コーヒー豆の送料変更について

コーヒー豆を単独でご注文いただいた場合、今まではゆうパケット扱いで全国一律送料(350円)としていました。

今回、日本郵便との運送契約を解消したため、この扱いが無くなります。
今後、コーヒー豆も他の商品と同じくヤマト運輸の宅急便扱いとなります。

地域別に異なる運賃が適用されますので、ご注文の際はご注意ください。

他の商品と一緒にご注文されるなど、合計額を大きくしていただきますと、金額により割引クーポンをご利用いただくことも出来ます。
また7,000円以上で送料無料となります。

一方、カリーマサラはDM便を利用で全国一律88円としていますが、こちらの送料も今後全国一律100円とさせていただきます。

ご了承ください。

麦刈りのタイミングを睨みながら、休日返上で仕事

麦の収穫期が近づいています。
早いものは、ここ一週間の内にも刈り取り作業をすることになりそうです。

いつもそうなのですが、この時期梅雨に入っていますので、お天気が不安定で麦刈りのタイミングを掴むのが難しくて、頭を悩ますことになるのですね。

どうしてもという時は臨時休業してでもと、覚悟はしているのですが、出来ることなら休みたくはありません。

うまい具合に明日刈り取り出来るなら良かったのですが、まだ少し早過ぎるようです。
それに、お天気も下り坂で微妙のようです。

逆に今回、ビール仕込みとカリーマサラの製造が重なることになりましたので、定休日の明日も休日返上で仕事です。

そう言えば、今日は夏至だったんですね。
今日は、午後からカリーマサラの調合作業をやっていました。

ですから、今回のカリーマサラは、「夏至ブレンド」になりました。
今回、お日さまの子どもミカンの皮を入れています。

夏の暑さと憂鬱な気分を吹き飛ばす、パワーカリーを作って召し上がってください。
食工房のカリーマサラが、きっとお役に立ちます。

ちなみに、ビールも良い出来になっているようです。
毎日利き酒して、発酵の進み具合をチェックしています。
明日は、ボトリングです。

ワクチン接種、一回目

今日はとても忙しい一日でした。
先ず早朝5時から、集落の共同作業(人足)に出役。

一時間半ほどで終了となり、自宅に戻った後朝食。

それから支度をして、連れ合いと共に集団接種会場に出かけました。

当初、自分で車を運転して行くつもりでしたが、不測の事態に備え娘に運転をお願いしました。

件のワクチン接種は、大変良く考えられた手順とスケジュールが組まれていて、会場内では大勢の人が来ているにもかかわらず、リスクを感じることは一つもありませんでした。

受け付けから接種後の経過観察まで含めても30分程度、スムーズな流れの中にも重要なチェックポイントは確実に押さえられていましたから、この接種会場の現場の力に感心するとともに、働いてくださっている沢山のスタッフの方々に頭を下げ通しの私でした。

一人当たり一体いくらの費用がかかるものか想像も付きませんが、一切の費用の負担なくこの恩恵を受けられる我が国は、間違いなく立派な福祉国家だと思ったことしきりでした。

一方で、今回のこのコロナ禍が人類にとっていかに重大な危機であるのか、それを感じずにはいられませんでした。

今日は午後になって注射した方の腕が痛み始め、今もまだ続いていますが、さほどのことはありません。
午後には、軽い外作業をしていましたし、集落の会計役の仕事もこなしていました。

尤も、こうした副反応と呼ばれるものについては個人差が大きいですから、中には高熱を出して動けなくなるほどの方もいらっしゃるのかも知れません。

それはそれとして、ワクチン自体の効果については、疑うべきものは何もないと理解しているつもりです。
3週間後の同じ曜日、時間に、二回目の接種を受けますが、それまでの3週間、デリケートな時間があるのでしたね。
注意深く過ごしたいと思っています。

ビールの仕込み

ドコノビール

今回仕入れたモルトは、ピルスナー+添加用モルトエクストラクト・ナッツブラウンエール+添加用モルトエクストラクト


ドコノビール

ブラックロック社製キット缶「ピルスナー ブロンド」
これに添加用モルトエクストラクトとアロマホッブを加えて増量
琥珀色の切れの良い味わいのビールになります


ドコノビール

マントン社製キット缶「ナッツブラウンエール」
添加用モルトエクストラクト「カラモルト」 アロマホッブも加えます
赤みがかった色の濃い、味わいも濃厚なビールになります


