?cid=4B4FE3288616529F&resid=4B4FE3288616529F%21368&authkey=AAtLBA5BxiE2w_E” width=”98″ height=”120″]
ダイナマイトに火をつけろ ・ボ・ガンボス


暗い話しですみません。今日はこのくらいで。

ミシシッピー in Motoyama Town


Cafe Mississippi



何度見ても、何かサプライズがある外装



アーティスト ・ 藤島晃一



Play the Blues  藤島晃一


藤島晃一は、私の生まれ故郷土佐町の隣町本山町の出身で、今も在住で連れ合いとCafe Mississippi をやっている。

彼とは、まあ同郷と言うことになるが、知り合ったのはここ数年来のことで、決して旧知と言うわけではない。


それでもここ数年来、帰郷の度にどうしても顔を見なくては気が済まない。
私とは全く違うキャラクター、正反対とさえ言えると思うが、妙に気が合うのだ。


私は、アーティストとしての彼のパフォーマンスに、卓越していながらなお且つとても目線が低いと言うか、気取らないスタンスがとても気に入っている。


パン屋の仕事とは関係ないだろうって・・・。


それが違うのだ。


彼のと言うか、アーティストは誰でもそれが真髄だと思うが、心の中をほとんど占めているのは「遊び心」だ。


他のことを、時に固い信念でまた時に全く気まぐれに、そこいらに放り出して、行きたいところに行きやりたいことをやって来る、職人の実直さとは違うように見えて、実は奴も、自分の衝動に対して愚直と言えるほどに正直なのだ。


それからもう一つ、パン焼きや菓子造りもまたアートなのだ。
否、絶対に!


ただ技能を磨いただけでは、絶対に人の喜ぶものは造れないと思っている。
一部の、否三部かも知れない、「遊び心」が欠けたら、仕事することそのものから喜びが失われる。
それではやはり、人を喜ばせることは出来ないのだ。


・・・と、そこまで申し上げて、多分藤島本人は、他人の喜びなんか関係ないと言うだろう。


それはそれでかまわない。


私は、自分勝手に思っている。
奴も無意識の内に人を喜ばせようとしているし、私も実は人のことより自分のことなのだと、密かに気付いているのだ。



食工房病の真髄は、「遊び心」です。
これ、分かりますか!?


最後に宣伝を一つ


高知に遊びにお出での節は、せびぜひぜひとも、本山町へ Cafe Mississippsi へお立ち寄りを!!
深煎りコーヒーとケーキのセットメニューがおすすめです。
ケーキのボリュームに驚きますよ!きっと。


それからもう一つ、近々、藤島晃一が撮影して来た、アメリカ南部の生の姿を収録した二時間半の長編ビデオが、DVDで発売になります。
乞うご期待!


 






  ここは吉野川源流域の玄関口嶺北



この景色を横目に見ながら、本山町へ。
私の郷里は、さらにその奥です。

無事到着


JR高速バス ・ドリーム高知号
超デカい・・・ロング。乗車位置の目線は、大型アルミバンの屋根の上が見えるくらい高い。



階段を上って二階席に
エンジンから遠いので
走行音もすごく静かです。


いやー…!今日のお天気、凄かったですね。
台風並みの大嵐でした。
私は、本当にギリギリセーフで高知に到着していました。
早朝の四国内の高速道路沿線は、すでに風が出始めていたらしく、山の木々が大きく揺れていましたが、道路は山の間を大方トンネルで通過するため、何事もなく高知駅までたどり着きました。
否実を言うと、毎年の恒例なら定休日の今日が出発で、明日朝に高知着なのですが、今年は何となく一日早くしようと思い立って、昨日の出発だったのです。
今日の出発では、途中で足止めを食らってたどり着けなかったかも知れません。
先ずは、良い計らいだったと、胸をなでおろしたことです。


さて夜行便で疲れたかと言うと、それがそうでもありません。
近頃の夜行高速バスの車両は、本当に快適なのです。
3列・フルリクライニングシートで、熟睡とまでは行きませんが、十分寝られるという感じです。


今日は着いて一息入れた後、早速妹のPCにwebカメラとビデオチャットのアプリケーションをセットアップしました。
その後、病院に母を見舞いに行き、それから文旦の買い出しにも回りました。
何でも、今年は文旦が品薄だとかで、買えるかどうかと言われたのですが、4箱確保して福島に送りました。
午後は、母の退院に備えていろいろと準備を。
近くにいる親戚にも顔を出して、忙しく一日が過ぎました。
さてこれから、福島の家族とテレビ電話のテストです。


明日は、生まれ故郷の土佐町へ。
彼の藤島晃一君のお店、ミシシッピーにも顔を出せるかなー・・・。


ではでは、また明日の心だぁ!