中島通信」カテゴリーアーカイブ

さつまいもの定植

麦ラボ

デュラム小麦、乾燥中
この後、屋内に取り込みました。


麦ラボ

少しずつ乾いて行くデュラム小麦
まだ青みが残っていて、切ないほどに美しい・・・。


食工房畑

サツマイモの苗50本を定植しました。
獣対策をどうするか、これから考えます。


食工房畑

サツマイモの苗です。
雑草対策のため、ビニールマルチを使用。


食工房畑

かぼちゃの苗
定植してから一週間が過ぎました。

今日は、食工房の仕事に集中し、クッキー、ビスケットを3品目焼いて、午後3時には終わらせました。

ま、それはそれで大変首尾良く運んで目出度かったのですが、実は、昨日刈り取って外干ししていたデュラム小麦を、翌日まで天気の崩れはないとの予報を信じて外に置いたままにしていました。

今日もう一日でも日に当ててから屋内に取り込むつもりでした。

ところがその予報が大きく外れて、夜半から朝まで結構な強さで雨が降りました。
もう全く、台無しです。

しかしここで落ち込んでいる場合ではありません。
お昼ごろから日が差して来ましたので、少しでも乾きやすいように間を空けて並べ直したり広げたりしました。

幸いにもその後夕方まで順調に乾いてくれましたので、一応セーフかな・・・というところです。
もう一度濡らしたら、今度こそアウトですから、夕方、倉庫に運んで屋根裏に吊るしました。

やれやれ😥

そしてこのすき間のような晴れ間を逃さず、昨日準備して置いた圃場にさつまいもの苗を定植しました。
その数50本。
全く大した数ではありませんが、ちゃんと収穫出来れば100㎏は下らない収量になりますから、今年こそ獣たちには喰わせない決意です。

かぼちゃも定植一週間を過ぎて、本葉の第二葉が展開し始めました。

こういう姿を見ていると、どんなに忙しくても、畑のことは止める気にはなりませんね。

人の子に限らず、何事に限らず、育てることに喜びを見出すのは、人間らしい感性の最たるものだと思いますから・・・。

籾摺り機、さがしています

スペルト小麦の皮を除去するために、籾摺り機が必要です。
昨年は、知り合いの農家さんに作業をお願いして何とかなりましたが、今年は、この先のことも考えて自前で機械を揃えたいと思っています。
新しいモノを買うほどのお金はありませんので、中古またはジャンク品をさがしています。
オークションも当たっていますが、皆さま方の中で何か情報がございましたら、ぜひお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

カッコウ鳴いて、豆を蒔く

今日は、夜半から降り出した雨が朝まで残りましたが、その後上がって梅雨時のような空模様でした。

湿った空気の中、カッコウの鳴き声がよく聴こえました。
そう言えばこの季節、他にも数種類、カッコウ科の野鳥の鳴き声が聴こえます。
ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチです。

カッコウも含めてその鳴き声は、私には他の鳥のように華やかには聴こえません。
どこか悲壮感が漂っているような気がするのです。
彼らは、いずれも托卵するのでしたね・・・。

ま、私の個人的感想はとりあえず置いて・・・。

今日は、近所のおばあちゃんが、「カッコウが鳴いたから、豆蒔かんなんねぇ。(蒔かなくてはならない)」と言っていたと娘から聞いて、感心させられました。
地域の方々には、長年の経験から見いだされた「生きた農事歴」があるのだな・・・と思った次第です。

ずっとそこに暮らしていなければ、わざわざ教えられる機会などないでしょう。
しかし、たいへん貴重且つ有益な情報に違いありません。

まだまだ奥が深いに違いない地域の暮らしの一部始終、中途からこの地の住民になった私は、死ぬまでにすべてを学べるだろうか・・・、ふとそんなことを思いました。

明日と明後日は定休日です

麦ラボ

ライ麦の開花 2020年


麦ラボ

ライ麦の開花 2020年


麦ラボ

中島第二圃場のライ麦


かぼちゃあんぱん

食工房のかぼちゃあんぱんは、ここから始まります。
今年こそ、無事な収穫をと願っています。


かぼちゃあんぱん

10本の苗を定植
全て無事に成長するとは限りません。
常にリスクは含んでいます。

通常営業に戻して一週間の営業スケジュールを無事に終えました。
明日と明後日は定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

