月別アーカイブ: 2024年1月

明日から2月

一年のうちでも最も寒いのが今頃です。
しかし、暖冬と言われるこの冬、今日は風もなく日差しの明るい暖かな一日でした。
午後のひと時、表に椅子を出して座り日向ぼっこを楽しむことが出来ました。

明日から2月ですが、この後本当に早い春がやって来るかも知れませんね。
上の娘の言うことには、植物たちの緊張感がいつもの冬と違ってずっと緩いのだそうで、春が早いのは間違いないようです。

獣たちの活動も活発になるでしょう。
そう言えば今日、近くの林でキツツキのドラミングが聴こえていました。
やっぱり春が近いのですね。

ま、再び寒い日があるにしても、平均すればどんどん暖かくなって行くのでしょう。
それならそれで、こちらもそのような対応をして行けば良いので、今日は外を見回りながら外作業の段取りを考えていました。
実際、体の方もスイッチが入ったのでしょうか、いろいろ動きたくなっているのですね。

さて、そのような気分で、明日はまた定休日明けのパン焼きです。
明日は、仕込み量が最近では最大量になります。
「道の駅あいづ」さんのご注文が効いています。
不備の無いよう、しっかり気合を入れて臨みます。
そして、皆さまのご来店をお待ちしております。

トレイルカメラ設置

獣害対策

画像クリックで拡大表示します。

冬の間、雪に埋もれてしまうこととチェックしに行けないなどの理由で、引き揚げて来ていたトレイルカメラですが、この冬は雪が少なく早くもクマが歩き回っているかも知れない状況の下、トレイルカメラの設置を再開しました。

今日は、これまで設置したことの無い集落の外れの耕作放棄地が広がる場所に1台設置しました。
残雪の上に獣の足跡が幾つも重なるように見られる、出没の可能性が濃厚な場所です。

先日、この場所で熊のものと思しき足跡を発見しています。
ひよっとすると、すぐにもクマの姿が撮影されるかも知れません。

ここは、人や車も通る農道ですが、獣たちも何の遠慮もなく日常的に利用しているようです。
ほとんど人の来ることの無い冬の間は、なおさらでしょう。
何が映るか、楽しみと言えば楽しみです。

さて、明日と明後日は、食工房は定休日です。
店はお休みですので、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

地味に進化し続けています

食工房の仕事の話です。
今日は、ナッツクッキーの仕込みをしていました。
ナッツクッキーは、前の日に棒状に成形した生地を冷凍庫に入れて一晩凍らせて置き、翌日それを薄く小口切りして天板に並べて焼きます。
アイスボックスと言うやり方です。

その生地の中身ですが、小麦粉とバターと砂糖と砕いたナッツと油、そしてスパイス、それに水を加えて捏ねます。
小麦粉と言っても単純に一種類ではありません。
薄力粉とライ小麦全粒粉を使っています。

今日は薄力粉の部分の1/2をスペルト小麦の粉にしました。
20周年記念のビスケットを焼く時に使った粉ですが、これがとても風味が良く食感も良かったので、ナッツクッキーにもミックスして見ました。

明日、焼けばきっと分かるはずですが、風味と食感がまた一段良くなっているのじゃないかな・・・と期待しています。

日本の国内で、焼き菓子用にライ小麦やスペルト小麦の粉を使うという例は、およそ見たことも聞いたこともありませんから、恐らく食工房が本邦唯一かと思われます。

食工房では、これからますます自家産の麦が活躍する場面が多くなるはずです。
見た目は変わらなくても、中身は地味に進化し続ける食工房のパンと焼き菓子。
どうぞご期待ください。

かぼちゃあんぱん終了

いつもご好評をいただいているかぼちゃあんぱん、今シーズンも沢山つくりました。
おかげさまで、保存していたかぼちゃもなくなりましたので、今ある加工済みのかぼちゃあんが無くなりしだい、かぼちゃあんぱんの製造を終了します。

