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営業の一週間が終わりました

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日の二日間、定休日となっております。

麦畑は、収穫作業中断のままです。
コンバインの修理が完了した時点でどうなっているのか、全く予想がつきませんのでその時になってから状況に合わせて動くことになります。

他にもやることはいくらでもありますので、いかに頭を切り替えられるかがポイントです。
気がかりが取れないうちは、他のことでも何でも先に進めないのが人の常ですからね。

ま、ま、明日は明日の風が吹くとやら、臨機応変は苦手ではないはずの私、何とかなるでしょう。
何とかします。
ではでは。

相変わらずクマはいる

獣害対策

ひさしぶりにこのルートに現れた。

獣害対策

同一視野の日中画像に、クマとキツネの画像を合成して見た。
大きさがよく分かると思う。

ここ数日クマの出没を捉えることが出来ませんでした。
クワノ実が終わってしまいましたので、他の食糧を求めて移動して行ったものと思われます。

ところが昨夜、ここしばらくの間出没が無かったこの場所に一頭のクマが現れました。
この個体は、6月21日深夜未明、高野地内のp8地点に02:54に現れたのと同一と思われます。

この一地点を通過したことは間違いありませんが、どこからどこを通ってここに来て何のためにどこに向かったかは、この映像だけから判断することは不可能です。
他の地点のカメラは、いずれもクマに関してはノーヒットでした。

まだまだクマの動きを把握することも追いかけることも出来ていません。
もっと広範囲に多数のカメラを置くとか、時間をかけて歩いて痕跡を探すなどすれば良いのでしょうが、獣害対策を仕事にしているわけではありませんからこれ以上は無理です。
ま、最大限努力はしますが・・・。

と言うわけで、本日もパン屋と麦畑と獣害対策と、忙しい一日が過ぎました。

妙案なく一日が過ぎる

正直、まだ昨日のショックは後を引いています。
今日は、食工房の仕事に集中していたから良かったものの、これと言って妙案は浮かびません。
取り敢えず明日になって、修理の問い合わせをするのが、最初の手順と言うことになります。

直ってもまた壊れると言うことも考えられますから、出来ればもう一台手当しておかなければならないと思っています。
農機具に関しては、予備機は必要なのですね。

それはそれとして、相変わらずクマの出没の方も止まりません。
どうも、高野地内の一角に隠れ場所になっているところがあるようです。

どうやってその場所を奪還するか、例えば冬眠の間がチャンスですが、うまく行くでしょうか。

とにかく、出会わないことに細心の注意を払って行動しなくてはなりません。
だったら、そんな場所に行かなければいい!と言うわけにも行きません。
そこは、私にとっても他の方にとっても、作物を育てている圃場がある場所、つまり仕事場ですから。

コンバインの破損のこと、クマ出没のこと、麦のこと、あれもこれも悩ましくて落ち着きません。
ストレス、溜まりますねぇ・・・。

クマ3頭次々と!

獣害対策

先ず初めに現れたのが、巨体のクマ。
肩幅の広さ、同の太さが、他のクマを圧倒している。


獣害対策

胴回りの太さが桁違い!
4年前初めて確認した時から、「タル」という名前を付けている。


獣害対策

胴の大きさに比して頭の大きさが小さく見える。
それだけ体格のスケールが大きいということ。

獣害対策

次に現れたのは、多分度々現れているオスと思われる個体。
これでも十分大きい。


獣害対策

このクマは、4年前に初めて出没を確認した個体で、「ぱんく」と呼んでいる。

獣害対策

この個体は、子グマを失った母グマと思われる。


獣害対策

他の2頭に比べて毛色が薄いこと、内股の毛が白っぽく見えるのが特徴。

獣害対策

今回の映像は、すべてp8_1cam が捉えたもの。
画像クリックで拡大します。

昨夜というか、日付が変わってすぐから、高野地内に時間をおいて3頭のクマが次々と現れました。

3頭のうち2頭は、これまでにもこの場所に出没していた個体ですが、最初に現れた巨体のクマは初めての出没です。
昨年、一ノ戸川の辰ヶ原橋の近傍で川を渡って行き来していたことが分かっており、トレイルカメラもその姿を捉えています。
元々この個体は、こちらの場所にも経歴があり、出没には何ら不可解な点はありません。

それよりも、この個体を含めて3頭もの成獣が入り乱れて出入りしていることは、この場所と周辺がどれほど危険な場所になったかを示しています。
近くには人家もあります。

今日は役場に行きましたが、担当は休暇中とのことで、直接話は出来ませんでした。

さあ、この事態をどうするか、当集落全体の問題として取り組まなくてはなりません。
近々、今日の情報を回覧するつもりです。

それはそれとして、明日はパン焼きの土曜日です。
いつも通り、仕事はします。

加えて明日は、麦刈りも予定しています。

トレイルカメラ映像まとめ

一昨日、昨夜、今朝方早朝未明、高野地内にずっとクマが出没しています。
そしてイノシシも同時に出没です。
取り敢えず映像をアップしました。
まだ全部ではないので、この後追加して解説を加えます。


