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暖房を使い始めました

まだそんなに寒くありませんし着込んでいれば平気なのですが、日本海側の山間に位置する会津の気候の常として、秋も深まる今頃から冬にかけて、さらに春を迎える頃まで、ずっと湿度の高い状態が続くのですね。

このところ雨続きだったせいもありますが、洗濯物が全く乾かず渋滞して家の中はそこらじゅう洗濯物が吊り下がっている状況になっていました。
「明日履くパンツが無い!」とまでは、まあ冗談ですが、そろそろ我慢も限界に来たと言うわけで、暖房機のスイッチを入れました。

本当なら薪ストーブを使いたいと願っていますが、家の作りがそのようになっておらず大工事が必須です。
それにすでに設置されていた暖房設備があるのですから、それを使うのがまずは順当な対応というものですね。

しかし、灯油代が大変なのです。
まあ、出来る限り使用を控えて、倹約するしかありません。

今日からしばらくお天気が良い日が続くと思っていましたが、意外にスッキリと晴れてはくれず、明日は一時的にまた雨が降るかも知れないとの予報です。

これからの時期、寒さよりもむしろ湿気対策で暖房が必要というのが、会津の気候なのです。

お天気が続きそうです

昨日の夜から今朝にかけてもまた雨でした。
本当によく降りました。

でも、明日からしばらくの間、そこそこお天気は良いようです。
明日は、お日さまの顔も見られそうです。

今日気がつきましたが、いつの間にか虫の声がしなくなり、木の葉は色づき始めていました。
秋も終わりに近づいているのですね。

この後、あの小春日和が何回やってくるでしょうか。
その度に少しずつ寒くなって、冬が近づいて来ます。

本当だったら、心静かに秋の終わりのひとときを味わいたいところですが、この時期は一年のうちでも一番忙しい時なのですね。
まあ仕方がありません。
明日のパン焼きもイベント対応分があって、忙しくなりそうです。

この頃、季節要因もありますが、パンが特別おいしくなっています。
酵母の発酵の状態がいいのです。
どの種類のパンも、皆それぞれにお勧めしたい・・・。

平日ではありますが、皆さまのご来店をお待ちしております。

IIDE56を編集中

「紙版・飯豊の空の下から・・・ №56」を編集中です。
明日と明後日は定休日なので、その間にいいところまで終わらせたいと思っています。

ネットの時代でも、紙に印刷された手に触れることの出来る物は、それでしか伝わらない何かを伝えられると信じています。
ま、こうして日々の心境を伝えられるブログもいいのですけどね。

そろそろ冬支度も始めなくてはなりません。
相変わらず忙しい身辺、それが私です。

降る雨に、萎む気持ち

このところの各地の水害続きに、心を痛めています。
もちろん、私ばかりではないと思います。
当事者の方々の心中は、察するに余りあります。

この頃は、空が曇っているだけで、雨が降り出せばなおのこと、気持ちが萎みます。
そしてこれは、長い間に私たちの生活に無視できない影響を及ぼして来ると思っています。

現実的な話で申し訳ありませんが、商売も振るわないといった現象が続くと思います。
それはそうでしょう。
例えば、被災した事業者が事業再開出来なければ、関わりのある事業者は、自分が被災しているかどうかに関わりなく影響を受けざるを得ないからです。
今回、とても広い範囲でそういうことが起こっていますから、地域全体あるいは社会全体で、降る雨に空を見上げてため息が出るのは無理もありません。

でも、そこで思うわけです。
こんな時だからこそ、被災していない私なんかが気持ちを萎ませていてどうなる!ってことなんですね。
皆さんの気持ちが温かくなるような仕事がしたい、そんなパンを焼きたいと思うわけです。

さて明日は、久しぶりに気持ちよく晴れそうです。
麦畑も、生き返ることでしょう。
元気を出して行きたいと思います。

明日は、山都町文化祭へ

明日は、地元山都町の文化祭に出店いたします。
明日は、朝9時から午後3時までの開催となっています。
場所は、山都町公民館(開発センター)及び山都町体育館と駐車場となっています。
地域のローカルイベントなので、特に事前告知はしませんでしたが、どなたがいらしても歓迎です。
場所は、地図を参照してください。
食工房は、体育館入口のロビーあたりで、パンと焼き菓子の販売とコーヒーショップを開店しています。
1杯300円でハンドドリップした自家焙煎珈琲が飲めます。
お近くの方、ご都合のつく方、ぜひご来場ください。
お待ちしております。


雨、降り過ぎです

やっと復旧が始まったばかりの被災地に、またまた洪水の危険が迫っています。

これほどのことは、今までには無かったような気がします。
ほとんど記憶にありません。
お天気が狂暴になったとでも言ったら良いような、そんな状況に見えます。

こちら会津でも、まずまず洪水の危険はないのですが、例えば食工房の麦畑では、あきらかに雨の影響で生育の良くない状況が一部ですが出始めています。

麦は、稲と違って乾燥を好みます。
元水田という場所で長くしかも大量の雨が降れば、圃場は水浸しになります。
それが長引くと、根腐れを起こして枯れてしまいます。

自宅が床上浸水する被害とは比較になりませんが、これはこれで大きな痛手です。
今のところ、スペルト小麦の一部が微妙な状況です。
早く安定した晴れの日が続くようになって欲しいと、目下の一番の願いです。

