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来週木曜日から通常営業に戻します

すでに皆さまご承知の通り、今週いっぱい次の定休日まで店舗営業を休止していますが、その次の営業日5月14日(木)より、通常営業に戻します。

店頭にて、商品をお求めいただけます。
品揃え等も、だいたいいつも通り揃えられる予定です。

多くの皆さまにご来店いただきたいところではありますが、そこは皆さまそれぞれの状況に合わせ、無理の無いご判断でお出かけいただければ幸いです。

迎える私たちの側では、これまで通り手指消毒液の完備、お客さまの出入りの度に出入り口ドアなどの消毒、現金の消毒、そして店内空間除菌の実施などで対応いたします。

また消毒液の確保に不自由している方のために、手指消毒に安心して使用出来る次亜塩素酸水(250mg/ℓ濃度)を無料で差し上げます。
500㎖くらいの空のペットボトル(よく洗っておいてください)を用意しておいでください。

皆さまに申し上げます。
感染防護の基本を確実に実行すること、今後もずっと先までそれは変わりません。
その上で、これまでの行動制限は、少しずつ緩めて行って良いのだと思っています。

感染防護の基本を確実に実行することの大切さ

緊急事態宣言が延長されはしましたが、中身的には相当な緩和の方向であることに違いはないようです。

私は、この緊急事態宣言が出る前から思っていたことが一つあります。
それは、どんな感染症も防護の基本は皆同様で、それを確実に実行することが出来れば、強硬な外出制限や商店の営業自粛なども必要ないのでは・・・ということです。

しかしそのためには、私たち市民レベルでの感染症やその防護に対する認識が高くなければお話になりません。

感染症の防護は、その地域なり国なり、場合によっては世界全体で一斉に一様に実行されることが理想です。
まあそれは無理だとしても、私たちの日常に感染症やその防護に関する学びや訓練の機会があったら良かったのにと、何度思ったことか知れません。

かく言う私も、当初は軽く受け留めていましたし、手指消毒の重要さなどに目覚めたのは、中国の武漢での爆発的な感染拡大が報じられた後のことです。
それでもわが日本においては、欧米に見られるような感染爆発は起こっていませんし、死者の数も一桁二桁少ないことは、特筆に値すると思います。
対策がうまく行っているという見方も出来るかも知れませんが、私は日本の生活習慣の中にも利点があったのではないかと思っています。

例えば、私たちはどこの家でも靴を脱いで家に入ります。
欧米では、寝室の中まで土足で、靴を脱いでベッドに上がるのですから、外から汚染を持ち込むという点ではとても高リスクであると思います。
日常的な一般人のマスクの習慣も日本独特の物であったようです。

また清浄な水が自宅はもちろん、公園などどこの公共施設に行っても供給されていて、必要ならどこででも手が洗えます。
世界中見渡しても、珍しいくらい清潔な生活環境の国です。
そんな条件が幸いしたということもあるのかも知れません。

ところで、感染状況の分析をする上で、大変有用な研究結果が発表されたようで、興味深かったので皆さまにも触れていただきたく、リンク先を貼り付けておきます。<参照>
それによれば、今回の緊急事態宣言の中で筆頭に掲げられた8割の人との接触機会の削減云々は、必要ではなかった可能性があるとのことですから、これは聞き捨てなりません。
来週から営業体制をどうしようかと迷っている食工房にとって、大きな判断材料になるだろうと思っています。

今週も、変則的な営業体制です

先週から休止している店舗営業を、今週も続けて休止します。
店頭では、商品のお買い求めは出来ませんのでご注意ください。

前以てご予約いただいたご注文品の受け渡しのみの対応となります。
ご注文の締め切りは、明日の午前中です。

通販出荷は、いつも通りご利用いただけます。

さてその体制をいつまでとするかですが、5月11日(月)で一応一区切りといたします。

ただし、今のところ感染者が確認されていない会津地域で感染者が確認された場合は、違った対応になるかも知れません。
最新情報は、このブログでご確認ください。

明日は、久しぶりに雨との予報が出ました。
種まきや植え付けの終わった畑にとって、恵みの雨となることでしょう。

その前に草刈りや圃場の整備を終えることが出来て、今年の畑の首尾は上々です。
コロナ休業のおかげということに、何とも複雑な心境になりますが・・・。

否、これからは、臨機応変がキーワードになりますね。
畑が待ってくれない時は店を休んでも・・・、躊躇なく決断して実行に移したいと思っています。

ライ麦の穂が出ました

麦ラボ

ここが件のガーデンファーム
長年放置されていたので、往時を偲ぶ面影はありません。


麦ラボ

ガーデンファーム越しに、中島第一圃場、第二圃場、第三圃場、そして第四圃場が視界に入ります。


麦ラボ

ライ麦の出穂
何度見ても、感激するこの情景。


麦ラボ

ライ麦の出穂


麦ラボ

ライ麦の出穂


麦ラボ

整備中の中島第一圃場
本日また新たに馬糞堆肥を2トンほど運び入れました。
馬糞堆肥は、大半がおが屑、わら屑なので、土壌改良の効果が大変優れています。
大量投入しても、弊害がほとんどないのが特長。


