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今週も麦蒔き

畑

鍬一本でも、小面積なら問題なく出来ます。


ライ麦

今日蒔いたライ麦の種


麦

大江第二圃場

今日は、家の畑の一角にライ麦を蒔きました。
先週のうちから何度も鍬を入れて、土を良くほぐしておいたおかげで、うまく行きました。
蒔き筋は30cm間隔、4mほどの長さで7列蒔きました。
来春には、そこそこ見栄えの良いデモンストレーションになると思います。

そのあと午後には、また大江さんの第二圃場の麦蒔きに立ち会って来ました。
こちらの圃場には、地元の有機農家浅見さん(百姓市の仲間です。)から融通してもらったアオバ小麦を蒔きました。
先週の圃場とはずい分土質が違っていて石も多く、ゴンベエさんが大分難儀をしましたが、それでも一時間半ほどで終了。
直後、本当に素晴らしいタイミングで小雨が降り、最高の種まきでした。
どうやら明日も一時雨のようで、全くうれしい計らいです。

そしてもう一つ、さらにもう一人の農家・渡辺さん、この方も地元の有機農家仲間ですが、食工房のためにライ麦を作付けしてくださることになりました。
沼ノ平の農家さんも、もちろん作ってくださるのですが、一年使う分にいつも足りないので、渡辺さんにもお願いすることになりました。
今日は、連絡がつかなかったため、蒔いてくださったのかまだなのかも分からず、何もご報告は出来ません。

でも、これで麦の自給体制が一歩前進です。
「会津・麦プロジェクト」始めましょうか・・・。

★大江さんところのブログをご紹介します。<土力と太陽の恵みのブログ>


pandaです!

遅れてます!
まだ始まったばかり!
今週末には間に合わんぞ!
明日は、パン焼きの木曜日です・・・。

小麦の芽が出ました

麦畑

小麦の芽吹きです。
きれいに発芽が揃いました。


麦畑

分かるでしょうか?
耕土の状態が違うエリアを分けて、蒔く密度を変えています。

先週蒔いた小麦が、芽を出したと知らせていただいたのがこの前の百姓市の時でした。
ちょうど種を蒔いた翌日に若干の降水があり、その翌日にはもう芽が出始めていたそうです。

一週間たった今日、立ち寄ってみるとご覧のとおり。
素晴らしいですね!
来年の初夏の頃には、ここに麦秋のあの風景が広がっているかと思うと、何だかうれしくてワクワクしてしまいます。

このあとは、麦踏みです。
昔は、人の足でコツコツと踏みしめて歩いたのですが、今は上手い手があるのです。

何と!収穫の時に使うコンバインを走らせるのだとか。
クローラー(キャタピラーとも言いますが)の幅分ずつずらしながら往復するそうです。

えぇっ!大丈夫?と思うかも知れませんが、あんな大きな重い機械でも、クローラーの接地圧は人の足より小さいくらいなのです。
それでもそれなりに時間はかかるそうで、なかなか手間のかかる仕事なのですね。

これを来春までに3回、降雪前に2回と雪融け後に1回、やるそうです。
で、明日あたりに別な圃場にもう一回麦蒔きをするそうで、また呼ばれるかも知れません。

秋もまた忙しい!
ま、それはそれで結構な話ではあります。

ひとつぶ農園

以前にもご紹介申し上げたことがあります。<参照>
長野県の佐久穂町というところで、「ひとつぶ農園」という小さな農園をやっている森本夫妻のことです。

彼の方は、旧姓が小宮、名前が健君で、通称コミケンと呼ばれていました。
今でも、ついコミケン君と呼んでしまいますが・・・。

そのコミケン君、山都町のチャルジョウ農場で一年間研修生だったことがあり、その時のご縁でその後もずっとお付き合いしています。
毎月一回、ひとつぶ農園の野菜や加工品を届けてもらい、代わりに食工房からパンを届けています。

で、毎回野菜と一緒に同封されて来る、「ひとつぶ便り」をとても楽しみにしている私です。
その紙面から伝わって来るのは、彼らが農業を中心において慎ましやかな生活を楽しんでいる様子です。
そう、私が日ごろ思っている、「一番大切にしたいもの」それをしっかり押さえている、そこがとてもうれしいのです。

さてさて、これ以上私があれこれ言うことはありません。
実は、コミケン君のブログがあります。
毎週1本のペースで、「ひとつぶ便り」をアップしています。
それをご覧いただければ、頷かれる方はきっと多いと思います。