来週のパン焼きで最後になると思います。
通販サイトの在庫も、間もなく売り切れとしますので、ご注文したい方は今のうちに。

なお、あんぱんに関しては、昨年小豆が不作でに入荷が無く、小豆のあんパンは再開出来ません。
菓子パン系の品目がカネリプッラだけになってしまいますので、ぼうしパンを復活させようかどうか今検討中です。

そして「収穫の恵みパンセット」ですが、こちらも自前の圃場で収穫した南部小麦の粉を使い切る見通しになりましたので、間もなく終了となります。

いずれも予告なく売り切れ終了となりますので、予めご了承ください。
以上、よろしくお願いいたします。

道の駅あいづ、パンの販売

道の駅あいづ

物産館出入口レジ前の一番良い場所をいただきました。

先週もお知らせしましたが、湯川村にある「道の駅あいづ」さんで、食工房のパンの販売をしていただいています。

期間限定の試験的な企画ということで、お客さまの反応を見ながら2月中週一回のペースで納品となる予定です。

山都の店までお出でになるのはなかなか大変なこともあるかと思いますので、そんな時はどうぞ「道の駅あいづ」にお越しください。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、明日はまたパン焼きの日です。

寒さも少しやわらいで、曇りながら降雪はない模様です。

山都までご来店いただけるのであれば、もちろん大歓迎です。

皆さまのお越しをお待ちしております。

明日は、またパンを焼きます

食工房

ご来店、お待ちしております。

明日は、定休日明けの木曜日、パンを焼きます。

今日から厳しい冷え込みが始まっていて、数日続くようです。
雪も降っています。

ご来店をお誘い申し上げるには少々条件が悪いのですが、いつものようにパンを焼いてご来店のお客さまを待ちたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

焼き上がるパンの順番をお知らせしておきます。
最初は、ピストーラ、チーズパンです。
次が、プンパニッケル。
ちらに、食パンとロールパン。
ここまでで、だいたいお昼近い時間になります。

それから、たまねぎパン、ひばりのパンと続きます。
その後、堅焼き黒パン、スペルト小麦丸、みのりのパン、前後してかぼちゃあんぱんとカネリプッラが焼き上がります。

全て店頭に並ぶのは、だいたい14時近くになります。
お目当てのパンの種類によっては、早い時間でもお求めいただけますので、ご参考にしてください。

ご来店のお客さまには、もれなく20周年記念のビスケットを差し上げています。
まだもらっていない方は、どうぞご遠慮なくご所望ください。

その他、3,000円以上お買い上げに対し、500円の商品チケットを1枚差し上げます。

雪の日ご来店ポイント2倍も適用いたします。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

クマが歩き回っているらしい

この冬は、北海道も含めクマの生息地では、冬眠しないまま活動し続けるクマの姿が目撃されています。

以前にも申し上げていますが、クマの冬眠は本当に眠っているわけではなく、ただ休息しているだけなので、必要があればいつでも活動できるのですね。
ましてや暖冬で雪が少なく、食べるものにもありつけるとなれば、籠っている必要がありません。

で、正月のころでしたが、冬枯れで見通しも良くなり歩きやすくなったこのあたりを探索していたら、真新しいクマの糞を発見しました。
まさか・・・と何度も疑いましたが、どう見てもごく最近に落とされたものに間違いありませんでした。
それも特大でしたから、落とし主も特大サイズのクマなのでしょう。
中身は、クルミがほとんどで、殻ごと嚙み砕いて喰ったようです。

そして今日は、別なところで足跡を発見しました。
所々残っている雪の上にはっきりと形が残っていて、横一列に並んだ指の跡と縦横比とその大きさから、子グマ(二年子)の前足のようでした。

そしてそれより大きな足跡の上に重なっていたことから、母グマの足跡をなぞるように踏みながら歩いたのではないかと見られます。
ずっとどこまでも逸れることなく二つの足跡が重なっていましたから、親子グマが歩いたことは確かなようです。