麦ラボ

中島第一圃場の整備が終わりました。
今年は、ここにはじゃがいも、かぼちゃ、さつまいもを中心に、自家用の野菜も植えます。

ここ数日、暖かさを通り越して、もはや暑い日々が続いています。

この冬の雪が少なかったせいもあり、早くから日差しを浴びていた麦の中で、ライ麦がいち早く出穂となりました。
この分では、収穫期も早まるかも知れません。

しかしそれにしても、毎年何回も眺めて来た情景ですが、出穂は見る度に新たな感激を味わいます。

そして私は分かっているのです。
汗を流すからこそ、この感激があるってことを。

今日は、このうれしい気持ちを胸に秘めつつ、さらに来年に向かって汗を流していました。

こうして畑に立っていられることに、何だか特別の感謝の気持ちが湧いて来る私です。

今日も一日農作業

昨日にも増して暑い一日となった今日、昨日と同じく一日畑で農作業をしていました。

今日の作業は、荒れ放題になっていた一角の整備でした。
不要なものの撤去やススキの大株を取り除いたりした後、伸び放題だった草や蔓などを刈り払いしました。

そして夕方風が収まるのを待って、火を焚きました。
敷地内の数ヶ所にコンパクトにまとめて、枯れ草と生草を適当に混ぜながら燃やして、火勢をコントロールしつつ、短時間で燃やし切りました。

ここは、前の持ち主が造園してあったところで、ガーデンファームのような造りになっています。
眺望も良く麦畑を一望出来るので、東屋を立てて休憩場所を作りたいと思っているところです。
画像は、明日のお楽しみに。

今日もたっぷり汗をかいて、さすがにくたびれました。
明日は、半日農作業、あとの半日は食工房にて仕込み作業の予定です。

暑さも心地良く感じつつ

今日は、30℃一歩手前の夏日、暑さに慣れていない体にさぞかし効くだろうな・・・と覚悟していましたが、意外に心地良く過ごせました。

朝から外に出て、お日さまの下でネギやじゃがいもの植え付けをしながら、畑の隅で剪定あるいは除伐した庭木を焚いていました。
鍬を振るうのも火の番をするのも、暑くてまた熱くてたまりませんでしたが、柳の木陰での休憩はこの世の極楽そのものでした。

結局午後も夕方までずっと一日農作業で、顔に塩吹くほど汗をかいたと思いますが、全く苦にはなりませんでした。

明日も、同様な一日になる予定です。
今日よりさらに暑い一日になるそうですから、少し用心しながらやろうと思っています。

それにしても健康はありがたいです。
命を大切にしたいと、腹の底から思います。
コロナで命を落したくはないです。
感染防護の基本、いつも肝に銘じています。

コロナとは長い付き合いに

緊急事態宣言が、一ヶ月程度延長されるようです。

そのことと直接関係はありませんが、私は、今回のこのコロナウイルスの性質からして、まだまだこの先二年なり三年あるいはそれ以上の間の長い付き合いになるのではないかと思っています。

と言うのは、今回の新型コロナウイルスは、感染してから発症するまでの潜伏期間が長く、そしてすでに発症の二三日前からウイルの放出により他者に感染させるリスクが高まるという、大変厄介な性質を持っていることが確認されたからです。
このことは、全く自覚のない感染者が無防備に動き回り、同じく無防備な未感染者に移してしまう可能性が高いということです。

また、感染しながら無症状あるいは軽症の人が多いものの、突然重症化する例があり、しかも重症化すると病状の進行が恐ろしく速く、入院期間も長くなるというのがもう一つの特長です。
何が重症化の引き金になるのか、それも今一つ分かっていません。

すでに市中には、潜在的な感染者が相当数いる可能性があります。
人との接触を自粛している間は、感染はある程度抑えられていると思いますが、制限を取り払えば待っていたとばかりにまた感染が増えるかも知れません。
そして感染した人の中から、ある程度の数重症になる人も出て来ます。

今後、緩めては増え、締めては減り、また緩めて増えるの繰り返しになる可能性があります。
感染爆発する可能性も、まだ完全には消えていません。

それからもう一つ、免疫の持続性がどの程度あるのか、これもまだ不明です。
例えばはしかのように、一度感染すればその後一生免疫が持続するものもあれば、インフルエンザのように一年のうちにほぼ失活してしまうものもあります。
今回の新型コロナウイルスがどのようなタイプなのか、解明が待たれます。

それから、ウイルスの当然の性質として変異があります。
もうすでに2000種以上の変異株が生じているそうですから、感染により一旦獲得した免疫が効かないタイプが出て来る可能性もあります。

この感染症とは、今後もずっと先まで長い付き合いが続くのではないかと、私は思っています。
感染症で死ぬなんて、昔の話し・・・ではなかったのです。
本当は、過去から現在までそして未来にかけても、感染症は常に人類への脅威です。
それは、ほんのこの三四ヶ月の間の世界の様子を思い出して見れば、誰でもお分かりになることです。

