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今、かかりたくないコロナ

オミクロンの感染力が凄いですね。
福島県でも、昨日600人を超え今日も580人余、喜多方市内でも二桁の人数が出るようになりました。
いよいよ身近なところにまで感染が広がって来ていると感じます。

オミクロン自体の重症化や死亡のリスクは比較的低いと認識していますが、指定感染症2類なので、感染したら隔離か自宅待機の対象となり仕事が出来なくなりますから、生活上の死活問題となります。

出来ることはすべて実行して、何としても防御しなくてはなりません。
お客さまをお迎えする時、また自分が外に出る時、すべてを感染の可能性がある機会と捉え、事前の対策を講じておこうと思います。
マスク、手指衛生、3密回避、そして次亜塩素酸水の活用が肝になると考えています。

こうして高い緊張感を維持するのは大変なストレスになりますが、ここ一ヶ月か二ヶ月で、また違った局面が見えて来るのではないかと思っています。

とにかく、今は、かかりたくない!

一年前も危機的だった

他ならぬコロナ禍の話題です。
今また爆発的とも思える感染拡大で、全国的に大混乱の様相を呈しつつある我が日本ですが、感染者の数こそ比較になりませんが、一年前も実は危機的でした。

むしろ変にコロナ慣れしてしまった感のある今よりも、多くの方の危機感は高かったかも知れません。
福島県は対象地域ではありませんでしたが、東京など大都市圏は緊急事態宣言が発出されていました。

今回のオミクロン株による感染急拡大に対しては、蔓延防止等・・・措置で対応する方針のようですが、いずれにせよ行動自粛を求める方策は最早効果が上がらないと見るべきかも知れませんね。

今日のニュースで、専門家の方が「デルタ株でもオミクロン株でも、皆さんのやるべき感染対策は全く同じで何も変わりません。」と言っていたのが印象に残りました。
どの道拡大は止まらないと思いますが、いくらかでもペースを緩やかにするために、個々人の感染対策が要になると私は考えます。

最終的には、この新型コロナはいつかインフルエンザ以下のリスクの風邪のような病気になって、人類の間に定着することになると思いますから、そのうちだれもが一度や二度はかかることになるものと捉えています。

手早いワクチン接種の用意と経口治療薬の開発が主力になり、検査はあっても無くても良い程度の優先度になるはずです。

その傾向がいくらかでも見て取れるオミクロン株の動向ですから、まずはワクチン接種が最優先だと思うのですが、多くの方が検査へと殺到するのはいかにも解せません。
今は、感染対策は個々人に委ね、限りある医療資源は、まずワクチン接種に注ぐべきです。

私と連れ合いは、今日やっとのことで3回目の接種の予約をすることが出来ましたが、2月の末の接種になるとのこと、多分その頃には今回の第6波はピークアウトしてしまっている可能性があります。

その間もに感染しないように、自分で対策するしかありません。

集会所会館の除雪そして

昨日は、当集落の集会所で選挙の際は投票所にもなる大きな建物「相川会館」の屋根上に溜まった大量の雪を下ろすことになり、そのために数名の方にお願いして臨時人足を招集し、朝から作業していました。
数台の除雪機を歩かせられるくらい広くて平らな屋根ですが、1メートル近い堅雪となった積雪は思いの外手強く、大変な作業でした。

その作業も半ば終わった頃、集落内で除雪作業中に落雪に巻き込まれて人が埋まったかも知れないと知らせがあり、一同作業を中断して救出に駆け付けました。

ほどなく発見救出したものの、すでに時間が経過していたらしく心肺停止の状態で救急搬送されました。
そして今日、残念ながら死亡確認の報がありました。

昨日は、作業の疲れもありましたが、その事故のショックが大きく、その後は何も手が付きませんでした。

雪国では、除雪は欠かすことの出来ない日常的作業ですから、時に死の危険と隣り合わせの局面はあるものとして注意を怠らないこと、それを誰もがいつも心に留めています。

それでも事故は起こるのですね。
その間の悪さと言うか運命のいたずらと言うか、それがショックでした。
どうして、あの方が亡くならなくてはいけないのか・・・と。
まだまだ当分の間、この衝撃は消えそうにありません。

