今日また少し寒くなっていますが、それにしたって平均気温が高い中での話ですから、大したことはありません。
麦畑も周りの山も、どこを見回しても、雪は日の当たらない所などの限られた場所に点々と残っているくらいです。
どうやらこのまま残雪の無い春がやって来そうです。
例年の2月頃と言えば、どこもかしこも根雪に覆われて一面の銀世界、3月のお彼岸を過ぎてもあちこちにたっぷりと残雪があって、春を待ちかねた人が圃場の残雪の上に灰や燻炭を撒いて雪融けを促す風景も見られるのです。
今年はそのような事をするまでもなく、もう日当たりの良い場所では草が芽吹き緑が差して来ています。
農作業の計画も、どのくらいになるでしょう?思いっ切り前倒しで臨まないと間に合わなくなるかも知れません。
毎年毎年、こんなことは今までなかったと言う気候の変化に出遭っています。
どう対応したら良いか、うんと頭を使わなければなりませんね。
そうやって鍛えられて、賢く強くなれるってことでしょうか。
ま、がんばります。
もちろん、明日のパン焼きも。
この頃、自分の麦を使う割合が多くなってきたことに、何とも言えない喜びを嚙みしめながら仕事をしています。
明日も、おいしいパンが焼けると思います。