播かぬ種は生えぬ

麦ラボ

これが、スペルト小麦です。
2粒、3粒(条件が整えば4粒)ずつ塊になっています。


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近所の方に、ミニバックホウショベルを貸していただきました。
これで、ススキの大株の根っこを掘り上げます。


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片隅に咲いていた紫色の花を掘り起こして植え替えしました。


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ここは、食工房のライ麦畑になります。

麦の種まきの季節です。
兎にも角にも、播かぬ種は生えぬというわけですから、一年に一度の機会を逃してはなりません。
先ずはライ麦を播くために、第一圃場を整備しました。

ここは長年耕作放棄されていたところなので、ススキの大株がいくつもあって、ウルシやクルミなどの成長の早い木も根を下ろしていました。

近所の方にパワーショベルを貸していただきましたので、機械力にものを言わせてあっという間にそれらを根ごと掘り上げて畑の外に出しました。
また大きなトラクターが入れるよう、進入路も整備しました。

超小型とは言え、重機の力は偉大ですね。
午前中ですべて完了しました。

午後からは、畑地の中にあったアイリスやアヤメなどの植え込みを掘り上げて、畑地の縁に植え替えました。それからトラクターで耕転。
夕方までには、荒れ地だった場所がきれいに整備された圃場になりました。

今月中あるいは来月初旬には、ライ麦の種を播きます。
一方、今まで耕してきた高野の圃場にも、スペルト小麦を播く予定です。