6/15深夜00:30、一頭のクマが現れた。
このところの餌場になっているクワノ巨木に向かっている。

この個体は、体格、毛色、歩き方などの特徴から、親子グマ3頭連れの母グマと見られる。
6/11深夜に子グマ2頭を連れて同じルートを歩く姿が捉えられているが、6/12深夜にオスと見られる大きなクマが同じルートをやって来た後、4日間クマは現れなかった。
6/15深夜になって久しぶりに現れたこの個体は、子連れではなかった。
推測の域を出ないが、オスに食われた可能性が高い。
ちなみに、件の子グマを二年子で今年親離れすると申し上げたが、どうも見立て違いで当年子だったようだ。
カメラの画角の関係で体の大きさを見誤った可能性がある、
子グマの足跡はキツネほどしかなかった。

明け方、どこかに向かって戻って行く姿が捉えられた。


それから日中を挟んで6/15の21:55、件のオスと見られるクマが現れた。

5時間後の03:11にも同じ方向から現れたので、この間あたりを徘徊していたものと見られる。


獣害対策

近接して2ヶ所に設置しました。
画像クリックで拡大します。

麦刈りが始まります

麦刈りのタイミングを見計らっています。

全体的にはまだ時期尚早なのですが、この地のお天気の推移により倒伏が激しくなる場合は、部分的に早刈りして稲架にかけて追熟させながら乾燥することも考えています。

今日の午後、一部のライ麦を早刈りするために、稲架を作りました。
明日のお天気が微妙ですが、降りさえしなければどんどん刈り進めようと思っています。

皆さまに麦秋の写真もお見せしたいのですが、カメラを回す余裕があるでしょうか。
いつもなかなか難しいのです。
ま、明日になって見なければ分かりません。

ところで、昨日も一昨日も報告していませんんが、相変わらずクマが出没しています。
特に、高野は半ばクマエリアになった感があります。

奥の方は危なくて、入って行っても車から降りるのは、ちよっと勇気が要ります。
それでも、ここは人家も近いし、必ずや奪還しなくてはならない場所です。

早く熊を獲って欲しいです。
ややこしい法律が無ければ、とっくに自分で手を打って何とかしています。

イベント対応、気合いを入れてます

明後日のイベント参加のために、明日は沢山パンを焼くことになりました。

イベントの他にも、道の駅あいづ山への納品、個人通販のご注文などが重なり、ちょっとこなせるかどうかギリギリの数になっています。

明日は、いつもより30分早くスタートして、それでも終わりはいつもより1時間くらい遅くなりそうです。
時間が伸びている間に生地が暴走してしまわないよう、ドゥコンディショナーの温度設定などを変更しなければなりません。
どういう時間割で進めるか、作戦を立てています。

今日の分の作業はとりあえず終わり、あとは明日の早朝からです。
まあ、うまく行くと思います。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。


そうです!本日は、クマの情報はありません。

トレイルカメラは、クマに関してはどれもノーヒット。
サルの出没が一箇所。
20頭ほどの群れでした。

クマの動きが関係しているかも知れません。

ま、油断はしていません。

おいしいパン、焼けています

今日は酵母の調子がいつもに増して良く、おいしいパンが焼けました。

最近、近所の子たちがぼうしパンを気に入ってくれて、たびたび買いに来てくれています。
今日は、早い時間に一度ばーばと一緒に来て、まだ焼けていなかったのでガックリ来たようでしたが、その後焼けた頃にまた来てくれました。

また別な方は、食工房の食パンを毎朝召し上がるそうで、6枚切りスライスを所望されます。

小さな集落なので売れる数は多くありませんが、商売の形としては理想ですね。
この範囲でやって行けるかと言われると、ちょっと難しい・・・と答えざるを得ませんが、その分は他で稼がしてもらって、近所の方々のご要望にもしっかり応えていきたいと思っています。


獣害対策

昨夜の親子グマとほぼ同じルートで侵入して来たが、足跡が残らないよう、場所を選んで歩いている。


さてそれでまた今日もクマです。

一昨日の夜、親子3頭連れが現れた同じ場所に、昨夜はそれを追ってやって来たと見られるクマ(多分オス)が捉えられました。
体形や歩き方からして、p4地点№4カメラ、またp2地点№3カメラが捉えていた個体と同一でしょう。<参照1> <参照2>

そしてこのクマは、明けて本日の日中、ずっと付近の藪に潜みながらクワの実を食っちゃ寝、食っちゃ寝していたようです。
夕方、畑を見に来て、この付近にたまたま近寄った方が、バキバキと枝が折れる音を聞いてクマだと気づき、慌てて逃げかえって来たそうです。

明日から、カメラのチェック中も、一層警戒度を上げなくてはなりません。

近寄る前に、ロケット花火を打ちこむなどして、反応を見てから接近するようにします。

親子グマ3頭連れ、まだいた!


