月別アーカイブ: 2021年3月

気象庁のホームページ再確認

この前は、気象庁のホームページのリニューアルに際し、さんざん不満を申し上げましたが、今日再確認してみました。

以前のようにトップページから直接リンクしてはいませんが、天気図雨雲レーダー画像も表示されます。
中でも出来が良くなったのが雨雲レーダー画像で、ページいっぱいに大きく表示される画像は、グレー表示の詳細な地図の上に雨雲の動きがカラー表示され、しかもマウスのホイール操作で縮尺を自在に変えられます。
狭い地域から日本全体まで、スムーズに動きます。

天気図は以前と同じです。
トップページから辿り着くのにちよっと手間がかかりますが、ブックマークしておけば良い話なので問題ありません。

自分の居住地を登録しておけば、その地域の情報が表示される機能もあるので、まあいいのじゃないかと再評価しているところです。<参照>

今日は一日雨模様でグズグズしましたが、明日は曇りで経過するようです。

フォカッチャ、1個200円で

昨日お知らせしたフォカッチャですが、1個200円にて新発売といたします。
大きさは、直径にして12cmくらい、CDと同じくらいでしょうか。
厚みは、3cmくらいです。
昨年試作した時の記事がありますので、<ご参照>ください。
なお、オンラインストアでの販売は、まだ準備が出来ておりませんので、もう少しお待ちください。

ところで、今日は納品のために会津若松市方面に出かけましたが、どこも人出は少なく道路もガラ空き状態、みんなどこに行ったのかな?家に居るのかな?何だか不思議な静かさがかえって不気味でした。

明後日には首都圏の緊急事態宣言が解除されますから、この週末の人の動きはどんな様子になるでしょうか。
お彼岸に帰省して来る人が増えたりするのでしょうか。

私たちにしても、つい1ヶ月ほど前に首都圏方面に都合2往復しましたから、それなりの理由があれば人は動きますし、それを止め立てする理由もありません。
ただ、感染対策だけは留意していただきたいと願うのみです。
コロナとの付き合いは、まだまだ続きそうです。

暑さ寒さも彼岸まで

デュラム小麦

フォカッチャはイタリアのパンで、平たく焼いたパンのことを言います。
ピザのご先祖だとも言われています。
材料の小麦粉は、もちろんデュラム小麦を使います。

明後日3月20日は春分の日、お彼岸の中日です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、近年、お天気の移り変わりが激しくて、お彼岸の前でも5月の陽気になったり、逆に4月になってからドカ雪が降ったりすることも、そう珍しいことではありません。

しかし、そのような大きな振れ幅でも、平均すれば季節は確実に進んでいて、植物や動物たち特に渡り鳥たちを見ていると、種まきや苗の定植のタイミングを間違えることはありません。

昨日は暖かかったのに、今日は冷たい風が吹きました。
一日の内に2ヶ月くらいの幅で季節が動いています。

でも、雪融けはどんどん進んでいて、川は物凄い水量になっています。
お日さまの力が強くなっていて、地温が上がってきているのですね。

私たちも、藪の刈り払い作業を始めましたし、越冬のために屋内に退避させていた鉢植えなどを外に出し、庭の手入れも始めています。

先日は、娘たちが種じゃがいもを買って来ました。
畑の作付け計画を立てているようです。

私も、機械物の点検整備開始です。
冬の間、除雪で活躍してもらったトラクターもオイルメンテして、今度は畑で活躍してもらわなければなりません。

もちろん食工房の仕事も、いっそう気合いが入ろうというものです。
今度の土曜日からしばらくの間、デュラムセモリナ粉を使って、フオカッチャというイタリアのパンを焼きます。

一昨年、昨年にわたって収穫したデュラム小麦が20kgくらいありましたので、それを精麦して粉に挽きました。
粉にして大体12kgくらいありますので、多分4月か5月の頃まで提供出来ると思います。
詳細は、まだ詰めていないので、明日改めて発表いたします。

ご来店、よろしくお願いいたします。

飯豊山食パン

飯豊山食パン

否、コロナの状況が、どうにもよろしくありません。

私たちにしたところで、出来る限り外出は控えております。
それでいて、「ご来店よろしく」とお願い申し上げるのは、甚だ自分勝手な物言いかとは存じます。

しかしながら、商売している以上そう申し上げるしかないわけで、その分、感染対策には意を注いでおります。
皆さまが、食工房なら安心して訪ねられると思っていただけるような、対策対応を心がけております。

昨年夏に、一ヶ月間も休業して店舗改装したのも、その一環であります。
私たちの側からも、お客さまの側からも、感染を心配することなく対面出来るよう工夫したつもりです。