ではでは、<こちら>です。

「食工房のパンだより・90・食欲の秋号」公開しました。

ライ麦入り角食パン

1本3斤で焼き上がる、ライ麦入り角食パン
奥は、みのりのパンです。


ライ麦入り角食パン

沼ノ平産・ライ麦入り角食パン
焼き色が、すばらしいと思いませんか。


みのりのパン

みのりのパンです。
切り口をお見せしています。
レーズン・カレンツ・松の実・くるみが、ぎっしり。

本日、panda編集が完了し、ホームページ上にpdfファイルを公開いたしました。
ご覧いただければ幸いです。 <こちら>

さて本日は予定通り、みのりのパンを焼きました。
久しぶりでしたが、手はちゃんと覚えていて、作業で戸惑うことはありませんでした。

体で覚えたことは忘れないというのは、やはり本当ですね。
焼け具合もちょうど良くて、早速試食してみましたが、いつも通りのみのりのパンで納得。

そしてもう一つ、今週からライ麦が沼ノ平産に切り替わっています。
早速、風味や焼き色が違って来ています。
ぜひお試しください。

明日の百姓市でも、みのりのパンの試食をしていただけます。
雨模様との予報が出ていますが、百姓市、雨でもお休みはありません。
必ず開催しますので、どうぞご来場・ご来店ください。

出店者一同、皆さまのお出でを心よりお待ちしております。

秋の虫が鳴いています。

今日は、晴れて良いお天気でした。
前線が、南に下がったのでしょう。
空気が乾いて、暑さの割には過ごしやすい一日でした。
空の雲は、秋を思わせる筋雲。

夜なってぐんと涼しくなり、秋の虫が鳴いています。
あれは、こおろぎでしょうか。

ところで日中、食工房の作業場はものすごい暑さでした。
何しろ、200℃超のオーブンにパンを出し入れする度に、猛烈な熱気が噴き出すのですから、40℃なんて何でもありません。

もっとすごいのは、作業が終わってからです。
オーブンの余熱を早く冷ましておかないと、夜になってもシャッターを閉めることが出来ないのです。
換気扇をフル回転させながら、オーブンの扉を開け放ちます。
そして、扇風機で風を送って中の熱気を放出させるのです。

その中で、熱湯で天板を洗う作業もするのですから、まるでサウナの中にいるようなもの。
体力がなかったら、とても務まりません。

でも、もう10年の間こんなことを繰り返して来ましたから、暑さには強くなりました。
冬は冬で、雪かたしで外作業ですから、寒さにも強くなりました。
自分のことながら、人の体の適応力って凄いな!と思います。
そんな暑さの後ですから、夜風の涼しさがたまらなく心地よく感じられます。

そしてまた明日はスコーン焼きというわけで、早朝から朝の冷気を入れて、作業場を冷やさなくてはなりません。
毎日毎日のこの変化が、体にいいのかなと思っている私です。

川内村に来ています

山暮らし

阿武隈山中に、子どもたちに手伝わせながら自分で建てた家


山暮らし

基礎工事完了時に作った、手形プレートが残っています。
当時赤ん坊だった末娘だけ足形。


山暮らし

敷地内は建物から20mの範囲、除染のため表土の入れ替えをしてあります。
それでも草茫々。


山暮らし

4㎞の山道の途中の峠の一つ

川内村に来ています。
昨日は、山暮らしをしていた場所を尋ねました。

実は、震災直後にも一度訪ねていますが、あの後除染工事が入り様子が一変したと伝わって来ましたので、気になっていました。
周りの木々が全部伐採されてしまったのではないかと心配していましたが、そうではありませんでした。

林の中は下草を刈り取って、落ち葉と表土を掻き取っただけ。
草地の部分は、表土の入れ替えまでしたようです。
道はすべて砂利が敷いてありました。
ものすごい費用がかかったのだと思います。

今後、私と家族ががここで暮らすことはないと思っていますので、同じ敷地内に暮らしている地主さんに譲り渡して、好きなように使っていただくことにしました。

基礎の土掘りから、すべて自分の手で作った家を見ていると、苦労のあれこれが思い出され、しんみりとしていつまでも立ち去り難い思いに捕われましたが、もうこのへんで過去に決別しなくてはと思い直して、さよならしてきました。
この次からは、楽しく遊びに行く場所になるはずです。

それにしても、また自分で家を建てたくなって来ました。
やりたいですねぇ・・・ぜひ。

心静かに、もの想う時

今日は、千葉から来ていた息子一家が帰って行きました。
またいつもに戻っただけなのに、いやに静かになったような気がします。

外からは、この集落の盆踊りのお囃子の音が聞こえて来ますが、我が家は昨年連れ合いの母が亡くなったタイミングで、四十九日の後の初めてのお盆が今年になりますので、今夜の盆踊りには顔を出しません。
そんなこともあって、家の中で静かにもの想う時を過ごします。

実は今日の午後、皆が帰って行った後、「八重の桜」と「零戦 ~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~ 後編」をオンデマンドで観ました。
そして見ている間にも、戊辰戦争の戦後と太平洋戦争の末期と、そして今この福島が渦中に置かれている原発事故が、重なって見えるような気がした私です。