獣害対策

奥の方からやって来たように見えるが、実は脇から入り込んで来たのかも知れない。


獣害対策

朝、足跡を発見した地点に、トレイルカメラを設置。
早速、意外にも現れたのは、親子連れ3頭だった。
画像栗区で拡大表示します。

もうとっくに子グマを離したものと思っていましたが、昨夜親子グマ3頭連れが歩く姿をトレイルカメラが捉えていました。

実は、昨日の足跡の主が誰なのか気になりましたので、№1カメラの位置を変更していました。
早速その夜にも現れたというわけですが、意外にも親子グマ3頭連れでした。
足跡の主とは、多分違います。

画面の奥から現れたところから映像は始まっていますが、その前の経路は分かりません。
ずっと奥からまっすぐ近づいて来たか、横方向から入って来たかですが、付近の踏み跡などから推測すると、画面右手方向から進入してこちらに向かって来たものと考えられます。

そして、再び向きを変えて向かった先にはクワの巨木があり、そこに落ちている大量のクワの実がお目当てだったのでしょう。
帰り道は別なところを通ったか、あるいはそのまま近くに潜んでいたか分かりませんが、映像は一方向一本のみでした。

クマが撮影されたのは今日はここだけで、全体的にクマたちの動きは繁殖期と言うこともあり、とてもダイナミックになっています。

今日は、また役場に獣害対策担当を訪ね、重ねて駆除を要請して来ました。

尤も、法的制約がいろいろあり、担当も頭を抱えているようです。
例えば、子グマは駆除の対象にしないとの決まりがあって、箱罠などに子グマが入った時は、そのまま付近の山に放獣となります。
遠くに放したのでは生き延びられないかも知れないので、親グマいる付近に放すわけですね。
これでは、全くたまったものではありません。

否、子グマこそ淘汰しておくべきでしょう。
数年先には、確実にそれも人に慣れてしまった危険度数倍の個体となって、私たちの脅威となるはずです。

その昔、クマも狩猟の対象として積極的に狩られていた頃は、資源保護の意味合いから子グマを含め母子連れは殺さないという掟があったのですが、今はそのような意味はとうに失われてしまっています。

その他、人家の付近では発砲禁止、夜間の発砲禁止などが、その場その場の状況を考慮することなく一律に適用されるため、みすみす駆除のチャンスを逃しています。
これなどは、警察の不作為による弊害です。

本当に何もかもががんじがらめで、話になりません。
とまあ、憤ってもどうにもならないのですね。

深呼吸して、また明日からの営業に備えなくてはなりません。

本日もクマのお出まし

獣害対策

足跡と漕ぎ跡、また糞でクマの出没を発見することもある。
画像クリックで拡大表示します。


獣害対策

後方の藪の中にクワの巨木があって、大量のクワの実が落ちている。
足跡はそこからこちらに向かってついている。


獣害対策

大きさを見るために、手袋を置いてみた。
幅の大きさに注目!大きな個体であることは間違いない。


獣害対策

足跡の左右の間隔にも注目!
肩幅の広さから見ても、かなり大きな個体であることが分かる。

正直に申し上げると、獣害対策が本業を圧迫していることは、もはや明白です。

しかし、いまの日本の国の体制では、クマは法的に保護されていますから、簡単に駆除することは許可されません。

まず、何か具体的な被害が証明される必要があります。
例えば農業被害など具体的な証拠を示すことが出来れば良いのですが、それでもスムーズに行かないことが少なくありません。
ましてや、通りかかったクマの映像提出では、被害が無いならとりあえず様子を見ましょうということになります。

私は、このままでは人身被害が出るかも知れないと思うからこそ真剣に対応しています。
何とかそれを理解していただこうと努力するのですが、なかなか思うように前に進みません。

今日は、大きな足跡からクマの出没を発見しました。
足跡の大きさ、左右の幅(肩幅)地面に出来たくぼみなどから、かなり大きな個体だということが分かります。

誰が言ったか知りませんが、「クマが出るような危ないところには行かないことだ。」と言われても、クマの方から近づいて来るのだから、そういう時はどうしたら良いのでしょう。

怖くても勇気を奮って、少しずつでも前線を押し返す手立てを実行しなければなりません。
今日も、クマが潜んでいるかも知れない藪の直前まで行って、刈り払い作業をしていました。
見通しの良い場所が広くなれば、その分だけ安全なるからです。

まあそうやって日々時間を費やしています。
ここまで、深刻に伝わったかも知れませんが、決して悲観していません。

クマと仲良く出来るとは全く思ってもいませんが、一方で折り合いは付けられると思っています。

命を落とさないよう、細心の注意を払いながら、がんばります。



獣害対策

子グマ(二年子)体調60cmくらいはありそう。

今日はこの他、国道459直近の№4カメラスポットでも、子グマが単独で行動している姿が捉えられました。
親離れしたものと見られます。
3年もすれば、私たちを脅かすクマになることでしょう。