中島通信」カテゴリーアーカイブ

監視カメラ

熊出没

大きな栗の木の下で・・・、おいしい栗の実いっぱい食べよっ!
超デカメタボ熊だ、栄養足り過ぎ!


熊の動向を詳しく知りたいということで、監視カメラを仕掛けました。
確実に捉えられるポイントを検討した結果、昨日の土手沿いの栗の木の下にしました。
昨日の栗の木の画像、一番奥からこちらに向けてセット。
つまり画面右側の土手下が水田になります。

昨日は夕方5時過ぎまで、農家の方が稲刈り作業をしていました。
その方が帰って暗くなったのが6時過ぎ、その後は誰もいません。

翌朝つまり今朝ですが、7時前にカメラを回収しに行きました。
思った通り、いきなり大ヒットです。
超デカメタボ熊の後ろ姿が映っていました。
撮影されたのは、夜の9時36分頃です。
まだどこの家も明かりが点いていて、夜遅く帰宅する人もいる時間帯です。

動画を再生して見ると、こちらを向いた時に胸の月の輪がはっきり見えます。
いやー、こんなでかいのにウロウロされたら、危なくてしょうがない!
早く捕まって欲しい・・・。

その後、侵入路を探索していると、結構人家の近くを通過しているのですね。
すぐに近所の方々に周知すると同時に、役場の獣害対策担当に画像と映像を収録したメディアを持って報告に行きました。
どんな対応をしてくれるのか、今日にも現場確認に来るという話しでしたが、見えませんでした。

今夜も、家の敷地内で火を焚いて(もみ殻燻炭を作る窯を使用)煙を立てています。
そして今日も別なアングルで、件の栗の木の下に監視カメラをセットして来ました。
さて、明日の朝は・・・。

明日からしばらく晴天が続くらしい

ニュースサイトの天気予報、気象庁発表の天気図に見る日本付近の気圧配置などから、これから一週間くらいは概ね晴天が続きそうです。

この季節に、数日間気持ちの良い晴天の日が続くことが毎年あって、食べるものはおいしいし、何をするにも意欲が湧きます。
来るべき冬に備えて、今の内準備を怠ることの無いようにとの天の計らいでしょうか。

折しも月は満月に向かっていて、夜が明るいのですね。
獣たちの動きが活発になることでしょう。
獣害対策も抜かりなく!

一方食工房も、食欲の秋に向けて商品の充実、サプライズ企画など、どんどん進めなくてはなりません。
そして早やシュトレンのご予約受付開始も近づいています。

「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」、出せていません。
途中まで編集したものが時季外れになってしまいました。

うーーむ、いけませんね。
がんばります。

南部小麦、ライ小麦発芽

麦ラボ

中島第5圃場の南部小麦が発芽


麦ラボ

南部小麦発芽二日目


麦ラボ

中島第4圃場のライ小麦発芽


麦ラボ

発芽時に赤い色を呈するライ麦の特徴を見せているライ小麦の発芽(二日目)


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦


麦ラボ

一足先に発芽したライ麦は、もうここまで成長しました。

昨日のことになりますが、9月21日に播いた南部小麦とライ小麦が発芽しています。
一日経った今日、写真を撮りました。

昨日は結構まとまった雨が降りましたが、水はけの悪い第4圃場と第5圃場も水浸しになった気配はありませんでした。
ただ、今はまだいいのですが、この後雪のシーズンに入りさらに雪解けの頃にどうなるか、多少の心配はあります。

さてこれで、今年播いた麦はすべて発芽しました。
めでたく百姓3年生進級が確定です。

早速、進級祝いサプライズパンセットを発売したいと思います。
これからオンラインストア などに発売の準備をしますので、少しお待ちください。

さて話は変わって、獣害対策の件です。

昨夜は食工房の明かりを点けっ放しにしておきましたが、正解だったかも知れません。
今朝、前の道路を挟んで向かい側の草地に、熊が侵入したとみられる痕跡を発見しました。
他にも、少し離れた場所の草地にも熊が歩いた痕跡がありました。

近所の方々も確認したようで、中島全体に緊張が走りました。
ま、それはそれでいいことです。
集落の全員がよく承知していることが一番大事ですから。

しかし今度の熊は、なかなか賢いと言うか用心深い熊のようです。
これだけ痕跡を残しながら、まだ誰も一度も姿を見ていません。
姿を見られないように立ち回っているということなのですね。

これでは、すんなり罠にかかってくれるかどうか、ちょっと微妙です。
今朝の段階では、罠にはまだ何も入っていませんでした。

一方、痕跡から子熊を連れた母熊の可能性も浮上して来ました。
なかなか難しい局面になって来ています。

この捕り物、いつまで続くでしょうか。
皆さま、どうぞこの顛末にご注目していてくださいね。
田舎暮らしの一つの側面だということを、この際ぜひ覚えてください。

熊出没、その後

先日9月21日に熊の足跡を発見して、連休明けを待って役場の獣害対策担当に報告しました。

その次の日でしたが、近くの畑の隅にある大きな栗の木の下で、熊の糞と食べ跡を発見したと土地の所有者の方から情報をいただきました。
件の大きな足跡の主の物と思われる立派な落とし物を見て、なお一層緊張感を高めざるを得なくなりました。