本日の食工房は、酵母の手入れとあんぱん用のあん練り作業だけにして、あとは畑に出てカボチャの苗の定植やその他屋外作業に時間を費やしました。

かぼちゃあんぱんを、もう2シーズン不意にしてしまっています。
理由はもう皆さまご存じのとおり、収穫前のかぼちゃをサルの群れに食べられてしまったからです。

今年は、もう少し目の届きやすい場所に植えています。
それでも油断は出来ませんので、何らかの対策が必要です。

電気柵で囲うのが確実ですが、費用も掛かりますし管理もしなくてはなりません。
まあ・・でも・・、やるしかないでしょうね。

明日は雨が降ることになっていますので、とりあえずも良い計らいです。
じゃがいもも、芽吹いて来そうです。

ライ麦開花

今日。食工房の仕事を一段落させて、あとを娘たちに任せ畑に出ました。

畔まわりの草刈り作業をしていて気が付きましが、ライ麦の穂が開花し始めていました。(画像は明日に)
花粉を飛ばしているのですね。

麦は風媒花と言って、風の力を借りて受粉しますから、雨が上がってほど良い風が吹くタイミングの今日、開花し始めたようです。

明日も引き続き晴れるようですから、明日が受粉の本番になることでしょう。
その後また雨の予報になっていて、開花後はある程度水分も必要ですから、うまい具合だな・・・と感心させられます。

そんなお天気具合に臨機応変の対応で、明日はカボチャの苗を定植します。
今年こそ、食工房のかぼちゃあんぱんを再開したいものです。
サルには食わせんぞ!と、強く決意する私です。

して、その策は・・・?
それが、まだ決まっておりません。
アチャー・・・😵

街は、車が増えていました

昨日から通常営業を再開した食工房ですが、昨日今日の二日間は静かなスタートといった感じです。
ご来店のお客さまも、極少数でした。

一方、本日配達に出かけた時の印象では、街は通行する車の数がずい分多くなっていました。
それでも、コロナ以前に比べれば少なめではありますが・・・。

しかし人の交流は、以前に比べればまだまだずっと抑えられていると思います。
この後二週間くらい経ってからどんな様子になるかですね。
時間はかかりますが、慎重に少しずつ進むしかないと思います。

要は、何と言っても感染防護が定着するかどうかです。
マスクや手指の消毒、手洗いやうがい、また消毒液の携行などが多くの人の習慣になればいいのですね。

そうした市民の行動だけで、大規模な感染拡大は防げるし、実はそれしかないのですよ。
そしてそれによって、我々は行動の自由を手に入れることも出来るのですから。

否、その点で見れば、諸外国に比べて日本は特別上手くやれていると思えます。
日本国民は、概ね 賢明だということを世界に証明していると思います。
とにかく、がんばりましょう!

喜多方市より、不織布マスク50枚入1箱支給される

今日、喜多方市より不織布マスク50枚入1箱が、集落の区長を通じて支給され全戸に配布されました。

緊急事態宣の解除を目前に、大変良い計らいだったとありがたく受け取りました。
何しろ、どこに行っても売っていませんと言うか、売り切れでしたから。

最近は、娘たちが布製のマスクを作ってくれて、それを使用していました。
それはそれで使い心地も良いし不足はありませんでしたが、やはり使い捨ての不織布マスクがあれば、外出の際には重宝します。

また市が支給することで、まだまだ感染防護を解くのは早い!という意識を促してくれる効果が大きいと思います。
転売や盗難の心配も少なくなった今、タイミングも適切だったと思います。

わが家は、買い置きの不織布マスクが、あと30枚くらい残っていましたが、今日の50枚でずい分安心な状態になりました。

福島県では、今日の公示を以て緊急事態宣言は解除されることになります。
ここで私などが申し上げるまでもないとは思いますが、これは警戒を解いても良いということとは全く意味が違いますので、念のため。

とは言え、今後感染は微増に転じる可能性が大きいと思います。
もちろん、私も食工房も、油断はいたしません。

農作業一段落

麦ラボ

中島第6圃場整備中


麦ラボ

中島第6圃場整備中
すぐ隣は水田です。


麦ラボ

中島第6圃場整備終了


麦ラボ

中島地区 麦ラボ圃場配置図

本日は、新しい圃場の整備が一段落して、農作業に一区切りつけることが出来ました。
あとは、これから夏を過ぎるまでの間に、種まきの準備まで出来れは上々です。

その間に、今生育中の麦の収穫作業があります。
冬の頃には、雪の無い圃場で冷たい水に浸っている麦を眺めるにつけ、今年の収穫を案じたものでしたが、それが今では収穫の確かさを見るような眺めになっています。
近所の農家さんたちも心配してくださっていたようで、最近になって「さすけねえもんだな・・・(大丈夫なんだねの意)」と声をかけてくださるまでになりました。