ドコノビール

モルトを煮ているところ
焦げやすいので、休まずかき混ぜています


ドコノビール

煮立ったら火を止め、香り付けのためのアロマホップを投入
そのまま仕込みタンクの中に一緒に移し、一昼夜ほど香りを滲出させたあと取り出す


ドコノビール

30L仕込みタンク
今回は、18L仕込みます
酵母は、自家培養パン酵母を使います

今年こそはと決意していました。
材料が揃いましたので、パン焼きを終えた後の時間、ビールの仕込みをしました。

本日、一本目はピルスナーです。
本当は、今日一日でニ本仕込むつもりでいましたが、ちょっと考えて無理しないことにしました。

明日は、コロナのワクチン接種もありますし。

何とか、暑い夏に間に合いそうです。
もちろん、皆さまへのサプライズです。
どうぞお楽しみに。
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相変わらず街は静か

今日は、会津若松市方面に納品配達に出かけました。
お取引いただいている7~8ヶ所の業者さんを回ります。

いずれも販売店なので、一般のお客さま相手の商売をしています。
ここ一ヶ月余り、どちらの業者さんも人出が少なくてどうにもならないと、お困りの様子です。
実際、道路も混雑はなく、どこへ行くにもスムーズです。

そして、曜日や時間帯にもよるとは思いますが、私がお訪ねするタイミングでは、まずお客さまがいないことがほとんどでした。
否、厳しいだろうなと、察して余りある状況です。

かく言う食工房も例外ではありませんが、うちは自宅の一角で営業していますから、家賃が無いだけいくらかでも楽なのですね。
それに通販もやっていますから、今はかなりな割合そちらの売り上げに助けられています。

コロナ禍のこの状況を、どうしたら好転させられるのか、とても難しいことですが無い知恵しぼってがんばるしかありません。

お国のやっていることは万全とは言い難いですが、それでもワクチン接種も検査も入院も皆無料なのですから、世界的に見れば上等だと思っています。

感染対策に必要な資材も、マスクだって消毒剤だって、その他何だってたいていの物は容易に手に入ります。
今の日本の現状なら、誰でもやる気さえあればハイレベルの感染対策を実現出来ます。

私たち個々人の感染対策をもう少し徹底するだけでも、状況は相当良くなるのじゃないかと思うのですね。

がんばりましょう。

ワクチン接種、留意しておきたいこと

今週末、私と連れ合いは新型コロナウイルスのワクチンの一回目の接種を受けます。

皆さまもすでにご承知かと思いますが、私自身の備忘録を兼ねて留意しておきたい幾つかのことを書き留めておきます。

つい先日でしたが、一回目のワクチン接種を終えたばかりの高齢者施設でクラスターが発生しました。
※ニュース記事のプリントスクリーン

ワクチンを接種したのにクラスターとは・・・と驚きましたが、専門家の解説記事を読んで、ぜひとも気に留めておかなくてはならないことがあると思い知った次第です。

皆さまもご存じの通り、今回の新型コロナウイルスのワクチンは、2回接種して初めて免疫が確立するのですね。

で、1回目の接種から2回目の接種までの間、まだ十分な抗体が生成されていない状態で、逆に体の免疫力が下がることが分かっているのだそうです。
つまり、ある意味接種前より感染しやすいかも知れないわけです。

これは聞き捨てなりませんね。
ちょっと待ってください!
2回のうち1回打ったのだから、半分でも免疫獲得が成っていると思いたいですよね。

ところが、万全な免疫が確立するのは、2回目の接種を終えてさらに10日~2週間程の時間が度経過した後になると言われています。
だから!ワクチン接種でしかも1回目が終わったところで、はしゃいでいる場合じゃない!ってことなんですね。

分かりました。
私の思っていた通りでした。

私たちの接種は集団接種なので、接種会場で感染を拾わないためにも、厳しい対策で臨みたいと思っています。

そして接種後もしばらくの間は、いつも以上に注意して過ごすつもりです。

敵は静か

一昨日、猿の群れがやって来て緊急対応しましたが、翌朝山の上の方で猿の呼び声が聞こえたものの、その後は気配が遠のきました。

一方、イノシシも熊も、何の痕跡も見つかりません。
どこか近くに潜んでいるのでしょうが、尻尾を掴むことが出来ません。

そうしている間にも、麦畑は確実に実りの時期を迎えていますので、今のうちにと圃場の周りをネットで囲っています。
何しろ資材費を安く上げるために、杭は竹を切り出して使っています。
藪の刈り払いを兼ねていますので、一挙両得というわけです。