すぐに役場に電話で報告して、箱(おり)罠を掛けてもらえることになりました。
そして本日、雨の中を担当の方4人が見え、罠を設置して行きました。

さて、首尾よく捕らえることが出来るでしょうか。
そして、熊は一頭だけでしょうか。
複数いる気配と言うか痕跡もあるのです。

獣害対策担当の方と接していて分かったのですが、皆さんとてもお忙しそうです。
昨日はあそこ、今日はここ、明日はまた別な所と、連日対応に駆けずり回っているようです。
そのくらい被害があるってことなんですね。
熊の場合は、農作物への被害もありますが、何より人命に危害が及ぶ可能性があるので、他の獣たちとは違ってすぐに対応してくれます。

しかしそれにしても、毎年毎年捕っても捕っても、相変わらず次々と侵入して来るのを目の当たりにすると、絶滅危惧種だなんていったいどこの話しだ!と思いますね。
もっとちゃんと実態を見ろ!と言いたいです。
鳥獣保護法や動物愛護法などの法体系も、もういいかげん見直すべき時に来ています。

今夜は雨が降っていて、煙を立てるために火を焚けないので、食工房は夜通し明かりを点けておくことにしています。
明日の早朝未明に、母屋から一旦外に出て食工房まで歩いて行かなくてはなりませんので・・・。
もしそこに熊がいたら、無事では済みませんから。

台風を気にしつつ、店は営業いたします

昨日からニュースをにぎわしている台風12号ですが、コースが少し東へそれたようです。
それでも大雨の恐れと、注意喚起もやかましい報道です。

ま、実際どれほど降るのか分かりませんが、食工房はいつも通りパンを焼いて店を開け営業いたします。
大荒れでさえなければ、ご来店も支障ないと思います。

麦にとってほど良い雨になりますように。
稲刈りにはお気の毒と言う他ありませんが・・・。

そして連休明けの今日、先日の熊の足跡の件を市役所の支所に報告して来ました。
早速、獣害担当の方が現場を確認に来られ、案内しました。
プリントして置いた写真を数枚(ブログに掲載したもの)もお渡ししました。

現段階では熊が何をしに来てどこに行ったかなど動向が分からないので、罠を設置するにもポイントが掴めないということで、もう少し様子を見ることになりました。

早いうちに熊の行動の痕跡を発見することですね。
と言っても、やみくもにパトロールするのは、場合によっては危険も伴うのでくれぐれも注意して・・・と、担当の方に助言いただきました。
当分の間、緊張が続きそうです。

台風接近が心配です

台風12号

関東は上陸でも、福島は微妙に逸れる可能性大、と思いたい。

台風12号が、関東東北に近づいて来るらしいです。
東に逸れて行く可能性もありますが、どの道雨は降るでしょうね。

大雨になると、芽が出たばかりのまだ浅い麦の根が洗い出されてしまう恐れがあります。
大雨でさえなければ、逆に成長を助ける恵みの雨になります。
どんな様子になるのか、当然のことながら心配です。

一方、もう一つ心配なのは、稲刈りをしている周りの農家さんたちのことです。
ここ数日は晴天続きで、ほとんど終わった農家さんもいる一方、まだこれからという方もいます。

一番お気の毒なのは、機械の故障などのトラブルで、終わるはずの収穫が終わらない農家さんです。
自分の麦の収穫の時のことを思い出しても、トラブルで中断は絶対に避けたいですからね。
夜中も眠れないくらい気が揉めてどうにもなりません。

昔は、人ごとのように眺めていたこうしたトラブルも、自分も農業に関わるようになってみると、全く感じ方が違って来るのですね。
周りの農家さんの気持ちがよく分かるようになりました。
だから、自分のためだけでなく周りの農家さんたちのためにも、空に向かって祈る私です。

播種完了、しかし熊

熊出没

大きな足跡です。
立派な大人の熊のものです。


熊出没

熊が歩いたところを白線で示しています。


熊出没

中島第5圃場を横切って、集落の方向(つまり我が家の方向)に向かっています。


熊出没

中島第5圃場を横切って、集落の方向に向かっています。


麦ラボ

中島第5圃場に南部小麦を播いているところ
残念ながら、熊の足跡は残せません。


麦ラボ

中島第5圃場、播種完了


麦ラボ

中島第4圃場にライ小麦を播いています。


麦ラボ

中島第4圃場、播種完了


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦の様子
一日にしてこれだけはっきりと視認できるまでになりました。
夕日に輝いています。