明日はまたパン焼きの木曜日、お昼頃には次々と焼き立てのパンが店頭に並んで、皆さまのお越しをお待ちしております。

お彼岸も近くなり、寒さも緩んで来ております。
なお、お出かけの際は、道中お気をつけていらしてください。

猿の群れ現る

今朝方、ゴミを出しに行った連れ合いが、「うしろの林の奥で猿らしい獣の鳴き声が聞こえた。」と報告。
すぐに上の娘と二人で車に乗ってパトロールに出ました。

確かに猿と思しき獣の声が聴こえます。
こちらからも、指笛を鳴らして呼んでみました。
しかし、声は次第に遠ざかり、あちこち移動しながら探しましたが、姿を見ることは出来ませんでした。

ところが午後になって、近所の方から電話がかかって来ました。
以前私たちが居た高野の旧宅のあたりに、猿が沢山出て来てそこいらを荒らし回っていると。

そこで再び出動です。
行って見ると、高野の畑に猿が数匹いるのが見えました。

スピードを上げて近づいて行くと、私たちのことを認識しているのか、慌てて後ろの山に逃げ戻って行きます。
急いで車から飛び降りて、花火の発射筒を手に後を追いました。

そして旧宅の裏手の山の上まで追って行くと、猿たちは早や国道をわたって向かいの山に逃げていました。

そこで、車で猿が逃げた方に先回りしました。
数十匹の群れが移動中で、そこをめがけてロケット花火を打ちこみました。

さらに逃げる後を追いながら雪の残る畑地を移動し、次々と花火を打ちこみました。
結局、猿たちも山の上に逃げれば、藪漕ぎしてまでは追って来ないと学習しているようで、こちらも不用意に藪の中に入れば冬眠から起き出した熊にはち合わせるかも知れないので、追跡行はそこまでとなりました。

今回猿たちは、私たちの旧宅のお隣に住んでいる一人暮らしのおばあちゃんの家の物置に入り込み、保存してあったキャベツや白菜、大根などを喰い荒らし食い散らかし、そこら中に糞をたれて逃げて行きました。
全くもって、憎たらしい奴らです。
かくしてこの春一番の獣との戦いは、猿相手でした。

それにしても、猿たちはよく見て学習しています。
自分たちに手だし出来ない人間とそうでない人間を見分けて、的確に対応しています。

相手が怖気づいていると見たら、いくらでも図々しく何の遠慮もせず、見ている目の前でも平気で侵入して来ます。
邪魔をすれば、逆に襲って来るはずです。

とにかく最初が肝心で、まず初対面で一撃喰らわしておくことです。
そこで上下関係が確定すれば、あとはよほどしくじらない限り、猿たちは常に一目置いて警戒するようになります。

もちろん、どんな時でも絶対に油断しないで近づくことです。
本当に素手で対決することになったら、まず勝ち目はありませんから。

猿より賢いはずの人間なのですから、頭を使わなくてはなりません。
実際、中途半端に賢い猿ゆえに、うまく学習させれば戦わずして勝てるかも知れません。
それなりに手間はかかりますけど。

山間で安全に暮らして行くためには、そうした知恵や手間は必須だと思っています。

総会終わる

今日、当地区の総会が行われました。

選択肢としては、書面評決や委任状の活用など方法はあったはずでしたが、何しろ初めから全員総会ありきの流れでしたから、それに合わせて出来る対策を考えて実行に移しました。

マスク着用の徹底、検温、手指消毒の徹底、そして各座席には手作りしたパーテーションを設置(段ボール箱を利用し、窓抜きして透明フィルムを張ったもの)、大きな声を出さなくても良いようにワイヤレスマイクを用意(次亜塩素酸水を浸み込ませたペーパータオルで巻いて除菌)、さらに加湿器による次亜塩素酸水の噴霧、30分毎に窓を開けて換気など、出来ることはほぼ全てやりました。

それでも実際のところ、完全に防御が出来たかと言われると、そうはいかない局面が多々あったと認めざるを得ません。

畳48畳敷の広間に、執行部側4名、一般席32名分を学校の教室の様式で席を配置しましたが、決して十分な距離を取ることは出来ません。
パーテーションを用意はしましたが、もちろん完全な遮断は出来ません。
休憩時間などに出入りの際は、人と人が交差する瞬間がいくらでもあります。

まず当日の参加者の中に感染者は絶対にいないということが前提にならないと、こうした集まりは成立し得ないことを、今日は思い知りました。
先ず大丈夫だとは思っていますが、ここしばらくは注意深く過ごしたいと思っています。

まだまだ当分先まで、コロナ禍は続きます。
今後の課題として、日常的な行政区の業務上、リモート会議が出来るようにするとか、それが無理ならせめてSNSやメールを使ってやり取りするくらいのことが出来るようにしたいものです。

来年の総会の頃にどんな状況になっているものか想像も付きませんが、コロナ禍が終息に至っているのでなければ、今日のような総会は出来ないし、してはいけないと考えています。