さて、明日と明後日は、食工房は定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

オミクロン株、混乱する日本

オミクロン株の感染の広がりの速さに驚いています。
早晩、一日当たりの新規感染者数10万人超が現実になることでしょう。

そして岸田さん、しっかりしてもらわなきゃ困ります。
と言うか、この方には何も出来ないかも知れません。

これから日本は、大混乱するか市民の自覚で何とか持ち堪えるか、どちらか二つに一つです。
自治体による対応の格差が際立つことにもなるでしょう。

一方、経済はまたしても萎みますね。
食工房でも、厳しい経営を強いられることになります。

金は無くとも食うものだけはありますので飢え死にすることはありませんが、次々追いかけて来る支払いをどうやって回して行こうか、当分頭が痛いことになります。

あぁ・・・、確定申告の時期が近づいているのですね。
昨年の決算なんて、全く酷いものです。
今年はさらに厳しいかも知れません。

ま、愚痴を言っていても始まりませんから、喰うもの喰ってしっかり体力を養って、気持ちだけは折らないようにがんばります。

雪、降り続く

一昨日からそして昨日も今日も、雪が降り続いています。
止み間もあり、降り方も波状的ですから、とんでもないほどの豪雪と言うわけではありません。
それでも、じわじわと積雪のカサが上がって行きます。
今のところは、どこかしらが潰れるというほどの危機感はありませんが、この後の降り方次第では、雪下ろしをすることになるかも知れません。

まあでも、こんなことを言うと顰蹙を買うかも知れませんが、私個人としては雪は歓迎です。
何故と言ってさほどの理由もありませんが、やっぱり雪はいいことの方が多いから・・・と思えるのですね。
あと半月ほどで立春になるのですが、そう足早に冬が終わってくれなくてもいいと思っている私です。
春は、待ちに待った末に迎えるのがいいですから。

明日は朝まで雪、その後曇りで経過するようですが、実際のところどうなりますか・・・。
食工房は、いつものようにパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちいたします。
お天気とオミクロンの状況によって、お出かけの気分も変わるかも知れません。
よろしかったら、お出かけください。

フードロスを別な角度から考えてみる

フードロスと言う言葉をよく聞くようになりましたね。
食糧自給率の低い我が日本は、大量の食糧を輸入に頼りながら、一方で食べ残されて廃棄される食品の多さが世界有数と言うことで問題視されています。

輸入してまで捨てる国「日本」と、そんな汚名を着せられるのはうれしいことではありません。
コンビニで売れ残って廃棄されるお弁当とか、スーパーで売れ残って廃棄される食料品とか、誰もが何とかしなくてはと思うのは当然でしょう。

しかしこのフードロスを別な角度から見ると、捉え方は一変します。

自分でつくって自分で食べることが基本の生活、例えばこのあたりの農家がその様子を色濃く残していますが、米でも野菜でもその他何でも、売るためでなくても有り余るほど作ります。
と言うか、そのくらい出来てしまう部分もありますが。

そこで言えることは、足りなくなったら買えばいいというのは自給自足ではないと言うことです。
間に合わせるためには、余ることを前提にして沢山作る必要があるのです。
だって、しくじって穫れなかったら飢えるしかないのですから。

そしてまた、余って最後に捨てることになっても、それらは全て畑に返してやれば肥料になって翌年の収穫に繋がっていくのですから、無駄になるという考え方そのものがありません。

我が家も畑をやるようになって、その感覚が少しずつ分かるようになって来ました。
余るようなら隣近所に分け与えれば良い、その隣近所からは自分ところで作っていないものを恵んでもらえる、それでも余るなら畑に返せば良い、そうやって回っているのですね。

ちなみにわが家では、この冬は白菜と大根は春まで食べても到底食べ切れないほど囲ってあります。
その他、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、里芋、人参、ネギなども保存しています。

米は、親戚や近所からいただいたもので、だいたい一年間間に合っています。

麦とパンは家業なので、自家消費分は気にすることはありません。

そして、それらの中で余って最後に捨てるものは、すべて畑の肥料して土に返します。

自給自足の暮らしには、フードロスという概念は生まれないと思うのですが、如何でしょう?
翻って、このグローバルな世界の中で、経済の名の下に、自国の食糧確保のために他国の自給自足を妨害するのは、人道に反する行為だと思いますが、これも如何でしょう?