しかし手間は大変です。
まあそれでも、何とか間に合うのじゃないでしょうか。

その一方で、行政の打つ手はいかにも緩慢で、私たちが被る被害の深刻さに比べたら全く吞気なものです。
野生動物の数が減ることは、どんな理由であれお好みではないようです。
もっともこれは、街に住んでいる大多数の方の感覚なのでしょう。

私たちが、毎日毎日、獣たちへの対策のためにどれほど時間と労力を割かれているか・・・!、それが何のためであるか、単に作物を守るためだけではないということを理解してもらうのは、否、とてもとても難しい、遠い遠い話だと思っています。

ま、私たちのことは私たちで何とかしなくては・・・、その努力は少しずつですが報われる時に近づいていると信じています。
そのせいだか、今のところ敵は静かです。

ワクチン接種の案内が来た

75歳以上の方の接種が一回りしたということのようで、65~75歳の年代対象にワクチン接種の案内が来ました。

もちろん事前に予約してからになりますが、受け付けが電話のみだというので混雑を心配したものの、かけた見たら一度で繋がりました。
人口の少ない地方都市だからでしょうか。
スムーズだったのは良かったです。
私も連れ合いも、この次の日曜日に接種です。

不特定多数のお客さまを相手の商売をしていますので、先ずは自分が感染源になることだけは絶対に避けたいのですね。
ワクチン接種は、必須と考えています。
2回の接種が完了してその後一定期間が過ぎれば、一応安心出来る状況になると考えています。

一方、だからと言って感染対策を解除することはないと思っています。
日本国内はもちろんのこと、広く世界を見渡して完全な終息を見るまでは。

まあでも、ある程度ワクチン接種が進んだ状況になれば、また外にテントを張ってお茶席など用意することも出来るようになると思っています。

さあ、ここで気を緩めず、がんばりましょう。
ワクチン打つ前に感染してしまったら、本当に何にもなりませんから。

久しぶりに猿の群れ

夕方、追い払い用の3連発花火の爆音が聞こえました。
当集落内です。

ちょうど一仕事終えたところだったので、こちらも花火など用意して駆け付けました。
3~4人ほどの人が出て、花火を打っていました。
猿の群れが来たとのこと。

ここ二ヶ月ほど猿の気配もありませんでしたから、本当に久しぶりです。
「いやー、ずーっと猿来なかったからさ。オレ、さみしかったよ。」と冗談をいう一幕も。
「そろそろ畑のじゃがいもが気になって見に来たんじゃねぇの!」というわけで、今日から警戒の日々の始まりです。

明日は、どちらに移動するか、概ね予想は付いていますので、そちらのエリアに居る方のお宅に知らせておきました。
うちのじゃがいもも気を付けなくては・・・。

熊、イノシシ、猿、カモシカ、さてこれで大物4役が出揃いました。
ま、そうそう奴らの好きにはさせません。

コロナ禍の影響、じわじわと

会津は観光地です。
管内には国定公園の区域がありますし、各地に有名な観光どころが点在しています。

会津管内の商店や事業所は、直接間接に観光との関りを避けることは出来ません。
およそどんな商売をしていても、観光の動向に影響を受けないということはあり得ません。
ですから、この一年余りの間のコロナ禍の下、観光地が被った影響は計り知れないものがあります。

それでも昨年当初は、経済的な救済措置も次々打ち出されましたし、給付金などによって危機を免れた事業者は数えきれないくらいいたと思います。
そうです、食工房も例外ではありませんでしたから。

そして昨年夏の頃から展開されたGo To トラベルによって、飛躍的に会津の経済状況は良くなりました。
しかし、その後のリバウンドによる第3波により、再び東京など大都市圏に発出された緊急事態宣言とともに、Go To トラベルも中止されてしまいます。
そこから先は、観光地会津にとっては地獄のような状況が続くのですね。

春になって一番のかき入れ時だったゴールデンウィークの頃も、会津における感染者の急増という事態に見舞われ、もはや最悪の状況です。
このところ少し落ち着いて来たように見えるものの、相変わらず観光地には客が戻って来ません。
街は本当に静かです。

食工房にお出でくださるお客さまの数も、平均すればずっと減少傾向が続いています。
会津管内の取り引き先からの注文も、今までにないくらい減ってしまっていて、業界全体が苦境なのだと分かります。

ここまで来ると、あとは何か決定的に人々の気持ちを安心させるような状況が来ない限り、回復は望めないと思います。

当面、ワクチンの接種がどこまで進むかでしょうね。
冷静かつ科学的に見れば、決してワクチン万能ではないはずなのですが、人々の気持ちが変わることは間違いなさそうです。
今の状況では、ワクチンに頼るより他ないのかも知れません。