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明日と明後日は定休日です

毎度申し上げて恐縮ですが、明日と明後日は定休日休業となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

どうやら春の嵐も過ぎ去り、明日からはお天気も良くなるようです。
店は休みですが、私にとっては畑の作業が出来るのでうれしいのが半分、営業日の週末に荒天だったのでそれが残念なのが半分です。
ま、こればかりは自分の思い通りにはなりませんから、臨機応変にその時々に最善を尽くすしかありません。

一方で、話題はコロナですね。
大阪を中心とした関西圏の感染拡大は、遠く離れた東北の一角の私たちとしても、とても気になります。

東京を中心とする首都圏も、いずれ関西圏の後を追うような動きになるだろうと言われていますし、その後は地方に波及して来るということになるかも知れません。

ワクチンの接種はまだまだ時間がかかりそうですし、その効果が現れるのは半年あるいは一年以上先のことになりそうです。

そしてワクチンのあるなしに関わらず、どんな時でも、まずは個々人の感染対策が要であることに変わりはありません。
変異株であろうが、何であろうが、防御の方法は同じです。

その肝は、感染源から遠ざかることです。
例えば、飛沫を吸い込まないこと、物に触れた手指の消毒、人との接触を減らすことなど。
ウイルスがどのようにして自分に侵入して来るのか、頭の中でしっかりと想像して防御のためのイメージトレーニングをすることです。

対策のための資材は、マスクであれ、消毒液であれ、その他必要なものは、何でも不足なく入手出来る状況になっていますから、あとは面倒がらずに実践することだけが希望です。

コロナとは、この先も長い付き合いになることは、どうやら間違いありません。

荒天の下、ご来店感謝

本日も雨模様の一日となりました。
未明の頃、ものすごい暴風雨で目が覚めましたが、日中も風を伴った降雨で嵐の様相を呈していました。

そんな荒天の下、ご来店くださる方が相次ぎました。
開店休業でもおかしくない状況でしたから、ご来店くださいました皆さま方には、この場を借りて改めて特別の感謝を申し上げる次第です。

夜になって、今また外は大荒れの様子です。
それでも明日には、やっと雨も上がって来るようです。
夜が明けたら、畑の様子、周りの様子など、あちこち点検して回らなければなりません。

それにしても、相変わらず激しいお天気の変化です。
これからは、これが新たな日常だと受け止めて過ごして行くしかないのでしょうね。
作物を育てるのも、今までの様には行かないことが多々あるのだろうと思っています。

雨模様の一日

麦ラボ

中島第二圃場のライ麦
第三圃場のスペルト小麦も見えています。

ここしばらく晴れの日が多かったのですが、今日は久しぶりに朝から雨です。
雨量としてもまとまったものになり、まだ明日と明後日頃まで降ったり止んだりのお天気のようです。

この雨の後は、季節が一気に進みそうです。
まわりの木々の様子が変わって来ました。

今、川沿いの柳のやわらかい黄緑色がとてもきれいです。

食工房の窓を開けると、網戸越しですが、刈り払いが進んだ一角に川沿いの柳の木と桜の木が見えています。
この景色が見えるだけでも、おいしいパンが焼けるような気になります。
実際、今日のパンも良く出来ましたし。

雨の中を、間を空けてお一人、またお一人、あるいはご家族で、ご来店くださるお客さまも見えました。
ありがたいありがたい一日、心から感謝を申し上げます。

そして明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

土があることのありがたさ

日々生活に追われる中、仕事があって収入が得られることの大切さやありがたさを思わない人はいないと思います。

私も、食工房の仕事で日々の生活に間に合う程度の収入がある事は、本当にありがたいことだと思いますし、だからこそ大切にもしています。

そして最近は、その仕事の中に麦の作付けという農業の部分が加わることになり、土に接する機会が断然多くなりました。
そのおかげで、まわりの農家さんたちのことも良く見えるようになり、農業に対する理解も深まりました。

そして今、改めて思うのですね。
土があることの何とありがたいことかと。

一片の地面があれば、そこには草の一本が生えないということはありませんし、植えれば米だって麦だって野菜だって何でも育てることが出来ます。

土があって、日が照って、雨が降って、風が吹けば、私たちの生存に必要なものは、とりあえず全て与えられることになっているのですから。

私は今、食工房の仕事が土に直結していることを、この上ない喜びと感じて感謝の念を絶やしません。
もちろん、食工房のパンを召し上がってくださる多くの皆さまに対しても。

