中島通信」カテゴリーアーカイブ

雪囲い、外し始める

今日は曇りがちながら暖かい一日でした。

娘たちが3回目のワクチン接種に出かけましたので、食工房の仕事はライ麦の製粉と機械設備の清掃などを早々に終わらせ、雪囲いを外すことにして作業開始。

今日は手始めに一部を撤去しただけに止めましたが、囲いが無くなった個所は明るく開放的になり、春が来たことを実感しました。
明日と明後日も作業して、多分それですべて撤去出来ると思います。

一方、この冬は大変な大雪でしたが、今日までに各圃場の雪もほぼ全て消え、この後乾いて来ればいよいよ農作業開始です。

今年は、新たに圃場が2ヶ所増える予定です。
水田現況なので、畑地にするためにいろいろと手をかけなくてはなりません。
秋の種まきまでには、もちろん間に合う予定です。

それにしても、彼のウクライナの惨状を見ると、こうして外での作業に気持ちの良い汗を流すことが出来ることが、まるで奇跡のように思えます。
たとえ一時でも無駄にしないよう、かんばらなくてはという気になります。

彼の地に、一刻も早く平和な日々が訪れますように。

食工房は、ひばりのパンを焼いて、その売り上げ全額に一定額を足して、週1回のペースでユニセフのウクライナ緊急募金に寄付しています。
今までに、3回で合計7,000円を寄付しています。

皆さま、ひばりのパンを買って応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします。

今週は、合計40羽焼いて、まだ10羽残っています。
今週は、明日までです。

★お知らせ
柚子きんとん丸は、今月いっぱいで終了です。
オンラインストアでの販売は、すでに終了しました。
漉乃あん丸は、まだしばらくの間継続します。

スマホ2週間

docomo

スマホは、今やポケットに入るパソコンです。

二つ折り携帯電話が壊れて、スマホに持ち替えて二週間、いろいろ感じることがありました。

先ず、配達以外にあまり出かけることの無い私には、もったいない道具だと言うこと。
たまに出先から家や先方に電話することがあれば、それがほとんど唯一役に立つ場面です。
メールやSNS(ほとんど縁がありませんが)またネット検索などは、パソコンでも出来るので、わざわざスマホの必要もありません。

ただ一つ、食工房のホームページやブログ、オンラインストアなどをスマホでご覧になる方が一定数いることがアクセス解析で分かっていて、皆さんに実際にどのように見えているのか、そこが気になっていました。
それを実機で確認出来たこと、これはたしかに大きな収穫でした。

しかし、ブログ投稿や画像編集、またその他文書や冊子の作成ともなれば、どうしてもパソコンの出番ですから、スマホはあまり触る機会がないのですね。

それでも、せっかく持ったのだからと、なるべく身近において使い方も覚えるように少しは努力しているのですよ。
新しいことを覚えるのは、何と言っても楽しいことですからね。

ただ、一日の時間は限られていますから、そういつまでもスマホの画面と睨めっこしているわけには行きません。
それに老眼の進んだ眼には、スマホの画面は小さすぎます。

使いこなすためには頻繁に使い続けなくてはなりませんから、まずまずほとんど宝の持ち腐れになることは避けられそうもありません。

長い一日が終わりました

午前3時過ぎから作業場に入り、午後までずっとパン焼き作業、それから配達に回って、戻ってからは後片付けを少し手伝いました。

作業中も、ウクライナのことが頭を離れませんでしたが、午後になって今度は北朝鮮の弾道ミサイル発射のニュースが伝わって来ました。

我が国の排他的経済水域内に落下したのですが、着弾当時現場海域には貨物船とタンカーを含む10隻の船舶が航行中だったそうです。
今のところ被害は報告されていないようですが、このようなミサイルの発射は危険極まりない行為です。

