中島通信」カテゴリーアーカイブ

明日と明後日は定休日です

時間が過ぎるのが早いと感じます。
食工房の営業の一週間が終わり、明日と明後日は定休日です。
お間違えのございませんように。

私は、明日は歯の治療の最終日です。
おかげさまで、傷んだ歯も抜くことなく、被せ物で手当出来るようです。
あとは、用足しに出かけるくらいです。

コロナ以降、歳のせいもあるかも知れませんが、生活が少し単純になってしまっているような気がします。
尤も、それが不満というのではなく、麦を育てて、パンを焼いて皆さまに喜んでいただけるこの仕事に、大いに満足しています。

それはそれでいいのですが、このコロナウイルスとの闘いに、何か一つでも直接役に立つようなことが出来ないかな・・・と思いますね。

ま、一生懸命悩んでみます。

久しぶりの大雨

やはり、降れば土砂降りの例え通りになりましたね。
本日夕方から、かなりの勢いで雨が降っています。

幸いなことに、わが家は浸水の被害に遭う心配はありませんので、強い風が伴わない限り何の不安もありません。

一方、畑の麦はどうでしょう。
背の高いライ麦を心配しています。
収穫期が近づいており、しだいに穂が重くなっていますから、雨を受けてさらに重くなり、倒れることになったら大変です。
とは言え、何が出来るというわけではなく、天に任せるしかありません。

まあでも、概して畑の作物には恵みの雨になっているはずです。
そしてこの雨が上がったら、また草刈りが大変になることでしょう。
それだけ作物も育つということなのですが。

こうして天地自然の計らいを身近に感じながら暮らしていると、それが恵みになることも災いになることもあり、それは私たちの心がけ次第かも知れないと思っています。


次亜塩素酸水に関する参考資料

★独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)ホームページより
「NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年6月13日版)~」

★次亜塩素酸水溶液普及促進会議 ホームページ
6月11日の記者会見の模様も収録されています。
記事解説~報道に関する指摘

明日は、久しぶりの雨に

今日も暑い一日になりました。
会津若松市では、全国の最高気温を記録、36.3℃でした。
わが家の周辺でも、35℃を超えていたのは確かです。

そしてここしばらく雨が降りませんから、地面はもうカラカラに乾いています。
畑は、土ぼこりが立つほど。
定植されたカボチャやさつまいもは、ひたすら乾きに耐えています。

でも、明日から数日間、雨模様になるようです。
東北地方も梅雨入りでしょうか。
植物たちが、雨を呼んだのでしょうね。
もう限界だよー!と。
恵みの雨になることを願っています。

明日は、これまでよりは暑さも和らぐでしょうか。
おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

次亜塩素酸水をめぐるメディアの報道について

先日も触れていますが、独立行政法人:製品評価技術基盤機構(略称:NITE)が次亜塩素酸水のコロナウイルスに対する消毒効果について、現段階では効果を確認出来ておらず、なお継続評価中とする発表を行っています。

これを各新聞社、NHKをはじめとするTV各社などの報道機関が、ニュースとして伝えたわけですが、結果として、「次亜塩素酸水は効果なし、かえって有害・・・」と受け取った人が多くいたということで、混乱が生じています。

食工房では、私の考えとして次亜塩素酸水の有効性と安全性を疑っていませんが、多くの方が不安に思われているなら一時的でも使用を中止すべきと判断し、お客さまの手指消毒用に提供することを止めています。
また加湿器による噴霧も休止しています。

私は、このメディアの報道について、発表当初から何かおかしいのじゃないか?という印象を拭えませんでした。
ジャーナリスの多くが、ごく初歩的な化学的知識すら持ち合わせることなく、記事を書いているのではないかと。
そうしたところ、当の独立行政法人:製品評価技術基盤機構(略称:NITE)が、メディアの報道にクレームを付けましたね。

とにかくこうしたことは、先ず第一は化学的知識に基づくこと、もう一つは我が国の法律に関する知識に基づくことが重要です。
化学的なことについては、以前にも取り上げて、別な参照情報サイトをご紹介していますので省きます。
後述の動画を見ていただく方が良いと思いますので。

一方法律的なことですが、次亜塩素酸水は、法的には一部食品添加物として認可されているものがあります。
もしくは、雑貨品としての扱いになっています。
消毒剤として販売するためには、医薬品または医薬部外品としての認可を取得する必要があります。

すでに、コロナウイルスそのものを使った効果検証も行われていて、良い結果が出ている例もあるのですが、それを以てしても、今のところ消毒剤として販売することは出来ません。

噴霧についても、加湿器は家電雑貨であり医療用機器ではありませんから、同様ウイルスに対する効果を宣伝することは出来ません。

安全性についても、いくつか検証結果がありますが、消毒剤ではないあるいは医療機器ではない以上、これも同様です。

しかしそれを以てして、効果なし、かえって有害・・・との印象を広めてしまうのは、賢明な行動だとは思えません。
ひよっとすると、とても貴重な資源を見失ってしまうことになるかも知れないからです。

