今日はパン焼きの木曜日、早朝3時から作業にかかりました。
このところ気温が高い日が続き、室温も上がっていますから、酵母やパン生地の扱いも、冬の寒い頃とは違った気遣いが必要です。
人間の体感というのは案外当てにならず、ちゃんと温度計を使って数値を見なければ正しい判断は出来ません。
酵母は、温度と時間と糖度で動きますから、正確な計量計測が必須です。
しかしながら、つい面倒くさがって感覚に頼ってしまうと、思わぬ失敗の元となります。
いつもそのことを肝に銘じながらやっているわけです。
環境全体が暖かくなって違うことは、保温よりも冷却が必要になることがあるということです。
温度にして僅か1℃程度の上下でも、酵母にとっては世界が変わります。
パン生地も然り。
最近やっとそのあたりのことに理解が及び、おかげさまでパンの出来も外れが少なくなりました。
あとは、焼く時に焦がさないように・・・。
これはまた別次元の注意力、集中力の問題です。
今日は、ちょっと焼きが強すぎるものが若干二品目・・・。
本当に最後の最後まで、「まだまだ分からん!」パン焼きです。