どんどんキナ臭くなっていく世界情勢に、気分も憂鬱です。

でも、パン焼きだけは、気合を入れています。
だって、それしか出来ることがありませんから。

今日のひばりのパンは20羽、今日の内に18羽売れました。
土曜日には、もっともっと沢山焼かなくては間に合いません。
皆さまの関心の高さをひしひしと感じます。

かくして、長い一日が終わり、夕食もいただいたし、風呂にも入りましたし、あとは寝るだけです。
何とありがたい!
今のウクライナの人々には、それが無いのですから。

日本は、日本に出来ることを

ウクライナの大統領ゼレンスキー氏が、日本の国会でオンラインによる演説を行いました。

前例のない試みに、またすでに行われた英国や米国での演説の内容などから、過剰とも思えるほど身構えるわが国でありましたが、実際の演説内容は配慮の行き届いた穏やかなものでした。

平和憲法の国日本の立場をよく理解し、これまでの対応に感謝を述べつつも、不可能な期待や要求を口にすることはありませんでした。
これが誠実な大人の対応というものだろうと、感心させられた私です。

しかし、そこに込められた日本への期待は決して小さいものではなく、私たちはこれから先しっかりとそれを受け止めて役割を果たして行かなくてはならないと思いました。

中でも、今回全く機能しなかった国連安保理に代わる新たな枠組みを作ることに、日本こそが前に出て役割を果たして欲しい、その役目に相応しい国だとの言葉を、私たちは誇りをもって受け止め、そのために尽力して行かなくてはならないのだと思いました。

日本は、日本に出来ることを。
私は、私に出来ることを。

明日は、ひばりのパンを20羽焼くことになりました。
皆さまから、熱い反響をいただいています。

ロシアの野望を遂げさせてはならない!

世界は、もういい加減にロシアの野望を挫くことに本気になるべきと思います。
もし今回、ウクライナでロシアが野望を遂げることになれば、その後の世界の秩序は大きく変わります。
前世紀以前のように、力による支配と服従がまかり通ることになるでしょう。

ウクライナの次はバルト三国だと、その意図を隠そうともしない、核を使うこともためらわない危険な国は、西側の経済制裁にも確実に力で報復するでしょう。

核の力を振りかざして威嚇する国に怖気づいて、いつまでも血を流す覚悟も出来ないまま引き下がっていたのでは、それこそが彼の思うつぼとなります。
欧米はもちろんのこと、平和憲法の国日本でさえも、もはや厳しい覚悟を迫られていることを知るべきです。

ロシアの横暴と戦っているウクライナの姿の、どこに私たちは真に共感しなくてはならないのか、しっかり胸に手を当てて考えて見ることです。

よく、命より大切なものは無いと言いますが、命を懸けても守らなくてはならないものもある、それは自主独立と自由です。
国家においても一個人においても、それは同じです。

★また一つ良い記事を見つけました。<参照>

春分の日の今日

麦ラボ

南島第2圃場 ライ麦


麦ラボ

越冬したライ麦
雪の下で、すでに再生し成長を開始していたことが分かります。

今日は、春分の日でした。
お彼岸の中日でもありますね。
先祖の霊が戻って来るとされていて、お墓参りに行く人も多かったことでしょう。

私は、郷里を遠く離れて暮らしていますので、先祖の墓も両親の墓も、今年もまたお参りすることが出来ません。

その代わり、会津のわが家に来てもらおうと、ささやかにお迎えの準備をしておきました。
私の両親と連れ合いの両親とこの家の前の所有者ご夫婦とご先祖の方々、皆さん来てくださったと思います。

今日は、明け方に雪もちらつく寒い一日でしたが日差しは明るく、畑では雪が融けた地面にたくましく冬を越した麦の姿がありました。

一方、ウクライナは、もはや凄惨を極める状況下にあります。
ロシア軍は、戦争に名を借りた無差別殺人を実行しています。

21世紀の世界で、こんなことがまかり通っているとは、とてつもなく恐ろしいことです。
このことから目を背けることは不可能です。

今、私に出来ることは限られていますが、いつも注目していること、ささやかでも継続的に寄付をすること、そしてこの戦争について深く考えること、これだけは絶やさずに実行します。