いずれも写真を撮るのを忘れたため証拠をお見せ出来ませんが、近々さらにまた何か発見するかも知れませんので、撮影を忘れないようにしたいと思います。

ただ、そういう現場に遭遇すると極度に緊張しますので、写真を撮るという余裕がないのですね。

今日は二つの現場それぞれの場所で、ごあいさつにロケット花火を一発ずつ鳴らしておきました。
きっと聞こえたと思います。
そして、人間が近くにやって来た!と思ったことでしょう。

そこで何らかの反応があるかどうか、細かく観察していなくてはなりません。
獣たちを相手に、安全はタダでは手に入らない!そういうことだと心得ています。

雪が少ないのがいいとばかりは言えない

雪国の人たちは、皆口を揃えるように「この冬は、雪が少なくていい。」と言うのですが、麦畑の様子を見ていると、そうとばかりも言えないぞと思うのですね。

今冬は、あろうことか根雪になりません。
雪が降っても、次また降るまでにあらかた融けて消えてしまうのです。
温暖化で雪質も変わり、みぞれ混じり雨混じりだったりするので、それも良くありません。

麦も雪の下に隠れたり出たりを繰り返しています。
圃場は、ビシャビシャで所々水たまりも出来ています。
もともと田んぼだったところを転作していますので、水はけが良くありません。

土壌改良をしていますが、地形的な制約は如何ともし難いのですね。
まあ仕方がありませんが、麦の出来には多少の影響があります。

冬になったらドッと降って根雪になり、春になったらサッと融けて乾いてくれるのが理想です。
まあそんなことを言っても始まりませんので、祈る気持ちで見守っています。
この先どんなお天気模様になるのか、春を迎えてそして夏に向かう頃、ひたすら順当であることを願う私です。

さて、食工房は、明日と明後日は定休日です。
時間が経つのが早くてまいります。

まあでも、獣たちも今のところ静かだし、少しは休めるかな・・・と思っています。

20周年記念ビスケット、個包装仕上がる

食工房

個包装の仕様が完成しました。


食工房

食工房開業20周年記念ビスケット
何と、スペルト小麦100%の粉を使用しています。

今日は、皆さまに差し上げるための20周年記念メダル型ビスケットを、沢山焼きました。
その数112枚。
1枚ずつ脱酸素剤と乾燥材を入れて個包装しました。
かわいいシールも作りました。

そしてこのビスケットは、材料も特別です。
食工房の圃場で自家産したスペルト小麦を、製粉所で挽いてもらった粉を100%使用しています。
私たちにとっても、特別の中の特別と言える成果だと思っています。
小麦胚芽とバターのやさしい風味は、皆さまにもきっと気に入っていただけると思います。

これを1枚ずつ、漏れなく皆さまに差し上げます。
ご来店の方、配達の方、通販ご利用の方、例外は無しです。

次々、追加製造の準備も整えています。
どうぞお楽しみに。

「道の駅あいづ」で、食工房のパンの特販

いつもプレーンスコーンやクッキーなどの販売でお世話になっている「道の駅あいづ」さんが、食工房のパンの特別販売を企画してくださいました。

とりあえず期間限定でテストという位置付けだそうですが、売り場の一番目立ついい場所を確保してくださっていて、あまりの優遇に逆に恐縮しています。
こうなった以上、良い結果が出るようこちらとしても援護射撃しなくてはなりませんね。
※売り場の写真をまだ撮れていません。

今回納品しているのは、自粉食パン、ライ麦入り角食パン、飯豊山食パン、プンパニッケル、チーズパン、プレーンロール・3個入、レーズンロール・3個入、十年ロール・3個入、カネリプッラです。
反応を見ながら、次々違う種類のパンも試してくださるようです。

「道の駅あいづ」にお出でになったら、ぜひ食工房のパンのコーナーをご覧いただき、お買い求めいただければありがたく幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

なおこちら食工房では、明日またパンを焼きます。
20周年記念のサプライズも用意して、皆さまのご来店をお待ちしております。

明日は、穏やかな晴れまたは曇りのお天気で気温も上がる予報となっています。

飯豊の空の下から・・・

2024年1月20日のお天気

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