今日は晴天に恵まれ、予定通り麦播きを終わらせることが出来ました。
中島第4圃場にライ小麦を、中島第5圃場に南部小麦を播きました。
また、第5圃場の一角に、オートミールの原料となる燕麦を播いてみました。

さてこれで、今シーズンの播種が完了しました。

大変目出度い一日で終わるはずでしたが、一つだけケチが付きました。
中島第5圃場に熊の足跡を発見したのです。
昨日の夕方耕うん整地したばかりでしたから、昨夜から今朝までの間に熊が歩いて通ったということになります。
道路の側から隣地の水田の稲の中を漕いで侵入しています。

足跡は、集落の人家のある方に向かう一方向のみでしたから、その先どこへ行ったのかは全く不明です。
おかげで、麦播きの後は熊対策に奔走しなくてはなりませんでした。
何しろ、まだそこらに隠れているかも知れず、近所の方にも注意するよう触れて回りました。
また今夜は、夜通し籾殻を燃やして煙を立てる方策も実行中です。

今日は、生パスタもつくってみたのですが、熊出没対応で慌ただしく、落ち着いて味わうことが出来ませんでした。
否、おいしかったはずなんですけど・・・。

コロナはいっそう身近に迫っている

相変わらず新規感染者の確認が相次いでいます。
安定して減少傾向になるにはどう言った条件が必要なのか、多くの市民は分かりかねている・・・、そんな感じがします。

政府などの施策(公)がいくら完璧でも(もちろん完璧ではないのですが)、もう一つ、我々一人一人の対策が完璧でなければ、効果は上がりません。
感染症とはそういうものであると理解すべきです。

しかしながら、そこのところがどうも心許ないと言うか、あてになりません。
5月の緊急事態宣言の頃に比べても、今の方がはるかにリスクのレベルは高いと思います。

あの頃は、会津にはまだ感染者はいませんでしたが、8月19日に初めて感染者が出て以来一ヶ月足らずの間に36人です。
リスクは一気に身辺に迫って来たと感じます。
皆さん、もっと緊張感を持ってもいいのじゃないかと思いますが、相変わらずマスクをしないで人と対面している人もいますし、消毒液を携行している人は、未だに一人も見かけません。

まだまだ増え続けることは避けられないでしょう。
不特定の方が出入りする店舗を営業している者として、今後なお一層感染対策を徹底したいと思っています。

そして、ご来店くださる皆さまにもお願いいたします。
体調がよろしくない時、発熱時には、ご来店そのものをお控えください。
入店の際は、マスクをご着用ください。
手指の消毒は、確実に実行してください。
以上3点、よろしくお願いいたします。

明日と明後日は定休日です

明日と明後日は定休日です。
お間違えのございませんように。

このお知らせをするのも、何だか久しぶりですね。
やっといつものペースに戻りました。

明日は運転免許証の更新手続きに行ってまいります。
お天気が良いようなので、畑もやると思います。

今、会津では、福島県内でも初めてになる、医療機関でのクラスター発生があったため、多くの方の心に動揺が起こっているのではないかと思います。

この際私たちに出来ることは、三密の回避、手洗い、うがい、マスクの着用です。
それに加えて、消毒液の携行があれば完璧です。

これらを着実に実行出来るなら、コロナもインフルエンザも両方同時に防げます。

感染症対策の基本は、私たち一人一人の防護であることを、先ず肝に銘じておきたいと思います。

種まきのタイミングを待っています

麦ラボ

左側が第2圃場と第3圃場をつなげて第2圃場としたところ、右側は近所の農家さんから借り上げた圃場で第3圃場となりました。
二つの圃場を合わせて約25aの面積があります。

もうすぐ麦の種まきです。
圃場の準備は出来ています。

もう少し気温が下がった方が良いので、季節が進むのを待っています。

しかしそうしている間にも、台風が来たりして大雨が降るかも知れません。

今日の夕方、ほんの一時でしたが物凄い豪雨に見舞われました。
時間雨量50ミリを超えていたと思います。

ちょうど畑に居ましたので、圃場の様子を観察していました。
場所によって、5分もしないうちに水が溜まって来ました。

今シーズンから新たに借地することになった数ヶ所のうち、元水田で低地の場所が一箇所、水浸しになってしまいました。
ま、年々土壌改良するしかありませんね。

そして今年3シーズン目を迎える元水田の第2圃場は、今ではすっかり水はけが良くなっていて、降っている最中は水たまりが出来ていましたが、止んですぐに水が引いて行きました。
泥濘にもならず固まりもせず、畑地として理想の土壌になってくれたようです。

麦を作ること自体が土壌改良に寄与することになるそうですから、麦作は農地の使い方として大変優れた作戦なのですね。
家は、この先も麦しか作りませんが、後々何を作っても良く出来る畑になることは間違いありません。

おいしいパンに直結していて、やりがいと喜びに満ちた、良い仕事をさせていただいています。