★こんな記事を見つけました。
 「ウクライナを見守るシリアの人々、アレッポでの惨状が再び」

また寒い日がやって来るようです

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は明後日の春分の日(お彼岸の中日)以降も寒い日が続きそうです。
当地のローカル天気予報では、雪マークも出ています。

真冬のようなことはもう無いにしても、この時期としては寒く感じられることでしょう。
いつもの年だと、沼ノ平の「福寿草まつり」も始まっている頃なのですが、今年は来週26日(日)からだとのこと。
やっぱり、この冬の豪雪の影響が後を引いています。

一方麦畑の方も、圃場の残雪はあと20~30cmくらいです。
今月いっぱいかかっても、完全に消えるところまでは行かないかも知れません。
早く融けると同時に強い日差しで一気に乾いてくれるといいのですが。

食工房は、明日も平常通り営業しております。
ひばりのパンは、今日焼きましたが早速売れて、あと3羽残っています。
皆さまのご来店をお待ちしております。

昨夜の地震、被害なしのご報告

昨夜11時半過ぎでした。
私は、今日のパン焼きのためにすでに眠りの中にいました。

二度目の揺れで目が覚めましたが、冷静さを失うほどの揺れではなかったので、そのままじっと横になっていました。
長い揺れでしたが、やがて治まりましたので、そのまままた寝入ってしまいました。
家族の者は、起き出してテレビを点けたりしていたようでした。

朝になって、福島県宮城県を中心に大きな被害が出ていることを知りました。
本当に幸いだったと思いますが、当地ではさしたる被害の話は聞こえて来ず、わが家では物一つ倒れることも落ちることもありませんでした。
何はともあれ、何の被害もなく無事でいることをご報告申し上げておきます。

それにしても、先の大震災からまだ11年、やっと暮らしも落ち着いて来たかと思える時に、ほとんど同じくらいの大きな揺れに見舞われた地域の皆さまには、ただただお気の毒と言う他ありません。
心よりお見舞い申し上げます。

ウクライナのこともそうですが、今回の地震の被害についても、早速支援が求められることになると思います。
何か役に立てることが無いだろうかと、心に留めておこうと思っています。

ウクライナの国歌を聴きながら思うこと

ウクライナの国歌を聴きました。
字幕で日本語の歌詞も表示されていましたので、この国歌の意味するところもよく分かりました。

先日調べたこの地域の歴史などと重ね合わせると、この国が自主独立と自由を得るまでに、いかに多くの犠牲を払って来たかが分かります。

回りを海に囲まれ外界と隔絶された島国の日本にいる私たちには、想像の出来ない価値観であろうと思います。

今起っているロシアの侵攻に対して、ここまで頑強に戦い続けるウクライナの人々に対し、軽々な言動は厳に慎むべきと思います。

ただ困難にある人に対する純粋な支援の気持ちだけを向ければ良いのだと思います。

そしてこれは、自由と平和の意味を深く考える良い機会でもあるのだと思います。

もはや遠く離れたこの日本にいてさえ、毎日毎時毎瞬、この戦争のことが私の頭から離れることは無くなりました。


ウクライナ国歌 「ウクライナは滅びず」

明日と明後日は定休日です

長いような短いような、複雑な気持ちの一週間が過ぎました。
明日と明後日は、食工房は定休日となっております。
店は休業です。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

私、今日は、今まで使っていた二つ折り式の携帯電話の蝶番が破損し折りたためなくなってしまいましたので、とうとうスマホに交換することにして、夕方からショップに出かけていました。
時代は進んでいて、もはやスマホ以外選択肢はないのですね。

で、店内で待っている間、設置してあるTVにはウクライナの状況を伝えるニュース番組がずっと続いていました。
戦争に休みは無いのだな・・・と、何ともやりきれない気分になりました。

もはや、世界は腹をくくるべき時に来たのだと思います。
我が日本も、今まで無かったような何らかの役割を求められ、それを果たすべき時が来ると予感する私です。