しかし、こうした気候がこれからの通常ということになるとしたら、それはもう大変なことです。
生活の仕方はもちろん、作物の作り方だって変わって来るってことです。

どんな未来が待っているのか、夢を見ているわけには行かなそうです。

何はともあれ、少しでも被害の少ないことを・・・。

雨の休日

定休日の今日、外は一日雨でした。

外に出て体を動かして・・・というわけに行かず、逆にこの際IIDEの次の号をと思い立ち、パソコンの前に座っていました。
もちろん時々席を立って、体をほぐしていましたが。

近所の農家の方々も外に出ている気配はなく、あたりはシーンとして静かでした。
そこが都会とは違いますね。
前の道路など、一日に通る車はわずかに数台ですから。

台風くずれの低気圧の影響も、このあたりでは大したこともなく過ぎそうです。
同じ福島県内でも、大変な被害に遭っている所もありますから、これと言って何も出来ない私は、この明暗の差に何とも言いようのない複雑な気持ちです。
ま、とりあえず、目の前の与えられた課題に誠意を尽くすということでしょうか。

明日はお天気も回復してくれるようです。
多くの被災地で、復旧が進むことを祈ります。

多数ご来店御礼

本日はお天気にも恵まれ、近所からまた遠方から、多数ご来店を賜りました。
先ずはこの場を借りて、ご来店の御礼を申し上げます。

今年初のシュトレン焼きも無事終わり、タイミング良くおいでになられたお客さまは、車のドアを開けた瞬間からあたりにいいにおいがしていると、うれしそうに仰っていました。

今日もテントを張ってテーブルと椅子を用意しておきましたので、お時間のあるお客さまには思い思いにゆっくり過ごしていただきました。

それは良かったのですが、午前中突然花火を打ち鳴らす音が聞こえて来ました。
猿が出たと分かり、すぐに応援に駆け付けました。

集落の外れに一群の猿がいて騒いでいました。
複数の追手に囲まれてパニックになっていたものの、こちらもいつまでも相手をしているわけにも行かず、狩猟免許も捕獲許可もありませんから、結局、逃してしまう他ありませんでした。
明日は、また集落内の別な場所に出てくるはずです。

この頃は、花火の音も全く恐れる様子がありませんし、こちらの行動はすっかり観察されていますから、どうにも困ったものです。
明日は、本業の前に猿対応で一仕事しなくてはなりません。

いやいや、それだけではありません。
あたりには熊も猪も出没するのですから、猿ばかり追いかけて夢中になっていると危険です。

では、こんな緊張を強いられる生活を何故しているのか・・・、その訳はいつか詳しくお話する機会があると思います。
今は、それがとても大切な事だということだけ申し上げておきましょう。

寒さを感じる一日

天気予報通り、朝は冷え込みました。
食工房の中は暖かくて、業務上の要請故ではありますが、極楽でした。
パン生地も、暑い季節のような過発酵を心配する必要もなくコントロールしやすい状況の下、パンの出来も上々でした。

一方外に出て見ると、日が差しているのに意外に冷たい風が吹いていて、これでいよいよ平地でも紅葉が始まるのかなと思える寒さでした。

でも、もう何度も申し上げていると思いますが、これから先しばらくの間、小春日和と時雨が交互にやって来て、その度毎にしだいに秋が深まって行くその変化が、この頃以前にも増して愛おしく感じられるようになりました。

仕事は年中で一番忙しい時期なのに、逆に心はとても深い安らぎを感じることが出来る、私にとっては良い季節です。

霜注意報

暑い!暑い!と言っていたのがついこの間のような気がしますが、このところずい分気温が下がるようになって来ました。
日中はともかく、夜間はしっかり厚着していないと体が冷えてしまいます。

そして明日の朝は、霜が降りそうだと注意報が出されました。
10月も下旬にさしかかろうという時期ですから、別に不思議はないのですが、ちょっと急だよなー・・・と、これは私のわがままですね。

明日は、木曜のパン焼きの日です。
仕込みはすでに終わらせました。

自家産のライ麦とスペルト小麦を使うようになって、パンのご注文が増えています。
先日、初収穫記念パンセットを発売以来、早や7セットのご注文をいただきました。

堅焼き黒パンやスペルト小麦丸、そしてプンパニッケルなどが売れるのは、私にとって本当に嬉しいことです。
何と言っても本領発揮できますからね。

一方圃場では、来年のパンの素(つまり麦のこと)が元気に育っていますよ!
我がパンづくりの仕事も、何だか壮大なスケールになって来ました。
がんばりますぞ!