白鳥も帰って行ったようです

少し前、晴天が続いていた頃、あたりの水田には白鳥たちが沢山いて、雪が消えたばかりの田んぼの中で何やら餌を啄んでいるのが見られました。

それが、いつの間にやらぷっつりといなくなり、どこにも姿が見られなくなりました。
先日の低気圧通過の直前に強い南風が吹きましたから、その風を捕まえて北へ帰って行ったのでしょうね。

そしてつい先日のこと、配達の帰りに車を走らせていたら、遠くの水田に白鳥が一羽いるのが見えました。

「ん!一羽だけ?」と思いながらしだいに近づくにつれ、分かりました。
「また騙された!・・・」それはサギでした。

細く長い脚、頭の上の飾り羽根、細く尖った口ばし、間違いありません。
ここらによくいる大サギです。

否、こうやって人の目を騙すからサギという名前なのかどうか知りませんが、白鳥と見間違えたことはこれまでにも何度かあるのです。

ちなみにこのサギという鳥、見た目は優雅ですが、飛びながら大量の水のような液状の糞を落とすので、油断がなりません。
あの爆弾をまともに喰らったら、それはもう悲惨です。
否、まだ一度もその経験はありませんが。

さて、白鳥もいなくなって、いよいよ春も本番となって来ます。
もう、熊も起き出したのではないでしょうか。
野に山に畑に、私たちも活動開始です。

雨の土曜日

明日は、雨模様になりそうです。
ここしばらく晴天が続きましたので、雨も止む無しというところでしょうか。

室内でパン焼き作業をする分には何の支障もありませんが、皆さまにご来店いただくには、ちよっと条件が悪いかも知れません。
ま、それはそれとして、いつも通りにパンを焼いて皆さまのご来店をお待ちいたします。

実は、明日のパン焼きで、自家産のライ麦を完全に使い切ることになります。
来週からは、ドイツまたはカナダからの輸入品、もしくわ北海道産のライ麦を使用することになります。
堅焼き黒パンやプンパニッケルでは、風味に若干の違いが出るかも知れません。

これから先、7月いっぱいくらいまで、この体制で行くことになります。
それぞれのパンの仕様や価格については、変更ありません。

さて、もう就寝時間を過ぎておりますので、今日はこれまで。
明日のご来店、よろしくお願いいたします。

震災10年

今年もまた3月11日がやって来ました。
この先もずっと、この日を忘れることは無いと思っています。

しかしながら私個人は、被災地福島県の住人ではあるものの、会津という場所であったため、津波はもちろん地震による直接被害も大したことはなく、その後の原発事故の影響も浜通りや中通りと比較すれば問題にならない程度で済んでいます。

そんなわけで、甚大な被害を受けた方々とは危機感を共有出来ていないのでは・・・との思いがあり、被災者の一角にいるわけには行かないとの複雑な思いもあるのです。

この10年という時間は、あの日のことを昨日のことのように思い出せるという意味ではあっという間のようでもあり、他方、余りにもいろいろなことがあり過ぎて何もかもが遠い過去の出来事のように思えるという意味では長い長い10年間でもありました。

今改めて、震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、今なお苦しみの渦中にある方々に、心よりお見舞い申し上げたいと思います。

私がこの震災から得た教訓は、一日一日を毎時毎瞬を大切に思って生きて行くこと、それを忘れないことと肝に銘じています。

美味いコーヒーが飲める

自家焙煎コーヒー

美味いコーヒーが飲める、このことのために私が選んだ方法は、自分でコーヒー豆を焙煎することでした。
今から、30年以上も前のことです。
以来ずっと絶やすことなく自家焙煎を続けています。

その長い間に、沢山のコーヒー豆の銘柄に出合い、より良い風味を追求するために欠かせない選別のノウハウも磨いて来ました。
おかげさまで、商売としても成立するようになりましたし、自分が飲むコーヒーは、もうずっと自家焙煎したコーヒーだけです。
それで納得していますし、満足しています。

尤も、コーヒー焙煎が本業ではありませんので、ありとあらゆる銘柄とテイストを揃えるというわけには行きません。
食工房のコーヒーは、「食工房テイスト」と自称するとおり、私の個人的好みが濃厚に反映されたものになっています。
お客さま方には、もしそれでもよろしければ・・・という但し書き付きで買っていただいています。

今日も、毎週水曜日の習いで、コーヒー焙煎をやっていました。
今日は、4銘柄5品目。

ご注文分に少しだけプラスして店頭販売用とし、それが売れ残ったら自家用になります。
たまに売り切れることもありますが、たいていは自家用にちょうど良いくらい残ります。

私としては、そうして自分で飲む分くらいがただになる程度の利益が出れば良いという考えですから、品質の割には価格は高くしていません。
大方はご常連の方に、ボチボチとお付き合いいただいているというその緩さ加減が、長続きしている理由の一つかも知れません。

コロナ禍の毎日、忙しく慌ただしく過ぎて行く毎日、この頃益々、朝のコーヒーの香りが、何物にも代え難い価値になっています。