さてさて、これでまた食工房の仕事に戻って、がんばることが出来ます。
明日は、コーヒー焙煎も一部銘柄、注文分だけですが、作業があります。

まだここ当分は、遠来のお客さまにお出でいただくことは難しいようですが、焦らず状況が好転するのを待ちながら続けたいと思っています。

新型コロナを数字で考えてみた

今や私たちの頭の中から消すことの出来なくなってしまった新型コロナウイルス感染症ですが、現在の状況と今後の状況を、素人考えながら数字で考えてみました。

今日の発表によると、わが日本国内では、確認されている累計感染者数が15,842人でした。
この数字意外に感染者がいないとは考えにくいのですが、かと言って潜在的な感染者がどのくらい居るかは推測の域を出ません。

一説に5倍と言われ、あるいは10倍ともいわれ、いやいやその程度では済まない、数十倍にも上るかも知れないと、妄想は膨らむ一方です。

しかし実際のところ、国民全員を検査して見なければ正確な数は分かりませんし、またそんなことが出来るわけもありません。
そういうこともあり、一つの指標として確認された感染者数は参考になると思います。

仮にこの数が実態に近いのだとしてみましょう。
この15,842人という数がどんな数字なのか計算してみると、日本の人口が現在126,167,000人ですから、感染者の割合は0.0125%になります。
日本の人口のうち、感染した人が1万5千人余り、差し引き1億2615万人余りの人は未だ感染していないことになります。

これほど大きな騒ぎになっていても、実は感染者は国民全体の中のごく一部、微々たる数でしかないのですね。
これをウイルスの側から見れば、まだまだ手付かずの処女地同然の状態だということになります。

今回の新型コロナウイルスは、感染力は相当に強いもののように思えますから、感染の火種を完全に消せない限り、感染防護の緩みがあればいつでも再増加に転じる恐れがあります。

真相が判明するまでには、まだまだ時間を要すると思います。
長丁場になるという理由は、そうした状況からも見えています。

この先、取られていた行動の自粛要請が少しずつ解除されて行くにつれ、感染防護になお一層念を入れる必要があるだろうと思っています。

耕作放棄地の再整備

麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
今年は、全面ライ麦です。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦近影


麦ラボ

中島第2圃場と道路を挟んで反対側に中島第5圃場


麦ラボ

中島第5圃場


麦ラボ

第5圃場の一段上に中島第6圃場を整備中


麦ラボ

中島第6圃場
ススキが生え始めていたので、刈り払いの後焼き払いまで行いました。


麦ラボ

中島第6圃場

今日は、製造作業はお休みして、圃場の整備をやりました。
今年から新たに麦ラボの耕作地となった中島6圃場です。

先日整備が終わったばかりの中島第5圃場に隣接しています。
ただし1.7mくらいの段差があり、トラクターの出入りはきつい坂の上り下りになりますのでとても緊張します。

ここ数年耕作放棄されていた圃場で、ほぼ全面に固く茎立ちしたヨモギが枯れて倒伏しており、場所によってはススキが生え始めていたため、刈り払いには時間がかかりました。

また、刈り払っただけでは耕作出来ませんので、火を放って焼き払い作業もやりました。
そして今日のうちにトラクターで耕転まで終わらせたかったのですが、時間切れで果たせませんでした。

明日は雨との予報が出されていますので、この次晴れて圃場がよく乾いてからになります。

幸か不幸か、今回のコロナ休業のおかげで、農作業は順調に進んでいます。 

ライ麦も先日の出穂から早や5日、穂も大きくなり始め丈も伸びて、見た目にもはっきり分かるくらい様子が変わって来ました。
また昨年みたいに、満月の夜に麦畑を眺めに行こうかな・・・。

そうそう、今年から思い立って、この中島地区の川沿いの風景づくりに取り組むことにしました。
藪になっているところをきれいに刈り払って、手入れの行き届いた里山の風景を再現したいと思っています。
近所のお年寄りの方々の昔ばなしを聴いているうちに、そんな気持ちになりました。

観光地のような特別な美観があるわけではありません。
誰かに見せるためでもありません。
ひそかに自己満足したいだけ・・・かも知れませんが、大きな心の癒しになることだけは間違いないです。
地球は、美しい星ですから。