初歩的な化学的知識があれば、家庭でも手作りできる次亜塩素酸水が、本当に役に立つものであるなら、こんな素晴らしいことはないからです。

こうした報道を真に受けて、市民の中にさえ次亜塩素酸水を力強く否定する意見を言う人がいることに、私はものすごく残念で悔しいことと思っています。

お時間のある方、以下の動画をぜひご覧になってください。


「NITEの中間報告について、資料を見ながら話します。後半はコメント返し」

鶯は、初めから「ホー、ホケキョ!」と鳴くわけではない

わが家の周りには、沢山の小鳥たちがやって来ます。

この頃は、鶯の鳴き声がよく聴こえます。

そして最近気が付いているのですが、鶯は、初めから「ホー、ホケキョ!」と鳴くわけではないのですね。
いや、驚きました、と言うか、当然だったかも知れません。

今年巣立ちしたばかりの幼鳥だと思いますが、明らかに鳴き方の練習をしていると分かる個体がいるのですね。

「ホー、ホケッ!」で止まってしまうのがいたので、まだ鶯になり切っていないゾと、ウグイちゃんと名前を付けてあげました。
そして口笛で「ホー、ホケキョ!」とやると、一生懸命真似しようとします。
力が入り過ぎて、「ホー、ホケキョケキョ!」と後半を二回繰り返してしまいます。
そうかと思うと「ホー、ホケキョエ!」とおまけが付いたような鳴き方になることもあります。

それから、前半の「ホー・・・」の部分は大体音程が低いものですが、低い音が出せなくて「ヒー、ホケキョ!」と聴こえる個体もいます。
これも口笛で低温を入れてやると、低い音が出せなくて苦しそうに真似しようとします。
全く面白いです。

一方、成長した鶯は、見事な声で「ホー、ホケキョ!」と鳴きます。
それどころか、前半の「ホー・・・」の部分に小節を入れてグッと低い音から「ホーホホ・・・」とタメを利かせてから思い切り甲高く「ホケキョッ!」とやる者もいて、思わず拍手したくなります。

でもどうして、最終完成形は皆例外なく「ホー、ホケキョ!」なんでしょうね。
当人たち、「だって、ウグイスなんだから・・・」と言うでしょうか?!


籾摺り機、見つかりました。

おかげさまで、いいものが見つかりました。
来週、引き取って来ます。

「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」61号

麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
いつもと違う方向からです。
通る人が、例外なく注目しています。


麦ラボ

スペルト小麦の開花


麦ラボ

デュラム小麦の穂が充実して来ました。

食工房の広告塔、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の通刊第61号の編集が終わり、pdfファイルをweb上に公開いたしました。
並行して印刷も手配中です。

今回の号は、本当は5月の半ばには発行するつもりで進めていました。
内容もその想定で書いていましたので、遅れはしましたが5月号といたしました。
表紙の絵も、5月の情景なので・・・。

多くの方にご覧いただければ幸いです。
いつものように、記事の末尾に設置してあるバナーをクリックしてご覧ください。

そして、この一週間もご愛顧ご来店、ありがとうございました。
食工房の営業の一週間が終わり、明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

明日は、私、歯の治療に行ってまいります。
実は、ここ三週間ほど前から治療に通っています。

歯以外のことで病院に行ったことは、もう50年この方1度もありませんし、薬の一つも飲むことなく過ごしています。
しかし、歯だけは、どうにもなりません。

歯周病が始まっているそうです。
虫歯も一箇所ありました。

それで驚くのは、現在の歯の治療の進歩です。
しかも、高度な治療も保険適用で信じられないくらい安上がりに受けられるのですね。

日本の医療と福祉の質の高さを思います。
私には、本当にありがたい国です。

次亜塩素酸水に関する否定的見解について

昨日のニュース記事で知りましたが、独立行政法人:製品評価技術基盤機構(略称:NITE) という団体が、新型コロナウイルスに対する消毒目的で利用が広がっている次亜塩素酸水に関し、現時点では有効性は確認されていないとする見解を発表しました。

これについては、食工房で次亜塩素酸水を手指の消毒液として使用するにあたって、有効性は未確認であることをお断りしていました。
それでも使用に踏み切ったのは、アルコールが手に入らない中、別な情報をもとに有効性がほぼ確実ととらえていたからです。

例えば歯科医院では、治療の際口内の消毒をするのに次亜塩素酸水を使用することがあります。
また生野菜など過熱しないで提供される食品の消毒にも使用されます。

あと、イスラムの世界では、アルコールが禁忌品のため、電解水(次亜塩素酸水のこと)を消毒液として合法(ハラール)と認めています。

細菌やウイルスへの消毒効果は、間違いなくあります。
ただし、新型コロナウイルスだけは、新型ゆえに未確認だということです。

その段階で、いかにも有効性が確認されているかのようなキャッチコピーで販売行為をすることは、理由はどうであれフライングです。
使用後はただの水に戻る・・・など、あきらかに誤った情報をうたっているものもあります。