何故でしょうか・・・。
これからじっくり考えて見ましょう。
今日はもう、あとが続きません。

長崎・原爆の日に

今日は8月9日。
68年前の今日、広島に続いて長崎にも原爆が投下されたのでしたね。

広島に落とされたものと、長崎に落とされたものは、それぞれタイプの違う原子爆弾で、それぞれ威力を試すための実験だったと見ることも出来るのですね。
長崎方の方がずっと威力は大きかったようですが、爆心が人口密集地から外れたため、人的被害は広島より少なかったのでした。

もうずいぶん前になりましたが、以前「アンゼラスの鐘」という題名のアニメーション映画を見ました。
ご存知の方も多いでしょう。
長崎原爆投下の前後の物語を、アニメーション映画に制作したものですね。

原爆の及ぼす破壊力の凄まじさは、特撮なんかよりアニメの方がかえってリアリティーがあるのではないかと、私は思ったものです。
とにかく凄い・・・。
そしてその惨禍の下で、沢山の人が死に、生き残り、また死んだのですね。

その凄まじさと比較すると、福島の原発事故は、一見緩やかな被害のように思われますが、影響を受ける人の数の多さ、失われる国土、それに耐えなくてはならない時間の長さを想うと、決して軽いものではありません。

今また、彼の「収束宣言」をあざ笑うかのように、放射能に汚染された水が溢れ出している事故現場・・・。
その始末は、きわめて困難!
それでは困るとは言え、本当に、人類の手に負えるのか?と思います。

来週、お盆休みをいただいて、その間に浜通りを訪ねて来ようと思っています。
やっぱり、行って見て来なくては分からないことがあるのだと思いますから。


「平成25年・長崎平和宣言」
ぜひ、ご覧ください。そして、賛同ボタンのクリックを。

百姓市・よろしくお願いいたします。

百姓市

毎度ありがとうございます。
大江農場、大江さん。


百姓市

お客さまに何やらご説明している浅見さん


百姓市

おはら豆腐店の小原さん
お豆腐の試食を差し上げているようですね。


百姓市

手工芸品を出品するお店が、二店になりました。
百姓市のもう一つの魅力です。


百姓市

二つのお店にそれぞれ並んでいる、手工芸品の数々です。


百姓市

何か面白いことをやろう!という気満々の太田君。
ピザクラストにバジルペーストを塗っています。
何が出来たのでしょうか・・・?


百姓市

こちら、浅野君のマクロビコーナー!?
毎週、雑穀入りのスープを用意して来てくれます。


百姓市

食工房では、自家焙煎コーヒーの無料サービスをしています。
ホット、アイスの両方用意しております。
どうぞご遠慮なく、召し上がってください。

まだこの他にも、出店者がいます。

明後日、日曜日は、相川の百姓市です。
少しずつ中身も充実して来ております。
あとは、皆さまのご来店で盛り上がりたい!
生産者一同、張り切っております。
どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。

飯豊の空の下・4景

飯豊の空の下から・・・

会津坂下町内(詳細不明)、宮川に架かる橋の上から眺める飯豊山


飯豊の空の下から・・・

会津坂下町内・村前付近の田んぼにて


飯豊の空の下から・・・

阿賀川にかかる槇橋たもとの花見山の上から眺める飯豊山


飯豊の空の下から・・・

会津坂下町長井にて

今日も晴天でした。
しかも午前中は無風快晴。
そして定休日。

朝一番・・・と思いましたが、体操とジョギングと畑の水やり、そして犬のごはんをあげて、あと最低限の事務仕事を済ませ、それからやっとのことでカメラを持って出かけました。
その間にすっかり日が高くなって、空気も湿気を含んで透明感が下がりましたが、まあ初夏の雰囲気が出てかえっていいか!と、目星を付けておいたビューポイントに辿り着きました。

遠い所から戻って来るコースで4ヶ所。
それぞれ飯豊山を真正面に眺める、絶好のビューポイントです。

先月は、まだ真っ白に見えていた飯豊山も、今日見るとずい分雪融けが進んで、白黒まだらの模様がいろいろに見えて面白い眺めです。
でも例年に比べると断然、残雪が多いように見えます。

まあそのおかげで、麓は豊かな伏流水に恵まれているわけです。
もう5月になってから、ずっと雨らしい雨が降っていませんが、川の水量も減る気配がありません。

ちなみに、我が家は高台に位置しているのですが、井戸水が出るのです。
これも飯豊山の伏流水だという話し。

毎朝夕、畑に運ぶ水は、この井戸水を使っています。
まさに飯豊山は、恵みの山ですね。

こんな山を背景に、毎日田畑で仕事をしていれば、どこか気持ちも違って来るでしょう。
本当に自然はありがたい!会津はいいところです。