一粒の麦と一切れのパンが繋がっていることを、身をもって知った私の心の中にあるのは、地球への信頼と安堵です。

いろいろ迷って回り道して来ましたが、もう間違えないと思っています。

臨機応変

先ず冒頭、申し上げます。
明日4/13、明後日4/14の二日間は、食工房は定休日休業となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

本日は、昨日に続いて穏やかな晴天に恵まれました。
ところがこの晴天が今日までで、明日からお天気は下り坂、動きが早ければ日中にも雨が降り出すかも知れないということで、そうなると定休日の明日は時間はあっても農作業などは出来ません。
そこで、今日予定していた製造仕事を定休日の明日にやることにして、今日は一日農作業に充てました。

この季節、すべきことはいくらでも沢山あって、頭の中はパニックになりそうです。
ま、しかし、そこは冷静に、優先順位をしっかり考えた上で、圃場の施肥と耕うん作業をやりました。

まず一番目は中島第一圃場で、用意して置いた堆肥を圃場全体に広げ、その後トラクターで耕うんしました。
ここは、じゃがいも、とうもろこし、かぼちゃ、そしてさつまいもなどを作付けします。
かぼちゃとさつまいもは、もちろん言うまでもなくかぼちゃあんぱんと柚子きんとん丸の原材料です。

その次は、今年から中島第6圃場になる予定の場所を耕うんしました。
種まきは9月ですが、それまでの間の雑草対策として、まず耕うんしておきます。
面積は約4アールほど、何を作付けするかはまだ決まっていませんが、麦になることは確かです。

そして最後は、家の側の圃場です。
ここは、家で使う野菜などを中心に、一部を庭園風に娘が草花を育てています。
ここにも堆肥を撒いてトラクターを入れて耕うんしました。

以上、朝から時間を取ったおかげで、全て完了することが出来ました。
今日は、写真を撮りませんでしたが、その他の圃場では麦たちが旺盛に生育中です。
クマやサル、イノシシなどの獣害対策はもちろんしなくてはなりませんが、この夏の収穫が楽しみです。

相変わらずゴミのポイ捨てが無くなりません

本日の人足、区内の道路と周辺の清掃作業は、無事終了しました。

それは良かったのですが、一つ気がついたことと言うか、毎度がっかりさせられること、それは空き缶やペットボトル、その他飲み食いした後のゴミの道路わきへの投げ捨てが相変わらず多いことです。

投げ捨てが多い箇所には特徴があります。
付近に人家がなく崖下になっているような場所がまず筆頭です。
道路より低い窪地のような場所も同様です。

こういう場所では、100mほどの間に50ℓのゴミ袋2つ(可燃物と不燃物)が満杯になるほど集まります。
何と言っても多いのが缶コーヒーです。

どういう方が投げ捨てて行くのか分かりませんが、耕作している田畑に向かって投げ捨てる例もありますから、その精神性が理解出来ないと言うか、これではサル以下だと思います。
全く情けない・・・。

そしていつまで拾ってもキリがなくて、きれいになったという実感もなければ何の達成感もありません。
毎年同じことが繰り返されていますから。
あぁ、どうしたらいいんでしょう!

でも、だからと言って、空き缶拾いを止めることはありませんね。
それだけは確かです。

明日は、春人足

コロナ禍の下、人が集まって何かすることは、出来る限り避けなくてはなりませんが、当地区では明日の日曜日、恒例の春人足が実施されます。

行政区内の道路と周辺の清掃作業を、各世帯から1名ずつ出役してもらい、共同で行います。
基本的に屋外の作業ですから、リスクは低く心配するほどのことも無いと判断しての実施です。

皆さん、マスク着用にて作業していただきます。
もちろん終わった後の懇親会はやりません。

例年だと、皆で飲み食いして親睦を深める良い機会なのですが、昨年そして今年と二年続けて中止です。

区内では、明日の春人足の他にあと3回くらい人足招集がかかるのですが、昨年もそうでしたが県や市からのお達しで中止になるものもありそうです。

こんなことでも分かるように、コロナ禍は確実に私たちの生活に様々な影響を及ぼしています。
そしてそれはまだまだ先まで長引きそうですから、この際感染症に強い生活スタイルとか集落運営のスタイルを考えて行くのが上策でしょう。