では、フェアトレードならいいかと、そういう問題でもないと思いますが如何?

我が日本、まずは食糧自給率を上げることでしょう。
出来ると思いますが如何?

ゆっくり休んでリセットします

明日と明後日は定休日です。

明後日は、営業再開に向けて仕込みがありますから実質休みではありませんが、明日は特に予定は無いのでゆっくり休みます。

忙しい毎日には慣れていると思って来ましたが、心の奥底で「それではいかん!」という声がしましたので、その意味を分かるために時間を取ろうと思います。

先ずは、明日の朝は気が済むまで朝寝して起きないでいましょうか。
起きたら、ストレッチやウォーキングで体のメンテをして、それから雪だるまの化粧直しなんかいいかも知れません。

それで一日を無駄にしたと思うかどうか、楽しみです。
まあ、結果はだいたい分かっていますが。

コロナ、丸二年

新型コロナウイルス感染症との付き合いも、早や丸二年になりました。
この時間、本当に長いですね。

二年の間に、社会常識も変わってしまった部分があるような気がしています。
マスク着用とか手指消毒、検温、間を空けて並ぶ等々、いつの間にか習慣化しているように見えます。

まあ、これは悪いことではありません。
対コロナでなくても、インフルエンザ予防の面でも、その他の感染症予防の面でも、共通して有効な手段ですから。

しかしそれにしても、オミクロン株の威力には恐れ入ります。
これほどの急拡大では、何をするにしても対応は追い付きません。

ただ幸いなことに、毒性は低いようです。
重症化率も死亡率も今までよりはずっと低いようですし、潜伏期間が短く治癒も早いそうですから、感染源のほとんどがオミクロン株に置き換われば、その後は違った状況になるのではないかと思います。
インフルエンザと同等のリスクと思って対応出来るようになる可能性があります。

今回のコロナ禍が、どういうシナリオで終わりを迎えるのか、まだもう少し見極めなければ見通すことが出来ませんが、ひょっとするとオミクロン株の出現が最終ステージである可能性は十分ありそうです。

それはそれとして希望的観測として受け止めつつ、せっかく習慣化した感染対策は、この後も続けて行けば良いのではないでしょうか。
例えば、インフルエンザの発生をほとんど0に近いくらい抑制出来ているのは、そのおかげだと思われますから。
いずれにしても、そろそろ終わり方を視野に入れても良い時が来たと思っています。

真知子のポストカード新作

銀河鉄道の夜

極厚口コート紙にLEDプリンターで印刷したものです。


銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜

連れ合いの真知子が、ポストカードの新作をリリースしました。
今回は、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」にヒントを得て、物語の中の幾つかのシーンの彼女のイメージを描いたものです。
ブルーが基調の絵は、どれも現実世界から離れてイメージの中の世界に浸ることが出来ます。

ただ今、店頭にて展示販売中です。
11枚セットで1,500円、ばら売りは1枚150円です。

いずれ、オンラインストアでの販売もする予定です。

それで、以前ポストカードセットの予約販売を募集した時に、前金で応募してくださった方が数名いらっしゃいます。
もし、今回のポストカードをお気に召していただけるなら、早速お届けいたしますのでお申し出ください。

厳冬豪雪の様相


今日も朝から雪が降り、午前中に除雪車出動ラインに達しました。
寒さも厳しく、路面は圧雪が凍り付いたままです。(除雪車もきれいにかき取ることが出来ない。)

そして明日以降の天気予報を見ると、明日一日のみ晴れでその後はまた雪が降る日が続くようです。
この先まだまだ冬は続きますから、3月を迎えるまでは除雪に苦労させられることになりそうです。

尤も、麦畑はもはや1mもの深さの雪の下、気を揉むこともなく、こちらは恵みの雪です。

いずれにしても、除雪作業以外外の仕事はありませんから、その間に食工房の仕事に集中出来ます。

明日は、一日だけお日さまの顔を拝むことが出来そうです。

というわけで、皆さまのご来店をお待ちしております。