農繁期

麦の作付けは、収穫期の今頃が一番の繁忙期、つまり農繁期です。

稲作だと、田植えの頃と収穫の頃の2回、麦作も秋の種まきの頃と収穫期の今頃の2回、農繁期があります。
品種の違う麦を数種類植えていますので、収穫期も少しずれます。

今年は、一番初めが南部小麦でした。
そして昨日と今日でデュラム小麦を刈りました。
いずれも稲架を作って掛け干し中です。

主力のライ麦はもう少し熟度が上がるのを待っています。
スペルト小麦はさらに後になります。
全部終わるまで、何だかんだと一ヶ月ほどかかります。

その間に、どうしても食工房の製造作業を休まなくてはならないタイミングが生じます。
何しろ、お天気に左右されますし、麦自体の登熟度も見なくてはなりません。
農作業は、何に付けても臨機応変が求められるのですね。

そこへさらに、イノシシなどによる獣害があるわけです。
今、スペルト小麦に被害が出始め、ネットだけでは防げないことも分かって来ましたので、別な方法も思案中です。

そしてもう一つ、イノシシにとっても、長いノゲはどうやら苦手と言うか、食の優先順位としては低いようです。
デュラム小麦やライ麦は、実は囲っていないところもあるのですが、今のところ被害はありません。
他に食べるものが無くなったら、その限りではないかも知れませんが。

明日も曇りまたは晴れのお天気のようなので、麦の収穫作業が続きます。
食工房の製造作業は、一時休止です。

ただ一つビールだけが、ドゥコンディショナーの中で熟成中です。
今日のチェックで、昨日より糖度が下がりアルコール感が増していることを確認しました。
あと数日で完熟、ボトリングの流れです。

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