山間の小集落は人口規模は小さいですし、人の往き来も少なくしかも限定的でリスクは低いと思うのですが、一方でいつも決まりきった顔見知りしかいないことで、逆に油断をしているようなことろもありますから、一旦感染が侵入したら脆いかも知れません。

本当は、すぐお隣の家に回覧板を持って行く時にもマスクを着用し、玄関先で手指消毒する心がけは忘れてはいけないと思うのですね
消毒液の持ち歩き、普及させたいですねぇ。

一見のどかでコロナ禍など何の心配もないように見えても、実は危険の程度は都会も田舎も同様だということを肝に銘じておきたいと思います。

一気に暖かくなって来ました

この冬は雪も多く、短期間ながら寒さの厳しい期間もありました。
そして春を迎えた今ごろになって、今度は一気に暖かくなって来ています。

ついこの間まで一日中暖房を入れていたと思うのですが、昨日も今日も朝はともかく、日中とそして夜に入っても暖房が要りません。
灯油の消費がグーンと少なくなりました。

何をするにも、楽でいいですね。
体を動かしても汗をかくほど暑くはありませんし、虫も飛び回っていませんから、お天気さえ良ければ外にいるのが一番です。

今日は、私たちは食工房で仕事でしたが、外ではずっとチェーンソーの音がしていました。
近所の方が、藪の刈り払いや立木の伐採をしていました。
私たちの取り組みに、周りの方々も刺激されたのか、獣害対策に本気になってくださったようです。

今、周りの風景が少しずつ変わりつつあります。
見通しが良くなり、家が立ち並ぶ高台から下の川沿いの田畑が眺められます。

いいことです。
手入れの行き届いた里山の風景を取り戻したい、日本の原風景を取り戻したい、そこには私たち人間とそして鳥や獣たちの豊かな生存が約束されていると思いますから。 

明日は早朝からお昼過ぎまで、パン焼き仕事に精を出します。
その後、刈り払いと伐採作業に参加します。

私は、ウルシやハゼに被れることが無いので、そうした木々の伐採を任されているのです。

もちろん店は営業しております。
カミさんが皆さまをお迎えいたします。

ご来店、よろしくお願いいたします。

体の限界まで

今日は、朝から一日外にいました。
農作業ならぬ山仕事で一日が暮れました。
昨年秋に熊が出没した周辺の藪の刈り払いと立木の伐採でした。

そこそこ大きな木を3本、いずれも藤蔓(ツル)ががんじがらめに絡まっていて、倒すのに大変な苦労をしました。
おかげで、体力の限界まで体を動かし、疲れと緊張感からの解放で、終わった後は暫しまどろんだほどです。

今日は夕食も遅くなったので、何となくこの時間まで起きていましたが、もう寝なくては・・・。
ではでは。

畑作業始まる

今日は、この春一番の暖かさとなりました。
食工房の仕事に午前中でキリを付けて、午後からは畑作業に出ました。

やるべきことは沢山ありますが、先ずは肥料つくりからです。
昨年の内に運んでもらっておいた馬糞堆肥ともみ殻燻炭、それに精麦で出たフスマなどを混ぜて積み上げ、発酵させて完熟堆肥をつくります。

この頃畑も広くなって、堆肥の仕込み量も半端ではなくなりましたので、スコップでコツコツやっていたのでは到底こなせません。
トラクターに装着してあるローディングバケットですくい上げては落とし、またすくい上げては落としを何度も繰り返しました。

ざっと4トンくらいは出来たと思います。
これを、家の側の菜園と中島第一圃場で使います。

まずは、おいしいかぼちゃとさつまいもが出来ることになっています。
かぼちゃあんぱんと柚子きんとん丸の原材料です。
その他、自家用の野菜いろいろ、ほとんど何でもつくります。

今、こうして農作業が出来る環境は、他の何を失おうとも決して失いたくない、私にとっては命の次に大切なかけがえのないものになりました。

畑に作物が育つのを見るよろこび、そして幸せ、その気持ちをパンづくりに注ぎ込んで、皆さまにもそれが伝わることを心から願っています。

明日も良いお天気に恵まれそうです。
一日畑で汗を流したいと思っています。