それからもう一つ、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムを混同している方が大変多くいるらしく、事故も起こっていることが報告されています。
次亜塩素酸水は、常にpH値と有効次亜塩素酸濃度をチェックしながら使用するものです。
そのようなことから、化学的知識の乏しい方が使用するのは、場合によっては所定の効果が得られなかったり、危険であることもあります。

一方食工房では、これまでのところ何も不具合は生じておりませんし、体調の異変なども全く感じておりません。
ではありますが・・・、今回公式に、有効性未確認、手指の消毒用に奨励しない、空間への噴霧は控えるようにとの見解が示されましたので、食工房では一旦次亜塩素酸水の手指消毒用への提供と空間除菌への使用を中止いたします。

お客さまには、手指消毒用としてエタノールを使っていただきつつ、入口ドアの消毒やレジまわりの消毒、現金の消毒などには、引き続き次亜塩素酸水を使用いたします。
また自分たち用の消毒液として、次亜塩素酸水の使用を継続いたします。
いずれにせよ、感染への警戒を緩めるものではありません。

先は長い

今日はまた久しぶりにコロナの話題に触れます。

感染拡大は概ね止まったかに見えるここ一二週間、すでに緊急事態宣言も全国で解除されています。

しかし、北海道では新たな感染者の確認が止まりません。
首都圏でも、東京、神奈川では、やはり新たな感染者が出続けています。
そして北九州市では、ここしばらく新たな感染者が出なかったのに、ここに来て5日間連続で新たな感染者が報告される事態となり、早くも第二波が懸念されています。

そうなんですよね、コロナの火種はまだしっかり残っていて、油断すればいつでも火の手が上がります。
行動自粛の解除と感染防護の解除は、分けて考えると言うか、逆になるのだと認識すべきでしょう。
自由に行動したいなら、その分感染防護は厳重にせよ、ということになるのだと思います。
先は長い・・・というのは、いつの日かワクチンが普及して治療法も確立するその時までは、その体制で行くしかないという意味なのですね。

このままでは、第二波は防げないのかも知れません。
そしてまた落ち着いて・・・、その後には第三波も・・・。
ストレス溜まりますけど、耐えて行くしかないですね。

ゆっくりと自分と、自分の仕事に向き合える豊かな時間である。(昭和村から)

IIDEの編集に

IIDEこと「紙版・飯豊の空の下から・・・」、もう3ヶ月近くもご無沙汰しています。
書くことが無かったのではなく、次々と変わって行く状況の中で、何をお知らせして良いものやら、戸惑っているうちに時間が過ぎてしまったというのが実感です。
今、嵐の中の止み間のような状況じゃないかと思えるこの時、やっとキーボードを叩いています。
そんなわけで、今日はこれまでに。
明日のブログは、お休みするかも知れません。
ではでは。

さつまいもの定植

麦ラボ

デュラム小麦、乾燥中
この後、屋内に取り込みました。


麦ラボ

少しずつ乾いて行くデュラム小麦
まだ青みが残っていて、切ないほどに美しい・・・。


食工房畑

サツマイモの苗50本を定植しました。
獣対策をどうするか、これから考えます。


食工房畑

サツマイモの苗です。
雑草対策のため、ビニールマルチを使用。


食工房畑

かぼちゃの苗
定植してから一週間が過ぎました。

今日は、食工房の仕事に集中し、クッキー、ビスケットを3品目焼いて、午後3時には終わらせました。

ま、それはそれで大変首尾良く運んで目出度かったのですが、実は、昨日刈り取って外干ししていたデュラム小麦を、翌日まで天気の崩れはないとの予報を信じて外に置いたままにしていました。

今日もう一日でも日に当ててから屋内に取り込むつもりでした。

ところがその予報が大きく外れて、夜半から朝まで結構な強さで雨が降りました。
もう全く、台無しです。

しかしここで落ち込んでいる場合ではありません。
お昼ごろから日が差して来ましたので、少しでも乾きやすいように間を空けて並べ直したり広げたりしました。

幸いにもその後夕方まで順調に乾いてくれましたので、一応セーフかな・・・というところです。
もう一度濡らしたら、今度こそアウトですから、夕方、倉庫に運んで屋根裏に吊るしました。

やれやれ😥

そしてこのすき間のような晴れ間を逃さず、昨日準備して置いた圃場にさつまいもの苗を定植しました。
その数50本。
全く大した数ではありませんが、ちゃんと収穫出来れば100㎏は下らない収量になりますから、今年こそ獣たちには喰わせない決意です。

かぼちゃも定植一週間を過ぎて、本葉の第二葉が展開し始めました。

こういう姿を見ていると、どんなに忙しくても、畑のことは止める気にはなりませんね。

人の子に限らず、何事に限らず、育てることに喜びを見出すのは、人間らしい感性の最たるものだと思いますから・・・。