もはや世界は変わってしまったと思えますから。
ポストコロナの世界は、以前とは違う世界にならざるを得ないでしょう。
否、我々の社会、世界が、変容を遂げるまで、ウイルスは何度でも我々に挑んで来るでしょうから。

ではその変容とはどのように・・・?答えはまだ誰も見つけていないのではないか、社会、世界全体の問題のようでもあり、一方我々一人一人の内的な問題でもあるように思える私です。

中島第四圃場を整備

定休日の今日も晴天に恵まれ、朝から畑作業で汗を流しました。

まず、各圃場の畔の草刈り作業をして、それから近所の地主の方に了解をいただいてから、中島第四圃場に予定している場所をトラクターで耕うんしました。
今日の作業は、雑草の繁茂を抑えるために、とりあえず一度荒起こししておく作業でした。

この圃場は、これまでの中では一番広い面積があります。
ライ麦にしようか、スペルト小麦にしようか、あるいは南部小麦にしようか・・・など、思案中です。

実はまだこの他にも圃場を提供してくださる方があり、あと3ヶ所了解をいただいているのですが、今年のうちに全部手が出せるかどうかは、今のところ分かりません。

いずれにしても、麦ラボはいよいよ本格的な事業になりつつあります。
食工房のパンをますますおいしくするために。

本日も、畑作業にて

麦ラボ

中島第一圃場の一角に施肥中
一輪車100台分を運び入れました。


麦ラボ

満開の桜の下、馬糞堆肥を一輪車に積み込み中


麦ラボ

一休みするのはこの景色の下です。
癒されます。


麦ラボ

途中まで整備が終わった中島第一圃場、右奥は各種麦の試験栽培区に使用中。
午後雨が降るとの予報が出ていたので、急いでトラクターで耕うんまで終わらせました。
ここには、じゃがいも、かぼちゃそしてさつまいも、それからネギも植える予定です。


麦ラボ

中島第二圃場、第三圃場
元気に生育しています。


麦ラボ

中島第三圃場の下の段、手前右側に広がっているエリアが、今年から中島第四圃場になります。
ずっと奥、桜の木の下が、中島第一圃場

今日は、午後から雨との予報が出ていましたので、午前中に外作業を、午後に食工房にて製造仕事と割り振って、朝から畑に出ました。

今日の作業は、川沿いの中島第一圃場の一角を整備して、じゃがいもなどの植え付けの準備をすることでした。
昨日と同様、手近なところに下ろしてもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて圃場に運び入れる作業です。

今日は、上の娘と二人で作業しました。
やはり、一人でやるよりは格段に捗ります。

先日途中までやっておいた後の続きでしたから首尾よく進み、続けて大麦フスマや屑籾なども撒いて、トラクターで耕うんしました。

これで先ずは、ネギの移植とじゃがいもの植え付けが出来ます。
カボチャとさつまいもは、もう少し先です。

そんな作業の合間、柳の木の下で一休みしていたら、久しぶりに懐かしい地球のお母さんの声が聴こえて来ました。

「いつも私のそばにいてください。そうでないと、私はあなたたちを護ることが出来なくなります。いいですか。足元に地球が見えますか。あなたはその上に立って、汗を流しなさい。よく見、よく聴き、よく感じ取り、よく考えなさい。そして・・・、静かにしていなさい。」と。

コロナ忘れて畑作業

今日は、久しぶりに見るお日さまのお顔、気温も上がり、否が応でも外作業に誘われて気分が落ち着きません。

しかしそこはパン屋としての務めをしっかりと果たして・・・、テキパキと片付けも終わらせてから畑に向かいました。

今日の作業は、高野第一圃場のスペルト小麦に追肥を施すことでした。
先日運び込んでもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて運び畝間に撒くのです。

単純な作業で、最低限の体力があれば誰でも出来ます。
年の功と言えばいいのでしょうか、この頃こうした単純な作業が苦にならないと言うより、むしろ喜びに変わっていることに我ながら驚いています。

さて圃場では、近所の農家の人が50メートルほど離れたところで農作業中、こんなに離れていればコロナの心配なんか全く考える必要もありません。
ところが、別な強敵がいたのですね。

今日の暖かさに促されてどこから湧いて出たものか、羽虫が飛び回ってうるさいことと言ったらありません。
その中にあの血を吸うブヨがいて、作業中の私の周りを飛び回ってひっきりなしにたかって来るのです。
結局防ぎ切れず、何か所か刺されてしまいました。

あとのかゆいこと!
トホホ・・・です。

しかし、予定していた作業は何とか終わりました。
大汗をかいて、体は軋みましたが、心地良い疲労感程度で済んでいます。
この後一雨降って、肥やしを吸い込んでくれれば上々です。

そんなわけで、家に帰って来るまでの間、コロナウイルスのことを全く忘れてしまっていました・・・とさ。